数年前に吹雪のザイテンから戻った時も同じように撮ったのを思い出して生還記念でポチっと (笑) 戻る 次へ

[北アルプス]ジャンダルム 雪中のエンジェルとツーショットの写真

2021.10.25(月) 08:18

数年前に吹雪のザイテンから戻った時も同じように撮ったのを思い出して生還記念でポチっと (笑)

この写真を含む活動日記

50
98

23:35

38.8 km

2499 m

[北アルプス]ジャンダルム 雪中のエンジェルとツーショット

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)

2021.10.23(土) 3 DAYS

週末に向けて調べてると穂高でどっさり雪が降ったらしい、天気を調べると日曜はすこぶるいい天気の予感。 早速PCR検査を済ませて上高地に出発する事に・・ 念願だった雪景色の中でエンジェルとツーショット撮影に行く事に・・ とは言ってもジャンダルムは行ければいいなぁ程度で、穂高山頂で判断するつもりだった。  そして、穂高岳山頂に来ると・・ これ以上無いほどの晴天しかも無風、ジャンダルムまでは先々週に西穂側から歩いてたので、地形が完璧に頭の中に残ってる。 おまけに、サブザックにはザイルとハーネスも入ってる。 ってことで、行ける所までと思いスタート 馬ノ背を越して振り返って見るもどうやって越したのかサッパリ覚えてない。 初心者が後で「怖くなかった」ってのは、これか? と思いながら、ロバの耳に向かう。 ロバの耳との鞍部に下る雪が有る斜面は馬ノ背なんか比べ物にならないぐらい恐ろしい・・ 雪のロバの耳基部からの上りとトラバースは更に恐怖・・ 極めつけは、ロバの耳からジャンダルム基部迄のナイフリッジ! ここは雪が無ければ何でもないのに、メチャクチャ怖かった心臓が口から飛び出しそうになりチビリそうになった。 いやチョッとちびったかも・・(笑)(それ以外のルートは恐ろしすぎて滑落の未来しか想像できなかった)  結論は、積雪期は馬ノ背から先が核心部でジャンダルムに近づくほど危険度が増すと思われる。 ジャン頂上へは、西穂側からの方が楽に頂上へ行ける事は分かってたが、ジャンを巻いて西穂側に回るのはおっかなかったので、奥穂側基部のテラスから直登して、下りは真新しい残置支点が残ってるのは分かってたのでザイルを出して懸垂でおりた。 その後、復路は案外落ち着いてて、馬ノ背では落ち着いてホールドと足場を慎重に見極めながら飛騨側にルートにとった。 穂高岳山頂に戻りデポしてたザックをピックアップして山荘に向けて下山。 穂高岳山荘に到着すると宿泊できると知りお世話になる事に。  夕食まではマッタリとしたホント、本当にゆったりした時間を過ごすことが出来た。 翌日の下山は曇り空の中の下山となったが、気温は差ほど低くなかったので助かった。 そして、またやらかした! いつもよりマシだが、ゲイターを忘れて行ってしまい、下山の小豆沢では靴の中に雪が入りまくるわ靴ひもは解けるわで散々な目に合ってしまった。 とまぁ 色々ありましたが、いつも通り得体のしれない何かに感謝しつつ、シーズン最後の穂高は最高の山行になりました。