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常念岳→蝶ヶ岳周回の写真

2024.04.29(月) 04:47

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この写真を含む活動日記

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15:18

18.3 km

2485 m

常念岳→蝶ヶ岳周回

常念岳・大天井岳・燕岳 (長野)

2024.04.28(日) 2 DAYS

ゴールデンウィーク登山。 燕岳テン泊の次は、三俣からの常念岳→蝶ヶ岳周回(常念小屋泊)。 燕岳下山後、買い出ししてコインランドリーで洗濯してそのまま次なる登山口に17時頃に直行して車中泊。楽勝で第一駐車場ゲット!(そりゃそうか)。でも、半分位は埋まってて、恐らく、宿泊客かな。 常念小屋泊なんでのんびりスタートでいいって思っても、車の出入りも多いし周りが騒がしいし、結局、5時頃起きて、5:30過ぎにスタート。ま、いつものことか。 前回、逆回りで登ってる(蝶ヶ岳でテン泊)ので道の感じは大体分かってるが、スタートしてからの樹林帯の長さと、前常念までの岩場・ザレ場の連続が心配だったが、相変わらず黙々と登ってれば難なくクリア。とは言え、前常念を目の当たりにすると壁にしか見えんけどね。既に満身創痍。 前常念からは比較的緩やかな感じだけど、雪はグズグズだし、夏道も半分は出てるしで、中々歩き難い。でも、山頂までの分岐まではツボ足で行けましたけど、分岐からは心配なのでアイゼン装着。で、あっと言う間に登頂! 天気も良いし360度絶景!最高! この日の宿は常念小屋なんで、分かっては居るが、かなりの距離を一旦降りる事に。着いてみると常念小屋の入り口は雪の中。でも、これでも今年は雪が少ないのかな。チェックインすると今日は6人部屋に3人が泊まるとのこと。到着が早かったから、お昼ご飯でカレーと生ビールを頼んだが、なんと食堂にテラスがあって北アルプスを眺めながらのランチ、なんて贅沢な時間。 その後は、持ってきた缶酎ハイと焼酎を飲み干し、適当に時間潰して17時から夜ご飯!手作りハンバーグ(と思われる)がめちゃ美味。その後、テラスから夕陽を眺めて、早々に就寝。明日は、せっかくなんで、常念岳頂上からご来光を見る計画。 朝、3時に目覚ましを掛けるも、何故か2:50に目が覚める。同室の人には気付かれず退室。適当に用意して、3:20出発。日の出は5時前だけど、常念までのあの長い急登を時間内に登れるか心配だったけど、なんとか日の出までに登頂。途中、アイスバーン気味だったので暗い中チェンスパ付けたけど無事登れて良かったよ。 で、待ってると少しづつ赤くなってきた。ちょっと雲が多いけど、とても綺麗で登った甲斐があった。燕岳のリベンジだね。モルゲンは思ったほどではなかったけどほんのり赤くなって、これはこれでとても綺麗。 ただ、結構寒くて防寒はしてたけど、日が登ったら、そそくさと蝶ヶ岳方面へ出発!常念岳からの下りは全く雪もなく問題なく降りれたけど、その後の樹林帯や蝶槍まではグズグズの雪のトラバースや急登もあり、結構神経使ったかな。 でも、蝶槍まで行けば後は楽勝。 蝶ヶ岳のピークを踏んで、三俣まで降りるのみ。 ただ、下山途中でちょっとしたアクシデントが。 グズグズの雪の急降で、自分の後ろを歩いていた二人組のうちの一人のご年配の方が、ものすごい勢いで滑って滑落。登山道沿いに滑ってたので、真下にいた自分はその時の声で気づき、咄嗟に横に避けたけど、その方は自分の横を通り過ぎて10m位下でなんとか停止。怪我もなく事なきを得ましたが、あの時、自分はどうするのが正解なんでしょうか。反射的に避けたけど、手を差し伸べると自分も一緒に滑落する可能性大だし。怪我の確認して、もし怪我などしてればその後の応急処置とか勿論するけど、ちょっと考えさせられた瞬間でしたね。ちなみに、同じ場所で若い女性も2回くらい滑り落ちてたので、残雪期のグズグズの雪のコンディションはほんと要注意ですね。 このアクシデントがあったので、自分はいつも以上に慎重に下山しました。 明日(30日)は天気がイマイチなんでどうしようかな。