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スリルと安らぎ 群馬の名山・妙義山が併せもつ、ふたつの魅力を丸かじり!
群馬県の妙義山(みょうぎさん)は、「日本三奇勝」にも数えられる、関東屈指の絶景スポット。都心からのアクセスもよく、スリリングな岩場が続くことから、中級以上の登山者に愛される一方で、優しい里山歩きも楽しめる、懐の深い山として知られています。今回は「スリル」と「安らぎ」、妙義山が持つそれぞれの魅力を味わえる、ふたつのコースを紹介。また登山者なら知っておきたい「岩場・鎖場の通過テクニック」も解説しているので、ぜひ最後までお読みください。
目次
スリルも安らぎも楽しめる|妙義山初心者におすすめ「さくらの里~大砲岩」ルート
今回のルートの出発点、「さくらの里」は、上信越道松井田妙義ICより約20分の場所にある県立の森林公園。そこから木漏れ日あふれる森を歩き始めると、さらりと風が吹き抜けた。すると、微かに「かさっ、かさっ」…。なんの音かと耳を傾けていると、さらに「かさっ」。それは、風にあおられ枝からこぼれ落ちるどんぐりの音。気づけば足下の登山道は踏み場もないほど愛らしい木の実で覆われていた。
「今年はドングリの成り年だから、来年はクマのベビーブームだ」
そう話してくれたのは、さきほどすれ違った妙義を愛するベテランの登山者。
赤城山、榛名山とともに上毛三山に数えられる妙義山。妙義山とは、白雲山、相馬岳、金洞山、谷急山、丁須の頭(ちょうずのかしら)などの山々の総称で、南側の表妙義と北側の裏妙義に分かれている。表妙義の最高峰は相馬岳(1,104m)、裏妙義の最高峰は谷急山(1,162m)だ。独特の切り立った地形は、600~300万年前の火山活動によるもの。そうしてできた火山が、長年の風雨に削られ、現在のような切り立った岩峰になったという。
いま歩いている森は、妙義の岩稜が織りなす屹立した急斜面に、張り付くように接している里山。神々しい稜線と人里の干渉帯となる森には、関東ふれあいの道(妙義山中間道コース)が開かれており、妙義のダイナミックな景観を楽しめる展望スポットが随所に現れる、絶好のハイキングコースになっている。
そんな展望スポットのひとつが4つの石門。文字通り、直立する奇岩に大穴の空いた見事な石の門は、登山口からも近く、稜線ほどの危険がないため、妙義の人気エリアだったのだが、2020年4月、第4石門付近で大規模な落石が発生。そのため、石門登山口から先、中之嶽神社から入る見晴台の先、大砲岩から第4石門方面は通行規制となっている(通行再開は、2022年度以降の予定)。
そこで今回は、さくらの里近くの一本杉から入山し、大人場(おにんば)~四阿(あずまや)を経て大砲岩へと向かい、妙義が誇る美しい稜線と、石門群を眺めようと考えていた。
登山口の一本杉から歩くこと15分ほど、分岐である大人場に到着。コースタイムよりもずいぶん早く歩けたのは、先頭を歩く今回のモデル、千野美樹さんのペースのおかげ。一見、華奢なおしゃれ女子である彼女は、2年で百名山の97座を登ったという強者! そのうえ、身に着けているシンプルなパンツ、そしてバックパックは彼女が主宰するブランド「ACTIBASE」による製品なのだそう。
「妙義には2度登ったことがあり、そのときは岩場の多い稜線を歩きました。だから、今日も緊張していたんですが、こんなふうにゆったりした気持ちで歩ける場所も妙義にはあるんですね」
赤く色づき始めた木々に光が差す、明るいトンネルをくぐり抜けるよう、緩やかに尾根を登って四阿へ。ここで少し休憩して、トラバース気味に歩いてゆくと、長い鉄階段が現れた。
階段を登り切るといよいよ迫力の岩壁が現れる。表妙義一の難所といわれる「鷹戻し」、その絶壁の根っこにあたる岩の庇をくぐるように登山道は延びてゆく。
大砲岩直前で三方向に分かれる分岐に出た。一般登山道はここまで。正面は石門方面への道だが、先述の通り、落石の影響で通行禁止だ。右は稜線へと登る破線ルート(上級者向け登山道)。ここを左に曲がって大砲岩へと向かうのだが、ここも一般登山道ではない破線ルートとなっている。垂直の岩にかけられた鎖を手に取り、慎重に登ってゆく。「天狗の評定」に立つと、千野さんが明るい歓声をあげた。
見ると足下からすっぱりと垂直に落ちた断崖、そして行くことの叶わぬ石門をはじめとし、筆頭岩、ユルギ岩、虚無僧岩などの奇岩群。そこには修業を経た仙人が霞を食べて日々を過ごすような、浮世離れした世界観が広がっていた。
標高852mにしてこの絶景! ここへといたる安らぎあふれる森の道との、破壊力抜群なコントラスト!! 記憶の糸をたどって、個人的に怖かった山、標高の高い山々を思い出す。北アルプスの大キレット、奥穂高岳、剱岳、ヒマラヤのトレッキングルート…いや、これまで、これほどの高度感を味わったことはない。
「本当に気持ちのよいところですねっ♡」
現在通行止めの石門エリアが通れるようになると、中之嶽神社からこの絶景まではわずか40分ほど。たしかに、その手軽さにしてこの迫力は、そうそうほかでは味わえないだろう。
「山というか自然の力強さを全身で感じられる。ここに立っているだけで自信がわいてくるような、そんなパワーを感じますっ!」
そ、そうですよね。でもそろそろ、下山しませんか、まだまだ絶景を眺めていたそうな千野さんに高所恐怖症のわたしは小さな声でお願いした。
岩稜・妙義山のスリルを味わえる縦走|上級者向け「 白雲山~相馬岳」ルート
ここからは、妙義山登山のハイライトと言える稜線コースを紹介しよう。
千野さんとの登山から明けて翌日、この日の天気予報は芳しくなかった。雨の可能性もあるため早く出発せねば…、などともやもやしていたが、ガイドの長岡健一さんの
「この分だと、日中いっぱいはもつと思いますよ。それでは、入山前に妙義神社にお参りしましょう」
の一言で少し安心した。
長岡さんは高崎生まれ。狩猟が趣味だったという祖父と父に導かれ、妙義山を子どもの頃から駆けまわっていたという。長じて、岩登りの殿堂である谷川岳において遭難救助に携わり、はたまた国際山岳ガイドとしてヨーロッパの難峰・モンブランに60数回、お客さんを案内して登頂するなど、屈指の実力を誇るベテランガイドだ。
「見てください、通常はお寺にある山門越しに神社の鳥居が見えます。これは神仏習合の名残で、この神社は1500年もの歴史をもつと言われています」
もともと、妙義神社は白雲山をご神体とする自然信仰だったという。古くは『日本書紀』にその名を記しており、後醍醐天皇も避暑に訪れた。
「神仏習合であった江戸時代には、上野の寛永寺の末寺である白雲山高顕院石塔寺が境内にあったんです」
総門と鳥居がある理由を長岡さんは諳んじるように話してくれる。境内に残される大杉と子孫の物語、唐門の天井に描かれた龍は狩野派の絵師によるもの、165段の石段に隠された秘密…。
緑に囲まれた広い境内は張り詰めたような静寂をまとい、総門、唐門、御本社と3つの重要文化財が点在している。
「妙義山を目指す登山者は、この神社に目をくれず、山へと向かう。でもそれは、少しもったいないと思うんです」
稜線を歩く緊張に登山者が先を急ぎたくなる気持ちもわかる。ただ、妙義山と密接に結びついた歴史あるこの神社をゆっくり歩くことで、その緊張が解けていくこともあるだろう。
ここでこの記事に客観性を持たせるために、筆者の登山レベルを明らかにしておこう。
わたしは20年以上、登山メディアに携わっており、重荷を担いでそれなりに歩いているので、初心者ではない…といいつつも、前述の初級コースでお分かりの通り、高所にはまるで弱い。それなのに好きな登山は沢登りであり、プライベートの山行はほとんどが沢。当然、滝を登ったり、高巻いたりする機会も多いのだが、毎回、新鮮に怖がっている…という感じ。この日は、いつものラバーソールの沢靴を神頼みのような気分で履いていたのだが、その姿を目にした長岡さんは「それはよい選択です」と笑った。
「妙義山はアクセスがよいので気軽にいらっしゃる方もいますが、このコースは登山道ではなく岩場。そして、北アルプス・剱岳の難所として知られるカニのタテバイ、ヨコバイなどよりも難しい、ということを、まず念頭に置いてください」
そのうえで重要なのは、「午前中で登山を終えること」だという。
「長年、遭難救助に携わるなかで見えたことですが、遭難事故の7割は午後の下山時に起きているんです。体力の低下に伴い、判断力が鈍る。山の午後は天気が下り坂になることも多いですしね。雨の日は登らない、午前中で登山を終える。これを守ってもらえたら、遭難はずいぶんと減るはずなんです」
そして、必要な技術にも言及する。鎖場では鎖に全体重をかけないこと。その際、斜面にへばりつかずに岩場から体を離し、足下を確認したうえで垂直方向に体重を乗せながら、しっかり足で立って登り下りすること。
「ハーネスやヘルメット、ロープワークが…という話になりがちなのですが、それらの道具は使いこなせないと意味がない。もちろん必要ではありますが、その前の心構えと基本技術が大切なんですよ」
妙義神社の御本社のお参りをすませると、それではと傾斜地をゆっくり登ってゆく。いつも思うことだが、山岳ガイドは意識的にゆっくり歩き、なるべく汗をかかないようリードしてくれる。30分ほど歩くと、鎖場が現れた。よっこらしょと登っていくと、麓から見えた大の字が現れた。そこからは榛名山、赤城山、そして関東平野が一望できる。以前はここから池袋のサンシャイン60が見えたそうだ。
「ここで余裕がなくなるようならば、この先は進めないと思ってください」
分岐である「辻」でひと休み。するとすぐにルンゼ内に直立する、4段30mの鎖場「奥の院」が現れた。高さはあるものの、ホールドは豊富で登りやすい。
「確実だと思うホールドやスタンスでも、いきなり全体重はかけず、必ず一度、試してから、握るなり踏むなりしてください」
長岡さんの言葉にしたがい、一歩一歩ていねいに登っていく。7mの鎖を越えると、「見晴」が現れた。迫り来る恐怖により、味のしない絶景をしばし眺める。YAMAPの情報によって、この直後には「ビビリ岩」が控えていること、その「ビビリ岩」こそがいちばんの難所であることを、事前に痛いほど心得ていた。ここで長岡さんはロープを出し、手際よく取材陣をつないでいった。各自セルフビレイを取りながら、長岡さんの優雅な動きを眺める。
「それでは落ち着いて、ひとりずつ来てください」
この世の終わりに等しい宣告を受け、2mほどの岩を登ると、3連の鎖による10mのトラバース…足下はすっぱり切れ落ちているものの、細かいスタンスはあるしグリップも効く。しかし、それをはるかに超える、圧倒的な高度感…。
「嗚呼なぜ俺はこんなことをしておるのか…」
いつもの後悔が押し寄せつつも、経験から来る「ここで手足と思考を止めたらセミになる(動けなくなる)」という火事場のクソ力が振り絞るように発揮され、なんとかギリ、落ち着いて行動できている。ちなみに、こんなとき「ロープで確保されているから死ぬことはない」という一般論は文字通り机上の空論であり、高所恐怖症にはまるで役に立たない。
慟哭のトラバースを終え、2mほどの岩をよじ登ると、待ち受けていた長岡さんがにっこり笑い、虚脱からカラビナを上手く扱えないわたしに代わり、ビレイを取ってくれた。
息つく間もなく現れた「背ビレ岩」は薄~いナイフリッジ(両側が切れ落ちた尾根)。左手はすっぱりと垂直に切れ落ちており、「高度感を失うほどの高度感」などと、書き手としての資格を失いかねないメモを残させてしまうほどの高度感。それにしても、こんなとき、見なければいいのに、じっくりまじまじと崖下に見入ってしまうのは、どういう神経からなのだろう。山に登るほど、自分のことが分からなくなる。
御嶽三社大神が祀られた「大のぞき」を越えると、垂直に近い30mの大下り。ここは腕力に頼ることなく、一歩一歩、足を決めながら下りてゆく。このあたりのごまかしが効くのが、場数だけは踏んでいる中年登山者のしたたかさか。「天狗岩の西肩」で、休憩を取る。道の駅みょうぎで仕入れた「まいたけおにぎり」がふっくらと優しく、しみじみと旨い。
タルワキ沢のコルを越え、表妙義の最高峰である相馬岳へ。さぞかし恐ろしげなところと思いきや、1,104mの頂点は妙義らしからぬぼさぼさした藪の中。けれどもほのぼのとして居心地はよく、裏妙義の丁須の頭、そして浮沈艦のような荒船山がよく見えた。
国際山岳ガイドとして、ヨーロッパをはじめ、世界中の名峰に触れてきた長岡さんが、いまなお妙義を愛する理由はどこにあるのだろう。
「これだけアクセスのよい山で、ハイキングからクライミング的な縦走まで楽しめる。沢登りもできるしマルチピッチのルートもありますしね」
それにですね…ふふっと笑う。
「妙義はガイドとしての力量が問われる山なんです。リスクマネジメントというよりも、危険として顕在化する前の不確定要素を見出し、それらにいかに備えるか、そんな力が求められるんです。こういう場所を伝えるのが、ガイドの仕事だと思うんですよね」
タルワキ沢のコルへと戻り、タルワキ沢へと下ってゆく。ガレた嫌らしい下りが続くと、長岡さんは「できるだけジグザグに歩いて、落石の通り道であるフォールラインから離れてください」と言ったあと、冗談めかしてこう話した。
「それでも落石を起こしたら、“落(らく)”って大きな声を出してください。“落(ROCK)”って言うのは、世界で通用する共通言語ですからね」
半端な登山者として表妙義を歩いた感想を言うと、ここでは技術以前に体力が必要だということ。標高498mの妙義神社から急激に1,104mまで登り詰め、タルワキ沢を一気に下って妙義神社へと戻る。歩行距離以上に体力を消耗し、筋力に負荷をかける。ここでは道迷いの遭難も多いらしいが、それもこのあたりに起因するのだろう。
本コースの挑戦にあたっては、まずは充分な体力をつけておきたい。そのうえで、いくら縦走路を歩いていても決して身につくことのない技術が必要となる。具体的にはクライミングの講習などを受け、岩場の立ち方や三点支持、身のこなしなどの基礎を身に着けておくべきだ。
さらに、安心できるガイドに身を委ねるのも一案。山々をめぐる歴史や植生に加え、手足の運びや目の配り方、そして的確なロープ裁きなど、「ガイド登山とはいかなるものか」を知るのに、妙義は最適の山だと言えるだろう。
タルワキ沢から中間道を経て妙義神社へ。果たして雨は降ることがなかった。
長岡健一ガイドによる岩場・鎖場のワンポイントアドバイス
長岡健一さん 群馬県高崎市生まれ。「アルパインガイドオフィスNAGAOKA」「ゼネラルマウンテンガイドアカデミー」を主宰。国際山岳ガイド(公社)日本山岳ガイド協会/国際山岳ガイド。豊富な経験と、丁寧できめ細やかなガイディングで多くのファンを持つベテランガイド。長岡健一さんHP
「妙義山、とくに白雲山から相馬岳にかけての縦走は、登山の初心者がいきなり来るところではありません。群馬県であれば、黒檜山の急坂を登り、駒ヶ岳、長七郎山、地蔵岳をぐるっと回る赤城の縦走コースを、余裕をもってこなせるくらいの体力は必要です。また、一般登山道とされているけれど、ここはれっきとした岩場。クライミングの講習を受け、基礎知識を学んでから挑戦してください。まずは中間道、もしくは大の字まで歩いてみて、余裕を持って楽しめるかを確かめてみてはどうでしょう。その際、できるならば現地で前泊して早朝に出発し、午前中で行動を終えられるよう、準備してください」
*注意事項:妙義山をはじめとする岩場・鎖場では事故が多く発生しています。本記事だけでなく、クライミング講習を受けるなどご自身の力量を慎重に見極め、無理のない登山をお楽しみください。
妙義山周辺の、おすすめ立ち寄りスポット
妙義神社
宣化天皇の治世である537年に創建されたといわれる、妙義山信仰の中心地。関東一の壮大さを誇る総門、見事な鳳凰が彫られた本社、趣向を凝らした唐門が国指定の重要文化財に指定されていて「上毛の日光」とも呼ばれている。登山の安全祈願を兼ね、ぜひ立ち寄ってほしい由緒ある神社。
住所:群馬県富岡市妙義町妙義6
電話:0274-73-2119
妙義神社HP
常盤館
大正元年に創業された老舗の旅館であり、下仁田葱や下仁田蒟蒻など、地元の素材を活かした料理で知られている。冬場のおすすめは「下仁田葱すき焼き」。A5ランクの上州和牛、下仁田こんにゃくを使ったしらたきなどを使っているが、主役はなんといっても全国的に有名な下仁田葱。その奥深さたるや…!
住所:群馬県甘楽郡下仁田町大字下仁田359-2
電話:0274-82-2216
営業時間:11:30~14:00(LO) 夜は要予約 月曜定休
常盤館HP
磯部温泉
湯壺から3本の湯気が立つ…そんな温泉記号発祥の地として知られる安中市の磯部温泉。下山後の立ち寄り温泉としておすすめなのは「舌切雀のお宿 ホテル磯部ガーデン」。2種類の大浴場でリラックス。また、温泉による炭酸水を使い生地をこね、軽やかに焼きあげたのが名物の磯部せんべい。なかでも「松風堂」は味自慢のうえ、種類が豊富!
舌切雀のお宿 ホテル磯部ガーデン
住所:群馬県安中市磯部1-12-5
電話:027-385-0085
*日帰り利用については施設に確認のこと
舌切雀のお宿 ホテル磯部ガーデンHP
松風堂
住所:群馬県安中市磯部1-13-5
電話:027-385-7023
営業時間:7:30~19:30 火曜定休
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「環・妙義山」スポット情報紹介ページ
文:麻生弘毅
写真:宇佐美博之
ガイド・モデル:長岡健一
モデル:千野美樹
協力:妙義山周辺観光宣伝協議会(富岡市、下仁田町、安中市)、群馬県(ニューツーリズム創出支援事業)
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