さて、今度は初生衣神社から歩いてすぐ近くの、濱名惣社神明宮。
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赤引糸の旅と伊勢神宮の写真

2023.02.05(日) 11:08

さて、今度は初生衣神社から歩いてすぐ近くの、濱名惣社神明宮。 第一鳥居。

この写真を含む活動日記

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1.8 km

76 m

赤引糸の旅と伊勢神宮

富幕山・尉ヶ峰・竜ヶ石山 (静岡, 愛知)

2023.02.05(日) 日帰り

さて、先週訪れた新城市、別所街道沿いの大野宿。 そこで訪れた「大野神社」の敷地内に、「服部神社」なるものがありました。 服部神社は「赤引糸の神様」を祀っていて、大野地区は古代から、伊勢神宮に奉納する神様の着物、神御衣=おんぞ作りに欠かせない養蚕を通して伊勢神宮と大きな関わりがあることを知りました。 その赤引糸のストーリーの続きにあたる神社が、浜松市の三ヶ日町🍊にあります。 実は、昔の三ヶ日は『浜名神戸』と呼ばれ、伊勢神宮⛩の領地でした❗️ 伊勢神宮は周辺に多くの領地を持っていましたが、三ヶ日もそのうちの1つです。 (天皇や伊勢神宮が持つ荘園のことを、神戸(かんべ)とか、御厨(みくりや)とか、御薗(みその)とか言います。磐田市に新しくできたJR御厨駅のあたりは鎌田御厨と呼ばれ、そこも伊勢神宮の領地でした。供物を納める代わりに、税が免除されたのです) 新城市・大野地区で取れた赤引糸🧵は ①まず浜松市三ヶ日町にある【初生衣(うぶぎぬ)神社】に運ばれて機織りされ、 ②すぐ近くにある【濱名惣社神明宮(はまなそうしゃしんめいぐう)】にて保管され、 ③さらに豊橋市の【湊神明社(みなとしんめいしゃ)】まで運ばれて神事を行い、 ④渥美半島・伊良湖港より船で伊勢神宮に奉献されます。 今回、伊勢神宮と養蚕の関係を調べていく中で、初めて知ったことが沢山ありすごく面白かったです。 本当は神社に行った後に登山もするつもりが、事情で神社歩きのみとなってしまいました。 一般的な登山日記とはちょっとズレてしまいますが、神社もこの大切な伝統を維持する為にクラウドファンディングなどもして苦労しているようで、ぜひたくさんの方に興味を持ってもらい、訪れてジャンジャンお賽銭を入れていただきたいのです(笑)❗️ こういった背景を知った上で、周辺の街道や山歩きをするとまた楽しいかも🌞 ご興味のある方は写真の説明の方へどうぞ〜😀