頭から水かぶった生徒 戻る 次へ

石鎚山、瓶ヶ森 時計回り、テン泊、岩場の写真

2021.08.11(水) 08:56

頭から水かぶった生徒

この写真を含む活動日記

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18:03

27.7 km

2787 m

石鎚山、瓶ヶ森 時計回り、テン泊、岩場

石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 (愛媛, 高知)

2021.08.10(火) 2 DAYS

アルプス五竜岳に行く予定が 台風9号でキャンセルとなり石鎚山に変更。 メンバー(敬称略) 先 生:sadaken(広島)  生 徒:あど(広島) 補佐役:しんすけ(福岡) こーきちさんが不在なので、ちと寂しい。 今回は「あどさんのテン泊強化」がテーマのはず。 ザックはそれぞれ10kg位。 福岡から車で車中泊しながら広島へ。 深夜料金は財布に優しい。 久しぶりの広島、懐かしい風景。 先生、生徒を拾い、しまなみ経由し、今治名物、「焼豚卵丼」の有名店へ。 量が多く、先生にはちょっと負担がかかったらしい。 お酒とつまみを買い、9日夜、石鎚山温泉駐車場入り、一杯飲んで車中泊。 翌朝、遠方から来られた方が、車がアブに取り囲まれたとの話をされて悪い予感がよぎる。 ———————————————— ●1日目 11.8km D+1748m ———————————————— 石鎚山温泉→瓶ヶ森(かめがもり)→山荘シラサ前テン泊 石鎚山温泉をショートパンツでスタート。 早速、「アブ」ちゃんがまとわりつく。 どんどん増えて、せっかくの渓谷美も堪能できずに、ひたすら、手拭いで「アブ」を振り払う。 2.5kmにわたり襲われた。 瓶ヶ森の東之川登山口でロングショーツに変更する。 ※後で見たら、かなり刺されていたので早く変更しておくべきだった。 瓶ヶ森へは1300m強を登る急登。 もくもくと、会話は少なめ。 ただ、直射日光はなく、雨で水場ができており暑さは問題にはならなかった。 瓶ヶ森避難小屋に到着、バイオトイレがある。 済んだら撹拌ハンドルを30回程回してくださいとあるがなかなか重たい。 瓶ヶ森(女山)に到着、目前に石鎚山。 天気が良くて景色は最高。 この辺りから先生と生徒の会話も多くなる。 瓶ヶ森(男山)に到着、地味でちょっと寂しい。 その後、先生が「瓶壺」見たいようなのでお付き合い。 「瓶壺」は湧水が溜まる場所で瓶ヶ森の名前の由来とのこと。 冷やして、癒されて「子持権現山」 へ向かう。 ここからロードと登山道どちらも通れるが、先生はロードが嫌いの薮コギ好きなので、 「土」を選択。 早速、笹藪に突入する。 しばらく行くと、「子持権現山」が見えてくる。 先生曰く、大変な鎖場があるとのこと。 鎖場の入り口に到着、下見を行う。 60m位の急な鎖場、リスクがあるので今回は止めることにした。 ゴールのシラサ峠を目指す。 水場で頭から水を じゃばっとかぶる と生き返る。 笹藪こいでたらゴールに到着。 テン泊場所は、 山荘シラサ(高知県)の前の道路をはさんだ平地のスペース(愛媛県)にした。 目の前に石鎚山を拝み、夕日、朝日が見れる最高の場所。 お風呂とお酒、食事は山荘シラサを利用可能。早速、ビールを飲む。 テント張って、お風呂に入る。 山荘は4月にリニューアル一新されていた。 山荘の方より、19時からトランペットのミニコンサートがあるので是非、 聞いてくださいとのご案内。 夕飯、急いで作って食べで、コンサートへ。 トランペッターは 田尻大喜さん Sony music所属。 熊本県生まれ、 ケニア共和国在住時代にトランペットを手にしたとのこと。 2017年熊本地震をきっかけにソロ活動を始めたそうだ。 車で来られている宿泊の方は、 夕食のテーブル席から聴く方が多いようなので、前の方に準備された、立派なアウトドアチェアに人がいない。 山荘の方から「前にどうぞどうぞ」と勧められたので、テン泊3人が、トランペッターの目の前で聴くこととなる。 久しぶりの生演奏に感激、 やっぱいいわ〜。 このコンサート 高知県いの町の「地域おこし協力隊の方」とその友達が企画したとの説明、素晴らしいなあ。 私も熊本に住んでたので、CD購入してInstaフォローさせて頂き、テントに戻る。 コンサート後、飲み直しを行う予定だったが明日も早いので、3人ともおとなしく床につく。 ペルセウス座流星群が見れるはずだったのだが、、。 瞼が重たく、、。 ———————————————— ●2日目 15km D+1158m ———————————————— シラサ峠→土小屋→石鎚山、東稜ルート(南尖峯~天狗岳~弥山) 朝5時過ぎ、朝焼けが凄く美しい。 石鎚山を目の前に、ご飯炊いて朝食。 6時出発予定だが、どうみても、無理な感じ。 7時発となる。 早速、露笹藪を進む。 先生のアブ被害が露呈してくる痒くて辛いようだ。 私もよく見たら結構刺されている。 キンカン塗って凌ぐ。 土小屋に到着、休憩、神社でお参りして本日の無事を祈る。 いよいよ、今回のルートの最難関 東陵ルート(距離800mで高低差300m)へ入る。 登山道は狭く、笹藪の登りと、樹木がザックの通過を邪魔して簡単には進めない。 1時間弱で最後の「南尖峯」への岩場へ。 登る岩場のルート探しに時間かかったけど、逆方向から来た、大学生の男子2名の協力も得て、岩にへばりつきながら何とか登頂!。 良かった良かった。 天狗岳から石鎚様(弥山)へ、お参りして休憩していると雨が降り出す。 石鎚山からの下山ルートは4.2kmあり長い。 最後はロープウェイを利用。 無事、下山しました。 贅沢な山旅でした。 次は、こーきちさん含めての テン泊を皆で誓う!