YAMAP / ヤマップ
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輝け!第2回鳥海山Sea🌊 to Summit🏔 to Sea🏄🏻の写真

鳥海湖。もう少しで全部解けそうですね

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Fats
ID: 941573

東北地方を中心に登ってます。鎖場大好き。永遠の道迷いマスター。ベイぐるみ登山部。 スピードハイクの真似事をしますがトレランは(本格的には)やってないです⤵あとレースには出場しないです。

この写真を含む活動日記

写真30
もらったドーモ7
13:01
48.5 km
2580 m

輝け!第2回鳥海山Sea🌊 to Summit🏔 to Sea🏄🏻

鳥海山・七高山・笙ヶ岳(山形,秋田)

2021.06.29 (火)日帰り

Fats
Fats

先週の御神楽岳の途中撤退を取り戻すべく(では何をするか?)となった時に思い浮かんだのが年イチ行事(未定)の鳥海山Sea to Summit to Seaでした。 去年はしとしと雨と風の中、低体温症で命の危険を感じたりしつつ満身創痍での完遂となりました。それから約1年、走り込んでどこまでやれるようになったのか試してみたい気持ちもありました。 天気予報に一喜一憂しつつ休みを待ち、前日に酒田入りして準備を始めます。出発4時間前に夕食を摂ってスタート地点の十六羅漢岩の駐車場で一休みします。 ……しかしこの夕食が後半まで尾を引くのでした。 22時スタート。往路のロードはひたすらの登り坂です。しかし出発直後にトラブル発生、夕食がまだ腹の中にあって走ろうとすると気持ち悪くなってしまいます。泣く泣く往路のロードはひたすらの歩きになります。 3時間かけて大平口までやってきて、ここから登山パートです。天気もよく風も弱かったのでペースは快調です。残雪の上を歩く時に若干の道迷いがありましたがすぐにリカバーします。 御浜小屋を過ぎて御前坂の辺りで空が白んできます。 千蛇谷と外輪山の分岐は千蛇谷を選びました。ガッツと馬力で登っていきます。途中振り返ると海に鳥海山の影が。影鳥海、初めて見ました。 5時過ぎに新山山頂着、色々と難儀しながら山頂小屋まで戻ってきた所で軽く食事をします。食事後は小屋直下の雪渓をチェーンアイゼンを着けてショートカットしていきます。割と最近落ちてきたと思しきデブリにヒヤヒヤしながら駆け下りていくと最初のスライド登山者さんに出会いました。それからは大平登山口までポツポツとスライドする人に会いましたがこんな早い時間に下山すると言うと変な顔をされました。 大平登山口まで降りてきたら残りは18kmの下り基調のロードです。この頃にはお腹の調子も復活していたので程々に走るようにしました。最初のうちは600m走ったら400m歩いて…を繰り返してましたが(歩き含めてだいたい㌔7分後半〜8分台ペース)、半分を過ぎた頃から700m走って300m歩いて…に配分を変えます(歩き含め㌔7分前半〜8分切りペース)。 そして十六羅漢岩の駐車場に着き、ザックを車にデポして真のゴールの海辺まで降りて完遂!となりました。 いやー……やっぱキツかったです。けど今回は天気にも恵まれたので前回程メンタルもやられませんでしたし、装備も更新してだいぶ助けられました。 前回は100%中の110%くらいを出した感じでしたが今回は100%の90%くらいで済んだような感触です。……その分本気でやってタイム縮めろ?ごもっとも。 【忘備録メモ】装備と所持品 上:ファイントラック ドライレイヤーベーシック→モンベル ウィックロンTシャツ(種まきじいさん)→パタゴニア メンズエアシェッドプロプルオーバー だいたいTシャツ迄で間に合いましたが、雪の上を歩く時風が少し肌寒かったのでエアシェッドジャケットを着ました。 下:パタゴニア メンズエンドレスランショーツ 最強。汗抜けの良さと防風性を両立して更にヒップポケットは大きいサイズのスマホも入るストレッチ素材。充電時以外はスマホはヒップポケットに入れてましたが落としたり気になったりとか全くありませんでした。 ザック:UD Fastpack25 万能選手。ワカンを持っていく厳冬期のスノートレッキング以外の日帰りならだいたいこなせる(と思う) 靴:Hoka oneone Speedgoat4 Hokaのトレランシューズのフラグシップモデル的な位置。最高のクッション性で下りでの脚へのダメージを大幅に軽減してくれていいスピードを出せました。 その他携行品 トレッキングポール・チェーンアイゼン・ヘッドランプ・レイングローブ・レインウェア上下・ファストエイドセット・予備のメガネ・緊急時用カイロ・非常食のアルファ米ご飯 食料 菓子パン×3 これが大失敗。夕食が腹の中に残ってて結局食べたのは山頂小屋でキーマカレーとたまごのずっしりコッペパンだけ。残りはデッドウェイト。 プロテインバー一本:食べず。 ゼリー飲料1パック:復路のロード前に軽く腹に入れておこうと飲みました。 グミキャンディ(コーラ味):きっつい時に口に入れてガシガシ噛んでやっつけるとちょっと気持ちが持ち直すのですが今回は出番なし 4種のミックスナッツ:復路のロード中に軽く空腹感を覚えた時に一掴み頬張るとお腹が鳴るのが止まりました。キングオブ行動食 アミノバイタル(顆粒2本・ジェル2種) 顆粒は飲みませんでしたが、ショット(コンディショニング2・パーフェクトエネルギー1)は飲みました。 往復共に登山口に着いたときにコンディショニングを、山頂でパーフェクトエネルギーを。 塩分タブレット:汗のかきすぎ予防に。 水1.5リットル(ハイドレーション):前半は暑くなく消費も少なかったですが、復路のロードが気温が上がってきて消費量も増えてしまいました。それでもR7の立体交差過ぎたところで飲みきったタイミングだったのでドンピシャでした。 補足:携帯用浄水器 ハイドレーションの水で足らなかった時に雪解け水等を汲んで飲もうと思ってました(勿論流水ですよ)。結果的に出番はありませんでしたが、下山時河原宿の辺りで足元を流れてた雪解け水を汲んでおこうかとか一瞬考えました。 モンエナボトル缶1本:コーラと間違えて普通のモンエナを買ってしまった問題。 エナジードリンクはカフェイン+炭酸で気持ちが低調な時に持ち直す力があるので難易度の高い山行には持っていくようにしてます。 ギアよりも携行する食料や直前の食事について色々と考えさせられたチャレンジでした。