青ヶ岳山荘。缶バッチ(300円。登山道修復、其の他の費用のボランティア基金)を購入。気さくなおばちゃんが小屋番でした。 戻る 次へ

限りなく黒に近いブルーな1日( ノД`) 蛭ヶ岳・檜洞丸でヤマスタの写真

2015.12.06(日) 13:47

青ヶ岳山荘。缶バッチ(300円。登山道修復、其の他の費用のボランティア基金)を購入。気さくなおばちゃんが小屋番でした。

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20.3 km

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限りなく黒に近いブルーな1日( ノД`) 蛭ヶ岳・檜洞丸でヤマスタ

塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 (神奈川, 山梨)

2015.12.06(日) 日帰り

朝、JR橋本駅北口6時20分の始発バスに乗り、蛭ヶ岳と檜洞丸を目指します。 蛭ヶ岳に11時半までに着かないと、日没時間の関係で檜洞丸は諦めることにします。 始発バスには10人前後の登山客と一般人が乗っていました。 私の心を暗くしたのは、前に座っていた一人の登山客です。二人用シートの真ん中に座り地図を広げて、通路を隔てた登山客と話し込んでいたのです。バスが発車しても、途中のバス停から人が乗ってきてもです。他の登山客も空いている座席にザックを置いて二人掛けのシートを占領していました。これだから、登山客のマナーを疑われるんだ。登山客全体がそう見られるじゃないかと思いました。 そして、注意できない自分にもガッカリして、前に座っている登山客を呪いました。山で転んでしまえ!と。 ところが、これがいけなかったのか、神様は知っているんですね。お前に言う資格があるのかと、この後バチが当たりました。 1.道迷い 東野のバス停で降りたのは私一人でした。案内板が行手に出ているので普通は迷いません。林道もかなり進んで、進入禁止のゲートがありました。お行儀の良い?私は素直に従って、右脇の林道を進みます。車が通れる道です。5分位進むと工事現場がありました。ところが、山道がないので、YAMAPで確認すると、登山道から大きく外れていました。急いで進入禁止の所に戻ると、ちゃんと案内板があるではありませんか。見逃していたのです。10分位ロスしました(T_T) 2.滑って、引っ掻いて。 蛭ヶ岳には目標よりも早く着きました(*^^*)。おにぎりも食べ、トイレ(200円)も済ませて(目標ギリギリだった場合は、歩きながら食べようと思ってましたw)檜洞丸へ向かいます。ところが、蛭ヶ岳の頂上も泥んこだったように、下りも道の悪い所がありました。慎重に下っていたけれど、滑る!イヤだなーと思っている所で見事に滑った。左手で枝をつかみ尻もちは着かずに済んだものの左腕に痛みを感じました。見ると、服の上から擦ったにも関わらず10センチ以上の引っ掻き傷が出来ていました。幸いにもウィンドブレーカーなどはなんともなってませんでした。けれどヒリヒリします。痛かったぁ~。 3.頭を2度ぶつけて、倒れこみ手袋真っ黒け! 檜洞丸にも予定よりも早く着きました。ラッキーではありません。太陽も隠れて、冷たい風が吹き荒れていました。若い登山客が一人いましたが、檜洞丸の頂上標識の所で震えていました。彼はそそくさと下山しました。 私は写真を撮ったり、行動食を食べたり周りの景色を確かめたり・・・うっかり檜洞丸のヤマスタチェックインを忘れるところでした。 長居しても寒いだけなので、下ろうと思っていたら、一人の若者が犬越路方面からやって来ました。挨拶もそこそこに下ります。 こちら側も陽の当たらない所はぐしゃぐしゃです。下っていると、登山道を一本の木の枝が道を遮るように横に伸びていました。 その木の枝を潜りました。頭は潜ったけれどザックの頭が引っかかり、身体が戻されます。後頭部を枝にぶつけました。コナクソと態勢を立て直すもその弾みで今度は前頭葉を同じ枝にぶつけます。痛!衝撃で龍馬は後ろに倒れこみます。もとい98℃です(T_T)。 瞬間的に両手を後ろにつきます。そうしないと下はぐしゃぐしゃだから。ザックがあったので尻は着かなかったと思います。 両手の手袋は真っ黒けでした。左右入れ替えて手にはめました。後で、ザックとズボンを見たけれど全然汚れて居なかったのは、不幸中の幸いでした。この部分だけ神様はワシもやり過ぎたと許してくれたのかもしれません(-_-)。 そして、この無様なシーンを後から下ってきた若者に見られなくて済んだのが何よりの救いでした。 ●今回の丹沢8座で最難関だと思っていた2座にチェックイン出来たのは良かったけれど・・・。なんだか「試合に勝って勝負に負けた」ような気持ちがします。ブルーな1日でした。 ヤマスタも残す所あと2座、雪が降るまえにやります。