森の中に蝶が舞うような光景 戻る 次へ

春は駆け足・石割岳の山桜・・・・の写真

2021.04.03(土) 12:52

森の中に蝶が舞うような光景

この写真を含む活動日記

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3.9 km

489 m

春は駆け足・石割岳の山桜・・・・

石割岳・平野岳 (福岡)

2021.04.03(土) 日帰り

 八女市の旧黒木町と星野村との境界にある石割岳.  県内最高峰の釈迦岳や御前岳よりやや低いが特徴的な山容だ.  生活環境保全林事業で植栽された木々が成長し,山頂一帯に群生する山桜や周囲の自然林と合わさって 花の山旅が楽しめる.  1587年豊臣秀吉により九州の新しく国割された.  上妻郡を拝領した筑紫広門,生葉郡を拝領した小早川隆景の間で星野村の帰属について論争が生じた. 協議の結果生葉郡の内と決定.  越前守が中心となって境木と称して星野村の要所要所に山桜を植栽した.  自生していた山桜と相まって400年の時を経て大群生林となったそうだ. (八女市教育委員会設置の解説看板より引用.憩いの森展望所にあります.)  数年前の台風などの被害で山桜は枯れ木となり,山桜は激減したようだ  地元の方々の植栽活動で山桜を復活させようとしているところらしい.  登山ガイド,観光案内,過去の活動日記で山桜は4月中旬ころ10日間位石割岳麓から山頂にかけて 色づくと聞いた.台風の被害で山桜の木が減ったり花を咲かせなくなったとの声も聴いた. 山桜で色付いた山を見たいとまずは下見に3/11,次に3/23に石割岳を眺めに来た.山桜の葉がちらほら出ていたが4月に入ってからでよかろう,と思っていた. それから3月下旬から連日20度を超える日が続き一気に春が進行したのか. 石割岳に訪れた春は駆け足でいってしまった・・・・ 石割岳登山口までのアプローチは九州自動車道八女インターから,大分自動車道朝倉か杷木インターかと思う.住んでいる場所にもよるが私は大分道側からのアプローチを好む. これまで歩いたことがある耳納連山,筑後川河川敷ロードを通りお茶の産地の星野村へ向かう. 山歩きだけでなく登山口までの移動,移りゆく風景も楽しい. 星野村での移動中,何度か路肩に車を止めてカメラを構えていると,お茶畑で作業している方が ”あれはカラ迫岳だよ”とか”あっちは石割岳だよ”と皆さん声をかけてくださった. 石割岳は地元の方に親しみある存在,愛されている山だなあと感じられた. 今年の春は駆け足だったが,また季節は廻って来る. 来年,再来年,またその次の年・・・ 楽しい春の時間をありがとうございました. また来るからね.