「つつじ」の次は「つばき」を❗️椿山登録祈願🙏 箱根山
東京都23区 中央エリア
(東京)
2024.10.19(土)
日帰り
ko usさん達のお陰で日比谷公園のつつじ山🌺(標高5m)が晴れてYAMAPに登録された(バンザイ)🙌🎉
という訳で今回は、椿山(ホテル椿山荘、標高28m)を始め以下👇の「山候補の山」(ややこしい😓)に登り、あわせて登録申請もすることにした。
◯クマザサの山(肥後細川庭園、標高29m)
◯富塚古墳(水稲荷神社、標高12m)
◯八幡山(放生寺・穴八幡宮、標高23m)
※箱根山(登録済。23区低山の先輩、標高44m)
このほか江戸川公園もまさに「山」という概観【写真14】をしており、実際崖【写真18,19】や崖道などもある【写真20】。かつピークへ行くには「葛折り」の階段を登っていく【写真15-17】のでやはり登山をしている感覚になった。
ただ、残念ながら江戸川公園は山とは呼ばれておらず、また公園北側は平らで傾斜が無いため登録は難しいだろう。
気を取り直していよいよ肝心の椿山である。五つ星⭐️×5️⃣ホテルである椿山荘(ちんざんそう)の華美豪奢ぶりに気後れしつつもバンケット棟【写真5,21-23】を通って庭園へ。相変わらず拙い表現力で申し訳ないのだが、都会にこれだけの緑の美を造り上げた設計者達は素晴らしいと言うほかない。五丈滝【写真59,62-65】や幽翠池【写真30,32,33,58】を中心とした「自然」に椿山七福神【写真37,40,47,57,60,66,72】を始めとする様々な石造物【写真28,29,31,39,44,53】が華を添えている感じだ。
そして、ゆったり「麓」を散策したのち椿山に「入山」【写真41】。「山中」には白玉稲荷神社🦊⛩️【写真45】も鎮座しており、椿山に因んで絵馬も椿の形になっているのが面白い【写真46】。
ピークには観音さまの祀られる円通閣(三重塔)【写真48-52,54】が建っており、周囲の芝生もよく整えられているので何だか奈良や京都にいるような気がしてくる。
そもそも椿山は築山ではなく天然の山であり、巡っている最中も柵【写真38】や傾斜【写真56】、密集した木々【写真35,71】等々、至る所で「山」の雰囲気を感じた。是非とも登録を望むところである。
椿山を「下山」したのちトイレ🚽のため目白台運動公園【写真74-76】を訪れたのだが、ここも勾配が急で山という感じがあった。
但しこちらも江戸川公園同様、公園北側が平坦、山名が無いといった理由から登録は厳しいと思われる。
次の肥後細川庭園にはクマザサの山(と築山)があり、今回巡った「山候補の山」の中では一番標高が高い。おそらくピークは永青文庫近くの祠【写真82,83】の辺りになるだろう。
このクマザサの山にはトレイル【写真79-81】や斜面に作られた階段【写真98,99】があちこちにあり、そこから「麓」を見下ろす【写真85】とまさしくここが「山」だと実感する。
先人も
左右の崖は杉檜が森々と立並んで恰(まる)で箱根山中の谿間の様に似通ひ、山は一体に雑樹が生ひ茂ってその下に屈曲せる小径が熊笹の茂みや石の蔭に沿うて付けられてある。
近藤正ー『名園五十種』(1910年、119頁)
参照: https://zuito.hatenablog.com/entry/2019/04/15/150809
と述べて「山」と認識している。クマザサの山(「熊笹山」でもいいかな?)も登録されて欲しいと強く願うばかりだ。
勿論庭園も美しく、雪見灯籠や大池とセットでクマザサの山を眺める【写真92,93】と、いつまでもこの場に佇んでいたくなってくる。また松聲閣(しょうせいかく)というかつて細川家の学問所であった邸宅【写真100,101,103,104,106-108】があり、そこから観る庭園の姿も素晴らしい【写真102】。私は特に二階からの眺めが開放感があってよかった【写真105】。
続いては甘泉園【写真111-115】を経て高田富士🗻へ…といきたいところなのだが、毎年7/14,15にしか山開きしないので、代わりに富塚古墳【写真119-124】に。
ここも加瀬山で見た「聖地に新たな聖地を造った」場所であり(活動日記「『聖地』と動物園」参照)、古墳のピークには多くの稲荷🦊の祠が建てられていた。
上野の摺鉢山古墳も山として登録されているので、こちらの富塚古墳もどうだろうか?いや、ちょっと山としては小さいか🤔?そもそもその前に高田富士が先だろうか?うーむむ😕
なお、水稲荷神社は薮が多いので秋🍂ながら蚊🦟に刺されてしまった💦冬⛄️以外は虫除けが必携だろう。
更に八幡山(放生寺・穴八幡宮)へ。こちらも各参道が階段になっており【写真126,130,134-136】(殿堂が建っているため正直山という感じはあまりしないのだが)、確実に「傾斜のある高台」であることは実感できる。何より、由緒書の看板🪧に「南側の山裾を切り開いた」と書かれている【写真133】のが山である証拠になるだろう。
最後はお馴染み23区低山の「先輩」箱根山に登山【写真138-144】。写真だけ見ると、郊外の里山でも十分通用しそうな雰囲気だ。
以上、今回は様々な庭園(しかも全部無料でした。ありがたや🙇)を巡ったが、この「東京砂漠」🏜️に多くの「オアシス」を造ってくださった先人の方々には改めて感謝感謝である。
そしてその先人が整備してきた低山がYAMAPに登録されますように🙏