投稿日 2021.08.30 更新日 2021.09.03Sponsored

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天然杉の巨木の森があるって知ってた?知られざる魅力がいっぱい新潟・佐渡の島旅

「金山」や花の百名山「金北山」で知られる新潟県の離島「佐渡島」ですが、実は美しい森や美味しい日本酒など隠れた魅力も盛り沢山。

例えば、『大佐渡石名天然杉』は、奇怪な形の天然杉を巡るハイキングコース。他にも、佐渡の美しい海と文化に触れる「たらい舟体験」や、佐渡の名酒を堪能できる「酒蔵見学&試飲体験」など、おすすめスポットが島内に多数点在しているのです。

今回は、何度でも通いたくなる佐渡の魅力を山好きモデルの新田あいさんと一緒に紹介します。

また、佐渡島では「YAMAPコラボピンバッジ企画・佐渡の島旅キャンペーン」も展開中! この記事を参考に佐渡の山旅を楽しんでみては?
以前に紹介した佐渡島の紹介記事はこちら
新潟・佐渡島の最高峰・金北山へ! 登山と観光を楽しむ2泊3日の欲張り山旅

※ 新型コロナウイルスの状況や拡大防止への対応は、お住まいの地域によって異なります。国や自治体、関連機関の最新情報を参考に、安全を心がけた登山をしましょう。コロナ禍における登山についてのYAMAPの考えはこちら

目次

巨大な天然杉を巡るプチハイキングへ

どうしてこんな形になったの? モデルの新田あいさんも思わず笑ってしまう不思議な形

佐渡には島の最高峰で「花の百名山」としても知られる金北山や、トレッキングの起点、ドンデン山以外にも自然を楽しめる場所がじつはたくさんあります。

大佐渡の中央より少し北側にある『大佐渡石名天然杉』もそのひとつ。コースは1周1時間ほどで、起伏が小さく、道もしっかり整備されているので、プチハイキングにぴったりです。

見どころは、何と言っても奇怪な形の天然杉の巨木たち。曲がりくねった枝や幹は、厳しい環境によるもの。この周辺は積雪が多く、強い季節風も加わって、まっすぐに伸びることができないことからユニークな形状の杉が多いんだとか。

また戦前、県有林になった際、よい形の杉は伐採されてしまい、売り物にならない特異な形状のものが集中的に残っているのだそうです。そのおかげと言ってよいのか、奇怪な天然杉の中には樹齢300年を超えるものもあり、今は貴重な天然林として保全されています。

コース上には『四天王杉』や『大黒杉』など、名前のついた5本のシンボルツリーがあります。これは2010年、特徴的な天然杉の名称を公募し、多くの応募が集まった中から付けられたそうです。『四天王杉』は根本で合体した4本の巨木が並び立っていて、その名にふさわしい堂々とした様。どの杉も名前と絶妙にマッチしているので、なぜその名がついたのか、じっくり形を観察してみてくださいね。

「気持ちのいい森ですね!」と新田さん。階段や杉のチップで整備されていて、歩きやすいハイキングコース


「すごい迫力!」。4本の杉が合体した『四天王杉』。幹の周囲は12mを超える


天に向かってすっくと伸びる『大黒杉』。樹形が美しい


名前のついてない杉も不思議な形のものばかり。「すごいねじれ!」と思わずポーズ!


コースの途中には日本海を見渡す展望台も。ベンチがあって休憩にぴったり

『大佐渡石名天然杉』の遊歩道近くまでは車で行くことができます。ただし、車道は曲がりくねった山道なので運転には気をつけて。また、遊歩道が一般開放されるのは、雪解け後の5月下旬から積雪前の11月中旬まで。巨大な天然杉巡り&森林浴のプチハイキングで佐渡の自然を満喫しましょう。

*佐渡島では2021年10月末までの期間限定で「佐渡の島旅キャンペーン」を実施中! 参加するとYAMAPコラボピンバッチがもらえます。キャンペーンの参加方法はこちら
YAMAPコラボピンバッジ企画|佐渡の島旅を堪能して限定ピンバッジを手に入れよう!

佐渡伝統のたらい舟にチャレンジ!

せっかくの島旅、郷土文化を体験できるプランを組み込むのもおすすめです。

佐渡で有名なのは『たらい舟』。その名のとおり、杉の板を竹でまとめた『たらい』を舟にしたものです。諸説ありますが、大きなみそ樽や魚桶の上半分を切り落として舟の代わりに使ったのが始まりとの説が多く言われているようです。

どうしてたらいを舟にしたかというと、丸くて小回りが効くから。たらい舟が広まった小木周辺は岩礁が多く、細長い小舟だと座礁してしまうことも。アワビやサザエ、ワカメなど、岩場につくものを取るのに、自由に操作できて安定感のあるたらい舟は好都合だったのです。今でも実際に漁に使われていて、モーターをつけたり、防水加工を施したりして、進化を遂げているそうです。

たらい舟に乗船体験ができるのは、小木港と宿根木、矢島・経島の3箇所。今回は、赤い太鼓橋が印象的な矢島・経島へうかがいました。

モデルの新田あいさんは、たらい舟初挑戦。「ぐらぐらしそう! 大丈夫かな…?」と、おそるおそる舟へ足を入れます。「簡単には転覆しないよ! さぁ、ここに座って」と声をかけてくれるのは鈴木弘子さん。この道20年のベテラン船頭さんです。たらいの中にチョコンと落ち着き、いよいよ湾内を周遊です。

たらいの形は楕円形。直径は140〜180cmほど。矢島・経島のたらい舟には、水中の様子がわかるように覗き窓がついている


矢島・経島に渡る赤い太鼓橋。※橋より先は現在通行できません

たらい舟の乗り心地は「プカプカして気持ちいい! でも進むときはスーっと滑らか!」。前後左右に傾きそうなイメージですが、意外にも揺れは小さくて結構安定しているんです。

矢島・経島は小さな湾になっていて波が穏やか。太鼓橋を背にエメラルドグリーンの入り江を進んでいく様は、なかなか風情があります。また、矢島・経島のたらい舟の特徴は海の中も観察できること。船底の覗き窓から、海底をのぞくことができるんです。

「透明度がすごい! 大きな魚が泳いでる!」とはしゃぐ新田さんに、船頭の鈴木さんが、「それはクロダイだね。ほら、ウニも見えるよ! ここのウニは身が小さいから、100個くらい取らないと豪華なウニ丼がつくれないけどね」と教えてくれました。

海底までくっきり見える。佐渡の海は透明度が高く、魚の種類も豊富なので、ダイビングで訪れる人も多いのだそう

さて、クルーズは存分に楽しみましたし、ここでいっちょ船頭にもチャレンジしてみましょうか。

『キュッキュッ』とリズムよくオールをこぐ音とは裏腹に、舟は『クルクル〜』っと回り始めちゃいました。「左右同じくらいの力で。まずはゆっくり。どう? ちょっとは前に進んでるね!」と鈴木さんが優しく教えてくれます。しばらくチャレンジしてみたものの、鈴木さんへとバトンタッチ。さっきまでモジモジしていた舟が嘘のようにスイスイ進みます。「すごいですね。ピタッと止まって、くるっと方向転換もできて。自由自在ですね!」と感心する新田さんに、「わたしなんてまだまだ。50年乗ってる超ベテランもいるんだから」と鈴木さんが笑っています。

まっすぐ進まなくても楽しい船頭体験

無事に戻ってきた新田さんは「船頭体験も楽しかったです。一瞬コツをつかんだんだけど…もう一回チャレンジしてみたい!」と腕をまくっています。佐渡の美しい海で郷土文化を体験できる『たらい舟』。ぜひみなさんも楽しんでください。
※新型コロナウイルス感染症対策として、現在は船頭体験を一時中止しております。

海を眺めるテラス席で佐渡のおいしいパンをいただきます♪

地元のパンやスイーツなど、グルメスポットに立ち寄るのも、トレッキング前後の楽しみのひとつ。

佐渡島の西側、真野湾にある『しまふうみ』はこだわりのパン屋さん。自家製酵母を使って、小麦粉の選定から生地作り、焼き上げまでをスタッフが行っています。シェフの村田啓孝さんは東京で3年、フランスで1年半、パン職人として修行を重ね、生まれ故郷の佐渡へと戻ってきました。店名の『しまふうみ』は『島の風味』をなぞらえたもの。佐渡ならではの味をという思いから、野菜や果物はできるだけ地元の農家さんから仕入れているそうです。

真野湾の南に位置する『しまふうみ』。テラス席は海風が心地よい

シェフの村田さんは、佐渡の名産品を使ったメニューも意欲的に開発しています。「酒粕フランスクロワッサンは、佐渡の酒蔵・加藤酒造店さんから仕入れた酒粕を使っています。発酵バターに代わる食材を探していたときに、酒粕の豊かな風味はパンに使えるんじゃないかと加藤酒造店さんに相談したのがきっかけでした。試しに酒粕を混ぜたバターを焼き込んでみると、風味がよくなって大正解だったんです」。

こうして生まれた酒粕フランスクロワッサンは、お店でもいちばん人気の商品。酒粕とクリームチーズが生み出すコクと、フランスパン生地のざくざくとした食感がくせになるとリピーターさんも多いのだそう。

酒粕フランスクロワッサン。酒粕は、佐渡の名酒『金鶴』をつくる加藤酒造店さんから仕入れている

「かわいい顔! このパンは何ですか?」と新田さん。「これは『こいたろう』です。鯉のぼりを真正面から見たときの顔が、ほのぼのしててかわいいなぁと思って。五月の節句に合わせてつくってみました」。

『こいたろう』の中には、自家製のルレクチェのジャムがたっぷり。ルレクチェは洋梨で、もちろん佐渡産。季節のフルーツを使ったジャムは瓶詰めで販売しているので、お土産にどうぞ!
※『こいたろう』は期間限定の商品の為、今年の販売は終了しています。

(左)パカッと口を開けているのは『こいたろう』くん。自家製のルレクチェのジャム入りでお子さんに大人気 (右)「おいしそうなパンがいっぱい! どれにしようか悩むなぁ…」


「最高の眺め!」。真野湾を目の前にしたテラス席。ランチやカフェに最高!


「佐渡産コシヒカリのカレーや、季節の野菜でつくったポタージュなど、ランチにぴったりのメニューもあります。島の牛乳を使った特製のソフトクリームもおすすめです。おいしい『佐渡』を味わいに。ぜひ一度お立ち寄りください」(村田シェフ)

佐渡は名酒の宝庫! 北雪酒蔵で酒蔵見学&試飲会


佐渡はじつは美酒の島としても有名。幻の名酒や、世界的に有名な日本酒など、高い評価を得ているお酒を醸す個性豊かな酒蔵が、島には5軒あります。

今回取材させていただいたのは、創業明治5年の北雪酒造さん。『人に愛される酒は安全で安心できるもの』という信念に基づき、米づくりからこだわっている蔵です。地元の契約農家とともに農薬や化学肥料に頼らない農法を追求、ついには研究会まで結成し、米づくりを磨いてきました。

酒蔵を案内してくれたのはスタッフの羽豆有希子さん。仕込みはシーズンオフ中だったのですが、酒づくりの工程を丁寧に紹介していただきました。

北雪酒造が生み出してきた名酒がずらり!(写真の瓶は限定品で販売はしていません)

酒蔵の中には、400kgの米を蒸す機械や、12,000リットルの容量をもつタンクなど、巨大な設備が並んでいます。新田さんが目を丸くしていると、「12,000リットルは、180mlのカップ酒で計算すると180年分(1日1本換算)になります」と羽豆さん。タンク1本で一生分以上のお酒がつくれるなんて、すごい大きさ!

酒蔵を抜け、『地下蔵』と書かれた貯蔵庫へ。ひんやりとした空気の中、酒瓶が所狭しと並んでいます。ここでは『超音波熟成酒』と『音楽酒』をつくっているのだそう。「適度な超音波を聞かせると、振動でいろいろな分子が細かくなるんです。辛口のお酒は特にまろやかになるんですよ」。超音波熟成の発想のもととなったのは、江戸時代に活躍した北前船による運搬。波に揺られて運ばれた酒はまろやかでおいしいと評判だったそうです。

「超音波熟成や機械による麹室の管理など、よりよいものをつくるための試行錯誤も続けていますが、酒づくりの基本は人の五感。味や色、香り、触感など、酒の様子や変化を察知することは、酒づくりにおいて欠かせないことです」

「日本酒をつくっている工場に樽?」と疑問に思っていたら、米焼酎を寝かせている樽だった。樽の香りがうつって、ウィスキーのような深みのある味になるのだそう (右)仕込みに使っている巨大な樽。「甘くていいにおい〜!」。あたり一面、りんごのような、少し酸味のある甘い香りがただよっている


(左)超音波熟成酒が眠る地下蔵へ (右)超音波熟成しているのは、辛口の日本酒『鬼ころし』を熟成した『超音波熟成酒』と粕取り焼酎『黄金波』。隣の部屋では『音楽酒』を貯蔵している。喜多郎のヒーリング音楽に日本海の波の音を足したものを24時間聞かせ、超音波熟成と同様にまろやかな酒に仕上げる

工程の見学が終わったら、いよいよお楽しみの試飲会。早速、先ほど見学したばかりの超音波で熟成させた『超音波熟成酒』と普通の『佐渡の鬼ころし』を飲み比べすることに。

まずは普通のものを一口。「キレがいいですね! すっきりしています」。癖がないので、焼き肉や中華料理など、こってり系の食事にも合わせて楽しめるそう。超音波熟成の方はというと「まろやか! 口当たりがいいです!」とのこと。普通の『鬼ころし』よりも飲みやすく、食事を選ばない万能選手だそうです。

取材時は、春限定と夏限定の『北雪』があったので、こちらも飲み比べを。水色のロゴがさわやかな夏限定は純米吟醸。香りが強めで飲み口が軽いのが特徴です。春限定はピンクのロゴでかわいらしい見た目ですが、料理を選ばないさっぱりとした味。宴会シーズンにぐいぐい飲めるタイプのお酒になっています。
新田さんのお気に入りは純米大吟醸『NOBU TK40』。佐渡産の越淡麗を40%まで磨き上げて使ったお酒で、口に含むとお花のような香りがふわっと広がります。「これ、絶対に女性受け間違いないですよ! しかもミニボトル、めちゃくちゃかわいい。友達のお土産にしよう♪」

北雪酒造の酒蔵見学は予約すればいつでも可能。みなさんも佐渡の美酒をご堪能くださいね。

試飲用のお酒は10種類くらい。季節によって種類は異なるそう。なんて贅沢な試飲会!


ラベルがおしゃれな『NOBU TK40』は、海外でも人気の日本酒


『NOBU TK40』を一口。華やかな香りとやさしい口当たりで、海外でも人気の日本酒だそう

のんびり島さんぽにはレンタサイクルが便利


白波が打ち寄せる海岸に、水を張った田んぼの風景、風情ある神社やお寺などなど…。魅力いっぱいの佐渡の景色をのんびり楽しみたいなら、レンタサイクルがおすすめです。電動アシスト自転車『エコだっチャリ』を貸し出しているのは島内5箇所(両津、外海府、相川、佐和田、小木)。

小木ではスポーツタイプの電動アシスト自転車「e-bike」もレンタルしています。小木港周辺の町ブラはもちろん、古い町並みが残る宿根木集落や、先に紹介した矢島・経島、少し足を延ばして郷土資料館のある赤泊など、小佐渡の南側を散策するのにぴったりです。料金は2時間500円からとリーズナブル(e-bikeは4時間2,000円から)。予約は不要なので、ふらっとのんびり島さんぽへ出かけましょう。

佐渡の島旅キャンペーン実施中!YAMAPコラボピンバッチをゲットしよう!


佐渡の島旅キャンペーン、もう参加しましたか?

YAMAPでは期間限定でYAMAPコラボピンバッジ企画・佐渡の島旅キャンペーンを実施中!

今回ご紹介した大佐渡石名天然杉や、北雪酒造など佐渡の酒蔵を訪れると、YAMAPアプリ内でデジタルバッジをもらえるんです! 参加方法は簡単!「佐渡の島旅キャンペーン」期間中(キャンペーン期間は、2021年10月31日まで)、YAMAPで佐渡島の地図をダウンロードし、指定の目的場所に訪れたことを活動日記に残すだけ。活動日記は公開しなくてもOKです。

デジタルバッジはぜんぶで6種類。佐渡の自然にまつわるものと、文化にまつわるものが、それぞれ3つずつあります。

この記事で紹介した『大佐渡石名天然杉』や『矢島・経島(矢島体験交流館)』『北雪酒造』も、もちろんデジタルバッジの対象地点です。

そして、上記のデジタルバッジを「自然」「文化」を問わず、2つ以上獲得すると、限定のコラボピンバッジと交換してもらえるんです! 配布数は限定500個で、佐渡観光情報案内所などで交換できます。詳細は以下の記事(YAMAPコラボピンバッジ企画|佐渡の島旅を堪能して限定ピンバッジを手に入れよう!)をご確認ください。

キャンペーン期間は残りわずか。ぜひこの機会に佐渡の島旅を楽しみながら、コラボピンバッジをゲットしましょう!

原稿:池田菜津美
撮影:川野恭子
モデル:新田あい
協力:佐渡市、佐渡トレッキング協議会