活動データ
タイム
12:57
距離
14.9km
のぼり
1633m
くだり
1630m
活動詳細
すべて見る今日はえむじぇいさんと新緑の大峯右股尾から大峯奥駈稜線に乗り第四十七靡 五鈷峰を拝してきました。 湯の又から明星ケ岳に延びる支尾根の中尾は左右に股尾を従え、山陵の下に眠るミツ嵓やイブキ嵓なども従える深山幽谷感溢れる山域です。 一昨年かーんさんたち山仲間と二つの股尾を歩きましたが なかでも右股は取り付き口がゴルジュ内にあるため人を余り寄せ付けない立ち上がりのキツイ魅力的な尾根でした。 もう一度機会を得たく思っていたところ今回も縁あってこの右股に再来することができました。 狙うはイブキ谷とカラハッソウ谷の出合にあるP927の尾根の先端からの右股尾です。 先ずは王子製紙の廃林道から右股尾の先端部を目指して舟ノ川上流部のカラハッソウ谷に降りました。しかし地図にない地形に引き込まれて降りた地点は当初目論んだイブキとカラハッソウの分岐より少し右側となりました。幸い対岸に渡渉できる場所でしたが稲村状の岩塊の左の小さなルンゼに取り付く他は道がありませんでした。意を決してルンゼに取り付き、ルンゼを少し登り後は左手の薮を巻いて薮を味方に草木をかき分けながらそれを掴んでP 927まで這い上がりました。 P927からの眺望を楽しんだあとはP1377まで急斜を這い上がるだけですがこの区間も地形図には記されていない大きな壁や岩を幾度となく乗り越え、巻いてかわす緊張感と集中力の連続でした。 右股の頭から先は難なく奥駈稜線に上がって五鈷峰を拝して迷平を散歩するように下りました。 祈りの山 深山幽谷に分け入り 自然の畏敬を感じながら稜線をめざして歩くことが出来たこと仲間と春の大峯に感謝です🙏。
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