「表丹沢サンクスプロジェクト」に関わったすべての皆さまへ  こんにちは。表丹沢登山活性化協議会です。 丹沢表尾根で倒壊が進んでいた山小屋・新大日茶屋を解体する「表丹沢サンクスプロジェクト」は、2022年12月~23年1月、丹沢を愛する多くの皆さまからのご理解を得ながら作業を行いました。しかし、その時点では「100%完了した」とは言えない状態でした。人力では下ろしにくい大型廃材が残っていたからです。  これらの廃材を荷下ろしするため、当協議会が必要と考えたのがヘリコプター。「YAMAP FUNDING」や寄付でその費用を募り、約175万円が集まりました。  いただいた浄財などを元に、当プロジェクトにご理解いただいた秦野市さまや林野庁の東京神奈川森林管理署さま、神奈川県自然環境保全センターさま、荷下ろしや廃材梱包でご協力いただいた東邦航空さまと高橋組さまのお力を借り、2024年2月14日、無事にヘリを使った作業が行われました。  当日は当協議会メンバーも立ち会いました。雲一つない青空の新大日山頂。ホバリングするヘリに梱包された廃材がつるされ、相模湾に向かって飛行する様子は感無量で、拳を強く握りしめて静かに喜びをかみしめました。  以上をもって、「表丹沢サンクスプロジェクト」は終了となります。この間、プロジェクトの進捗状況について多くのお問い合わせをいただきましたが、ご回答できなかったこと、また終了のご報告が遅くなりましたこと、おわび申し上げます。  多くのハイカーを見守ってきた「新大日茶屋」はその役割を終えて地図から消えることとなりますが、皆さまと楽しく”小屋じまい”できたことはいつまでも皆さまの中で消えずに残っていただければ幸いです。

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