槍ヶ岳・穂高岳・上高地(長野,岐阜,富山)
2025.03.08 (土)2 DAYS
今回は1泊2日で涸沢岳(西尾根)〜奥穂高岳を目指します。
初日に目指すは蒲田富士手前の2365m付近。
ここはテン場適地であると事前に下調べ済み。
新穂高ロープウェイ駐車場をスタートし、穂高平避難小屋〜白出沢出合〜取付きまで緩やかに標高を上げていきます。😙
足元のコンディションは良好。取付きにてワカンをデポ。😗
その後は急登開始。
途中にはFixロープもありました。
安全装備と鍋セットにお酒🍺
重装備ながらも着実に標高を上げ、テン場着。
前日から入られている方々のテントが1張。
私達も整地を済ませ、鍋🍲でお腹を満たします。忘れちゃいけない、乾杯🍻✨
テント内でのんびりと過ごしていると、続々と登山者さんが下りてきます。
会話されている声を聞いていると、何やら聞き覚えのある声がします。
Ronaldoyamaさん発見(笑)
日帰りで奥穂高岳までアタックされてきたそうで、注意箇所や雪の状態など、先々の情報をいただき感謝です。特に奥穂高岳取り付きはカチカチらしく、現地で冷静に見極めようと改めて気を引き締めました。
翌日は4:30行動開始。
テント場から直ぐに急登。身体を温めながら進みます。途中にテン場跡が3箇所ほどありました。稜線に出ると辺りは薄っすらと明るくなってきており、北アルプスの山並みがワクワクさせてくれます。姿こそ確認できませんでしたが、雷鳥の鳴き声も聞こえました。
蒲田富士手前にはFixロープ有り。
埋まっていましたが、アックス&アイゼンがしっかりきまるため歩き易い🫡
雪庇帯、ナイフリッジを楽しみながら遂に現れたF沢のコル。左の岩稜帯を行くか?ルンゼを行くか?下山者の情報通り、岩稜帯はカチカチ🧊長い長いルンゼ登攀の開始です。⚒️
こちらもアックス&アイゼンがしっかりきまる。しかし長い🥹所々に氷がありアックスは弾かれるものの、打ち込み直すとガッチリホールド💪
1時間程だろうか?ようやく稜線へと上がる事ができました。やば❗️景色最高です🫢
これから進む先々にテンションが上がります。
トラバース気味に進み、足元は時折カリカリ。
2速歩行&4速歩行を使い分けます。
左手は槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高岳。
正面には涸沢岳があるはず(笑)
右手には奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳。
素晴らしい🏔️
小ピークを2.3過ぎ、遂に涸沢岳山頂に到着🙌風もほとんど無く暖かい☀️
さぁ、お次は奥穂高岳です。
まずは穂高山荘まで下ります。小屋全体はほぼ埋まっていましたが、冬季小屋入口は1時間程頑張れば掘れるでしょう。
では奥穂高岳へ。
階段1つ目は氷🧊がびっしり。ピッケル⛏️で砕いてルート工作です。階段2つ目は氷無し。
次は急登を駆け上がりますが、ココがカリカリかが気になっていた所。張り付いてみるとアックス&アイゼンがしっかりきまるじゃないですか✨今日は日が出ているし、良い硬さになったんかな〜なんて思いながらズンズン登ると祠らしき物を発見(笑)⛩️
やったぜ〜😙
前穂高岳をはじめ、ジャンダルムはもちろん。
360度最高です📸
しばし休憩の後、下山開始。
ここからテント場までが、本日の核心です。
少し雪が緩むだろうとの期待通り、登りより通過し易くなっていました。
奥穂高岳の急下降、涸沢岳までの登り返し、F沢コルのロングなルンゼ、蒲田富士の雪庇やルンゼ。
無事に通過しテント到着は13:00。
14:00には休憩&撤収完了。
下山も傾斜があるため、足が疲労でガクガクなため辛かったですが、17:30には駐車場着となりました。