三方崩山

出典: Wikipedia

三方崩山(さんぽうくずれやま)は、岐阜県大野郡白川村の両白山地の東部に位置する標高2,059 mの山である。白山国立公園内にあり、ぎふ百山に選定されている。 【登山】 国道156号の道の駅飛騨白山から西に林道があり、その終点が登山口となっている。三方崩山への唯一の登山道である。山頂までの距離は、4.8 kmである。1,624 mの標高点までブナ林の急坂の樹林帯が続き、その先に南側が崩落している白ガレがある。その先は両側が切れ落ちたナイフリッジの痩せ尾根が山頂まで続く。山頂周辺はオオシラビソなどの針葉樹林帯となっている。山頂は東側が絶壁になっていて、東に猿ヶ馬場山、遠方に北アルプス・御嶽山・御母衣湖・鳩谷ダムなどを望むことができる。南東には別山を望むことができる。白山の大部分は奥三方岳に隠れる。山頂に二等三角点が設置されている。登山道の周辺には山小屋やキャンプ指定地はない。山頂から奥三方岳へと続く稜線はクマザサやオオシラビソなどの樹木が生い茂っている。登山道はなく、残雪期以外の歩行は困難である。

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  • 籾糠山

    標高 1744 m

    籾糠山(もみぬかやま)は、岐阜県飛騨市と大野郡白川村にまたがる飛騨高地の標高1,744 mの山。 1998年(平成10年)4月1日に、周辺の山域は岐阜県により天生県立自然公園に指定された。ぎふ百山のひとつである 。国道360号の天生峠から、山頂へは中部北陸自然歩道の登山道(遊歩道)が整備されている。ブナやオオシラビソなどの原生林や高層湿原(天生湿原、木平湿原、ミズバショウの群生地)を通るコースがある。ブナ、カツラ、サワグルミなどの原生林にはツキノワグマなどが生息する。山頂は鋭く尖った円錐形の小ピークで。、狭い山頂には三等三角点(点名が「籾糠山」)が設置されている。山頂から南南東に御嶽山、東に飛騨山脈、北に飛騨北部の山並みを望むことができるが、白山は猿ヶ馬場山に隠れて見えない。神通川水系小鳥川の支流である金山谷の源流の山である。この金山谷では江戸時代初期から天生金山が開かれ、昭和初期まで金、銀、銅、亜鉛などが採掘されていた。

  • 大倉山(おおくらやま)は岐阜県大野郡白川村にある標高2,039mの山。大白川温泉を起点にして美しいブナ林が広がる平瀬道、大倉尾根経由で白山に登る場合に大倉山山頂付近を通る。山頂には二等三角点があるが、一般登山道は通っていないため注意。山頂付近にはログハウス調の大倉山避難小屋があるが、トイレは無い。山頂からの展望は無いが、途中の平瀬道からはアルプスや御嶽山の展望が楽しめる。白山については下記リンクを参照。 https://yamap.com/mountains/99

  • 赤頭山

    標高 1602 m

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