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谷川岳(西黒尾根)の写真

2016.06.04(土) 10:39

この写真を含む活動日記

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8.5 km

1421 m

谷川岳(西黒尾根)

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 (群馬, 新潟)

2016.06.04(土) 日帰り

今回はグンマーズの皆様と念願の谷川岳へ行って来ました。何度も行く計画はあったのですが、毎回お天気に恵まれず今回が初めての谷川岳になります。 日本三大急登の西黒尾根ルートで登ります。 登り始めはお約束の樹林帯です。特に変化もなく退屈です。しばらく樹林帯を歩き、飽きてきた頃に視界が開けます。ここからは素晴らしい景色が拡がります。みんなが谷川岳好きなのが解る、納得の景色です。 だんだんと岩場も多くなり、風も感じられる様になります。鎖も何ヵ所かありますが難しくはありません。ただ岩が滑り易いので、足元には注意する必要があります。 トマの耳の少し下でご飯にします。今日もカップ麺とウインナーです。おやつは皆様から頂き、どんどん増えていきました。 お腹も満足してトマの耳に向かいます。天神平から歩いてきた人達がかなり多かったです。トマの耳には人がかなり居ました。写真を撮りオキの耳に行きます。人がたくさん居るのが遠くから判ります。しかしタイミング良くかなり人が降りてくるではありませんか!お陰でオキの耳では写真撮影がスムーズに出来ました。 更に奥の院まで足を伸ばし、来た道を戻ります。 オキの耳、トマの耳を通り過ぎ肩の小屋へ到着です。小屋の人のお話を聞きながら、おぎさんにご馳走になったコーラで少し休憩します。 帰りは天神平方面へ下ります。特に危険な場所はありませんが、相変わらず滑り易いので気を付けます。 しばらく歩いていると横になっている人がいました。どうやら脱水で動けなくなっているようです。既に私達とは別のグループによって処置が始められていました。ロープウェイの時間も迫っていましたが、グンマーズも協力します。水分を補給したり、マッサージをしたり、保温したりといろいろしましたが上手くいきません。でもレスキューが来るまでは頑張りました。いざというときに困らないように勉強しておかないといけないと思い知りました。 レスキューが到着して、倒れた人が背負われていきました。私達も後からロープウェイ駅を目指します。 ロープウェイの営業時間はとっくに過ぎていましたが、特別に動かしてもらいました。脱水の方も自分で歩けるまで回復していて一安心です。 下の駅では救急車が待っていました。 一緒に処置したグループの皆様と記念撮影して解散しました。 今回はいろいろとありましたが、たくさん良い経験ができました。緊急事態に備えて、応急処置の知識なども持っておかないといけないと感じさせられた山行となりました。 それにしても谷川岳、素晴らしいお山でした。また行きたいです。 頂いた写真も勝手に使わせてもらってます。皆様、ありがとうございました!