上高地から蝶ヶ岳　徳沢泊の写真

上高地から蝶ヶ岳　徳沢泊

常念岳・大天井岳・燕岳(長野)

2023.11.05 (日)2 DAYS

きみさく

今年最後の北アルプス。西穂を計画していたのですが天気や雪の具合諸々考え、悩んで悩んで蝶ヶ岳に決定。1日目に登って、天気があまり良くなさそうな2日目は短い行程のプランにしました。 早朝上高地からスタートし徳沢でテント設営後軽身で出発。このルートからは3度目だけど長い樹林帯に飽きてきた頃‥ 視界が開けた場所まで来て、左に穂高があるのは知っている、でも少しだけ我慢して‥ 振り返ると、どーーん！ 近い‥きれい‥思わずホロリ🥲 憧れの人が間近に現れた喜びと驚きみたいな。今年歩いた山たちが神々しく、そこにある存在と迫力に圧倒される。いやーやっぱすごいわ、ここ。胸いっぱい。 蝶槍からは常念、大天井も更に良く見えて、 雲が多めながらも穂高連邦から常念まで続く美しい稜線を目に焼き付けて、横尾方面から下山。 徳沢ロッヂでお風呂に入り、テント内から見える明神の山々を見ながらﾌﾟｼｭ。 徳沢園が4日の宿泊で終了のため、ボッチだったらどうしようと不安でしたが、4人組の方がいてかなり安心しました。 もうひとつ心配だったのが寒さ。思ったより全然冷え込まず、おかげでぐっすり眠れました。 静かな徳沢の朝を満喫して、ゆっくり上高地へ。 大体どこも11/4で小屋仕舞い。シーズン終わりのさみしさがありつつ人がぐっと少なくなるこの時期の雰囲気は格別で貴重な経験ができました。その分、前もっての情報収集や装備や状況判断はより慎重にと思いました。 蝶は4回目だけど、どれもが心に残る山行。今年行く予定にはなかったけど、行って良かった。 いつも少しだけ休憩するだけの徳沢。ここからはこんな景色が見られるなんて初めて知った。 時間を全く気にしない朝というのもなかなか貴重。 テン泊は今年はこれが最後かな。上高地はまもなく閉山。また来年北アだけでもどんなルートでどんな挑戦が出来るか楽しみ。燃え尽き症候群にならないように、気力体力落ちないように鍛えよう。