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プロ直伝の一眼カメラ撮影(登山中の風景編)|山が100倍楽しくなる撮影術
登山の記録にとても大切な写真。スマホが登場して、とても便利になりました。でも、スマホで撮影した写真に物足りなさを感じたことはありませんか?
「あの星空はもっと美しかった」「あの山景はもっと雄大だった」と自分の思い描く理想とのギャップに、もどかしさ覚えた方も多いと思います。
「とは言え、一眼カメラは難しそう」。そんな方の背中を押すために、今回は写真家の秦達夫先生に登山中のカメラの扱い方から、満天の星空撮影まで、撮影のテクニックを教えていただきました。
生徒役はモデルの菖蒲理乃さん。講義の舞台は百名山にも数えられる山梨県の「大菩薩嶺」です。使用するカメラは秦さんも愛用している小型軽量・防塵防滴の一眼カメラOM SYSTEM「OM-5」。
果たして菖蒲さんは美しい写真を撮ることができたのでしょうか?
目次
大菩薩嶺は富士山の眺望も美しい百名山
ーー今回、訪れたのは、富士山の眺望も美しい「大菩薩嶺」。
登山道も歩きやすく、コースタイムも短いため、ビギナーの方でも安心して撮影登山を楽しむ事ができるコースです。
とは言えここは標高2,000mを超える百名山。ガレ場を歩くシーンもあります。
今日の予定を秦先生から聞いて、やや緊張ぎみの菖蒲さん。気を引き締めて、講義スタートです。
撮影で歩いたのは3時間ほどで周回でき、途中にトイレも多い登りやすいコース(地図クリックで拡大)
登山に最適! 小型で軽量、しかも強いボディー OM SYSTEM「OM-5」
ーー今回、講師役の秦先生と生徒役の菖蒲さんが使うカメラは、OM SYSTEMの「OM-5」。
「OM SYSTEM」は、ハーフサイズカメラ「オリンパスペン」で一世を風靡した「オリンパス」から映像事業に関わる部門が独立・分社化した「OMデジタルソリューションズ」が手がけるブランド。約90年にも及ぶオリンパスのDNAを引き継いだ名機をリリースし続けています。
授業の冒頭に、その魅力を秦先生が語ってくれました。
秦達夫(以下秦)
荷物は1gでも軽くしたい。これは登山者の切なる願いだと思います。
それを叶えてくれるのがOM SYSTEMの「OM-5」。小型軽量で堅牢なボディーは、まるで登山用に作られたかのような性能です。
「OM-5」よりも軽量のカメラは存在しますが、耐低温設定-10℃、防塵防滴性能はIP53(日本工業規格・防塵性と防水性を表した基準)に対応しており、安心して山に持って行けます。
また撮影に役立つ機能が満載なのも魅力。これが創作意欲を刺激して、写真表現をより豊かにしてくれるんです。
今回使用するレンズは、標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」、望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F4.0 PRO」の2本。
「OM-5」は重量が414g、2本のレンズがそれぞれ254gと382g。合計でも1050gという圧倒的な軽さも登山に嬉しいポイントです。
講義1 登山中のカメラパッキング
ーー早速、登山を開始するふたり。菖蒲さんは、高価な一眼カメラを持っての本格的な登山ということもあり、取り扱いが気になるようです。
菖蒲理乃(以下菖蒲)
今日はよろしくお願いします! 実は、一眼カメラを持っての本格的な登山経験がほとんどなくて、壊してしまわないかちょっと不安です…。
登山中の持ち運びって、ずっと首に掛けていた方が良いですか…?
秦
カメラをずっと首から下げているのは、なかなかストレスですね。
僕は撮影用に開発されたカメラザックを使っています。カメラをしっかり保護してくれて、しかも取り出しやすい構造になっている。
暗い中で撮影する事も多いので、ザックのどこに何が入っているか、分かりやすくなっていることも重要視しています。
菖蒲
確かに便利そう。でも、しっかりしたカメラザックは、私にはちょっとオーバスペック。買っても出番がなさそうです(笑)。
秦
確かに。「OM-5」はカメラもレンズも小さいのでカメラザックで整理しなくても、充分山登りと撮影を楽しめると思います。
オススメなのは、クッション性に優れたカメラポーチに「包んでザックにポン方式」。このやり方ならばデイバックや登山ザックでも一眼カメラを安心して持ち運ぶ事ができるんです。
僕も使っているアイテムを4つ紹介しましょう。
カメラポーチ
秦
ひとつ目は、クッション性に優れたカメラ用ポーチ。カメラの持ち運び専用に開発されているので、これに包めば、まず安心です。これらが入手できないときはタオルで代用してもOKですよ。
フードコンテナー(保存容器)
秦
交換レンズの持ち運びには、百円ショップのフードコンテナーが便利です。様々なサイズがあるので、ちょうど良いサイズを探すと良いでしょう。中でカタカタしてしまうときはレンズクロス(レンズをケアする布)や乾燥剤等を緩衝材として入れましょう。
ファスナー付きビニール袋
秦
雨への備えも必要。気軽に持ち運べて便利なのは、ファスナー付きビニール袋です。他の用途にも使用できるので、ザックに忍ばせておきましょう。
カメラホルダー
秦
歩きながら撮影するときには、ショルダーハーネスにカメラを装着する「カメラホルダー」を使うのが便利です。着脱もワンタッチで、撮りたい時にサッとカメラを構えられます。
ただし、転倒時の怪我やカメラの破損につながる場合もあるので、注意が必要。カメラや壊れた部品が落下し、周囲の登山者に当たることもありえるため、足場の悪い場所や人通りの多い場所での使用には注意しましょう。
菖蒲
百円ショップで買えるフードコンテナーなんかも使えるんですね。衝撃を吸収するのだと、宅急便などに使われる梱包材(プチプチ)を思い浮かべます。あれではダメなんですか?
秦
宅急便などで使うプチプチ(気泡緩衝材)はカメラと擦れて静電気を発生させます。レンズ交換時にセンサーにゴミが着くリスクが高まるのでNGですね。
ーー今回は、秦先生からカメラホルダーを借りた菖蒲さん。颯爽と登山スタートです!
登山中のカメラ持ち運びのノウハウ
- (1)カメラに衝撃を与えないように、ポーチやタオルで包むようにしよう。
- (2)レンズの持ち運びには、フードコンテナーが便利。
- (3)突然の雨に備えてファスナー付きビニール袋は必須。
- (4)歩きながらの撮影には「カメラホルダー」が便利。怪我や破損に注意!
講義2 光を意識して、木漏れ日を美しく撮ろう
ーー登山口から少し進んだ森の中で出会ったのは、とても美しい木漏れ日。前回の吉住先生の講義を思い出し、復習を兼ねて撮影にトライした菖蒲さんでしたが…。
隣で同じ木漏れ日を撮影する秦先生の写真と見比べて、少々不満げな様子です。
菖蒲
先生と同じ機材を使っているはずなんですが、写真の発色が全然違います…。先生、何かズルしてますか(笑)?
(左)菖蒲さんが撮影した木漏れ日。葉はしっかり写っているが、光がうまく表現できていない…。(右)秦先生の撮影した写真。同じ被写体ながら、木々を通して差し込む光を美しく描写できている
秦
バレましたか(笑)。ズルした訳ではありませんがカメラの設定の違いがあるんです。
僕はピクチャーモードを「Vivid」に設定し露出補正を行っています。
菖蒲
ピクチャーモード? 初めて聞きます。
秦
「OM-5」には、撮影中に手軽に発色を変えられる「ピクチャーモード」という機能があります。今回のように艶やかな葉の色を出したいときには「Vivid」がオススメ。その他、肌を綺麗に写し出す「Portrait」、素の色合いに近くなる「Flat」等、被写体のイメージに合わせて選択することができるんです。
それに加えて、露出補正を行いました。
これは前回(吉住先生の講義)の復習になると思いますが、写真の明るさをコントロールする機能です。
今回の木漏れ日のような透過光(物質を通過した光)の場合は極端なプラス補正をすると良いと思います。
例えば「+1」とか「+2」とか。露出補正の数値を変えながら何パターンか試してみると良いでしょう。「OM-5」には、「AE BKT(エーイーブラケット)」と言ってカメラが自動で何パターンかの露出補正をしてくれる機能もあって便利ですよ。
菖蒲
凄い! 教えていただいた通りにしたら、さっきと全然違う写真になりました!
レクチャー後の菖蒲さんが撮影した1枚。ピクチャーモードをVividにし、露出補正+1で撮影。葉を通る光を美しく描写できた
木漏れ日撮影のノウハウ
- (1)「ピクチャーモード」で被写体が美しく映る発色を選ぼう。
- (2)透過光を撮影する場合には、露光補正をプラスにするのがオススメ。
- (3)露光補正は何パターンか試してみて、最も美しい写真をセレクトしよう。
講義3 美しい水の流れを表現しよう
ーー登山道をしばらく進むと、涼しげな水音が聞こえてきました。水の流れに興味津々の菖蒲さん。なにやら撮ってみたいシーンがあるようです。
菖蒲
さらさら流れる水の写真、よく雑誌とかで見ます! 憧れてはいるものの、スマホではうまく撮れなくて…。絹のような描写で撮ってみたいです。
秦
確かに雑誌なんかでよく目にしますね。憧れる方も多いシチュエーションです。
水の流れを絹のような描写で撮影するにはシャッター速度の調整がポイント。「OM-5」には撮影モード「S」(シャッター優先モード)があり、簡単に希望のシャッター速度を選ぶ事ができます。
菖蒲
シャッター速度? 初めて聞く言葉です。
秦
シャッター速度は、その名の通り、シャッターを開いている時間のこと。F値の隣に表示されています。例えば、60と表示されている場合、1秒を60個で割った時間、つまり1/60秒でシャッターを切ることを表しています。
この数字が大きくなるとシャッター速度が速くなります。逆に小さくなると遅くなるんです。遅くすると、躍動感や動きのある仕上がりになります。
Sモードでは、シャッター速度以外はカメラが自動で調整してくれるので、安心ですよ。
シャッター速度は、画面の左下に表示され、手前のダイヤルを回すことで変更できる(上記の例では3.2″の表示)
菖蒲
なるほど。シャッター速度を遅くすると、水の流れを絹みたいに撮影できるということですね。
秦
その通り! 今回はシャッター速度をカメラ表記で「2(1/2秒)」や「1”(1秒)」にしてみてください。
シャッター速度が遅くなるので写真がぶれやすくなります。手ぶれ補正がONになっている事を再確認し、カメラストラップを首に掛け突っ張るように手を伸ばし撮影すると良いですね。三脚を持っていれば、三脚を使うとなお良いでしょう。
菖蒲
水の流れの写真ってこうやって撮っていたんですね! シャッター速度の調整で、憧れの写真が撮影できるようになりました!
(左)シャッタースピードを気にせず撮影した写真。(右)シャッター速度を1/2秒(カメラ表記2)で撮影した写真
水の流れを撮影する際のノウハウ
- (1)シャッター優先モード(Sモード)でシャッター速度1/2秒や1秒に調整しよう。
- (2)手ぶれの影響を受けやすいため、手ぶれ補正がONになっているかを必ず確認。
- (3)首にかけたカメラストラップをピンと張ることでも手ぶれを防ぐことができる。
- (4)三脚を使うと、さらに安定する。
講義4 光芒の撮り方
ーーしばらく森の中を進んで、ようやく展望がひらけてきました。この日は、あいにくの薄曇りだったのですが、そんなシチュエーションだからこそ、見られる景色があると秦先生は言います。
秦
雲間から差し込む光の筋「光芒」が薄く見えています。光芒は別名「天使の梯子」や「レンブラント光線」と言って、とても人気のある光景です。休憩がてら撮影してみましょう。
菖蒲
確かに、登山中によくみる景色です! いつも神秘的だな〜と思って眺めていました。
ーー意気揚々とカメラを構える菖蒲さんですが、イマイチうまく撮影できない様子。
菖蒲
先生、光にピントを合わせたいんですが、うまくいきません…。
秦
確かに光の撮影は難しいですよね。このような状態を「コントラストが低い」と言います。カメラはコントラストが低い状態でピントを合わせることが苦手なんです。
そんな時に「AFターゲット選択」を変えて撮影すると良いですよ。その名の通り、AF(オートフォーカス)が合う範囲を手軽に設定できる操作です。
カメラがピントを合わせやすい場所を自動識別して合わせてくれる「全選択モード」や、ピントを合わせる範囲を細かに手動で設定できる「シングルターゲットモード」などの種類がありますが、今回は「シングルターゲットモード」を使います。
シングルターゲットモードの設定画面。どの位置にAFを合わせるか、細かに設定できる
秦
今回出会った光芒はあまりハッキリしていませんが、光芒を撮る時のコツがあるのでチャレンジしてみましょう。下記の手順です。
①
始めにAFターゲットをシングルターゲットにします。
②
次に、雲の一番明るい場所にAFターゲットを合わせます。AFが上手く作動しないときは何回かシャッターボタン半押しを繰り返してください。
③
それから露出補正をマイナスにして撮影。補正量は光の強さによって異なるので、トライ&エラーを繰り返し、気に入った露出を探してみましょう。
少し暗めにする方が、光が際立ちますよ。
菖蒲
確かに!さっきより光芒が浮かび上がって写りました。
ピントを光が美しい位置に合わせ、やや暗めにすることで、光芒を写すことができた
光芒を撮影する際のノウハウ
- (1)AFターゲットを使って、光芒にピントを合わせよう。
- (2)露光補正を複数パターン試して、最も雰囲気の出る一枚を選ぼう。
講義5 遠くの被写体を撮影しよう
ーーしばらく歩いて、稜線に出る少し手前で見つけたのは、遠くでこちらを見つめる鹿。その愛らしさに思わずカメラを向ける菖蒲さんでしたが…。
秦
鹿ですね。少し遠いので、望遠レンズに切り替えて撮影してみましょう。
菖蒲
可愛い! でも遠い!
秦
確かに遠い(笑)。菖蒲さんが持っている「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」は35mm判換算で80-300mmの焦点距離が有りながら重量は382gしかなく小型軽量のプロレンズです。
でも、ちょっと鹿がいる対岸を撮るにはズームが足りませんね。そんな時に使って欲しい機能が、焦点距離を2倍にできる「デジタルテレコン」です。
デジタルテレコンで2倍にズームした写真。背中の模様まで撮影することができた
菖蒲
おお!すごい。レンズを変えていないのに、確かに大きく撮影できるようになりました。
でも、デジタルテレコンを使うと、普通に撮影する時よりも、手ぶれが大きくなってしまいます。
秦
確かに望遠レンズや、デジタルテレコンを使う際には、手ぶれが起きやすくなります。そんな時は、首に掛けたストラップをピンと突っ張ってチャレンジして下さい。
菖蒲
レンズの持ち方をちょっと変えるだけで、安定してぶれにくくなりました!
遠くの被写体を撮影するノウハウ
- (1)遠くの被写体を撮影する際は望遠レンズを活用しよう。
- (2)それでも小さい場合は「デジタルテレコン」で2倍にズームアップ。
- (3)手ぶれを防ぐために、ストラップをピンと突っ張ろう。
講義6 大自然の神秘。星の軌跡を撮影しよう
ーーここまでは、曇り空ながらなんとか撮影を続けたふたりでしたが、その後、稜線はガスに巻かれてしまい、真っ白に…。星空を見る事ができませんでした。
そこで下山後に車で移動し、星空撮影にチャレンジ。場所は山麓の市街地を望む展望広場です。雲も多く、街明かりが強い中で、菖蒲さんは星を撮影することができるのでしょうか?
秦
本当は山頂で撮影したかったんですが、真っ白になっちゃいましたね。ここは市街地も近くて星景撮影に良い条件とは言えませんが、なにごともチャレンジすることが大切です!
菖蒲
星空撮影って街明かりがある場所や雲が多い時って撮影しにくいって聞いたことがあります。ここは、街明かりもあって、空に雲も出ているので難易度が高そうですね…。
秦
安心してください。撮れます!
星空撮影で一番難しいのは「ピント合わせ」だと言われています。AFだと、なかなかカメラが星を認識してくれないんです。
「OM-5」には「星空AF」という機能が付いているので、AFで星にピントを合わせる事ができるんです。昼間にAFを使うような素早さはないので、ゆっくり操作して下さい。
街明かりが強いため、空が白んで見えるが、星がしっかりと写っている。(写真クリックで拡大)
菖蒲
街の明かりが明るいので、空が白くなってしまいましたが、確かに、星がしっかりと写っています。肉眼では見えにくいのに、きちんと撮影してくれるんですね。
秦
喜ぶのはまだ早いですよ。星空の写真といえば、時間と共に流れる星の軌跡を撮影したものが思い浮かびますよね。あの写真、撮ってみたくないですか?
菖蒲
撮ってみたいです。でもすごく難しそう…。
秦
大丈夫。「OM-5」には星空撮影に最適の「ライブコンポジット」という機能があるんです。案ずるよりも産むが易し!早速チャレンジしてみましょう!
菖蒲
すごい! モニターを見ていたら星の軌跡が伸びてきました。凄い!楽し~い! これはハマりますね!
ライブコンポジットで撮影した星の軌跡。画面越しに軌跡が伸びる様子が観察できるので、気持ちも盛り上がる
秦
ライブコンポジットは星の軌跡を見ながら撮影できるのが大きな特徴です。
実際に目に見えない時間の流れを含めた作品がモニターに映し出されるので感激しますよね。
短時間でも星が動いている様子が撮影できますが、僕は30〜60分位、しっかりと星の軌跡を映すのが好きです。
菖蒲
すごい! これはハマりそう!いつまでも撮影していたくなります。
秦
雲もアクセントになっていい雰囲気ですね。小さくですが奥に富士山も見えています。街明かりの中にも車の軌跡があり、とても良いシーンの撮影ができましたね。
菖蒲
本当に感激です!! こんなプロみたいな写真が撮れるなんて。
秦
昼間の風景写真に比べると、「ライブコンポジット」での星空撮影は少し覚えることが多いですが、チェックポイントさえ押さえることができれば、難しい撮影ではないと思います。
ぜひ、いろいろなシーンで活用してみてくださいね!
星空撮影のノウハウ
- (1)ピントを合わせにくい星空の撮影には「星空AF」を活用しよう。
- (2)時間の経過と共に流れる星空を撮りたいなら「ライブコンポジット」がオススメ!
講義を終えて
秦
今日は長丁場でしたね。疲れませんでしたか?
菖蒲
カメラの持ち運び方に始まり、木漏れ日・小川・鹿・星空…。本当に盛りだくさんでしたが、すぐに登山で役立つ実践的な内容が山盛りでした!
秦
その笑顔なら疲れていませんね。もう一度山頂まで行きましょうか?
菖蒲
それは大丈夫です(笑)。
秦
一眼カメラは実際に飛び込んでしまえば、あとは楽しむだけ。 難しいことは一旦脇に置いて、撮影を楽しむことを考えて使ってください。
とはいえ、始めは上手く行かないことも多いかと思います。
めげそうになったら特別なお弁当を用意するとか、下山後の炭酸飲料を楽しみにするとか、ウキウキ!ワクワク!を自分で演出することも考えてみて下さい。
楽しい山登りをしていると自然と写真は良くなるものです。
そのためには体調管理も重要だと思います。疲れ切った山登りをしてしまうと撮影どころでは無くなりますからね。だから「機材を軽く心も軽く」を心掛けて下さい。
楽しさにチャレンジ!「OM-5」はそんな山登りのパートナーですから。
YAMAP MAGAZINE 編集部
登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。
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