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初めての六甲全山縦走で手ぬぐい56座コンプリートの写真

2024.05.11(土) 08:36

ちょうど電車が😙 このデザインも好きだけど、ウルトラマンカラー見たかったな😌

この写真を含む活動日記

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43.6 km

3259 m

初めての六甲全山縦走で手ぬぐい56座コンプリート

六甲山・長峰山・摩耶山 (兵庫, 大阪)

2024.05.11(土) 日帰り

六甲山ピーク手ぬぐい56座、最後のピーク鉢伏山をスタート地点に、初めての全山縦走に挑戦してきました。 ※文章も長いし写真もキャプションも多いので、適当に読み飛ばしてください。コースの詳細は下の方にあります。 20歳くらいまでは親の影響でガンガン登山していたのですが、そこから30年近いブランクがあり、昨年の夏終わり頃に少しずつ再開しました。最初は油コブシや上野道を登るだけで息が上がってましたが、久しぶりの山歩きが楽しく、YAMAPにも出会い、歩くコースも増え距離も伸ばせるようになりました。 こうなるといつかは全山縦走をと思うようになり、最初は半縦走に挑み、そこで感じた足りないこと、体力や知識経験、いろんな課題に少しずつ取り組んできました。 まず単純な体力強化のために普段から歩く量を増やし、山行もきつめのロングトレイルを多めに。暗い中を歩く時間を減らすため、出来れば日没までにゴールできるスピードも。 ロングでの休憩や食事の摂り方、ギアの使い方、歩き方、コースを覚えてペース配分を考える等の準備をし、気温と日の長さを考え4月~5月が最適だろうと判断しました。 体調や天候の急変等のアクシデントが無い限り行けるはずだと、ある程度自信を持って挑みましたが、やはり30キロを越えたあたりからは未知の距離。思ってた以上にしんどく、終盤は弱気になったりもしましたが、なんとか走破することが出来ました。 結果として六甲56座の仕上げとして全山縦走となりました。これは手ぬぐいが残り6座とかになるまでは全然意図してなく(残りわずかになってから、鉢伏を最後で全縦とは考えました)、結果そうなっただけなのですが、これがとても良かったなと思います。 縦走路ではもちろん全ての山を歩くわけではないのですが、そこから見える山。あれは高尾山だ。あれは石楠花山だな。黒岩尾根、しんどかったなあ。シェール槍に登ってる人が見える!長峰山。油コブシ。林山は苦労したなあ。樫ヶ峰の北側の山肌凄いなあ。などなど。 今まで歩いた道や山が思い出されて、全部歩いたんだなあという感慨に浸って、ちょっと泣きそうになりながら歩きました。 あと、自分にプレッシャーかけるためにモーメントでスタート宣言しましたが、多くの方々にDOMOやコメントで応援していただき、休憩中に見たりして大変励みになりました。本当に嬉しかったです。ありがとうございました。 手ぬぐいはコンプしましたが、YAMAP上の六甲山でのピークはまだ14座?くらい残ってます。なかなか渋い所ばかり残っちゃってるのですが、こちらもボチボチ埋めていきたいなと。 もちろん、何度歩いても楽しい道がいっぱいあるので、これからも六甲ハイカーとして歩いていければいいなと思ってます☺️ 【食べたもの】 おにぎり4つ 薄皮あんパン(4つ入りのやつ) きつねうどん(一軒茶屋) フルーツパウンドケーキ アミノバイタル(ゼリー飲料)2個 塩タブレット 飴ちゃん10個以上 麦茶600cc 4本 アクエリアス500cc 2本 熱いほうじ茶500cc 以下、各コースの雑感です。 【須磨浦公園~高倉山】 半縦走時は塩屋から登ったが、今回は須磨浦公園から。最初から階段続きで動き始めにはキツい。始発よりも早い時間に登り始めたので、誰ともすれ違わない。旗振山や鉄拐山は眺望最高なのでゆっくり楽しみたいが、先は長いので止まらず次へ。おらが茶屋付近からの眺望もまた素晴らしい。 【栂尾山~東山】 一旦高倉台団地に降りてから、栂尾山への名物400段階段を登る。ここも前回は文太郎道を使ったので初体験。しんどいとよく聞いていたけど、割とあっさり登れた。横尾山の先は前半ハイライトの須磨アルプス。朝日に照らされる岩稜が美しく、誰もいない馬の背を堪能した。 3日前に東山に来た時は禅昌寺方面に下ったが、今回は縦走路から下る。段差の高い階段道が続きなかなかしんどい。 【高取山~鵯越】 東山を下り終えた後の高取山へのロードが長い。禅昌寺に降りて西尾根から登った3日前のルートの方が楽なんじゃないかと思った。 高取山への登りはなかなかワイルドで楽しい道。山頂近くの稜線からの眺望が素晴らしい。ここでは毎日登山の方と多くすれ違った。 下り道は階段が多く、その後のロードが長い。ここのロード歩きが縦走路で一番苦手という人も多そう。道順も複雑。 【菊水山~市ヶ原】 菊水山の急階段も名物だが、今日は旧菊水道から登ってみた。前半は水の染み出した道で虫が多い。後半はザレた急坂をよじ登り、ルンゼからの道と合流する。こういう道を歩き慣れている人なら黒階段よりも楽しいと思う。 山頂を過ぎるとゴツゴツした岩場を下り、鍋蓋山に登り返す。鍋蓋の登りも急登だが距離は短い。下りは緩やかだが距離が長く、舗装路の下り道が足にしんどい。 【摩耶山~記念碑台】 摩耶山に登る天狗道は縦走路全体でも一番の標高差があるが、ずっと登り続けるわけではないので呼吸も筋肉も歩きながら休められる。岩場があったりと単調ではないので、精神的にもしんどくない。掬星台の眺望は最高。人もいっぱい。 アゴニー坂の急下りから自然の家の先の階段道を登り、山上ドライブウェイへ。今回は三国池から別荘地を通る旧縦走路を歩いたが、ドライブウェイ沿いに歩く新縦走路の方が楽。 【ガーデンテラス~六甲最高峰】 記念碑台からガーデンテラスまではロード歩きだが、景色の変化が楽しくあまり苦にならない。だんだん東方面に向く眺望の変化を楽しむ。ガーデンテラスを過ぎるとドライブウェイに交差する形で、何度も小さなアップダウンを繰り返す道が地味にしんどい。 六甲最高峰は15時過ぎでハイカーは少な目。チャリダーがたくさん。ここを過ぎると宝塚までトイレも自販機も無いのでしっかり準備を。 【後鉢巻山~大平山】 人が多い方が安心だと思い土曜日を選んだのに、最高峰以降は全く人に会わない。水無山付近は登り下りとも土砂が流れて道が荒れている。日没までにはまだだいぶあるのに、六甲山を西に背負うため日光が届かなくて終始薄暗い。 大平山までの距離が長く、疲労と足の痛み、悪路と暗さに加え単独行で気持ちが弱っていく。ここが一番しんどかった。大平山で休憩し甘いものを摂ったことと、ようやく他のハイカーさんに会えたことで気持ちにも余裕が戻った。 【大谷乗越~宝塚】 相変わらず足は痛いが、この道を2回歩いたことでゴールがあとどれくらいか分かり、不安はなく歩けた。岩倉山の展望スポットで景色を楽しむ余裕も。塩尾寺に着いた時は本当に嬉しかった。塩尾寺からの急な坂は足への負担が大きくいつもしんどかったけど、今回は達成感に浸りながら嬉しい気持ちで歩けたので、全く辛くなかった。