永田集落 戻る 次へ

屋久島縦走(宮之浦岳・永田岳・黒味岳)の写真

2024.04.28(日) 07:35

永田集落

この写真を含む活動日記

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20:38

29.7 km

2809 m

屋久島縦走(宮之浦岳・永田岳・黒味岳)

屋久島・宮之浦岳 (鹿児島)

2024.04.26(金) 4 DAYS

初日は11時頃に屋久島入りし、そのまま白谷雲水峡から入山し白谷小屋にステイ。到着したときは誰もいなかったけれども、その後、2人来られて3人で各スペースを広々と使い、会話を楽しみながら快適に夜を過ごすことができました。 2日目は、朝から小雨が降る中出発。途中から小屋で一緒だった方と合流し雨の中楽しく山歩き。ウィルソン株を超えて縄文杉辺りから土砂降りになり、高塚小屋手前の屋根のあるところで小休憩。少し雨足が弱まったところで縄文杉に戻ってササっと写真撮影し、新高塚小屋へ。小屋到着後はびしょ濡れになった衣類や靴などを乾かしながら昼食を済ませ、その後、晴れ間が覗いてきたので、第一展望台まで足を延ばしてずっとのんびり。この日の新高塚小屋はそこまで混雑せず、結局2人で3人分のスペースが使えるくらいでした。(テン場は混雑してました)。 3日目は朝から快晴で、周りがザワザワし始めた3時過ぎに起床し4時半頃に小屋を出発。まだ暗い時間ではあったものの、明るい月に照らされる宮之浦岳を含んだ、屋久島で奥岳(麓から見えない山々)と呼ばれる稜線を眺めながら快適な夜明けハイク。ちょうど稜線に出る辺りで太陽が出始め、海上の雲海から浮かび上がる日の出を眺めることができました。宮之浦岳へと登る笹道はなんだか伊豆山陵線歩道を思い出すような美しいトレイル。途中の分岐でザックをデポし、永田岳へアタック。頂上からは360度開けて、綺麗な景色を眺めてのんびりしてました。その後、分岐まで戻り宮之浦岳へ登る頃にはガスの中になり、残念ながら頂上からは何も見えず。サクッと写真を撮ってそのまま進み、栗生岳を越えて黒味岳との分岐で再びザックをデポしアタック。頂上に着くころにはガスが取れ、宮之浦岳も綺麗に見ることができました。その後、分岐まで戻り淀川小屋へ。淀川小屋到着後は寝床を確保して、川沿いで本を読んだりウィスキーを飲んで、そのまま夕食を済ませて7時頃に就寝。この日はガラガラで15人ほどでした。 4日目。4時頃に宮之浦岳方面へ向かう人たちが起きてガサガサし始めたので、そのまま起きてグダグダしてました。6時頃からは、前日の雨予報とうって変わり晴れ間がのぞく時間も。10:45紀元杉発の朝一のバスまで時間がたっぷりあったため、再度川沿いで朝食を食べながら2時間ほどのんびり。その後1時間ほど下って無事バス停に到着し下山。下山後は安房のかもがわで、すごい量のトビウオランチを頂きました。 普通は1泊2日か2泊3日のところを3泊4日で行ったので、行きたいピークを取りつつゆったりすることも出来た屋久島の山を満喫する山行でした⛰️ 下山後に時間のある方は、宮之浦の語源にもなった益救神社や牛床諸所に行くと、山岳信仰の強い屋久島の山々と人々の関係もより深く知れるのでオススメです。