振り返って。こちらの方が見晴らしは良いです。正面には甲斐駒ヶ岳が見えます。 戻る 次へ

横尾山の写真

2021.11.03(水) 11:15

振り返って。こちらの方が見晴らしは良いです。正面には甲斐駒ヶ岳が見えます。

この写真を含む活動日記

69
30

01:31

4.6 km

367 m

横尾山

ヤマノススメ巡礼マップ(瑞牆山・金峰山) (山梨, 長野)

2021.11.03(水) 日帰り

今日も天気は良さそう。 でも当然明日は仕事だし、直ぐに土日もやってくる。 その為、疲れが残らない軽めの山にしようと選定開始。 そこで選んだのが、未踏の山百で瞬殺出来そうな横尾山。 CTはピストンで1時間55分とお手軽な山。 単なるピークハントくらいの軽い気持ちで出掛けた。 近くには超メジャーな瑞牆山があるので、横尾山には誰もいないだろうと勝手に決めつけ、10時登山開始、12時下山で良いだろうとのんびりと家を出発した。 駐車場までのアプローチは全てアスファルト舗装の一般道。 登山とは関係無い車も頻繁に通る道なので、どんな車でも行く事が出来る。 そしたら駐車場は満車で、路肩に駐車する羽目に…。 お手軽な山だからなのか、意外と人気の山だったんですね…。 で、内容。 CT2時間弱で標高差380m程度。 また皆さんのレポをみても登山道の詳しい行程までは余り分からなかったので、良くあるつまらない登山道だろうと勝手に思っていた。 そしたらスペック以上に楽しめる山だった。 ザックリと言えば、アルプス系の山の縦走をコンパクトにした様な山。 縦走込みCT9程度の山の場合、最初はなだらかな道を数時間歩き、それから本番の急登が始まり数時間。 急登を登り切れば稜線に出て、その後は多少のアップダウンがある稜線歩きを数時間となる。 そして山頂直下のちょっとした最後の急登で山頂と言うパターンが多いのでは。 この山も最初はなだらかな登り勾配の歩きやすい道から始まり、次第に勾配がきつくなる。 そして岩場のちょっとした急登が出て来る。 急登を登り切れば、アルプスでは稜線歩きに該当する見晴らしが良い平坦な道が出て来る。 多少のアップダウンを繰り返して山頂に到着すると言う、同じパターンの行程。 しかも、登山道も土の平らな道から始まり、根っ子、岩と徐々にレベルアップする。 たかだか2時間程度の山と半分なめていたが、良い意味でそれを裏切る楽しい山だった。 これまで登った瞬殺の山の中では、一番内容が濃くて満足感が得られた山だった。 ただ、眺めは山頂ではなく、途中のカヤトの原が一番良い。 また、往復2時間程度の山なので、疲れる前に下山出来るのも人気の秘密ではないだろうか。 アクセス良し、内容良し、眺め良し、危険箇所無し(ちょっとした注意箇所は有り)、時間お手軽と言う、良い意味で珍しい山。 誉めすぎかもしれないが、登山前の勝手な評価が低かった分、登山後の評価は爆上がりだった。 総論として、瞬殺出来る山では初心者にもお薦め出来る楽しい山ではないだろうか。