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新穂高→🐂→黒部湖 念願の読売新道🎉(北ア縦走①③)の写真

2021.07.22(木) 12:07

黒百合

この写真を含む活動日記

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29:34

47.1 km

4382 m

新穂高→🐂→黒部湖 念願の読売新道🎉(北ア縦走①③)

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)

2021.07.22(木) 4 DAYS

三年前、雲ノ平から見た赤牛岳🐂のどっしりした姿が格好よくて、いつか頂に立ちたいと思っていました。今回、🈵を持して(冬の間に丹沢のロングを繰り返したので、長距離を歩いても膝カックンにならずに済むかと思い)新穂高→黒部湖の縦走にtryしました😊 ログの統合の仕方がわからなかったので、Day②とDay④は別になってしまっています。今回のレポは初日の新穂高→三俣、3日目の水晶→赤牛→奥黒部ヒュッテです。 小池新道は、うわさ通りの歩きやすい道でした。岩にも1mおきに⭕️マークが!登山道の左右にあとからあとから色々なお花🌸がお披露目会のように並んでいます。鏡平小屋名物のかき氷🍧は絶品❗️ 🍧で暑さを癒しながら西穂~ジャン~奥穂~大キレット~槍の並びを眺めます。絶景すぎて倒れてしまいそう。 その次は双六小屋でお昼を。午後から雷雨が予想されたので、11時半前には三俣へ向かって出発。巻道ルートは雪渓がかなり残っているとの注意書きがありました。双六岳への直登ルートはロープで閉鎖されていました。ですので無難な中道ルートを通ります。コバイケイソウが咲きまくっていました。今年はどこもコバイケイソウが元気ですよね 三俣山頂から三俣山荘に下る道はちょっと荒れていました。整備の人手が足りないとのことです🥺。三俣山荘は、スタッフの方々がとても親切で気持ちの良い滞在ができました(スタッフ同士もとても仲良し💕)。伊藤さんの息子くんが、テントの受付その他、しっかりやっていて感心しました✨ 山荘の敷布団が厚手でしたので、たぶん、今まで泊まった山小屋の中で一番熟睡できた感じです💤 翌日は知り合いの田村ガイドと黒部源流沢歩きです(Day②のレポ) そして水晶小屋泊。水晶小屋の夕食は鶏肉たっぷりの🍛おかわり自由です✌️ 電波📶も各種入ります。眺めは、もうこれ以上ない、といった感じ。裏銀座、槍、硫黄岳、表銀座、薬師に立山連峰、遠くに白馬や五竜・・・部屋の窓からもそれらが眺められるんです🤩 そしていよいよDay③の読売新道 赤牛岳は山容が本当に大きくて、行けども行けども山頂に着かず。岩場も長かったです。ザイデンがずっと続く感じです。思わず⛑️をかぶってしまいました(山頂からの下りも、落ちそうなザレバとかあり、いつまでたっても⛑️をはずせず)。岩稜帯から這松帯に入る道がとても細いので入口がわかりづらかったり、岩の⭕️マークが少ないのでどの方面に歩いていったらいいか迷ったり、という箇所が多かったです。ガスっていたらわからなくなってしまいそうな開けた場所もいくつかありました(今回は晴れていたので問題なかったですが) 赤牛から見た薬師岳、すごい迫力でした。雲ノ平小屋、薬師沢小屋も見えました。黒部五郎もいつか登りたいな。高天原♨️にも入りたい!憧れはどんどん膨らみます💕 樹林帯に入ってからの読売新道は トラップだらけの飽きさせない道です😱コケむした岩、泥のついた岩、タコ🐙のように伸びた根っこ、登山道のど真ん中をふさぐ大木、たまーに高山植物🥀が咲き乱れるお花畑が現れて癒してくれます。樹林帯に入ってからは暑かった🥵普段はあまり汗をかかないので、1日500mlあれば事足りるのですが、今回は奥黒部ヒュッテに着くなり湧水を飲みまくりました。 かくして無事に読売新道完遂🎉いい感じにワイルドな読売新道でした。 今回の縦走で、このような奥深い山々に道を切り開いてくださった人々の偉業が心に沁みました😌 小池新道を作った小池義清さん、三俣・水晶・雲ノ平の伊藤正一さん、読売新聞社、多くの人の尽力により作られた道、そしてそれらの整備を続けてくださる皆さん…私たちが雄大なアルプスの大自然を堪能することができるのはそういう方々の尽力があってこそ。人にも山にも感謝です🙏