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公共交通機関で行くはじめての富士山!ご来光・装備は?の写真

2021.07.24(土) 10:42

ガースー

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17.2 km

2038 m

公共交通機関で行くはじめての富士山!ご来光・装備は?

富士山 (山梨, 静岡)

2021.07.24(土) 日帰り

今年から本格的に登山を始めて、富士山の姿を眺めては「いつか登ってみたい!」と目標にしていた。 暑い夏山は苦手なので涼しい山行を期待したが、 山頂は震える寒さでした。 ** 装備 **************** 五合目~七合目東洋館まで…帽子、長袖、半袖。下はレッグカバー&マーモットショートパンツ。 七合目~山頂まで…ミレーあみあみタンクトップ、NIKE長袖、マーモット長袖、ミレーレインウェア。 (もう一枚重ね着すればよかったと後悔。) NIKE手袋、テムレス厳冬期用手袋。 下はマーモットショートパンツ、タイツ、ミレーゴアテックス。 リュックの重さは15kg。シュラフ、水2.5リットル、ビールが重いがトレーニングと思って耐える。 **深田久弥「富士山」紹介文******** 日本人は小さい時から富士の歌をうたい、富士の絵を描いて育つ。自分の土地の一番形のいい山を指して何々富士と名づける。最も美しいもの、最も気高いもの、最も神聖なものの普遍的な典型として、いつも挙げられるのは不二の高根であった。 **準備から登山コース********* 前日金曜日に山小屋を予約。条件は「個室、飯付き、Web予約可能、清潔」を加味すると東洋館がマッチした。 一泊13200円とちょっと高いがしょうがない。 東洋館は「吉田ルート」で、御殿場駅からは「須走ルート」になってしまう。 一時間山腹を歩けば吉田ルートに合流出来そうなので、変則的なルートになった。 **御殿場駅から須走ルート**** 7:35御殿場駅発のバスに乗る。 帰りは御殿場口からバスに乗ろうと思っていたがオリンピックの関係で運行中止。 御殿場駅で須走口往復チケット買った方が安くなったのに後悔した。 ****************** ヤマップの富士山天気予報は晴れなのに、須走口は曇り。 須走口で菓子パンを食べてゆっくりし、登山開始。 じりじり林の中を歩き、吉田ルートへ行くため本五合・長田山荘で左折。細い道でやや危ないが、シャクナゲが見頃できれいだった。このシャクナゲコースですれ違った人は1人のみだった。 **東洋館にて**************** 六合目・吉田ルートに合流してジグザグ登山。 7合目の岩場を注意深く歩いていると、本日の宿・東洋館に12時到着。 チェックインは14時~だったが、部屋の準備が出来てるようなので入室できた。 部屋は木製カプセルホテルのような作り。ノースフェイスのシュラフが置いてある。私は廊下側の部屋なので行き交う人の足音が響く。 行動食とピーナッツ、ビールをデッキで食べて、昼寝。 17時前に夕飯が出来あがった。熱々のけんちん汁が美味い。 山小屋では歯が磨けず、口をゆすぐくらいしか出来ないから辛いね 夕焼け空を撮影したかったが、待てずに就寝。 ★山小屋の様子&あると助かる宿泊グッズをまとめ👇 https://road-to-freedom.net/mt-fuji-house/ **ナイトハイク**************** ご来光を見るために23時30分山小屋出発! かなり早めに出たおかげで渋滞回避できた。 山小屋を出ると空気が冷たく、札幌の冬を思い出した。 夜の登山は初めての体験で、月明かりの山行は幻想的だ。 日本人よりもスニーカーの外国人ハイカーが多い。 足元は砂地のようでじりじり歩いていくしかなかった。 9合目でヘットライトの明かりが弱くなり、ついに消灯。 替えの電池で事なきを得るが、一瞬心細くなった。 **極寒!ご来光待ち******** 1時45分 山頂についに到着!流れ星がスッと現れ祝福してくれた。 自販機でコンポタ購入(400円!)。 久須志岳あたりのベンチに数人ほど待機。ここでご来光拝めるのだろうか? ベンチに座り、歩くのをやめると寒くなる。あと2,5時間待機か…。 我慢出来ない寒さなのでナンガシュラフを取り出し、ベンチで寝る。 顔だけ出すと満点の星空が見える。 **ついに日の出**************** 夜明けが近づくとご来光待ちハイカーが増え、騒がしくなる。 私の近くで若者がタバコを吸い出したので移動することにした。 成就岳付近は人もまだらで落ち着いている。 伊豆岳あたりで待ちに待ったご来光。 寒い中待っただけあり、日の光が暖かく感じた。 今まで見たどの日の出よりも輝いて見えた。 **お鉢巡り~下山**************** 朝焼けの中、火口をぐるりと巡る。 富士山の大きな影が印象的だった 基本的に風は弱かったが、剣ヶ峰の登り坂は踏みとどまるほど風が強かった。 ぐるりとお鉢巡り後、山頂の山小屋で豚汁タイム。 これまた熱々でものすごく美味しく感じる。 下山は登山靴が真っ白になるくらい長く続く砂道を進みました。 須走口五合目の休憩はバス停側の「菊屋」がおすすめです。 (隣の軽食屋は客引きのようで好きになれなかった) 濃い冷たい甘酒が身にしみました。 **** 日帰り温泉は? ************** 御殿場駅から「御殿場プレミアム・アウトレット」の無料シャトルバスに乗り、 日帰り温泉施設「木の花の湯」へ。 山の格好でオシャレなアウトレットを歩くのは気まずい(^^; バス停から「木の花の湯」まで迷いながら歩くこと8分。 建物の前に警備員さんがおり訊くと、オリンピック関係で「全館貸切営業に伴う休館」😲😲 確かにホームページ見ると記載してあった…。無駄な労力を使ってしまった。 すごすごシャトルバスで東名IC前で降り、「オアシス御殿場」へ。 ※JAF割で1800円。 ここの水風呂は鬼のように冷たいので気持ちいいです。 **** まとめ************** 過酷なご来光待ちでしたが、その分感動もひとしお。 誰もが知る憧れの山に登るのは特別な体験でした。 お疲れ山でした(^^) **** END ************** ◆ブログの方が写真が美しいです✨👇 https://road-to-freedom.net/mt-fuji2021/ ◆ライカ×Gopro!Youtubeハイクオリティ動画👇 https://youtu.be/VKo8XPbNBoA