紀の川土手をさんぽ-2023-11-24 1859年の今日は、「種の起源」が出版された日 チャールズ・ロバート・ダーウィンは、イギリスの自然科学者にして、卓越した地質学者・生物学者でもあった ダーウィンは、1831年から5年に渡るビーグル号での航海によって、チャールズ・ライエルの斉一説を理論と観察によって支持し、著名な地理学者となった。またその航海記によって人気作家としての地位を固めた更に、ビーグル号航海で集めた野生動物と化石の地理的分布は彼の好奇心を膨らませ、種の変化の調査へと導いた。そして1838年に自然選択説を思いついた 理論を書き上げようとしていた1858年にアルフレッド・ラッセル・ウォレスから同じアイディアを述べた小論を受け取った。2人の小論は即座に「種の起源」として共同発表された ダーウィンは自然選択によって、生物は常に環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生じると主張した。そしてこの過程を生存競争、適者生存などのフレーズを用いて説明した 先行の研究と比較してダーウィンの理論が画期的だった点は、進化とは種が枝分かれによって多様性を増すことだと発見したところにあった ダーウィンの説は、当時の生物学の根本をなす宗教的信念を否定したために、科学的だけでなく、宗教的、哲学的論争も引き起こした ダーウィンの言葉として「最も強い者が⽣き残るのではなく最も賢い者が⽣き延びるのでもない。 唯⼀⽣き残ることが出来るのは、環境に変化できる者である」が紹介されている なお、ダーウィンがビーグル号の旅で、ガラパゴス諸島から持ち帰ったとされるガラパゴスゾウガメ、ハリエットは175歳まで生き続け、2006年6月22日に心臓発作のため他界した

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。