登山

全日程ダイビングにしようかなと思いつつ、やっぱり石垣島に滞在したらここには来たい。
今回は始めてきた時に登った東側のルートで、桴海於茂登には寄らない計画で。

いつものところから入らせてもらい、おなじみの晴れていても薄暗いジャングルを行く。
ここは最初が一番不気味かも。
で、パイプを追って行ったら西側のルートに入ってしまっていたので、少々強引ながら東ルートへ修正。
西側に比べると登りも緩めで楽々◎
しかし西側よりは人が入ってないらしく踏み跡がわかりにくい所があったり、テープも少なくしかも古い物が多い。
手頃な枝を拾ってテープを巻いて杖や藪はらいに使う。
時季的にまだハブはいないが足元がヤブで埋まっている所は、念の為に座頭市のように確認して歩く。

目印の巨木はいつの間にかスルー、帰りに気づいたが朽ちて倒れたようだ。
順調に楽々と沢まで到達。
もうここまで来たかと慢心したのがイケないというか、準備不足。
沢からウマヌファ岳への取り付きが見つからずにウロウロ。
昨年はもちろんのこと、初めて来た時もここでは迷わなかったのに。
昨年の自分の軌跡ぐらい確認すべきだった。
少しの間ではあるが、ヤマップのルートを信じてしまったのも失敗。

テープはごくたまにあるだけであてにならない。
若干不安になったが、まあとりあえず西側のルートを目指そう。
西側のルートに入ってしまって後ろを振り返りながら歩けば、ウマヌファ岳への分岐が見つかるはず。
ちょっとずつテープが増えて新しくなり、西側のルートに入った事に気づく。
キョロキョロしながら歩き続けたら分岐があり渡渉場所へ。
この分岐ももう少し昨年はわかりやすかったような。

もうここまで来たら大丈夫。
沢を調子良くあがり、山頂直下へ。
ツルアダンとリュウキュウチクの藪こぎと岩登りをクリア。
山頂一歩手前で360度カメラをセットしようとしたら、カメラがない！！！！
自撮り棒に着けてリュックからはみ出した状態だったから、藪こぎで外れたか…
ウマヌファの藪こぎならまだしも、迷った時の藪こぎの時だったら探す気が失せる…
少し下った所の岩のところに落ちているのを見つけ一安心。
あ〜良かった、ダイビングのデータもパーになる所やった。

気を取り直してウマヌファ岳の山頂へ。
巨岩ゴロゴロで、大好きな山頂の様相。
岩の上で存分に撮影し、昼飯にした。
太陽は出ているが、しかし寒い。
こんなに寒い八重山は初めてだ。

景色と飯を満喫して、下山開始。
テンポ良く下り、薄暗い最初のジャングルへ到達。
無事に入口フェンスまで帰った。
海まで歩こうと思ったが、行き止まりに当たってしまって萎えたので、ぱぱ屋さんでゴーヤージュースを飲んでゴールとした。
ぱぱ屋さんにウマヌファ岳に行った話をしたら、この辺りの山は男女二人のアベックで入ると神様がヤキモチ焼いて遭難するよ、と教えてくれた。
俺はいつも独りですというと、だから大丈夫さとのことだった。
これからも独りで堪能したいウマヌファ岳は素晴らしい山だ。

石垣島（いしがきじま）は、沖縄県石垣市に属する島で、沖縄県内では沖縄本島、西表島に次いで3番目に広い島である。日本全体では、本土と沖縄本島を含め、熊本県上天草市・天草市に属する天草上島に次いで 21番目の面積を持つ。人口は約4万7千人。

石垣島 南部

沖縄

三度目のウマヌファ岳、東コースから

GooD

色々な意味で疲れました。
幸いヒルは一匹もいませんでした♪
薮漕ぎは...苦手の様だ。
コメント
1.入り口から分かりにくい。
2.水管に沿って行く
3.沢を渡る所が分かりにくい
4.後はテープをひたすら探す
5.沢を登って行く　
　ヤマップのルートは参考程度
スキンガード、布テープ、ホムセンのニーカバー使用

沖縄離島ハイキング　石垣編　其の肆　ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

cormorant chinook

道無き道を行く秘境。頼りは先人たちの残した枝に巻かれたテープのマーキングとGPS。桴海於茂登岳からウマヌファ岳へ行く予定だったがいきなり迷って東側の大回りの道へ入ってしまう。予定変更で先にウマヌファ岳を目指す。急勾配と藪漕ぎ（薮と言うか背丈以上の木々をかき分け進む）。なかなか進めない。そして道に迷う。登山マップのルートは全く当てにならず、マーキングを頼りにGPSとコンパスで方向を確認。こっちかとしばらく進むと道がない。マーキングも見当たらず、マーキング地点まで戻って出直し。マーキングの有り難さがこれほど身に染みる登山も無いだろう。
右往左往して、ウマヌファ岳からの絶景。桴海於茂登岳の山頂は竹に囲まれ見晴らしが無いと聞いていたが、山頂からこれまた先人が築いたわずかに残る道を辿れば竹藪を抜けて眺望が拝める。
走行距離の数字に見合わないハードな行程に、溢れる達成感と疲労感。5.6kmに７時間半という数字で察してください。そのくらいの道です。
爽やかな木漏れ日の登山道のようなところは10mくらいのが、2、3あったかな程度。総じて常に難所。楽しかったですが、これは登山と言っていいのか探検なのか。
２人以上での山行をお勧めします。マーキング探しに複数の眼があった方がいいです。未経験ソロだと帰って来れないと思います…
長袖長ズボン必須。スマホが使えるグローブもあった方がいい。棘などで切られます。トレッキングポールは邪魔かもしれません。ザックは表に紐などが無い、極力シンプルなつるりとした形状のものがお勧め。紐が引っかかりまくります。
季節柄かヒルがいなかったのが幸いでした。

ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

わか'S

前回は山頂の至近まで行きながら、強風吹きさらしと全く眺望ゼロの悪天候で登頂を断念したウマヌファ岳に再チャレンジ。
今回は両親を置いて、一人でアタック。

知らないと気づけないような入り口から相変わらずの異様な雰囲気がするジャングルへ。
前回登ったルートを探すが見当たらず、結局は桴海於茂登岳経由の西側のルートへ。
帰りに気づいたが入り口から水道パイプをたどればピンクテープもたくさん有るようだ。

すぐに急登に入る、上りには自信があるのでグイグイ行く。
なるべく早く登って山頂でゆっくり時間を過ごしたい。
曇ってはいるがムシムシとしており、汗が滝のように吹き出る。
適度に水分補給と足下のヒルを除去。
前回来た時はおびただしい数のヒルがコース上で待ち構えているのが目視できるレベルで、よけることもできずにそこを歩かざるを得なかった。
今回はそれを踏まえてしっかりと対策してきたがそれでも隙間を見つけて入り込もうとしてくる。

急登が続くが枯れ枝の杖や掴める植物を頼りに登って高度を稼ぐ。
桴海於茂登岳への分岐へ到達。
桴海於茂登岳は眺望もなく難儀な藪漕ぎがあるとの事でパスしても良かったが、次いつ来るかわからんし「せっかくやし・・」と登ることにした。
分岐後も最初こそテープがあって難なくいけるが、どんどん道幅は狭くなっていよいよリュウキュウチクの藪漕ぎ。
平泳ぎのように腕を動かしリュウキュウチクを掴んでは横へ広げて前へ進む、の繰り返し。
姿勢は前かがみ、前を向くと目にリュウキュウチクが当たって危ないので帽子を深くかぶり下向いて歩く。

なかなか藪漕ぎも長いのでくたびれた。
ようやく三角点に。眺望なし。三角点の写真と長い自撮り棒を伸ばして360度写真を撮った。
そそくさと退散で下り始めると強風で藪が煽られ倒される。
すると川平方面や前嵩が見えた。それを写真に撮り下り始めたが・・

強風で藪が横になってしまって身体は藪から露出し、歩いてきたコースを完全に見失ってしまった。
何とか進むもリュウキュウチクとツルアダンに行く手を阻まれる、強引にいけなくもないが体力が奪われる。
山頂に戻ることを試みるも全く不可能。GPSも精度低、こういう時は何も信じられなくなる。
「こうやって遭難するのかな・・」とか弱気になったが、とりあえずアメちゃん舐めて水飲んで落ち着こう。
右手に藪漕ぎしてきた道があるのは間違いないから、強引にはなるが同じ高度を右へ行って見よう。
藪漕ぎというか漕げるレベルじゃないので藪の海をもがくように乗り越えていく。
地面を注視して進んでいくと踏み後らしきものを発見。
「助かった！」
逃げるようにどんどん下って元の分岐まで帰った。
ピンクのテープでこれほど心安らいだことはないな(笑)

分岐で少し休憩してから、気を取り直してウマヌファ岳へ。ずっとテープ有り。
沢まで下ったら前回通った東側のルートと合流、ホッと一安心。
沢からその先もテープ有り、わかりにくい所や帰りに見失いそうなところは持参した自分のテープを貼った。
思ってたよりも楽にウマヌファ岳の直下に到達、こんなにわかりやすくて近かったっけ？
そこからは藪漕ぎと岩登りになるが全く問題ない。
あっという間に前回に引き返した岩へ。今日は眺望もいい！
もう一上りしたら巨岩がゴロゴロでこれは好きなタイプの山頂だ。

於茂登岳、前嵩、桴海於茂登岳、野底岳、川平湾、浦底湾、底原ダムと360度の大パノラマ。
苦労も吹き飛ぶ最高の景色、じっくりと撮影した。
ヒルが2匹入り込んでたので駆除してから飯。
全く誰もこない、自分だけがこのロケーションを独占。
ホンマに言いようがない、幸せな時間。
1時間あまりゆっくりと休憩してから、名残惜しくも下山。
急登を登った分、下りは慎重に。
ほとんどゴールに近いところまで帰ってきて、沢で休憩し汗臭のシャツを洗いタオルを浸して身体を拭いた。

桴海於茂登岳では怖い思いもしたが、ウマヌファ岳は素晴らしい山であった。
また行くのが楽しみだ。

ウマヌファ岳に再チャレンジ、桴海於茂登でちょっとヒヤリとしてから絶景へ

はい、今回の遠征のラスボス！
とにかく衝撃の山だった。とりあえずヤマップルートは参考にならない。全く違う。地図とコンパス必須。地元林業の方からの情報で磁場が狂うのでGPSも当てにしない方がベター。コンパスもそうだろうけど、地形見て現地と照合するスキル必要。
本当のジャングルです。原生林。ルーファイ激ムズ。桴海(ふかい)山頂辺りからピンクテープも消え、リュウキュウチク地獄。等高線は当たり前だが、それよりいかに藪漕ぎを避け、リュウキュウチクを踏破するかが問題。とにかく気力体力ガチで必要。
私はこの日6ピーク目だったので、メンタル持たかなったのでウマヌファ目前でリュウキュウチクに囲まれた山頂近辺見て撤退決める。この日この山域だけなら踏破出来たとは思うけど、疲れとメンタル弱ってたので、久しぶりに身の危険感じ素直に撤退🤣
とにかくエグい！！！

でーもー、ここが1番感動出来るぐらいに原生林でありThe石垣島って感じの山でヤシの原生林や巨木は絶対に見た方がいい。

ここは必ずリベンジする。ついでに川平ウフ岳も踏破したい。

ソロ？やめといたほーがいいよwww


桴海於茂登岳とウマヌファ岳敗退

せき

石垣島2日目。
ＹＡＭＡＰ地図で見たら於茂登岳の隣に「桴海於茂登岳」という山があるので「いいね！こっちも登ってみよ～」ランランと軽ーく登ることを決めた。

結論から言うと標高477ｍの山頂に到達することができなかった。
さらに奥にある「ウマヌファ岳」まで行くつもりだったがとんでもねえ。
今思い出しても本当に苦しく、今までの登山の中でダントツでつらかった、精神的に。
トラウマレベルなので記録残そうか迷ったけど以下、自分の記録用として記しておく

敗因として、YAMAPの地図とGPSを信頼しすぎて事前にその他の情報を一切調べなかった。
前日に登った2座がお手軽ハイキングなので同等と信じて疑わなかった。

帰宅して初めて他ユーザーの活動記録読んだら皆「キツイ」「ヤバイ」「二度と登らない」「お勧めしない」と書いていて嗚呼、共感しかない。
せめて最初にこれらを知っておくべきだった。

それでも他ユーザーさん一応は登頂を果たしているのでやはり自分には力が足りないようだ。
ちなみに今んとこYAMAPに投稿されている「於茂登岳」371件の活動日記に対して「桴海於茂登岳」は全部で13件しかない。

まず登山口がみつからない。登山口なんてない。
ずっとウロウロしてようやく山に入ったら上下左右から植物がゴワゴワすごくて掻き分けながら進む。
一応長袖長ズボンだったけど手袋も絶対に必要だった。今もキーボードを打つ手が傷だらけで痛い。

前夜に降った雨で濡れている植物をかき分けながら進むのですぐに全身びっしょりに濡れて髪からは雫が落ちるほど。
ぬかるんだ土がヌルヌル滑るうえ結構な急登なのでずっとガッシリ木につかまりながらでないと登れない。
植物に引っかかるせいでくつひもが何度もほどけてしまう。

勝手に信頼しまくっていたYAMAP地図ルートがまっっったく合っていなくて愕然。道がない。
こんなとこ人が立ち入ってもいいんだろうか、と不安になるが一応遠くの方の枝にピンクテープが見えるのでとにかくそれだけを頼りに進む。

何度も確認しながら慎重に、ずっと「ピンク・・ピンク・・」と言いながら登った。それでも迷う。
これ色盲なら完全にアウトだった。
少し引き返そうと思ってもたった今自分が来た道もわからないほどの深い植物のジャングルで、これが軽くパニックになる。

そんな不安の最中、足元の枝に魚肉ソーセージの袋が巻いて結んであるのを見つけた。
普段なら「山にゴミ残すんじゃねえよ！」となるのだが、誰か先人が巻いた赤い袋を見てなんかめっちゃ安心した。

大幅に時間オーバーで、もうあとほんの少しで山頂という所でピンクテープ通りに進んでいたら下りが始まってしまい「？？？」。
いよいよまったく道がわからなくなった。ウロウロしてたら来た道すらも見失う。
「まさかの救助要請・・？」と恐ろしいことが頭に浮かんだ。

日が暮れたらもう前も後ろも進むことは不可能なのでとにかく来た道をなぞって戻ろう。
もう頂上なんてどうでもいい。こんなとこに取り残されたら大変だ。

「こんな滑る道は絶対下山できないわー帰りのコースはもっとゆるいといいな～」と思いながら登ってきた道をそのまま下ることになった。
急な泥道をなんど滑って転んだかわからず最後は開き直って滑り台みたいに滑っておりた。
とにかく帰れればなんでもいい、という思いで必死だった。

そんなこんなで4時間後ようやく元の場所に戻ったら農作業のおじいがいた。
泥だらけのわたしを見て「ねえちゃんひとりで登ったの！？山が好きなんだなあ～」と言った。
好きだったけど、嫌いになりそうなところなんですよ、いま。

びしょ濡れでバイクに乗りそのまま島で唯一の立ち寄り湯に行った。
きれいなホテルの中にある立派な大浴場なんだけど泥だらけの雑巾女が脱衣所で服を脱いだら枯葉や泥や小石がバラバラ～っと散らばってあせった。やば。携帯も腕時計もなにもかも泥まみれ。

頭洗ったら髪に小枝がたくさん絡みついていて、おでこにはたんこぶ。頬に切り傷があり出血してる。
湯につかると全身傷だらけで痛い。

挙句ふと見たら足からどろどろ出血してるじゃねえか！ヒルにやられていた。笑
これがうわさの山ビルかあ、と浴場で感心しちゃったね。完全にやばい客だ。
泥まみれの靴は旅中に再利用不可能なので新しいものを買った。血まみれ靴下は捨てた

桴海於茂登岳・・また挑戦したい気もするけど2回目なら迷わないという保障はまったくない。
もうひとりで入山するのは怖いなあ。せめてコンパス使えるくらいにならないとだな。
記録上は休憩時間40分てなってるけど1秒も休憩していない。合計40分以上迷っていたということだ。

たかが477ｍの山で、大げさな！ハハハと笑い飛ばしてあげたいけどそれは机上の空論ってもんで今もおでこはズキズキ痛いしヒル跡はかゆいし、なにより道に迷い精神的に追い詰められる恐怖が残っている。
桴海於茂登岳はもう「恐山」に改名しよう。恐山Part2に。

【まとめ】どんな低山でも事前の情報収集大事！絶対！



ヤバすぎ桴海於茂登岳（登頂ならず）

あき

石垣島の締め。しかしここはきつかった。。。
ルートファインディングが鬼ハードなうえ、地面は水でズルッズル、行程の半分は川の遡行と背よりも高い熱帯植物の藪漕ぎ(余裕なく写真なし)、おまけにヒルまでいる。クライミングよりも探検系のスキルが必要な山でした。自信のある方むけです。


※なんか意外と見られているようなので、この山に登りたい酔狂な方向けに追記↓
・他の方も書かれていますが、YAMAPルートは当てにならないので、とにかく赤テープを探して歩いた方がいいです
・密林で方向感覚が狂うため(どっちから来たかわからなくなる)、スマホ地図ではなくコンパスでこまめに方向確認がベター
・山頂付近はどちらもひたすら藪漕ぎなので、頭を低くして植物の生えていない地表の踏み分け道を見失わないように。特に下りはやばい。あと長袖とグローブも必須です
・川をザブザブ歩くうえにヒルもいるので、ローカットだとかなりきついです
・くれぐれも無理はなさらないように…

石垣島踏査その4: ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

ふるかわ

沢登り

自分史上過去最高にきついお山。
もう二度と登りたく無いし、登れる気もしないです。

皆さんの活動日記からきついのは想像していましたが、想像以上でした。

まず登山口が分かりづらいです。
ルートは情報通りYAMAPのルートとは全然違ったので気にはなりませんでしたが、目印のピンクテープが全然見つかりません。

最初の10分はずっと迷っていました。
ジャングルやん！！って場所を歩き一応YAMAPのルートの方に戻ってみるも何もなし。
YAMAPの軌跡を辿れば帰れるのでもう帰ろうかと思うとパイプを発見。
とりあえずパイプに沿って歩くとピンクテープを見つけることができました。

そこからは少し歩いてピンクテープを探すという作業。
帰りの飛行機の時間もあるので2時間経ったら引き返そうと思っていました。
このペースで行けば何とか行けるかと思っていましたが、山頂付近でテープの続きを見失ってしまいました。
YAMAPのルートは当てにならないとの情報でしたが、テープが見当たらないのでGPSのルート通り登って行きましたが後り数ｍのところで藪で進めなくなります。
少し下って少し横からアタック！！
何度か繰り返しどうしても登れないので諦めて次のウマヌファ岳方面に歩いてみるとテープ発見！！
どうやら桴海於茂登岳の山頂アタックは数ｍの藪に阻まれていたようです。

とにかく藪が凄すぎて自分がどこを通ってきたのかが分からなくなってしまいます。
夏の北海道で登った戸蔦別岳から幌尻岳のハイマツ地獄なんてかわいいもんだったんだなと思わされました。
何とか桴海於茂登岳の山頂に辿り着きウマヌファ岳を目指します。

気を抜くと自分が歩いてきたピンクテープも分からなくなる道。
初心者の私は今までの登山など敷かれたレールの上を歩いていただけだと思わされる道。
バリエーションルートを歩く上級者の方はあらためてレベルが違うのだなと思いました。

ピンクテープも色褪せていたり、枝が折れて地面に落ちていたりします。
事前に登頂した人のルートもダウルロードしていましたがまるで役に立ちませんでした。

全然関係ない場所にもテープがあったりしたのでかなりウロウロしてしまいました。

ウマヌファ岳の山頂手前からのリュウキュウチク地獄はもうトラウマです。

ここからなら登れるか！
ここか！ここか！
と何箇所もアタック！！
やっとそれらしいルートを発見するも行き止まり。
岩をよじ登り岩の上を歩いて藪をワープして藪を突っ切り何とか登頂！！！
達成感は無く不安しかありません。
何故なら藪漕ぎしながらこれ帰れるんかなと思ってたので。

まさにその通りになり、自分がどの藪を突っきってきたかが分からなくなりかなり焦りました。
10分程色んな場所から藪アタックし、尋常では無い程に焦っているのが分かったので岩の上に座って水を飲んで一息つきます。
混乱するとはさっきみたいなことなんだろうなーと思いながら空を見て深呼吸。
山頂付近は携帯の電波があったので最悪救助が呼べると思って落ち着くことができました。

夢中で登ってきたのをゆっくり思いだし、岩をよじ登りショートカットした場面を目を閉じて映像で思いだします。
しかしながらやはり藪が凄すぎるのでしらみつぶしに行くしかないと順番に行けそうな所にどんどんアタックし、やっとここだ！という場所に辿り着いたときはとても安心しました。
下山は登りと違うルートでしたが、こちらは登りと比べるとテープが多かったので何とか時間内に下山することができました。

ヤマヒルが凄いとの情報でしたが、クリスマス寒波のおかげか一匹も見ませんでした。
この季節に汗ダクで登ったので夏場にこの山に登るなんて想像もつきません。

この山は全然オススメできませんが、鬼畜コースがお好きな方や、普通の登山が物足りない方は是非どうぞ！

下山後は前日お店にいたカップルに教えてもらった「ぱぱ屋」さんへ。
登山で疲れた身体にBブレンドが染みわたりました。
とても美味しかったのでパインもおかわり！
ケンミンショーで観た「知念商店」さんのオニササを食べてレンタルバイクを返却し、バス→飛行機→電車→バス→自宅へ向かいます。

登山口

このランドマークを通る活動日記

三度目のウマヌファ岳、東コースから

沖縄離島ハイキング　石垣編　其の肆　ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

ウマヌファ岳に再チャレンジ、桴海於茂登でちょっとヒヤリとしてから絶景へ

桴海於茂登岳とウマヌファ岳敗退

ヤバすぎ桴海於茂登岳（登頂ならず）

石垣島踏査その4: ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

桴海於茂登岳・ウマヌファ岳

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}登山口

.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}三度目のウマヌファ岳、東コースから

沖縄離島ハイキング 石垣編 其の肆 ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

ウマヌファ岳に再チャレンジ、桴海於茂登でちょっとヒヤリとしてから絶景へ

桴海於茂登岳とウマヌファ岳敗退

ヤバすぎ桴海於茂登岳（登頂ならず）

石垣島踏査その4: ウマヌファ岳・桴海於茂登岳

桴海於茂登岳・ウマヌファ岳

登山口

三度目のウマヌファ岳、東コースから

沖縄離島ハイキング　石垣編　其の肆　ウマヌファ岳・桴海於茂登岳