苦しかったことと、景色の無いアプローチだったので一気に西岳頂上。天下の南アルプス 戻る 次へ

季節の変わり目に南八ヶ岳周回の写真

2021.09.12(日) 07:11

苦しかったことと、景色の無いアプローチだったので一気に西岳頂上。天下の南アルプス

この写真を含む活動日記

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10:39

18.8 km

2145 m

季節の変わり目に南八ヶ岳周回

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)

2021.09.12(日) 日帰り

今冬、西岳で出会った登山者から舟山から西岳を経由して阿弥陀岳に経る周回コースがあると聞いていた。カヤの外の話だと気にも留めなかったが、K嬢やH氏のレポを見て、まだ踏んだことのない南八ヶ岳の周回をめざした。 やっと来られた舟山十字路。すでに満杯状態。あと1~2台の残スペース。舗装されているが、途中から道幅狭く不安になる。すれ違いが出来ない。が、こんな時間に対抗車は絶対来ない? ヘッデン付けてスタート。すぐの阿弥陀聖水では地元の方が水汲み。時間に唖然。沢を横断してルートミス。尾根に上がってしまった。右下に林道が見えていたのだが。まっいいか。 西岳の登りで体力をほぼ使ってしまった。中途半端な登りが長く続いたのが効いた。頂上から見るギボシ、権現岳もガスの中。降るか?思案したが行くことに。天気も良くなるだろう! 青年小屋を過ぎギボシに向かう。権現岳までは冬登っているので、思い出しながらコースをたどる。冬よりキツイ。 ギボシを登り権現岳はパス。なにせ体力を赤岳と阿弥陀岳の登りに集中したかった。ところが、中岳の登りがあった。頭になかった。 さて、権現から未知の領域。写真で見た長い急なハシゴが出てきた。「三点支持」と念仏を唱えながらが下る。 やっと歩いているので、旭岳、ツルネがどこだったか?キレット小屋でおにぎりを食べて、シャリバテ防止。 ザレが始まる前で降りて来る登山者と会話。私と逆のコースで周回していると。年を聞くと72歳だと。この年で黒戸尾根と早月尾根をonedayで往復していると言う。すげえな。困難に挑戦する姿勢、見習おう。舟山で再会を誓うがどうだか? ザレを半分以上登った所で、降りて来る登山者とまた会話。やはり逆コースの周回だと。阿弥陀岳南陵から入山。これもすげえな!「ルンゼにはピンがあるんですか」。P3はダイレクトに登ったのでわからないと。 予定とおり赤岳もパスをし、人が急に増えた文三郎を下る。中岳に向かうコルで、ランチパックを食べる。食べながら中岳を見る。当たり前だけど登りだ。登らないと帰れない。 阿弥陀岳の登りは最後だと思い、一気にイキを切らせて登った。頂上からの景色は何回見ても絶品だ。無雪期もいいもんだ。 驚いたことに頂上で休憩していた登山者は御小屋尾根と中央稜を下って行った。スタートの西岳は、はるか遠くなった。なんとか歩きとおせたことに満足し、充実感を抱きながらザレた尾根を下る。 ※舟山十字路へのアプローチ  従来:白樺湖を経て大門街道からのルート  今回(今後も)富士見高原からのルート → 距離は同程度だが早いし運転が疲れない。