文鳥水尾根
もちろん真っ白 戻る 次へ

キリン峠越え成功の写真

2022.09.04(日) 10:27

文鳥水尾根 もちろん真っ白

この写真を含む活動日記

42
79

05:34

5.3 km

775 m

キリン峠越え成功

大山・甲ヶ山・野田ヶ山 (鳥取, 岡山)

2022.09.04(日) 日帰り

山登り66日目 妻と仲良くキリン峠を越えてきました。 メンバーは 私、妻の2人 私の装備 速乾長袖シャツ、ウィックロン長袖シャツ、ミレーの下着、クライミングパンツ、モンベル登山靴、25lザック、ヘルメット、ジャージテムレス、携帯無線機、簡易ハーネス、エイト環 ザックの中身 マルチチューブシェルター、雨具、麦茶0.68l、12mmロープ50m、8mmロープ20m、モバイルバッテリー等など 妻の装備 マムート登山靴、18lザック、ヘルメット、手袋、携帯無線機、簡易ハーネス、アッセンダー ザックの中身 貴重品、雨具、麦茶0.68lx3本、スポーツ飲料0.5lx2本、二人分のお弁当、行動食 行動食は 羊羮、だし巻き卵おにぎり、菓子パン こちらも合わせて御覧下さい。 妻の活動日記は↓ こぼっさん、リベンジマッチ https://yamap.com/activities/19406646 去年の秋の山行で心残りとなってしまっていた、キリン峠越えに妻についてきてもらいました。 去年の残念なキリン峠越え失敗の日記はこちら↓ キリン峠越え失敗 https://yamap.com/activities/14026575 ※この記事の主は滑落してしまいます 苦手な方は押さないで下さい🙏 台風の影響で、秋雨前線が刺激されてこの週末の山行は諦めていましたが、前日に米子の天気予報を見ると日曜日は晴れ☀️、大山のてんくらもA! 妻に頼み込んで大山山行についてきてもらいました。ルートは一ノ沢から弥山か、キリン峠越えの二択。行きの車でゆっくり決めることに。 0330頃に起床して0445頃に自宅を出発しました。普通の日曜日の早朝とあって高速道路も混雑はなくスムースに進めました。 0800頃に鍵掛峠へ到着しましたが、本日は休工日で大山環状道路は工事による通行止は無し。文殊堂の駐車場へ進むことが出来ました。既に駐車場の空きは残りわずかでしたが駐車出来ました。道中に話し合って決めようとしていた行き先は、話し合うことなく、私のわがままを通してもらってキリン峠越えのリベンジに。 前回のキリン峠越えは、核心部の登攀で失敗し滑落して敗退してしまったので、今回は色々とキリン峠のことを調べ直し、YAMAPで大山のことをよくご存じの方の日記やログを参考にさせてもらい、比較的安全であるという情報の、文鳥水尾根からのキリン峠越えを狙うことにしました。お名前をお出ししていいのか分からないので、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。 文殊堂の登山口から入山して、穏やかなマイナスイオンたっぷりの登山道を歩いて、文殊越の分岐点へ到着しました。 キリン峠へ向かう方向へ進路をとり、比較的歩きやすい道を進んでいきました。途中、文鳥水尾根へ取り付く方向へ向きを変えて進みました。 この文鳥水尾根への取り付くルート、確かに滑落とかの不安は少ないのですが、激藪漕ぎ選手権でした(笑) 妻からは、 「おい、どうなっとんじゃ!道は合うとんか?聞いとらんで」 と。 激藪漕ぎですが、所々にピンクテープが有ってなんとなく進む方向は分かります。ひたすら草木を平泳ぎで掻き分けながらの行進となりました。度々地図と照らし合わせながら、慎重に進みました。 激藪漕ぎを抜けると、文鳥水尾根へ到着しました。辺りはガスが充満したかのように真っ白。尾根道の右側は切れ落ちていて怖いのでしょうが、ガスで見えない分、高度感は半減して逆に良かったのかもしれません。 文鳥水尾根を進み、何度か藪漕ぎを繰り返し、激しく切れ落ちている右側を眺めると、去年の山行で滑落してしまった、キリン峠の核心部や、私が落ち込んでシリセードで下った枯れた沢が見えてきました。よくもまあ、あんなところを登ろうとしたもんだと反省。。。 キリン峠の核心部よりは歩きやすい尾根道を進み、このルートの一番の危険ポイントへ到着しました。残置ロープ(ありがとうございます😄)があり慎重に登ればクリア可能な場所です。残置ロープの設置状況が分かっていなかったので、私が先行して登り、支点の状況がわかり次第、持ち込んだ50mロープを垂らして妻の確保をしようと考えていましたが、今日の状況では(あくまで今日の状況です)残置ロープを信用出来る感じでしたので、無線機で妻に登攀許可の合図を出しました。安心出来る残置ロープ(アッセンダーで落下防止しています)があることで、足取りも確かに妻も無事に登ってきました。 危険ポイントを越えて何度目か分からない藪漕ぎを突破したら、勝手に憧れていたキリン峠の銀ポールが見えてきました。思わず見えたーって叫んでしまいました😊心躍りながらも慎重に進んで、キリン峠の銀ポールに到着しました。妻と二人でいろんなポーズで写真を撮ったり撮られたりしながら過ごしましたが、真っ白なガスで誰も見てないのでヨシとします(笑) キリンポールで行動食を食べ、しばらく休憩をして、本日の一座目、槍ヶ峰へ向かいました。途中、偽物の槍ヶ峰へ登り詰めてしまい少し緊張しましたが、本来のルートへ復帰して無事に槍ヶ峰山頂へ到着しました。もちろん真っ白でした(笑) 槍ヶ峰から三ノ峰山頂へ移動し、天狗ヶ峰、剣ヶ峰へと進むことも考えましたが、三ノ沢から吹き上げてくる風も強くどうせ真っ白なので、無理をせず三ノ峰で折り返して下山することにしました。 前に三ノ沢を下りたときは歩荷トレーニングをかねていたので苦労した記憶もあったのですが、今日は荷物も軽くサクサクと下りることが出来ました。 三ノ沢をてくてくずるずる進み、振り返って見ると、まさかの大山ブルー😊真っ白なガスも晴れて、登ってきた文鳥水尾根、キリンポール、大山南壁が見えます。何度も何度も振り返っては同じような写真を撮ってしまいました😊 三ノ沢大堰堤を下り、一つ下の第六堰堤でお昼休みを取って今日の余韻に浸りました。お昼休み後も順調に進んで無事に文殊堂の駐車場へ到着しました。 前回失敗してしまったキリン峠越えに、ルートは違えど成功出来たので、なんとなくリベンジが果たせたのかなと思います。核心部を登攀してのキリン峠越えは私には無理そうなのであきらめます😖 ※テンション高めに記事を書いていますが、キリン峠核心部越えと比べると比較的安全とは言え危険ポイントは多々ありましたので、注意が必要です。 以上、長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。