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きっかけはアミノバイタル|心に響く山の「きっかけ」エピソードを大紹介
コンディショニングをサポートするサプリとして、愛用者が急増している「アミノバイタルⓇ」。そんな「アミノバイタルⓇ」が、新たな挑戦に挑む人々を応援したいという想いを込めて展開しているのが「きっかけは、アミノバイタル」キャンペーンです。
その一環として、「アミノバイタルⓇ」とYAMAPでは、登山を始めたきっかけや、憧れの山に挑戦した理由など、「きっかけ」に関するエピソードを含んだ活動日記やモーメントを募集。なんと、7,000件以上の投稿が寄せられました!
今回は、その中から特に心に響く5つのエピソードを紹介します。それぞれ、どんな「きっかけ」で、山を好きになっていったのか…。ぜひ、じっくりとお読みください。
目次
息子と歩いた初めての北アルプス、忘れられないテント泊縦走の思い出
投稿者 yassy8686さん
3〜4年前までキャンプにハマっていたyassy8686さんは、「山でキャンプをするのも面白い」と思ったことが「きっかけ」で、テント泊縦走を計画。高校生だった息子さんと一緒に、常念岳から燕岳までのパノラマ銀座を歩くことにしました。初めての北アルプス、しかもテント泊縦走は大変でしたが、忘れられない素晴らしい思い出になったそうです。
――初めての北アルプス&テント泊縦走は、いかがでしたか?
yassy8686さん:正直なところ、大変でした。キャンプ感覚で荷物をパッキングしたら、なんと18kgにもなってしまったんです。登山のテント泊に慣れていなかったので、ヤカンまで持っていっちゃいました(笑)。重すぎて体は揺さぶられるし、10分歩くたびに休憩が必要で、ヒーヒー言いながら登っていました。
――でも、忘れられない絶景に出会ったとか
yassy8686さん:そうなんですよ。疲れがピークに達した常念乗越のあたりで、目の前にバーンと尖った山が現れたんです。当時は、名前も分からず見とれていたら、周りの登山者の方が「きゃー!槍ヶ岳かっこいいー!」と言うのを聞いて、「これが槍ヶ岳なんだ」と思ったんです。
そんな槍の景色を見たら、疲れも一気に吹っ飛んじゃって、親子2人で「アルプスすごいっ!」と感動しっぱなし。その後は「槍がずっとついてくるよ」なんて小学生みたいな会話をしながら、ニコニコと歩き続けました(笑)。体はキツかったんですが、気分はハッピーでした。
――今も息子さんと一緒に山に登っていますか?
yassy8686さん:それから3年が経ち、息子も大学生になって、学校やバイトが忙しいようです。
――今日は、息子さんもご同席されているので、ぜひお話を聞かせてください。
息子さん:僕は、受験でブランクがあったのですが、その間もお父さんは、ガンガン登っていて、山の写真を見せてくれました。お父さんはどんどんレベルアップしているので、今となっては僕と一緒だと物足りないと思います。まずは、僕が体力をつけてお父さんと同じくらいに歩けるようになってから一緒に行きたいですね。
――いつか、一緒に行けるといいですね。ところで、最近、登った山で印象に残っているのはどこですか?
yassy8686さん:吉野と熊野を結ぶ大峯奥駈道です。ロングトレイルが好きなのですが、山深くて、歴史的な遺構もあり、最高でした。次回は、熊野古道の中辺路を歩いてみたいですね。
そんなロングコースを歩くときには、必ずアミノバイタルⓇを持っていきます。あとひと踏ん張りしたいときに飲むと、最後まで頑張れるんですよ。そして、いつかは世界最大級の山岳レース、トルデジアン(イタリア・約330km)に出場するのが、将来の夢です。
見る山だと思っていた富士山に登ったら、涙が止まらないのはなぜ?
投稿者 うかさん
「富士山(3,776m)なんて登ってもつまらない山だ」と思っていた、うかさん。そんな彼女がネットサーフィン中に、富士宮ルートなら日帰りできることを知り、「話のタネに一度くらい登っておこう」と軽い気持ちが「きっかけ」で富士登山に挑戦。ところが、なぜか山頂に着いて景色を眺めたら、涙がこぼれて止まりませんでした。その訳とは?
――実際に富士山の山頂に立ったときは、どんな景色が広がっていたのでしょうか?
うかさん:眼下には山中湖が見え、周囲には以前登った八ヶ岳や南アルプスの山々がそびえていました。でも、そんなすべての山よりも、私は高い場所に立っていると実感した瞬間、感動で胸が熱くなり、涙が止まらなくなったんです。もう、嗚咽がもれるほど気持ちが高ぶってしまいました。
――涙が出たのは、景色の美しさに感動したからですか?
うかさん:もちろん、それもありますが、登山を始めた頃の自分を思い出したんです。私は4年前、大失恋をきっかけに日々の生活を変えたくて山に登り始めたんです。もともとはインドア派で、最初は1時間歩くだけで、疲れていました。でも、何度も山に登るうちに少しづつ長く歩けるようになり、それと同時に山も好きになっていったんです。
そんな自分の4年間の歩みが、富士山の頂に立った時に、一気に蘇ってきたんです。
私は、山梨の山や八ヶ岳、南アルプスなどによく登っていたので、いつも遠くに富士山が見えていました。山に登るたびに「ああ、富士山ってなんできれいなんだろう」って思っていたんです。そして今、かつて自分が登った山々が私を見上げているのだと思ったら、もう自然に涙が溢れてきました。
――「富士山は登る山ではなく、見る山だ」と、よく言われますが
うかさん:以前は、私もそう思っていました。でも、富士山を見るのが好きな人なら、きっと登っても楽しめると思います。独立峰なので360度の絶景は素晴らしいですし、お鉢巡りで見えた噴火口は、これまで登ったどの山よりも迫力がありました。
山頂で感じた大地から溢れてくるパワーは、まさに母なる大地そのもの。4年間、遠くから見守ってくれていたお母さんに、ようやく会いに来られたことを感謝したい気持ちになりました。やっぱり、富士山は日本一の山だと思います(笑)。
登山ができない妻に山の写真を見せたいから、今日も登る!
投稿者 ゆきさん
「暑いし疲れるだけ。虫やヘビ、クマまでいる山に登る人の気が知れない」と思っていたゆきさん。しかし、ダイエットをきっかけに群馬県の鳴神山(980m)に登ってみたところ、山頂からの景色があまりに素晴らしく、すっかり登山にハマってしまいました。
そして、ゆきさんが山に登り続けるのには、最愛の妻に山の写真を見せたいという「きっかけ」があったからなのです…。
――初めての登山で鳴神山を選んだ理由を教えてください?
ゆきさん:私は群馬県の桐生市に住んでいるので、鳴神山は近かったんです。ダイエット目的で、登山を始めたのですが、登ってみると本当に楽しかった!
山の中で汗をかく爽快感や山頂からの眺め、すべてが最高でした。しかも、食べ物が驚くほど美味しく感じるんですよ。山でカップラーメンを食べたときは、「世の中にこんなに美味しいものがあるのか」と驚きました(笑)。
――奥さんに山の写真を見せることが、登山の動機のひとつになっているとか?
ゆきさん:妻は10年ほど前に大病を患って、山に登るのが難しくなってしまったんです。でも、私が歩いた山の写真を見せると、その体験を共有できる感じがして嬉しくて。「あの山も見せたい、この山も見てもらいたい!」と思うと、自然に力が湧いてきて、次々と山に登るようになりました。
――これまでに奥さんに一番喜んでもらえた写真は、どの山ですか?
ゆきさん:谷川岳(1,977m)の稜線ですね。妻も私と同じく群馬県出身なのですが、「こんな場所があるんだね!」と、驚いていました。最近は谷川岳の西黒尾根から登って平標山(1,984m)まで、日帰りで歩くのが好きです。
そんなロングハイクのときは、必ずアミノバイタルⓇのアミノショットⓇを持っていきます。20km行程で半分を過ぎた頃に飲むと、後半の粘りが違うんですよ。自分にとって、「これがあれば歩ける!」というお守りのような存在ですね。
――登山歴は約3年とのことですが、かなり山にも慣れてきた感じですね。今後、挑戦してみたい山はありますか?
ゆきさん:北アルプスのジャンダルム縦走にチャレンジしてみたいです。登山者の憧れですよね。
その練習として、最近は妙義山(1,104m)でクサリ場の練習をしています。そこで経験を積んで、できれば来年には挑戦できればと思っています。そして、妻にもジャンダルムの迫力ある景色の写真を楽しんでもらいたいですね!
スノーボードから登山へ、絶景を追い求めるmiさんの山旅
投稿者 miさん
小学生の頃からスノーボードが大好きだったmiさん。初めてのバックカントリーで伊吹山(1,377m)に登ったところ、体力不足を痛感。もっと体力をつけたいという「きっかけ」から夏山登山を始めました。現在、登山歴は3年ほどですが、雪山を含めて一年を通して山を楽しんでいるそうです。
――登山歴は3年とのことですが、特に心に残っている山行は?
miさん:登山を始める前からスノーボードをやっていて、白馬の山々はずっと「かっこいいな」と思って憧れていました。そこで昨年、白馬三山から五竜岳まで縦走したのですが、あの白馬の山を自分の足で歩けた事が本当に嬉しかったです! いつも遠くから眺めていた山頂の上に私が立っていることが、不思議で感動的でした。
――冬はずっと白馬でスノーボードを?
miさん:大学の冬休みに白馬で住み込みバイトをしたのがきっかけで、白馬の景色が大好きになりました。卒業後は就職したのですが、2年で退職し、ワーキングホリデーでカナダに行きました。帰国後もまた白馬に行き、ひと冬こもっていました。
miさん:そこでバックカントリーの世界を知って虜になったんです。ただ、バックカントリーで山に登るためには体力が必要だと感じて、地元滋賀の三上山(432m)に登ってみたんです。そのときは、思いのほかしんどくて、20分で引き返してきました(笑)。
でも、やっぱり「ちゃんと山登りをやってみたい!」と思って、今度は金勝(こんぜ)アルプスに挑戦してみたんです。標高は500m程度なので、ちょっと登るだけなんですが、「こんな景色に出会えるんだ。冬じゃなくて夏でも山に登ったら楽しい!」と感動しました。日常を少し離れるだけで、大絶景に出会えるのは、登山の醍醐味ですよね。
――山で見た絶景の中で一番思い出に残っているのは、どこですか?
miさん:なかなか一番を選ぶのは難しいですが、ずっと憧れていた剱岳(2,999m)に登れたことは感激しました。早月尾根から行ったのですが、日帰りであんな大絶景に出会えて本当に素晴らしかったです!
勇気を持って踏み出したソロ登山デビューから広がる新たな冒険
投稿者まるもさん
夫婦で山歩きを楽しんでいたまるもさんですが、旦那さんがバイクを整備中に大ケガ。もう、ひとりでは山に登るのは無理かなと諦めかけていました。しかし、山の美しい景色や山小屋で過ごす時間はかけがえのないものだと思ったことが「きっかけ」で、ソロ登山に挑戦することに。不安を抱えながらも、念願のソロ登山デビューを果たしました!
――ソロ登山デビューは、どちらの山に登ったんですか?
まるもさん:北アルプスの奥穂高岳(3,190m)です。2泊3日で上高地から涸沢経由でピストンする予定でした。最初は不安だらけでしたが、山小屋で出会った方とお話をしているうちに吊尾根を歩いて重太郎新道も行けるかと思って、そちらで下山したんです。
――今回、キャンペーンに投稿いただいた活動日記は、そのときのリベンジ登山の記録ですよね?
まるもさん:はい、前回は下山後の車の運転が心配だったので、早めに下りようと思って、前穂高岳(3,090m)には登らなかったんです。あとで「なぜ、あの時登らなかったんだろう」と心残りだったので、今回の登山は、そのリベンジでした。
――重太郎新道はハードだと言われていますが、実際に登ってみていかがでしたか?
まるもさん:確かにキツかったですが、私は単調なつづら折りの道より、クサリ場やハシゴのように変化があるコースの方が好きなんです。メッチャ大変でしたけど、ちょっと疲れたら穂高の絶景を眺めて小休止しながら登ったので、楽しかったですね。
――ところで、今は旦那さんと山に一緒に行くことはないのでしょうか?
まるもさん:そうですね。10年ほど前からふたりで登山を始めて、谷川岳の西黒尾根とか五竜岳から唐松岳などに登ったりしていたんですけど。バイクの整備中に足首を粉砕骨折してしまい、ハードな山には、登れなくなってしまいました。でも、整備されているハイキングコースなら、今でも一緒に歩いています。3年前には、ふたりで上高地から徳沢まで、ゆるハイキングを楽しんできました。
――今は、ソロ登山を満喫されているんでしょうか?
まるもさん:2019年に奥穂高岳に登ったことがきっかけで、自分もソロ登山ができると自信がついたんです。あの時、勇気を出して一歩を踏み出したおかげで、槍ヶ岳や剱岳にも登ることができました。
昨年は、南アルプスの北岳(3,193m)に登ったのですが、そこから見えた甲斐駒ヶ岳(2,967m)がすごくかっこよかったんです。そこで今年は、甲斐駒にも挑戦。今では、こうして次々と新しい山に挑むことで、登山がますます楽しくなっています!
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今回の「きっかけは、アミノバイタル」キャンペーンでは、多くのYAMAPユーザーさんに、素敵な「山のきっかけ」に関するエピソードを投稿いただきました。ご投稿ありがとうございました!
これからも「アミノバイタルⓇ」でコンディショニングをしながら、安全に登山を楽しんでいきましょう!
原稿:大関直樹
協力:味の素株式会社
フリーライター
大関直樹
小中学校はボーイスカウト、高校はワンダーフォゲル部で自然に親しむ。好きなものは、タバコとお酒と競輪。最近は、山頂で一服すると周りの目が厳しいので肩身が狭いのが悩み。「みなさんが山で嫌な思いをしないように風下でこっそり吸いますので、許してください」
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