尾瀬~剱ガ倉山~下津川山まで
尾瀬・燧ヶ岳
(福島, 群馬, 栃木)
2024.04.13(土)
2 DAYS
【前段】
やってきました!最高の天気。冬季で1番行きたくて狙っていたルートへ、行ってきました。
ルート行程が長いため、ルート上の感想等、レポが長いです。随時とばして閲覧ください。
【行程】【日の出5:02、日の入り18:26】
(1日目)38.2km(+2,645m -1,860m)15h15
(2日目)21.4km(+1,241m -2,587m)8h35
【電波】山の電波地図より
・事前調べ(平ヶ岳、大水上山、丹後山)
・実地(平ヶ岳、にせ藤原山、藤原山、大水上山、丹後山、本谷山、下津川山、ネコブ山、桑ノ木山下り、十字峡登山口からダムに向かって中盤過ぎ)
※山の電波地図で電波なしとなっていた稜線でも、複数電波が入る箇所があった。
【駐車場等】
(登り口)
●戸倉通行止めゲート
・ゲート100mほど手前の道路脇スペースに駐車(10台ほど)
・トイレ10kmほど手前の道の駅尾瀬かたしな
・4/19午前10時まで県道冬季通行止め。4/19からバス・小屋の営業開始。
例年は駐車台数が少ないものの、鳩待峠に駐車場あり。R6年度は鳩待峠に車は停めれず、戸倉からバスを乗り継いで行くのみ。ゲート開通後は、自転車利用は、通行料が発生するらしい。
参考URL: https://mountain-guide.jp/column/2024.html
(下山口)
・三国川ダム
(登り口と下山口の移動)
・<帰り>合計8,350円
●タクシー:三国川ダム管理所〜六日町駅(7,000円)÷2=3,500円(株式会社 浦佐タクシー)自転車の場合14K下り坂で、1巻程度
※今回は親切な方に六日町駅まで乗せてもらいました。
●電車(2,050円+バス2,800円=4,850円)
上越線(上り):15:33(16:40)六日町発〜15:55(16:55)越後湯沢着
新幹線 :16:03(17:16)越後湯沢発〜16:15(17:27)上毛高原着
●バス:16:47(17:53)上毛高原発〜17:12(18:18)沼田駅17:23(18:21)〜18:49(19:42)尾瀬戸倉
※時刻表:https://kan-etsu.net/publics/index/43/
※六日町は、駅員窓口あるものの、suica、クレジットカード使用不可。Suicaに電車金額をチャージしてきたので、電車に乗れないかと思い焦る。念のため持ってきていた現金で購入。
※上毛高原からのバスは、1万円札は利用不可。Suicaに1万円をチャージしての支払いは可能。
※公共交通機関の支払い方法の可否まで調べなかったが、今後は調べたい。
【すれ違った登山者】
平ヶ岳~剱が倉山:BC1人(中ノ岳まで行くと言っていた)
剱が倉山~下津川山:0人
下津川山~ダム:10人
【装備】
冬靴、ストック、ピッケル、12本、わかん
※ピッケル使用せず
【テン泊装備】
・山と道マット(13mm)、モンベルシームレスダウンハガー900#3、ダウン(ユニクロ上)、ダウン靴下(モンベル)
※急遽避難小屋に変更。避難小屋内温度は、0.5℃。ナルゲンにお湯を入れて寝たら、寒くなく快適。
(泊)丹後山避難小屋
・2階建て。収容20名くらい。
・毛布10枚、二階に銀マット2枚。非常用のキャプテンスタッグのシュラフ1つ。入口にサンダルも6個程度あり。
・非常用の雨水タンクあり。
・小屋内温度:0.5℃
【天気】
(予報)添付のエクセルシート参照
(実際)快晴。風なし。
【水、食料】1hあたり0.1Lで計算
◎水消費量
(1日目)持参1.2L(2日目)持参1.1L
※随時雪を加えて水作成。
(食料)
〈1日目〉15h15
・干芋1、サラダチキン2、おにぎり2(朝・昼)、チョコ5,飴1、どら焼き1、レモンケーキ1、干梅1/2袋、アミノバイタル1、アップルパイ1
〈2日目〉8h35
・干し芋1、朝a米1、お昼a米2/3、アミノバイタル1、チョコ1、プロテインバー2
〈食料残〉
残: チョコ3、ジェル2、ナッツせんべい1、干芋1,カロリーメイト1、塩分タブレット2、アミノバイタル1
※平地気温が20℃超えたため、2日目はチョコが溶けてしまっていた。
【感想】
~1日目~
◆ルートの状況(戸倉~鳩待峠)
・ゲートから鳩待峠まで舗装路10K。ピストンではないため、自転車利用はできず歩く。
・今回は行き、帰りとロード区間が長いため、ロード用にランニングシューズを持参。ランニングシューズ2足で1キロ未満で重量は増すが、ランニングシューズにすることで大分歩きやすかった。
・7K地点の津奈木橋までは順調に歩くが、7K過ぎてから睡魔で3割くらい寝ながら歩く。
・鳩待峠まで2時間弱。疲れはないが、眠さが辛かった。今回は至仏山経由をやめて、湿原から大白沢山に取り次ぐ計画でにしていた。そのため、1日目に余裕があり、鳩待峠でお湯を沸かし、コーヒー&味噌汁で30分ほど朝食タイム。
・鳩待山荘までには飲用不可とはあるが、蛇口から水が出ていた。煮沸してお湯で飲んだ。
・このコーヒータイムで元気が回復。舗装路歩きを完全にチャラにできた。休憩して大正解。
◆ルートの状況(鳩待峠~山ノ鼻)
・鳩待峠から山ノ鼻までは下り坂。50分ほどで、山ノ鼻に到着。
・歩きだしで雪の上に乗ると、まさかの染み渡り!今年は消雪の影響からか、例年の残雪期のようにツボ足で歩くことがなく、やっと残雪期が来た~と相方とハイタッチ。1年ぶりの染み渡りでテンションMax。
・雪面が固いため、すぐに12本アイゼンを着用。アイゼンをつけたほうが滑らず早く歩ける。
・山ノ鼻までは、トレースも複数あり、迷う心配なし。
・山ノ鼻キャンプ場の蛇口からは水がでなかった。昨年のGWは水が出ていた。やはりキャンプ場営業は、まだ水が出ないよう。
◆ルートの状況(山ノ鼻~大白沢山)
・山ノ鼻からは、雄大な湿原を取り付きまでルンルンハイク。静かな尾瀬を堪能。
・昨年は5月3~4日に至仏山まで行ったが、稜線の雪の心配から3週間早く到来。今年は昨年よりさらに消雪だが、来る時期が早いからか、昨年よりも雪が豊富。湿原には雪がたっぷりで、全く地面が見えなかった。
・大白川山取りつきまでは、猫又川、右俣川の最低2回渡渉がある。猫又川のブリッジは、まだ複数あって安定していた。
・稜線のJPまでは猫又川渡渉後、スズケ峰に登るルートと、右俣を通って大白川山に取りつくルートがある。右俣の状況を見て、現地判断と考えていた。
・右俣はさすがに雪がなく、川が出ていた。その中でもスノーブリッジは複数あり、歩きやすそうなところを見つけて、ブリッジを数回渡る。
・右俣が右にカーブするところで、左手尾根に乗ってP1,661を目指すことに。右カーブする斜面はBCがトラバースした跡があったが、トラバースより尾根に乗り上げたほうが楽と考え尾根を歩く。
・尾根取りつき序盤は勾配があるため、ゆっくり進む。尾根とりつきの7時~8時。雪も緩み始め、10cm程度沈み始める。
・上部に行けば斜度が緩む。P1,700まで進むと、大白沢山が見える。ここから稜線に乗るまで、急勾配でぐっと標高をあげる。今回は、大白沢山の右斜面に取りついて、山頂を経由したが、山頂をスルーして左手に取り付いたほうが、山頂に登る分の標高を省略できて楽だったと思う。
・稜線に上がり、あとは尾根上を進むと、山頂に到着する。広い台地で周囲の展望が抜群。
◆ルートの状況(大白沢山~至仏山)
・大白沢山からJPまでは1回30m下って、ゆるく登り返す。この下りがほぼ垂直。バックで下る。
・JPからは、白沢山まではゆるくアップダウンを繰り返して進む。JPを過ぎて、沈み込んで先頭だときつさを感じるため、早めにわかんを着用。凍結はないため、アイゼンは外し、わかんのみで歩く。
・JPから白沢山、至仏山までの稜線は、右手に丸山岳~会津駒ヶ岳の稜線、左手には赤倉岳+上越国境稜線と展望抜群。
・白沢山まで来ると、あとは鞍部から至仏山に向けて240mほど登り返してゴール。勾配もある斜面のため、ジグを切りながら山頂まで。
・山頂に登っていると先行でBC1名。山頂でお話を伺うと、中ノ岳まで行くそう。まさかの同じルートで驚く。
・山頂に乗り上げ、右手の三角点ピークまでサクッとピストン。その後家族への安否メールのため、電波が入る箇所をウロウロ。山ノ電波地図で確認した場所で電波がたったものの、ショートメールをしてもメールが届かず。
・山頂から今回進む稜線に30m下った地点では電波が入り、連絡できた。
◆ルートの状況(至仏山~剱が倉山)
・至仏山を経由しなかったため、大分余裕も残っており、ここからの未踏区間にワクワク。
・至仏山から進んで行くと、今回歩く剱が倉山~藤原山、大水上山のルートがやっと目視できるようになった。まさかの滝が倉山~藤原山が黒々。ありゃりゃ~。やっぱり藪が出ていた。
・剱が倉山の分岐点まで進み、右手へ折れる。267m下り、125m登り返しとなる。下り斜面はまだ雪があり、登り斜面では3割ほど藪。藪区間も踏み跡があり、見た目以上に歩きやすい。わかんのままサクッとピークへ。
・藪が少なく、特に難易度はなかった。
・剱が倉山に来ると、これから歩く滝が倉山までのなだらかな稜線が見える。これが見たかった。左手に見える本谷山は遠い。大白沢山で相方にルート変更の可能性を提案していた(大水上山から中ノ岳ではなく、本谷山へ行く)。
◆ルートの状況(剱が倉山~滝が倉山)
・剱が倉山から一気に280m下り、鞍部からは緩く平坦に進む。平坦区間もなるべく尾根上から右手に出ている雪庇上を利用。途中途中雪庇崩壊により、尾根上の藪を歩く区間あり。まだ平坦で藪区間も短いため、そこまで苦はなかった。
・山頂直下から左手に崖の尾根に突入すると、地形上藪が露見。勾配もないため、そこまで藪はきつくはない。
・山頂直下の20-30mの登りは、崖をよじ登る。崖で脆い岩場になるため、手をかける岩場でもろさを確認してから、よじ登った。
・滝が倉山は、人1~2名いれるくらいの狭さ。それでも休憩できるスペースがあるため、休憩。この先のにせ藤原山までも黒々。
◆ルートの状況(滝が倉山~にせ藤原)
・滝が倉山~緩くアップダウンしつつにせ藤原山山頂直下まで。
・山頂直下の50mの登り返しが、藪の急斜面。藪って登りきついなあと、今日やっと思う。ここまで藪のきつさなく来れたことが奇跡に近い。
・山頂ピークは左手から巻いても、藤原山へ行ける。ただ、今回の稜線で唯一三角点と山頂看板があるため、立ち寄りたかった。笹としゃくなげでもがくと山頂に到着。格闘時間も5~10分。そこまで時間もかからない。
・去年相方のGWにせ藤原山レポで見た、三角点と看板。これこれ~と三角点とハイタッチ。
◆ルートの状況(にせ藤原山~藤原山)
・藤原山までは1回鞍部に下り、2回登り返すと藤原山に到着する。逆回りだとにせ藤原山から鞍部まで一気に下るため、藪の登りは辛そう。下りでも藪が出ている箇所は、背丈が高く鬱陶しかった。
・鞍部からの2回の登り返しは、ある程度の勾配があるため、雪面をゆっくり登る。
・藤原山へかけては、雪が豊富のため、藪の心配がなく、気持ち的に楽になる。
・藤原山に到着。至仏山と剱が倉山が遠くに見える。山頂部は広く、テント場として最適。展望も抜群で、丹後山避難小屋まで進もうと思ったが、ここでのんびりテントもいいなあと考え始める。相方の希望も確認するため、藤原山で相方の到着を1時間待つ。
・相方に意向を確認すると、明日朝早いなら、テント設営・回収時間を考えて、丹後山避難小屋まで進みたいとのこと。1時間待っていた影響で、確実に丹後山避難小屋に到着する頃には日没後。私はどちらでも良かったため、丹後山避難小屋へ向かうことに。
◆ルートの状況(藤原山~大水上山)
・大水上山への登り返しが、平ヶ岳からの稜線で唯一ガッツリ登り返す区間になる。270mの登り返し、中腹のP1,610ピークが藪で真っ黒。あの藪はどう攻略するんだろうと、考えつつ進む。
・直下に来てみるが、トラバースしてクリアもできなさそう。しょうがないので正面突破。今日一の藪漕ぎだった。30mほどの登り返しなものの、細尾根で急勾配。背丈程度の藪に体重を預けて、1歩1歩懸命によじ登る。P1,610をクリア。藪の登りはきついですね。
・あとは雪面を歩き、山頂直下30mもまた藪が露見。よじ登ると稜線に到着する。
・藤原山から鞍部に100m下り、大水上山まで2回の登り返し、細尾根になるため、朝に通過していたらカリカリ斜面と藪で大変だったと思われる。明るさがあり、雪が緩んでいているときの突破で正解だった。
◆ルートの状況(大水上山~丹後山避難小屋)
・稜線に上がると、あとは緩くアップダウンすると、丹後山避難小屋に到着する。
・稜線に上がると、右手の中ノ岳の山容がかっこいい。中ノ岳も行きたいなあと後ろ髪惹かれながら、小屋へ進む。
・ヘッデンなく歩ける程度の暗さで小屋に到着。小屋は扉の前に板が6枚程度挟まれ、冬囲いしているが、木を横にスライドすると入ることができる。扉は手前に引くとあくため、扉の手前の雪をどかせば、5分もしないうちに小屋に入れた。
・小屋内部はとてもきれい。のんびりあたたかく過ごせるため、避難小屋のありがたさを感じる。久しぶりの避難小屋泊まり。あまりの快適さ。広々して水作りや夕食づくりも楽にでき、アットホーム感でワイワイ夜をあかす。
・小屋で寒さをしのげるため、朝ご飯も小屋で食べてから出発した。
~2日目~
◆ルートの状況(丹後山避難小屋~越後沢山~本谷山)
・丹後山から先の稜線にどれくらい時間がかかるか分からないため、4時20分に小屋を出発。出発前に星空撮影で外に出ると、満点の星空。この景色を見ると、重い荷物を背負って泊まったかいがあったなあと感じる。天の川も見えた。
・越後沢山までは2回のアップダウンを経て、P1,680から200m登り返して到着する。染み渡り雪面利用率から、あっという間に越後沢山に到着しそう。これなら下津川山まで行けそうだなあと感じ、相方に伝達し、自分のペースで進むことに。小屋から1時間で到着。
・朝日も上がり、朝の澄み切った景色は、本当にきれい。日の入りの景色と並び、朝日から数時間の景色は1番いい。丹後山から先のルートは未踏だけに、感動はひとしお。幸せすぎる。
・本谷山までは、P1,799まで下って登り返す。素晴らしい景色を堪能していると、30分で本谷山に。危険箇所などもなし。
◆ルートの状況(本谷山~下津川山)
・本谷山から2~3回アップダウンを繰り返す。本谷山まで藪は問題なかったが、下津川山までは、左手雪庇の崩壊が所々あり、尾根の藪も高さがでてくる。本谷山までは、尾根上にのっても踏み跡がついていて、藪漕ぎはほぼなかっただけに、同じ尾根でも違うなあと感じる。
・また、7時頃になると、雪も少し腐り始め、沈みこみも出てくる。わかんをつけるか迷いつつ、とりあえず進む。
・P1,725から下津川山まで200mの登り返し。登り返しが長いため、ゆっくり進む。
・下津川山山頂直下は、笹とシャクナゲの藪。藪をつかんで乗り上げると、三角点のお出まし。
・1か月前に来たときは見れなかった三角点を見ると、来て良かった~と感じる。
・山頂で休憩をしていると、女性が1名山頂へ。茨城県から来た女性で、周囲の山々や今後行きたい山の話など、話が盛り上がり、40分滞在。写真撮影も仕合い、とてもいい方で話していて元気回復。
◆ルートの状況(下津川山~ネコブ山)
・山頂直下の藪を降りてから、ネコブ山まではアップダウンをして進む。藪も2回ほど出るが、歩きやすい。複数人のトレースがあり、ルート選びも楽。
・あっという間にネコブ山に到着。
・ネコブ山に到着すると、男性2人組がいて、まさかのやんさんと再会。やんさんに丹後山避難小屋の利用と感謝を伝える。
◆ルートの状況(ネコブ山~桑ノ木山~三国川ダム)
・ネコブ山から桑ノ木山は、下りオンリー。一気に駆け降りる。トレースがびっちりあるが、トレースを利用しなくても踏み抜きがない。楽々下れてラッキー。桑ノ木山の広い台地で、お昼休憩。
・桑ノ木山から十字峡登山口までも下り一辺倒なので、楽に進める。あとは、どこから藪が出てくるか。
・P1,000あたりから少し夏道が出始め、P900-800あたりから完全に尾根上の藪に突入。ずっと尾根上の下りのため、迷いはしないが、細尾根になっている箇所などは確認してから進む。下に行けば行くほど藪がうるさく、こんなに藪がうるさいとは思わなかった。
・それでも尾根上の踏み跡をたどり、送水管の上部まで。建物直下の岩場が最大難所。登りでは問題ないが、重い荷物の下り+冬靴で後ろ向きだが、上手く下れない。岩場のステップも遠く、降りるのが大変だった。
・岩場クリア後は、送水管の階段で舗装路までぐっと降りる。下っていても階段は長い。
・1番下まで降り、冬靴からランニングシューズに履き替え、あとはふきのとうを取りつつ、ダムまで。
・三国川沿いのデブリはだいぶ小さくなっていて、これなら歩けそうだなあと感じた。
・ダムサイトの舗装路は、ランニングシューズのおかげでだいぶ楽に歩けた。1か月前は全区間雪道で長く感じたが、今回はあっという間。舗装路が出ていれば、今度からランニングシューズを持参すれば楽できることがよく分かった。
・13時に下山。ダムの自販機でコーラをぐびっと飲み、あとは六日町駅まで。
◆全体の感想
・今回のメインは、平ヶ岳から大水上山までの稜線を歩くこと。ルートを歩く上で、標高が高い尾瀬側から歩くことがルート攻略のポイントになる。その上で車の回収が問題になるが、公共交通機関で行けることが分かり、決行することになった。車回収問題が解決する前は、十字峡から平ヶ岳ピストンかなあと思っていたため、ワンウェイで行けて良かった。
・また、鳩待峠開通後では、毎年稜線の藪が露見するため、開通前を狙っていた。ちょうど2週間ほど前に鳩待峠までの舗装路の除雪が完了したとのレポもあり、鳩待峠までも楽に歩ける。そして、今週の土日の快晴。これは、神様からのプレゼントだと思い、快晴の辞典で今回の稜線行きが決まった。
・また、藪が少なく、行動時間が短縮できたため、丹後山から下津川山までの稜線歩きも堪能でき、大満足。車回収等の制限時間がなければ、下津川山から巻機山まで抜けたい気分だったが、それは来年へのお預けとした。
・藪が出ていない時期で、車回収さえなければ、日帰りも可能だなあと感じた。
・最近新潟でも晴れや高温が続き、1日1日雪の状況が変化する。雪どけ前に、次はどこへ行けるだろうか。
・今回も同行してくれた相方に感謝したい。毎度毎度付き合ってもらい、頭が上がらない。