明星ヶ岳山頂が近づいて来てます。東の空は既に夕焼け模様です。 戻る 次へ

令和の大冒険! 大峯奥駈道 順峯 DAY❷ 絶景の写真

2019.05.30(木) 18:00

明星ヶ岳山頂が近づいて来てます。東の空は既に夕焼け模様です。

この写真を含む活動日記

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25.9 km

2792 m

令和の大冒険! 大峯奥駈道 順峯 DAY❷ 絶景

大峯奥駈道 その3(太古ノ辻~行仙宿) (奈良, 和歌山)

2019.05.30(木) 日帰り

1日目を終えて… 本宮から行仙宿までは修行のような区間だった。 心の中では平治の宿まで到達できると考えてた。 しかし想像以上に南大峰の区間が険しすぎた… 毎日このペースで行動時間で出来るのだろうか… 不安も大きかったけど行き届いた山小屋に癒され、 最も楽しみにしていた2日目の旅路へ。 大峯奥駈道の最深部最高の景色を楽しみに歩く。 ↓ 1日目のレポート 本宮〜行仙宿山小屋編 https://yamap.com/activities/ ↓3日目のレポート 弥山小屋〜吉野駅編 https://yamap.com/activities/3807578 ●予定日程 DAY1 本宮〜行仙宿山小屋 CT16:05 DAY2 行仙宿山小屋〜弥山小屋 CT16:40 DAY3 弥山小屋〜吉野駅 CT19:05 DAY4 予備日 ※逆峯の正式起点である柳の渡しはスルー ※確保した休みは4連休。予備日を1日設定。 ●通過した主なピーク⛰ 行仙岳1227m 倶利伽羅岳1252m 転法輪岳1281m 阿須迦利岳1251m 証誠無漏岳1301m 涅槃岳1376m 地蔵岳1464m 天狗山1537m 蘇莫岳1521m 釈迦ヶ岳1799m 明星ヶ岳1894m 八経ヶ岳1914m(最高点)弥山1895m ※孔雀、仏生ヶ岳(仏生獄)の山頂はスルー ●距離 25.5km🚶‍♂️ ●獲得標高↑2857M ↓2073M 前日の獲得標高3000m超+距離30キロ以上よりも数値上は強度は下がっています。しかし最も険しい山域を通過するからかコースタイムは前日を上回る2日目の区間。当然1日目の疲労もあるし、快晴が暑さを呼び寄せ厳しい環境になりそうです。 ●時間🕐 04:14 行仙宿山小屋 04:38 行仙岳 05:50 倶利伽羅岳 06:22 転法輪岳 06:46 平治の宿 07:31 持経の宿 08:04 阿須迦利岳 08:31 証誠無漏岳 08:57 涅槃岳 09:15 乾光門 10:29 地蔵岳 10:39 天狗の稽古場 11:20 天狗山 12:07 太古ノ辻 ※南大峯奥駈道区間終了 12:31 深仙宿小屋 13:26 釈迦ヶ岳 13:40 釈迦ヶ岳出発 14:17 掾の鼻 14:41 孔雀ノ覗 15:21 仏生ヶ岳分岐 15:54 楊子ヶ宿小屋 17:09 五鈷峰大崩落地 18:04 明星ヶ岳 18:21 八経ヶ岳 18:48 弥山小屋 山と高原地図コースタイム16:40 実際の行動時間14:34 CT対比87.4% ※YAMAP地図は逆峯タイムしか記載がない ※釈迦ヶ岳〜孔雀ノ覗のCT30分+25分は無謀 40分+30分が妥当だと思われます。 ※楊枝ノ森〜舟ノ峠の15分設定も頭おかしい 35分が妥当だと思われます ●山小屋の到着は早めに 今回は弥山小屋着が遅い時間になることが予想されることもあり、直接お会いしてそういった事情をお伝えしたかったので、4日前に弥山まで登って口頭で「弥山小屋」の予約を行いました。 前日も進捗をお伝えして改めて18時台着の到着が見込まれること、当日も途中で1度連絡を入れるなどこまめに状況連絡をしました。 弥山小屋の管理人さんのおっちゃん、パッと見ではとっつきにくそうでしたが気さくに接して頂きありがとうございました。大峰界隈の興味深いお話も数多く聞けました。あの100人泊まれそうな弥山小屋も僕1人で貸切で宿泊しました(笑) 山小屋は本来早めの到着がマナーです。 ●危険箇所 釈迦ヶ岳 馬の背〜掾の鼻〜両部分け付近⚠️⚠️ 楊子ヶ宿北側ピーク越えの崩落地⚠️ 五鈷峰岩場ロープ場&崩落トラバース⚠️⚠️ day1の地蔵岳と異なり崖を登る箇所は無いです。 但し油断してルートミスをしたり崩落箇所を誤って歩くとかなり危険になります。五鈷峰の崩落斜面上のルートは注意して歩けば問題ないものの、ルート上の安全対策措置が不十分かなという印象です。 写真で触れてますよ〜 ●ルート概況 序盤からアップダウンの連続! 太古ノ辻までは大小ピークをすべて登り降りする尾根歩きになります。標高1200m以上の区間が殆どなので新緑も楽しめ、ルートも明瞭でした。 深仙ノ宿から釈迦ヶ岳の急登がしんどいです… 釈迦ヶ岳〜明星ヶ岳までは上記記載の危険箇所も複数有なのと所々バイケイソウの群落によりルートが見にくい部分もありました。 また今回は歩いてませんが孔雀岳と仏生ヶ岳は縦走路を離れてのピークハントになります。その際にショートカットしてルートの復帰を目指すと迷いやすい(特に仏生)ので要注意です。 ●確認した水補給場 平治、持経の宿の汲み置き水💧 深仙ノ宿脇の香精水💧※渇水期涸れます 細い 孔雀岳の鳥の水💧※渇水期涸れます 細い 2日前に雨がしっかり降っていたのもプラスになったかなと。すれ違う逆峯の登山者の方から香精水が出ているのを確認していました。万が一深仙で補給できない場合は安定している釈迦ヶ岳直下の千丈平のカクシ水まで遠回りして補給する予定でした。 感想… 終始快晴で朝〜夕方まで大峰の絶景を堪能しました。天狗山から眺める南大峯の山々、釈迦ヶ岳の山頂からの絶景、可憐なオオミネコザクラ、山容を変えて楽しませてくれる七面山、最高峰八経ヶ岳の夕焼け… もう既にもう1回この区間をゆっくり歩きたい! ではあとは写真で🤳 →day3に続く