投稿日 2025.06.18 更新日 2025.06.27Sponsored

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鈴鹿竜ヶ岳の頂きへ|軽やかなKEENシューズと歩くスーパー登山部の山旅

鈴鹿山脈の竜ヶ岳に響き渡る、透明感のある音楽。可憐に咲くシロヤシオを目当てにしてきた登山者も思わず足をとめ、その音に耳も体も預けています。

山頂で音楽を奏でているのはスーパー登山部。楽器を自ら背負い上げ、自然に寄り添うように演奏もハイキングも楽しむ音楽バンドです。

スーパー登山部は、なぜ山で音楽を楽しむのか? 彼らが歩荷トレーニングも兼ねて登った竜ヶ岳ハイキングの様子と彼らの足元を支えるアウトドア・フットウェアブランド<KEEN>のハイキングシューズについてお届けします。

目次

東海屈指の登山スポット鈴鹿山脈・竜ヶ岳

竜ヶ岳(りゅうがたけ・標高1,099m)は鈴鹿セブンマウンテンのひとつで、滋賀県東近江市と三重県いなべ市にまたがって座する鈴鹿山脈のほぼ中央に位置しています。

登山口がある石榑峠(いしぐれとうげ)から山頂までは、約1時間30分のコースタイム。日帰りハイキングにもってこいの山です。

初夏に咲き誇るのはシロヤシオの花。山頂周辺の平原に点在するシロヤシオがまるで放牧されている羊のように見える景色が人気で、5月中旬頃には多くの登山者で賑わいます。

登山口から続く急登を歩ききり樹林帯を抜けると、開放感あふれる360度の大パノラマが! 東には、いなべ市の町並みや養老山地が見渡せます。

山も音も楽しむスーパー登山部

左から:小田智之さん(Key)、梶祥太郎さん(Ba)、Hinaさん(Vo)、深谷雄一さん(Dr)、いしはまゆうさん(Gt)

そんな竜ヶ岳に登ったのは、スーパー登山部のみなさん。

スーパー登山部は、2023年に結成された5人組バンドで名古屋を拠点に活動。登山好きのキーボードの小田さんが「山と音楽を絡めた活動をしたい」と思い立ったのがはじまり。ホールライブを行うため、良い音楽を奏でるメンバーたちが集まったのがきっかけで、バンド名や登山をするバンドというコンセプトは後から生まれているそう。

ただ、やがて登山未経験だったほかのメンバーも山に登るようになり、2024年8月には白馬山荘でライブをしたり、2025年5月には、鈴鹿山脈の御在所岳の頂上で音楽フェス「GOZA TOP FESTIVAL」を主催するなど活躍の場を広げている大注目のバンドなのです。

やさしく晴れやかなメロディ、心が撫でられるような歌声、山に登っているからこそ響く歌詞に登山者のファンも多いようです。

特に「頂き」は登山者にこそ聞いてもらいたい一曲。山に登っているときに思わず口ずさんでしまうような心地いいメロディと、登山者なら「ああ分かる!この感覚」という歌詞が特徴です。

小田さん:コーヒー好きの登山者は山でコーヒーを楽しみますよね。僕らは音楽が好きな登山者だから、山で音楽を楽しむんです。

登山者でもある彼らは、自然への配慮ももちろん忘れません。演奏するときには、関係先とも相談のうえ、高山植物や棲む動物などの影響も考えて、環境へのインパクトを最小限に抑えているそう。

「スニーカーみたいな履き心地で歩きやすい」KEENのハイキングシューズ

そんな彼らの足元を支えるのは、KEENのハイキングシューズ。履き心地や機能だけではなく、「地球環境に負荷を与えないシューズづくり」を掲げ、地球と人という存在を意識して、モノづくりを実践するKEENに、通じるものがあるのでしょう。

竜ヶ岳での履き心地はどうだったのでしょうか。それぞれに履いてるシューズの感想を聞いてみました。

ヴォーカルのHinaさん着用モデル:ハイトレイル ミッド ウォータープルーフ

Hinaさん:私の履いた「ハイトレイル ミッド ウォータープルーフ」は、シューズの甲側の素材が柔らかくて、スニーカーのような履き心地。でも、クッション性があるから、登山道でも歩きやすいんですよ。ミドルカットの履き口の素材がかなり柔らかくて、靴擦れの心配もありませんでした。

今回はHinaさんだけでなく、キーボードの小田さん、ドラムの深谷さんの着用モデルも「ハイトレイル イーエックスピー ウォータープルーフ」

小田さん:ハイキングシューズなのに、おしゃれなのがうれしいですね。チェック柄がアクセントのカラーリングもかわいい。岩の上でも平らな登山道でもどんなシーンでも、軽やかに安定して歩けるのが気に入りました。

深谷さん:見た目もいいし、軽いし、歩きやすい。滑りずらくて、下りも安心して歩けました。スッとスムーズに足入れできて、履き心地もフィット感もいいですね。ソールがソフトだから、あまり重いものを背負わない登山に適してるかな。

いしはまさんと梶さんは、3人とは違うシューズを履いていました。

いしはまさんは、より軽快なハイパフォーマンスライトトレイルシューズの「ザイオニック ウォータープルーフ」。梶さんは、定番トレッキングシューズの「ターギー 4 ウォータープルーフ」です。

いしはまさん着用モデル:ザイオニック ウォータープルーフ

いしはまさん:なによりもデザインが格好いい。街でもよく履くくらい気に入っています。ほどよくグリップしてくれて足裏感覚があるから山でも動きやすくて、竜ヶ岳みたいなハイキングにすごくよかったです。

梶さん着用モデル:ターギー 4 ウォータープルーフ

梶さん包まれているような安心感がありますね。ソールがしっかりしてるから不安定な登山道でもサポート力があって、下りも滑らないグリップ力があります。防水だから雨でも大丈夫だし、太めのパンツのコーディネートも合うので、日常でもよく履いています。

ハイキングの楽しみを高める「ハイトレイル」

Hinaさん、小田さん、深谷さんが履いていた「ハイトレイル」シリーズは、この春に加わった新たなハイキングシューズ。どんなシーンで活躍していたのか詳しく見てみましょう。

やわらかい履き心地で快適な歩行性

「しっかりフィット感があるのに、足先がゆったりしていて快適でした」

と、Hinaさん。静かに感動するほど、履き心地が良かったそう。それは、足の輪郭に沿ってデザインしたContoured Fit(コントワードフィット)によるもの。
アッパー素材もソールもやわらかな屈曲性を備え、シューズ裏面はクッション性を高めているため、登山道でも安定して軽やかに歩くことができます。

ドラムの深谷さんも、まるでスニーカーのようなソフトさがあるので、演奏がしやすかったそうです。

岩場でも安心のグリップ力

岩場でも、高いグリップ力をもつオールテレインラバーアウトソールが、しっかりと地面を捉えられます。

「登りのときは足を支えてくるようで、疲れにくかった。」

キーボードを背負う小田さんの足元を、全方向に対応するラグパターンが防滑性を高めながら、前への推進力をサポートしていたようです。

山でも街でも楽しめるデザイン性

3人が口をそろえたのは、「おしゃれ」「かわいい」「街でも履ける」という、これまでの登山シューズのイメージを覆す見た目のよさ。山も街もシームレスに履けると、ハイキングがより身近に楽しめそうです。

ポップなデザインで、演奏中にはHinaさんの足元をかわいく演出していました。

竜ヶ岳の山頂から眺められる大パノラマも、稜線に広がる平原での演奏も楽しんだスーパー登山部。彼らが奏でる爽やかな音楽が山の空気に混ざり合って、まわりの登山者の心をさらに満たしたようでした。

重たい楽器を背負う彼らの足元をサポートしたKEENのハイキングシューズも、そんな時間を作るのに一役を担えたようです。

※スーパー登山部の演奏は、自然公園法に基づき土地の所有者の許可のもと行っています

スーパー登山部のInstagramはこちら

環境にやさしく、シーンに合わせて選べるKEENのシューズ

KEENのシューズは、ハイキングに適した機能だけではありません。地球と人という存在を意識して、環境にやさしいシューズづくり<CONSCIOUSLY CREATED:地球と人にやさしいツクリカタ>を実践しています。

【KEENの<CONSIOUSLY CREATED:
地球と人にやさしいツクリカタ>とは?】

 

・長持ちするシューズを
耐久性のあるシューズ=長持ちするシューズ。長く愛用し続けられるシューズこそ、環境にやさしい。耐久性の強化を目的に、100万回におよぶ屈曲テストや開発新技術の導入など、長く愛用し続けられるシューズづくりを行っています。

 

・地球をデトックス
KEEN全製品の防水・撥水加工は、発ガンリスクなど多くの健康被害を引き起こす可能性があるとされる有機フッ素化合物PFASは不使用。環境中に流出しても分解されず長期間残るため「永遠の化学物質」と呼ばれるPFASは意図的に使用しません。また、抗菌剤よりも人間や環境にとって安全な、天然プロバイオティックス技術を採用した、ケミカルフリーの防臭加工を施しています。

 

・エシカルな素材調達を
アマゾンでは、畜産のための伐採が進み、生態系への影響が懸念されています。特にブラジルではその割合が大きいため、KEENでは環境配慮の観点から、皮革の調達元を慎重に選定しており、現在ブラジルからの比較調達は行っていません。また、環境認証団体「LWG(レザーワーキンググループ)」認定の工場で、環境に配慮したなめし加工がなされた皮革を使用しています。

 

・素材に第2の人生を
新たな資源の使用を減らすために、リサイクルP.E.T.や産業廃棄物などリサイクル素材を活用してシューズやアパレル、アクセサリーにアップサイクルしています。

参考:CONSCIOUSLY CREATED

どのモデルも地球にやさしい製造方法を取り入れている、PFAS不使用の防水シューズ。ミッドソールやラグパターンは、シリーズに合わせた専用設計。

左から:ターギー 2 ミッド ウォータープルーフ、ターギー 4 ミッド ウォータープルーフ、ハイトレイル ミッド ウォータープルーフ

写真左の「ターギー 2」シリーズは接地面を大きくする大小のラグパターンで、どんなシーンでも高いグリップ力を発揮。硬めなアウトソールで、前方へ進む動きが得意です。

真ん中の「ターギー 4」シリーズは、ターギー 2と比較すると細かなラグパターン。グリップ力が高く、操作性もいいので、歩く時間が長いトレッキングなどで活躍しそう。

右の「ハイトレイル」シリーズは、シューズの内側と外側、そして、前側と後ろ側でU字型ブロックのラグパターンが反対向きに配置されています。そのため全方向へのグリップ力が格段にアップしています。

ターギー 2 ミッド ウォータープルーフ(LEAVE NO TRACEコラボレーション)

ターギー 2 ウォータープルーフ (重量:493g/片足27cm、403g(片足24cm)

KEENのトレッキングシューズを代表する大定番モデル。幅広で、つま先を広げるスペースのある足型は、幅広甲高の方にも定評があります。ESSシャンクを搭載し、屈曲性、クッション性、サポート力のバランスがよく、初心者からベテランハイカーまであらゆる登山者におすすめ。3シーズンの登山に幅広く活躍します。

ターギー 4 シリーズ

左:ターギー 4 ウォータープルーフ(重量:540g/27cm片足、460g/片足)、右:ターギー 4 ミッド ウォータープルーフ(重量:580g/27cm片足、495g/24cm片足)

「ターギー2」同様、快適な足入れ感はそのままに、全方向の動きに対応するアウトソールパターンにアップデート。

いちばんの特徴は、その製造方法。アッパーとアウトソールの間にミッドソールの素材を流し込むことで、接着剤を一切使わずに一体化させる「ダイレクトアタッチ製法」を取り入れています。これは、経年劣化でソールが剥がれる心配がありません。さらに、ミッドソール素材には高密度の空気が含有されているので、使用資源の軽減につながり、クッション性も向上。

環境負荷を低減と耐久性のアップデートを実現した、KEENで最も環境負荷を低減したエシカル登山シューズなのです。

ハイトレイルシリーズ

左:ハイトレイル ウォータープルーフ(重量:400g/27cm片足、320g/24cm片足)、右:ハイトレイル ミッド ウォータープルーフ(重量:416g/27cm片足、344g/24cm片足)

山から街までシームレスに履ける、ファスト&ライトカテゴリーの防水ハイキングシューズ。軽さと歩行性、ファッション性の高いデザインを兼ね備えています。

レザーとパフォーマンスメッシュのコンビネーションアッパーで耐久性と通気性も向上。クッション性の高い高反発フォームミッドソールを採用することで、スポーティな履き心地を実現。

軽量な装備でより軽快に、より遠くを目指すハイクを好む方に適しています。

ハイトレイル イーエックスピー ウォータープルーフ

ハイトレイル EXP ウォータープルーフ(重量:396g/27cm片足、355g/24cm片足)

「ハイトレイル ウォータープルーフ」と機能は同じで、デザイン違いのモデルです。アッパー素材には耐久性の高いリップストップナイロンを採用。つま先部分のレザーや要所に施したTPU補強が耐久性を高めています。

シャンクは未使用、圧縮成型EVAミッドソール採用によりクッション性とソフトな履き心地。ファッションシーンでのコーディネートを楽しめるカラーリングも展開しています。

スーパー登山部を特集したYAMAP MAGAZINE記事はこちら

ナビゲーター:スーパー登山部
原稿:大堀啓太
写真:西條聡
協力:キーン・ジャパン合同会社