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裏越後三山への挑戦 酷暑と豪雨 終わりの見えない遥かな稜線の写真

2023.09.17(日) 06:46

こちらオオシラビソ

この写真を含む活動日記

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30.5 km

3129 m

裏越後三山への挑戦 酷暑と豪雨 終わりの見えない遥かな稜線

越後駒ヶ岳・八海山・荒沢岳 (新潟)

2023.09.17(日) 日帰り

10月末には鎖場の鎖が雪による破損防止のため取り払われる荒沢岳。 焦がれた裏越後三山への挑戦ですが、今年は難しいかな…と思っていました。 天候的なタイミングはもちろん、スタート時間や登山口まで家から4時間強の条件を考えると三連休がベスト。ですが今週は仕事の予定。 しかし土曜日半日の力仕事が終わった後、その後の工程が1週間伸びると分かり急遽休みになりました。 このタイミングで車検に出した車も予定が早まり夕方に戻って来る。 行け、とばかりに噛み合った歯車。これはチャンス?それとも罠…? 決行を決意しました。 行程は悩みに悩んだ末、荒沢岳入山の時計回りをチョイス。岩場ナイトハイクはどうかと思うものの、ヘッデンの明るさを考えると登りは正直日中と変わらない。 それよりも逆回りで周回が遅れた場合のここをナイトハイクで下山することだけは絶対に避けたい。 これが正解で…ナイトハイクで無くても結果的に豪雨となった下山時。 逆ルートで周回していたら…とゾッとしました。 あの日見た憧れの稜線を歩く。 立ちふさがるは4つの核心部。 足掛かり明瞭ながら長い荒沢岳への鎖場。 長く怒涛の急登、中ノ岳への登頂。 歩き難く長い長い中ノ岳から駒ヶ岳への道。 そして忘れちゃならない、登山口へ車で向かうまで。 尾瀬御池から奥只見湖を抜けるまでの狭く長く気の抜けない経路も。 長い、しか言ってないですね。…それが一番の核心部です。 荒れて険しい場所が多いこのルート。YAMAPのコースタイムはそうではないコースと比較して短く設定されてしまいます。(時間の掛かる岩場等が考慮されないため) ここを170%〜190%などで周回している先人達などは、つまりは達人たち。 同じ時間で周れると思ってはいけない。 凡人の自分にはペースは参考になりません。 自分にとっては過去で間違いなく最高難度の山行。長く、永く、どこまでも長いその行程。 憧れの裏越後三山。果たして無事周回できたのか…。 それでは行ってみましょう!