YAMAP / ヤマップ
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厳冬期並の甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根1day)の写真

上から見た核心部

この写真を投稿したユーザー

@kanchi
ID: 701516

5年くらい前よりの北アルプスのメジャールートを中心に登り始め、2019年から雪山、2020年からバリエーションを登り始めるとともにクライミングをスタート、アルパインクライミングを目指して日々山に入っています。 国内目標:鋸岳(2021登頂)、槍ヶ岳北鎌(2022登頂)、北穂高(東陵)、前穂高(北稜、東陵)、奥穂高(南陵)、北岳ほか ※jRO、COCOHERI、遭難保険加入済み

この写真を含む活動日記

写真33
もらったドーモ2
13:47
21.8 km
2903 m

厳冬期並の甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根1day)

甲斐駒ヶ岳・日向山(山梨,長野)

2021.05.02 (日)日帰り

@kanchi
@kanchi

※以下はSUUNTOでのログです。 距離 22.9km 累積 +2,446m 活動時間 13:47'26"(休憩含む) ↑8:20 ↓5:12 ※GPXデータが加工できアップロードできました! 立山が低気圧暴風のため不発に終わり、このままでは終われないと後立山はどうだ、槍、西穂、蝶はどうだ、ロープウェイは風で止まるかもだな、北は厳しいか、甲斐駒はどうだ、天気はなんとかいけそうだな、積雪があったってブログにもあったし、よし決めた!という事で甲斐駒へ。 松本で泊まってそのまま向かうことも考えたものの、小屋泊には寝袋が必要だったのでそれは断念して一旦帰宅。 小屋泊かテン泊か日帰りか、1日経てば雪が減ってしまうことを考え弾丸日帰りに決定。 23:02に小淵沢着、タクシーにて登山口となる尾白渓谷駐車場へ向かい(4,610円)、準備をして0:00くらいに出発。 出発時はなかった風が2合目あたりからざわつき始め、4合目あたりからは完全に雪道、所々凍結もあり気が抜けない。 あまりの風音に大丈夫なのか!?と若干不安に、不安要素としてはグローブを厳冬期のものを持って来なかったこと。無理なら引き返すのみと確認して前に進む。 5合目小屋跡にてウェア、アイゼン、ヘルメット装着で厳冬期装備に。(ピッケルは小屋から) 七丈小屋到着まで5:30思いのほか時間がかかってしまったものの、まだテン泊の人を含め出発していない様子。小屋泊の人の話では前日は8合目までしか人が入っておらず、その先はノートレース、ラッセルになるだろうとのこと。 初ラッセルに心踊らせ前に進む。7合5勺からは締まった雪の上に新雪が積もった状態、膝下ラッセルでスピードは上がらずも前へ。 8合目までが一番風が強いかなと思っていたものの、冷え込みがそこまでであったので行けるだろうと確信。 核心部も再び雪に埋まっており、吹き溜まりのためか膝上ラッセルでかなり苦戦。なんとか無事に切り抜け、日も高くなり暑くなってきたためウェア調整。 ノートレースのルートも3度目なのでルートファインディングも迷うことなく進め、本宮に到着。お宮が完全に雪に埋まっており、今年1月に来たときより雪が多いみたい。 最後のラッセルで登頂成功。風もそこそこで20分ほど滞在。八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、富士山まで冬と変わらない景色を見渡せた。 下山でも気を抜かずにでもさくさくと。小屋でウェア調整と補給、スタッフ出入口のところでしのぶさんがおりしばし談笑。花谷さんはおらず、写真をパシャりと花谷さんへ送ってくれました。またスタンプ貯めに来ますと言い残して小屋を後にして下山。 最後は尾白渓谷でクールダウン、といっても雪解け水のため一瞬だけ。 「おじろ」でビンコーラだけいただきタクシーで小淵沢駅着(4,430円!?深夜割増とあまり変わらない!?)、立ち食いそばで野沢菜天ぷらそばを食べて帰宅。大満足の山行になりましたとさ。 参考:気象庁過去の天気図 https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/hibiten/2021/202105.pdf