YAMAP / ヤマップ
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四国八十八寺+別格二十寺 歩き遍路ー5日目-2022-10-15の写真

遍路道らしい畦道 人しか通れないような遍路道は昔から使われていると感じるので歩いていると、江戸時代も同じ道を歩いたのだろうと思います。

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mitogoro
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毎日が日曜日 天気が良いとじっとして居られない ウォーキング、山登り、キャンプ、オートバイツーリングなど 主にソロで活動しています 2020年6月15日から栃木百名山にチャレンジして2021年7月28日に達成しました。 2018年1月から3月に完全歩きで四国お遍路八十八寺、別格二十寺、高野山を歩いて廻りました。 2021年11月から12月に四国お遍路を逆打で、完全歩きに半分野宿で八十八ケ所に別格二十ヶ所を参拝して高野山も歩いて参拝しました。 2022年10月から11月に、3回目の四国お遍路を順打で、完全歩き、半分野宿や通夜堂、善根宿で八十八ケ所に別格二十ヶ所を参拝して高野山も歩いて参拝しました。

この写真を含む活動日記

写真45
もらったドーモ26
10:32
30.3 km
263 m

四国八十八寺+別格二十寺 歩き遍路ー5日目-2022-10-15

四国遍路その1(徳島)

2022.10.15 (土)日帰り

mitogoro
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井戸寺の通夜堂から 18〜19番札所を参拝して、法泉寺の善根宿 寿康康寿庵まで。 朝はお参りに来る方の読経で目が覚めました。 朝日が眩しく、菊間の菊銀製瓦の鬼師 菊池晴香さんが作った鯱鉾が朝日に輝いていました。 朝日の中を歩くと涼しい風が吹いて気持ち良いです。 昨日はいつも横を流れていた鮎喰川の清流を渡ると徳島市街に入ります。 すぐに松屋を見つけて朝定食を頼みました。 宿以外に泊まった時の朝食はコンビニのお弁当やパンが多いのですが、さすが市内なので、朝早くに暖かい朝食が食べられました。 徳島市内を歩くのはお遍路としては楽しさが少ないです。 昨日の清流を眺めながら歩くのとは大違いで車を気にして避けることばかり気を使います。 国道に出てからは、車の騒音ばかりでお遍路歩きで一番の苦痛でした。 途中の阿波踊り会館にも寄ってみましたが、興味を引かず入館しないで先を急ぎました。 小松島までの国道は距離数が進むのだけが楽しみの日差しの厳しい淡白な歩きで、地図を見ても大して進んでいないのが辛かったです。 国道沿いに旅行クーポン券が使える海鮮レストランを見つけて飛び込みました。 クーラーが心地良く、氷で冷えた水が甘露に感じます。 肩に食い込む重いザックを下ろして久しぶりに椅子に座ると立ちたくない気持ちになります。 旅行クーポンを使ってお遍路にとっては贅沢な昼食を食べて至福の時間が終わると、再び重いザックを背負って疲れた脚を前に進めながら、暑い日差しに耐えながら恩山寺を目指します。 住宅街を進み、寺の手前から急に古い遍路道が分岐してお遍路気分を取り戻しました。 やはりお遍路道は狭くて土の道が似合っています。 歩き遍路しか潜らない山門を通過すると急登が始まり大きな大師像の背中が出迎えてくれます。 やはり土曜日なので平日より参拝客が目立ちます。 恩山寺から立江寺までは牛舎の間を牛に見送られながら義経ドリームロードと名付けられた遍路道を行きます。 ここの竹林が遍路道らしい佇まいで気持ち良く歩けます。 国道歩きとは段違いに歩くのが楽しいです。 その後もミカン畠や小川の横、住宅の間を抜けて県道に、ここからは立江寺を目指して一本道を行きます。 へんろ小屋の京塚庵を過ぎて川を渡るとすぐ立江寺に着きました。 立江寺を参拝して500m先のローソンに買い出しに行きます。 夕食、朝食と二日分の昼食用パンを購入。 ザックは一気に重さを増しました。 500m戻って4km先の法泉寺の善根宿「寿康康寿庵」を目指します。 途中から真念遍路道の標識があったので地図には載っていませんでしたが迷わず進みます。 農家の軒先や地図に無い細い道を進みますが、途中の分岐で標識が無くて迷っていると農家の方が親切に教えてくれました。 最後はどれが正解か分かりませんでしたが、とにかく県道に戻りました。 しばらく進むと法泉寺のバス停、法泉寺に行って住職に善根宿の使用許可を頂きました。 住職が善根宿の鍵を開けて頂き、広い部屋に流しやダイニングテーブル、畳敷の寝室もあって、近くにトイレもあるありがたい善根宿に泊まれました。 夕食を作って食べ終わった頃に、もう一人若い歩き遍路の方が宿泊に来ました。 今夜も二人の野宿歩き遍路が同じ場所にたどり着いて、これからの道中の話で盛り上がりました。 総歩行距離:128.7km 総獲得高度:3,491m 総活動時間:47時間19分