写真では分かりにくいけど、急な下り。慎重に。 戻る 次へ

山形百名山 19座目 加無山。の写真

2017.11.07(火) 09:40

写真では分かりにくいけど、急な下り。慎重に。

この写真を含む活動日記

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04:37

10.0 km

960 m

山形百名山 19座目 加無山。

甑山 (山形, 秋田)

2017.11.07(火) 日帰り

丁山地の一角に佇む加無山。この山は、なかなかの難所と聞く。ただ、加無山の情報というものが登る人が少ないのか、ほとんど無い。ヤマップにもまだルートは標されてない。 持っている情報は、川を数ヶ所 渡河、道が分かりにくい、危険箇所多数……これは行ってみたいもんだ(  ̄▽ ̄)自分が登って自分の目で真実を確かめねば! そして本日、加無山登山口へと向かう。大滝小学校(廃舎)のすぐ脇に加無山登山口の看板があります。ここから砂利道へと変わりますが、悪路箇所が多数あります。車の腹こすり注意です。 やがて加無山登山口へ到着。予想はしてたけど人1人いません。 準備を済ませスタート! スタートして間もなく1回目の渡河ポイントへ。今日は最初から濡れるつもりで来てるので躊躇なくジャバジャバ歩きます。 そして、第2の渡河ポイント。ここはちょっと深いし、幅が広いので濡れるのが嫌な人は丈の長い長靴か、別に靴を用意して下さい。俺はズボラなのでそこら辺の道を歩くようにジャバジャバ水浴びながら渡りました(笑) 自分が数えた限りでは渡河ポイントは6ヶ所ありました。これを何回も履き替えるのが面倒な人は長靴がお勧めですね。 やがて、女加無山の岩壁が迫って来ます!凄い迫力!!岩壁を巻くように男加無山へと近づいて行きます。 途中に胎内くぐりと言われる狭い通過箇所があります。ここが本当にせまく、失礼ですが体型によっては通行不可能となるかと思います…安達太良山にあった、穴くぐりより狭いです。 穴くぐりが終わると、斜めってる狭い道を歩きます。落ち葉と、その下に隠れた岩で滑るので注意が必要です。ピンクテープはありましたが、なんとなく分かりにくい場所がありました。 やがて、鞍部へと。ここからが大変です。いきなり急登の始まりです。ロープ等のお助け道具は設置されてません。頼れるのは、笹と灌木。これらに掴まりながら滑り落ちないように慎重に登ります。 岩峰ピークが数ヶ所あり、山頂かと思いきやまだまだ先があります。危険な上り下りを繰り返し、やがて、三角点と木の棒が登頂者を迎えて来れます。。ちなみに山頂からの景色は望めません! 隣りに女加無山もありますが、ここは登山対象にはなって無いみたいです。でも気になり、ちょっとだけ近づいて様子を見てみましたが登れない事も無さそう!?途中から崖になってるのだろうか!?とりあえず今日は止めよう。。 足を擦りむいたりしたけど、無事下山です。 自分の感想としては、 渡河ポイントが予想以上に多かった。 道が狭い。斜めになって歩きづらい箇所あり。 ※藪こぎは少ない。 ※ 道迷いの心配は、それほどないと思うけど ※下り時が分かりにくいと思った。 ※熊が居そうな雰囲気。 ※ 山頂付近は滑落注意。ロープ等が無いので慎重に。です。 去年登った摩耶山の倉沢コースと比べると、お助け道具の設置が少ない分、男加無山のがスリリングな気がしないでもないですね。