この池にはモリアオガエルとクロサンショウウオがおるんやってさ(*・∀・)
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日本のエーデルワイスを求めて(*´-`)谷川岳クラシックルートを行くε=(ノ゚Д゚)ノの写真

2021.06.20(日) 11:20

この池にはモリアオガエルとクロサンショウウオがおるんやってさ(*・∀・) 白い泡みたいなのはモリアオガエルの卵やって( *゚A゚)

この写真を含む活動日記

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08:31

19.4 km

1946 m

日本のエーデルワイスを求めて(*´-`)谷川岳クラシックルートを行くε=(ノ゚Д゚)ノ

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 (群馬, 新潟)

2021.06.20(日) 日帰り

さて、まずは山岳信仰の観点から谷川岳を語ろう(* ̄ー ̄) 持っている本の谷川岳伝承話から、 南北朝時代、1380年2月初め、不思議な光が谷川岳上空にとどまり、一晩中、山を照らす事があったそうな(*´-`) 村民は驚きかつての水上村の祈祷師に尋ねたところ、神の宿った祈祷師の口から富士山の浅間大菩薩の言葉を聞くこととなる(* ̄ー ̄) 託宣を得た村民は雪解けの季節を待ち、一同谷川岳に登り不思議な光が照らしたところに冨士浅間神社、大明神を祀った(*´-`) その際、頂上まで参詣できない老人、女性のために水上村に里宮を作り奉ったという(*´ー`*)山頂の神社はこれより奥の院とされた(* ̄ー ̄) 里宮の創建もまた伝承と同じ1380年、富士山浅間神社と同じ木花咲耶姫が主祭神となる(*´-`) ちなみに、山岳信仰の山ではよくある女人禁制が谷川冨士浅間神社ではそうではなかったそうな(*´ー`*) 余談として、現在の奥の院とは別にトマの耳は薬師岳と呼ばれ薬師如来を勧請していたところから神仏集合の信仰だったことがうかがえる(* ̄ー ̄) 山岳信仰登山の好みなボクとしてはこのルートも外せない(*・∀・)冨士浅間神社里宮から奥の院を繋ぎ登拝した先で日本のエーデルワイスと呼ばれるホソバヒナウスユキソウを求めて、ヤマップ、スタートですヽ( ・∀・)ノ 先に言っておきます、今回里宮から天神山へと続く登拝古道はヤマップはおろか、山と高原地図にも載ってない、バリルートとも呼べないルートです(*´-`)地形図から尾根道を読める知識、ルートファインディングができる方以外は容易く入られないことをお願いいたしますm(_ _)m ではなぜこのルートを知り得たのか、これは天の思し召しのような、巡り合わせとも言える出会いからだった(* ̄ー ̄) まずは水上駅から(* ̄∇ ̄)ノ車を水上駅近くの湯原温泉公園に停め谷川冨士浅間神社里宮を目指すε=(ノ・∀・)ツ 途中、地元の方に訪ねると道を間違えたことに気付かされ慌てて引き返すε=┌(;・∀・)┘ 水上駅からだと45分で辿り着く里宮は谷川岳温泉郷の中にある(*´ー`*)こんな山奥にペンション、温泉宿など立ち並ぶ中に里宮がありそこから古参道が天神山まで続く(* ̄ー ̄) 当初考えてたのが保登野沢沿いに天神平に続くルートだ(*´-`)里宮でお参りし小用を済ませてから辿るつもりだった(* ̄ー ̄) 一台の車が現れた(*´-`)地元の方だろうかお参りに来たのだろう、その方がこれから登ろうとするボクに教えてくれた(* ̄ー ̄) その方曰く、真の里宮からの登拝路は保登野沢ではなく、神社裏からの尾根道とのことだ( *゚A゚)山と高原地図にも載ってないルートだが、尾根は天神山に続いている(*・д・)地元の有志の方々が古い文献を元に道を導き出したとのことだ(* ̄ー ̄)その方にスマホ内の写真を見せて頂いたところ、大きな鎌を手にしてるのを見た(*´-`)地元の有志が今はなき古参道の藪を払い木を切り天神山まで繋げたとのことだった( *゚A゚) これぞ真の奥の院まで続く古参道(*゚Д゚)それから新たに作られたかつての古参道についてレクチャーを受ける(。_。)φ 礼を言い別れたら教えてもらったことを頭に入れて地図にはないルートに踏み入るε=(ノ゚Д゚)ノ入り口には真新しい『奥の院古道』(*´-`)まずはロープの張られた急登を辿り高度を上げる(ノ゚∀゚)ノ途中、熊避けのフライパンが2ヶ所、目に止まるΣ(・∀・;)この辺り、熊が出るそうな(;・ω・)試しに鳴らしてみるが、フライパンは音が響かなかった( ̄▽ ̄;) まず目指すは鉄塔だ(ノ゚∀゚)ノ教えてもらった通り鉄塔までは道は明瞭である(* ̄ー ̄)管理者がここまで上がるために整備するのだろう(*´ー`*)鉄塔を進む2時方向に確認する頃にはそのさらに先に高倉山と天神平の緩やかな斜面を見ることが出来る(*´-`)振り向けば歩き始めたみなかみ町が眼下にあった(*´ー`*) 鉄塔から先は二股に別れる(* ̄ー ̄)真っ直ぐ行けば明瞭な道が続き次の鉄塔に続くのだろうが、教えてもらった目印を確認し左手に伸びる細い尾根に入り込むε=(ノ゚Д゚)ノここから一気に細くなり木の根が張り支える足場の悪い急尾根を上がるε=┌(;・∀・)┘たまに木の隙間から西に見えるのは俎グラ山陵だろうか、標高1800メートル辺りは新潟県から雲が流れてきて隠れていた(*´-`) とにかく、急登が続くε=(ノ゚Д゚)ノ足場の悪い尾根に張られたロープが何よりの助けだ(*゚Д゚)藪、木を刈り整備したとはいえ、未だ登山者で踏み固められていない道は歩きにくい(;´Д`)ハァハァ木を掴み藪を掴みながら進めばやっと緩やかな斜度になる( ̄▽ ̄;) 緩やかになればあと少しのはず(;・∀・)真新しく刈られた道の先が開けるのを視認すれば東屋が目には入る( ゚д゚)ハッ!天神山のリフトの最高点に一気に躍り出た(ノ゚∀゚)ノ天神山からの下降点には新しいピンクテープと『奥の院古道』の手作り看板が吊るされていた(*・д・)ここからさらに行く手に聳える谷川岳、耳二つを目指すε=(ノ゚Д゚)ノ 天神山、天神峠からは一般登山道だ(*・∀・)人気のお山、谷川岳はたくさんの登山者が行き交う(*´∀`)♪一気に進めば肩の小屋に辿り着き多くの登山者がくつろぐのを横目にさらに進めば、トマの耳、オキの耳、登頂ですヽ( ・∀・)ノさらに先へ、冨士浅間神社奥の院まで辿れば里宮から奥の院まで繋ぐ登拝路を無事に歩き切ることができた(≡人≡;) さて、今回の目的、ホソバヒナウスユキソウを探す(・д・ = ・д・)保護されてる場所に、花は、、、咲いてなかったΣ(・∀・;)ヤマップで他の方が載せてたからもう咲いてるだろうと思ってきたのだが、どうやら別の、標高の低い場所のようだ( ̄▽ ̄;)その中でもなんとか2輪だけ、咲いてるのを見つけることができた(;・∀・) 谷川岳は花の種類が多い(*´ー`*)登る間にイワカガミ、ヒメイワカガミ、ハクサンコザクラ、ハクサンイチゲ等、他にも名前の知らない花が何種類か足元に咲く(*´ω`*)昨年辿った時はニッコウキスゲ、シモツケ、ユリが咲く7月、8月、違う時期に来ればまた違う花が谷川岳を彩るだ(*´ー`*)流れる雲の隙間から時折見せる峰々の姿もまた良い(*´ω`*)谷川岳、何度も訪れたくなるお山だ(*´∀`)♪ 肩の小屋傍で飯を食えば一気に下山するε=(ノ゚Д゚)ノ天神尾根から田尻尾根を進み下りきれば沢沿いの作業路に出て土合駅に向かい今回の山行は終了となった(*´ー`*)電車は、、、二時間待ちだΣ(・∀・;)水上駅までバスで移動することに(*´∀`) 水上駅へ着いたら駐車場までふれあい通りを歩くε=(ノ・∀・)ツ今回はロードも楽しむのだ(*´∀`)♪昔ながらの店、真新しいお洒落なバー、古い旅館、新しいホテルなど、見所があって良く楽しめた(*´ω`*)みなかみ町を貫く川の上流を眺めれば俎グラ山陵だろう、、、未だに雲に隠れてた(;・∀・) 今回は思いもよらない事で古き登拝路を辿ることができた(*´ー`*)最初のロード歩きを間違えてなく里宮にあっさり辿り着いてたら地元の方と出会うことなく保登野沢ルートを辿ったことだろう(*´-`)そもそも、最初からロード歩きを選ばずに車で一気に里宮に向かっていれば今回の巡り合わせはなかっただろう(* ̄ー ̄) 偶然の出来事により辿ることになった奥の院古道(今風に言えばクラシックルートか(*´ー`*))は地元愛の強い有志の方々で導き出された登拝路(* ̄ー ̄)これからこのルートがどうなっていくのか、いつの日か山と高原地図に正式に載るほどに登山者が増えていくのか、行く末を見守り続けていきたいと強く思った山行となった(*´ω`*) 帰りは一気に車を走らせ帰路につくε=(ノ・∀・)ツいつものスーパーには間に合わないので別のスーパーで安くなった惣菜を買い漁り、また家に帰り着いてから飲みまくって〆(~ ´∀`)~