YAMAP / ヤマップ
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GW第3弾山行はテン泊で立山(北ア)の写真

大日連山。

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JunJun
ID: 79726

 引きこもり系パソコンヲタクが、デジカメを手にしてからはカメラとレンズの沼にハマり、被写体を求めて街を徘徊するように。が、街の被写体を撮りつくし限界を感じていたところ、齢五十にして初めて地元の北アルプス立山への登山に参加。この時から山の美しさに目覚めて山の撮影の魅力にハマる。  以降毎週お天気が良ければ北アルプス北部や、地元の山々をデジカメを持って徘徊するように。年老いても元気に街や山をデジカメを持って徘徊できるようになるため、トレーニングと食事にも気を使う健康ヲタクでもあります。

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写真122
もらったドーモ2
09:48
13.3 km
1346 m

GW第3弾山行はテン泊で立山(北ア)

立山・雄山・浄土山(富山)

2018.05.01 (火)2 DAYS

JunJun
JunJun

【アクセス】  GW期間中までの休・祝日の始発は6時です。立山駅から室堂までの往復料金は4,310円です。土、日曜日、連休中はかなり混み合うことが予想されています。立山駅の駐車場が満車となったり、乗車券の発券制限もあり得るようです。 【天気】  1日目 晴  2日目 曇り 【コース状況】  雷鳥沢野営場〜別山乗越 目印の旗竿が立ててあります。気温が高いと午前中から雪は腐ってスリップします。  別山乗越〜別山 雪田は2箇所ありましたが、区間が短く腐っていたのでつぼ足で歩きました。別山南峰山頂には雪がありますが平らなのでつぼ足でも大丈夫です。  別山〜真砂岳 ほとんど雪は無くつぼ足で大丈夫でした。  真砂岳〜富士ノ折立〜雄山 富士ノ折立は雪渓のトラバースが2箇所、雪が腐っているとつぼ足でも大丈夫そうだけど、一応アイゼンを付けました。大汝山から雄山までは2箇所ある岩峰は、巻くか中央から乗り越えるか、雪の状態をみて判断。室堂側(岩峰側)に寄るとクラック、落とし穴、反対側の黒部湖寄りだと雪庇の踏み抜きに注意。  雄山〜一ノ越 ほとんど雪は無く、雪が残っているのは2箇所で、つぼ足で下りました。浮石が多くザレている感じです。  一ノ越〜雷鳥沢野営場 途中からショートカットのトレースを進み、ブルドーザーで均した道に合流し室堂はパスしました。  雪の状態は時間帯や天候などで大きく変化すると思いますので、臨機応変に対応して下さい。 【感想/記録】  鼻風邪も少し落ち着き、静養を兼ねて立山へテン泊で行こうと計画。例年なら剱御前小舎に宿泊して、奥大日岳と立山を周回して夕日とご来光を拝むコースですが、体調と経済的理由(笑)でテン泊に。GWの雷鳥沢野営場でテン泊した事はなかったので、これも良い機会かと。  連休の谷間ですが有給を取得してあり、今年は10連休です。立山駅駐車場には4時40分頃に到着。チケット売り場は閑散としており、さすが平日と思ったら始発便は7:00、チケットの販売開始は6:20からと来るのが早過ぎました。自分で始発便を調べておきながら間違える痛恨のミス。駐車場に戻って朝食を食べてから再度チケット売り場へ並び、6:10発の臨時便のチケットを確保。 ■1日目 活動時間:8時間47分 活動距離:11.11km 高低差:748m 累積標高上り/下り: 1,117m / 1,262m 消費カロリー:3037kcal  今回はテン泊装備の重いザックですが、最初は雷鳥沢野営場までほぼ下るだけと楽ちんです。晴れているのに途中で雷鳥に遭遇。今の時期は縄張り争いのため、雄は活発に活動するようです。野営場に到着すると良い居抜き物件があり、テントをサクッと設営。サブザックに必須な物を詰めて、10時10分頃に雷鳥沢から立山一周に向けて別山へ出発。  雪が多いので称名川はまだ無く、もちろん橋もありません。適当に歩いて目印の旗竿のある場所に出ると、アイゼンを装着。快晴なので暑くジャケットを着ないで出発したのは正解でした。雪は腐っているので、ストックを利用して坂を登っていきます。それでも軽く踏み抜き、スリップして歩きづらい。坂を登ると雪稜に出ますので、ストックを一本にしてピッケルを出して出発。剱御前小舎は見えているのに中々近づいてこない。  11時45分頃に剱御前小舎に到着すると、小屋裏で剱岳を見ながら昼食。登山道にはほとんど雪は無いので、アイゼンを解除しストックをしまい、アウターを着て12時10分前には別山を目指して出発。途中には雪田がありましたが、つぼ足で大丈夫。別山南峰には雪がありましが、北峰には雪が無く、剱岳をしばらく眺めながら撮影。別山からは剱岳が大きく見え、ここからの端正な山容が好きです。後立山連峰も一望できました。  13時頃に別山から真砂岳へ出発。真砂岳頂上の手前とちょっと過ぎてからも雪田が出てきますが、ここもアイゼン無しで大丈夫。最大の難所と思っていた、富士ノ折立は途中と頂上手前の雪渓をトラバースしますが、区間が短く腐った雪なのであっさりとパス。最初の雪渓はアイゼンを付けましたが、しばらく夏道となるためアイゼンを外したので、山頂手前ではつぼ足でも大丈夫でした。登りでは滑落の恐れは無く、アイゼン無しでも行けそうでした。雪が凍結していたらアイゼンは必須でしょうね。  富士ノ折立からは雪がたっぷりとある雪稜歩きなので、またアイゼンを装着して出発。雪の壁を超えると広大な雪原が広がる世界、雪稜では無く雪庇歩きでした。15時過ぎには大汝山に到着。貸し切りだったので、富山県で一番高い場所にいるのは自分一人だけでした。後立山連峰は見えましたが、モヤや雲がかかって、槍ヶ岳はかろうじて、穂高連峰はよく見えません。  大汝山からも夏道では無く雪庇を歩きますが、途中には岩峰が2箇所あり、巻くか直登するかはその時の状況に応じて判断する必要があります。15時35分くらいに雄山に到着。雄山神社峰本社で今年の山行安全を祈願させて頂きました。ここも誰もおらず貸し切り状態。穏やかな天気でここで一晩明かしたいくらいでした。16時前に下山を開始。  雄山からの登山道は、もうほぼ夏道なのでアイゼンは解除し、つぼ足で下山して一ノ越手前と過ぎてからは尻セード。が、雪が腐っているので尻セードは続かず。途中からショートカットしてブルドーザーで均した道へ合流。17時10分過ぎに雷鳥沢野営場に到着。残念ながら立山は夕日に赤くは染まらず。冷やしておいたビールを飲んで、夕食を食べ19時過ぎには寝ました。 ■2日目 活動時間:1時間2分 活動距離:2.06km 高低差:158m 累積標高上り/下り:206m / 49m 消費カロリー: 488kcal  今日は室堂に戻るだけ、雷鳥沢ではモルゲンも期待できないので、朝の6時過ぎまで爆睡。ゆっくりと朝食を食べてコーヒーも飲んでから、撤収の準備して8時半頃に出発。夏道はほとんど出ていないので、適当にトレースを追っていくと、途中でまた雷鳥に遭遇。9時半頃には室堂に到着。雪上テント泊でもよく寝れましたので、良い静養ができましたとさ(笑)。今回のコースは日帰りでも十分周回できましたが、テン泊だと帰りのバスの時間を気にせず、ゆっくりと山行ができるのは良いですね。 【注意点や反省点】  雷鳥沢野営場は一泊500円、二泊目以降は1000円ポッキリ。水とトイレがもう使用できます。  上は半袖シャツ、長袖ジップシャツ、下は保温タイツ無しでも晴れていると暑かった。  晴れた日の強烈な紫外線対策が必須です。  アルペンルートの乗り物は、アイゼン、ピッケル、スノーシュ、ストックなどはカバーなどで保護する必要があります。  富山県の条例で11月と4月~5月に登山やバックカントリーで立山に入山される方は、入山届の提出&ビーコン携帯が義務化されています。 特にビーコンの有無のチェックはされませんでした。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)  1,458  590 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)  282  90 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)  16  12 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)  252  28 ウォーキングの距離(km)  24.8  10.9 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  31,327  13,642 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  60〜137  57〜131 体重  65.7 -> 63.5