明日向かう飛龍山が見える 戻る 次へ

三峰神社→雲取山→飛龍山→丹波山温泉のめこい湯の写真

2024.05.02(木) 12:43

明日向かう飛龍山が見える

この写真を含む活動日記

83
79

14:26

25.2 km

2113 m

三峰神社→雲取山→飛龍山→丹波山温泉のめこい湯

雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 (東京, 埼玉, 山梨)

2024.05.02(木) 2 DAYS

自分の記録で長くてすみません。 今回携帯キャリアはau系、ドコモ系、Ymobile(ソフトバンク)系を持っていきました。 今回通ったルートでauを使おうとしたとき使えなかったことがなかったです。友人のauも同様です。Ymobileは登山口三峰神社と下山口以外使えたところがなかったです。ドコモは低速ながら雲取山荘の目の前とときどき峠のようなところで低速でつながる程度でした。今回はauを持っていて正解でした。auは低速ではなく普通に写真を自宅に送れる速度でつながっていました。 5/2,3でテント泊で雲取山、飛龍山の記録です。 前日までの雨が早朝止んで登山日和になりました。 雲取山は大昔に日原から、最近は鴨沢から登ったことがありましたが、三峰から縦走するルートはアプローチに時間がかかるため連休でないと難しくてなかなか実現できないでいました。 1日目。 5/2は平日であるため西武秩父駅から三峰神社への早いバスはありません。8:15に西武秩父駅からタクシーで三峰神社へ。実績13900円、ちょうど1時間くらい。 この時点で曇。三峰ビジターセンター前から出発。 道は広めに整備されていて歩きやすいです。すごい急登でなく少しずつ高度を稼ぎます。テント泊セットで18kg背負っている者にはちょうどよい道でした。 霧藻ヶ峰には休憩小屋とトイレがありました。管理人の方から中で休むように勧められて暖かく休めました。飲みもの、ビールを販売してました。 管理人さんは遠目に熊と遭遇したことがあるとのことで、熊とは出合い頭に会わないように早めに存在を知らせるようにすることがよいと話を聞きました。遠目に見つけた時、熊が「うぉー」と存在を知らせてきて、管理人さんも両腕を上げて「うぉー」と返事して、熊が逃げて行ったとのこと。少し現実感が出て鈴を2つ付けました。 霧藻ヶ峰までは道が広めでしたが、ここから狭い尾根の上になったりして普通に登山道になりました。 曇から少しずつ青空が見えて来て雲が上がっていましたがすっきり晴れませんでした。でも途中で飛龍山も見えて気持ち良かったです。 芋ノ木ドッケを通らず巻き道に行くか悩みましたが、ピークハントの気持ちで芋ノ木ドッケを目指しました。このルートは落葉や複数の踏み跡があってルートを探しながら、赤いテープを探しながら歩きました。一番高い尾根を辿っていたら実は少し左下に道があったりして難しいところをあるいていたと後から気づく次第でした。 芋ノ木ドッケから雲取山方面への下りの道の方が厳しかったです。道はついているものの傾斜が急で狭く滑ったら谷へ落ちてしまいそうです。巻き道を通る人が主流なんだろうと思います。 大ダワに到着。高校生のときは日原から大ダワに登ってきたような記憶があるのですが、このルールは廃道になっていました。昔本当に通ったのだろうか。 雲取山荘に14:25到着。テント場のよいところはすでに埋まっていました。少し斜めでしたが十分に山荘に近いところに張ることができました。 ビール2缶購入。冬並みの気温でしたが「うまい」 夜まで曇っていて、少しガスがかかって来て冷えました。夏用ではなく冬用のダウン寝袋を持ってきて正解でした。 2日目。 3:45起床。テント撤収して4:24くらい。 日の出が4:50くらいであるため雲取山荘前で日の出を待ちました。遠くの薄い雲があるためその雲の上に出るかと思ったたらその下から4:45頃にぽっと出ました。真っ赤な日の出いいですね。少しずつ太陽が上がっていることが実感できます。 雲取山山頂では快晴の中で広ーい眺望。石尾根、奥秩父の山々(金峰山、甲武信ヶ岳など)、丹沢山脈、南アルプス、わずかに北アルプス(白馬方面)が見えていました。もちろ富士山どーん。 写真を撮りすぎました。 これから向かう飛龍山も見えました。 山頂で朝食ラーメン。 雲取山から奥秩父主脈縦走路の飛龍山の方向へ。 ところどころ木製の橋がつけられていました。道はよく整備されていました。 三条ダルミから三ツ山を通って北天のダル(三ツ岩)までの道はまだ葉がついていない木々が多いため、左にずっと眺望があって気持ちがよい森の縦走となりました。常に丹沢、富士山、後ろに石尾根が見えていました。 熊の話を聞いていたので木を見ると熊の爪痕のようなものが目に付きました。鹿は2回見かけました。 三ツ岩は三条の湯からの道が来ています。そちらから上がって来た人がけっこういました。 ここから飛龍山の東側の登り口まで20分ほど歩いたところで小さな標識「山頂への近道」がありましたが、見落としそうでした。 ここから飛龍山への直登が急できつかったです。少し道が不明瞭なところがありテープを探しながら登りました。飛龍山山頂は眺望がなかったです。ともかく今回の山行の最高地点到達。 ここから前飛竜までが歩きにくい道でした。木々が被っていて常に木や枝が当たりました。笹が多いところもあり笹が多い時期だったら踏み跡を探すのに苦労しそうです。 前飛竜に看板があったものの長居するところではなかったです。その先に露岩のピークがあります。そこからの眺望が最高でした。これから下るとここが最後の眺望場となるため、十分眺望を楽しみました。これまで見えていた山々南アルプス、富士山、奥秩父、雲取山から来たルートがぐるっと見えます。 ここから竿裏峠(地図にはサオラ峠と記載)に向かいます。途中の熊倉山まではところどころ岩、狭い尾根、急な坂できつかったです。下るのもきついけど、暑い天候の中登ってくる人に感心しました。 熊倉山から下ると樺系の木がなくなってブナやコナラが増えて、若葉を付け始めていて新緑がきれいな緩やかな森歩きになりました。左には雲取山と石尾根が見えていていい登山道でした。 下ると松の木も混じってきました。よく守られているきれいな水源林です。 竿裏峠から丹波山役場への下山は急な斜面につけられた道です。道はよく付けられていますが、斜面は非常に急でがれていて、滑ったら谷に落ちていきます。上を見るといつでも落石がありそうでゆっくり休む場所がありません。落石がなさそうな尾根が張り出したところで休憩。 さらに丹波山村へ斜面をまっすぐ下に下りるように地図で見えます。ジグザグに道がついていましたが一日の疲労が脚に出始めていて急な斜面で緊張が続きました。 落葉がいっぱいで足が埋まるところがあって楽しいのですが、着地点がわかりにくくて緊張しました。落葉ラッセル状態のところが数カ所ありました。 最後は広葉樹から松や杉がメインの森になって村に出ました。舗装道路を歩いて役場前バス停に到着。ここから10分くらい歩いて道の駅たばやまののめこいの湯へゴール。 アルカリ性温泉が気持ち良かったです。その後ビールが体によくしみわたること、最高のビールでした。温泉に入ってビール飲んで、本数が少ないバスの時間にちょうどとなりました。 快晴、風弱く、眺望、きれいな森歩きを堪能して、テント泊の練習になって最高の山行でした。 奥秩父縦走路を見たら、笠ヶ岳、雁坂峠へを次の目標にしようと思いました。 (1日目の時刻の記録が芋ノ木ドッケまでに見えますが、芋ノ木ドッケでは一時停止していなかったのにYAMAPアプリがおかしい? 実際雲取山荘に14:25到着です。)