宮古島

出典: Wikipedia

宮古島(みやこじま)は、沖縄本島から南西に約300km、東経125度、北緯24度に位置し、太平洋と東シナ海の間にある島である。南西諸島西部の島嶼群宮古諸島に属し、先島諸島の一部を成している。面積は159.22km²で、沖縄県内では、沖縄本島、西表島、石垣島に次いで4番目に広い。 または同島に加え、伊良部島、下地島、池間島、来間島、大神島を含めた宮古島市のことも指す。 【名前の由来】 「宮古島」という名称は、方言名「ミャーク」もしくは「ミヤク」という音に当てられた言葉である。 ミヤコの名称が歴史上初めて登場するのは、中国の元時代(13世紀)の歴史書『元史』の『温州府誌』からであり、「婆羅公管下密牙古人(ブラコウカンカミヤコジン)」が温州に漂着したと記述されている。「婆羅公(ブラコウ)」とは、城辺字保良を統治していた豪族のことだといわれている。 600年以上の歴史を持つ池間島(字池間・字前里)・狩俣地区(字狩俣)に残されたアヤグ(宮古方言での詩歌のこと)によると、ミヤコ(ミャーク)とは「人(自分自身)の住んでいる所(地域・集落)」という意味である。この場合、言葉の由来は言葉の音によって「ミ(自分)」「ヤ(住んでいる)」「ク(場所・村)」の意味に分けられる。(中略)

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