登山

北陸遠征のメインイベントです。
【笈ヶ岳】！200名山。
スーパー藪漕ぎの山として有名な山です。

結果としてはかなりハードな山行になりました。色々ありすぎました。
palさんと私2人とも失うもの（落とし物）が
大きかったですが、この西日本最難関とも言われる笈ヶ岳の登頂という達成感を得れる
良い山行になりました。
詳細はキャプションにて。



獲得ピーク
ジライ谷ノ頭・冬瓜山・シリタカ山・小笈ヶ岳・笈ヶ岳

槍ヶ岳（やりがたけ）は、飛騨山脈南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地

長野

岐阜

富山

200名山🏔️笈ヶ岳

大文字山

多分、もっと残雪が残ってればここまで大変では無かっただろう。
過去最高難易度、何が？？
藪漕ぎである。ジライ谷の頭までは激急登ってしんどさはあるものの頑張ればそれなりに行ける。しかしジライ谷の頭を過ぎてからは登山道が一変した。いやそんな生易しい言葉では表現出来ていない。そもそも登山道など存在しない。そう言っても過言では無い藪漕ぎ加減である。その藪っぷりときたら、所々に細々と残った雪渓以外全部藪である。

それも尋常ではないくらい…
その結果、この日に身に付けていたアームカバー、スポーツタイツ、短パンは穴だらけで廃棄となる。更にザックのポケットに入れていた行動食のボトルも知らない間に無くなり、スマホの充電ケーブルは引きちぎれ、手首に有る筈のGARMINウォッチ、そして相方はお気に入りの帽子まで藪の何処かに飲み込まれてしまった。

それでも、何とか無理やり笈ヶ岳山頂に到達し、白山の勇姿を少しの時間眺めただけで下山開始する。戻りはピークを通らないトラバース道、少しでも藪がマシなことを願いながら下って行くが、時々ピンテを発見はするものの何処に道があるのか全く分からんくらい藪だった。充電する事の出来ないスマホのバッテリーは残り10％を切っている。GARMINも無い。そして、相方はヤマップ地図をダウンロードしていないと言う重なる悪条件。
何処を通って戻るのか全く検討がつかないこの状況、これはマジでヤバいぞ！ゲート閉鎖前に下山出来なければこのまま翌日まで足止め食らう事になる。てか、そもそも下山出来なかったら明らか山岳遭難確定である。

そんな、冷や汗ものの状況の中、2人で出来る最前の方法を模索しながら何とか登山道と確認出来る場所に繋ぐ事が出来た。そこからはひたすら急な道を必死で下るが、頑張さえすればちゃんと下山し切れることが分かる道ってだけで精神的には全然楽である。

広い駐車場に下りて来ると、そこあるのは私の車1台のみ。ゲート付近でやっている大掛かりな工事の関係者(ゲート開閉を担ってる)が、取り残されていた私の車を心配して見に来ていた。

「無事に下山された様で良かったです。」と声掛けしてくれた。

私たちも何とかゲート閉鎖前に脱出する事ができ安堵する。

そこそこ多くの物を失い、その代わりダニには取り付かれ、この山は距離、獲得標高では決して図り知ることの出来ない疲労と普段とは違う全身のあちこちの筋肉痛があった。



笈ヶ岳（おいずるがたけ）は、石川県、富山県、岐阜県の3県にまたがる標高1,841m山。白山国立公園内の両白山地の北側に位置し、日本二百名山に選定されている。

【概要】
両白山地の北部の中では、最も標高が高い山である。すぐ北側には、少し標高が低い大笠山（日本三百名山）がある。狭い山頂部には、国土地理院の三等三角点（点名は「笈岳」）が設置されている。

笈ヶ岳

石川

登頂難易度過去最高・笈ヶ岳

アップダウンと藪漕ぎでヘロヘロになりましたが、360度パノラマの山頂は貸切で満喫できました😊(ガイド付き)

【273/301】笈ヶ岳(二百名山)

ハッシー

今日の登山　日本２百名山笈ヶ岳
午前2時30分
薄暗い夜明け前、静寂を破るように目が覚める。高鳴る胸を抑えつつ、山頂からの絶景を夢見て朝食を掻き込む。刻一刻と迫る登山の始まりに、心が躍る。
午前3時40分
中宮温泉ビジターセンターを出発。いよいよ、待ちに待った笈ヶ岳への挑戦が始まる。遊歩道を進み、トンネルを抜け、ジライ谷出合へ。まだ薄暗い中、足元を照らすヘッドライトの光が、登山道の険しさを照らし出す。
午前4時頃
ジライ谷の急登が始まる。滑りやすい岩場やぬかるみを慎重に一歩一歩登り進む。根っこや枝を掴み、全身を使って登りつめる。息が切れても、諦めずに山頂を目指す。
午前5時頃
ジライ谷の頭を越えると、視界が開ける。しかし、そこには容赦ない藪漕ぎが待ち構えていた。足で踏みしめ、腕で押し分けながら、這いつくばって進む。険しい道のりに、何度も心が折れそうになるが、仲間たちの励ましと、山頂の景色を思い浮かべ、歯を食いしばって進む。
午前7時頃
ようやく冬瓜平分岐に到着。ひとまず安堵の息を吐く。ここからは雪が現れ、チェーンスパイク、アイゼン、ピッケル、ヘルメットを装着。いよいよ、笈ヶ岳の核心部へと足を踏み入れる。
午前7時30分頃
腐敗した雪がザクザクと音を立て、滑りやすい。一歩一歩、足元を確認しながら慎重に進む。周囲には小さな雪崩跡やデブリが散見され、緊張感が高まる。
午前8時頃
シリタカ山北側のピークへ登り返す。急登と雪道が続き、体力的にも精神的にも追い詰められる。しかし、山頂からの絶景を信じて、一歩ずつ登り続ける。
午前9時頃
登り終えると、ついに笈ヶ岳が目の前に姿を現す。その雄々しい姿に、思わず歓声が漏れる。達成感と充実感に包まれ、疲れも吹き飛ぶ。
午前9時30分頃
一旦下って笈ヶ岳の南側の尾根へ。最後の登りだ。残りの雪道を慎重に登り、山頂へと向かう。
午前10時50分
ついに標高1,841mの笈ヶ岳山頂に到達！登頂時間は7時間25分。予定より長く苦戦したが、その喜びは格別だ。360度のパノラマが広がり、白山、北アルプスの絶景が目に飛び込んでくる。達成感と感動で、言葉も出ない。
午前11時頃
山頂で記念撮影を行い、この瞬間を永遠に刻み込む。名残惜しいが、下山開始。
午後1時頃
冬瓜平を過ぎてジライ谷に入るまでは、危険箇所もなく順調に進んでいく。しかし、帰り道も長い。こまめに休憩をはさみながら、一歩一歩確実に下山していく。
午後4時頃
ジライ谷頭からの下りは、登りの時以上に慎重に下っていく。滑落事故に気を配りながら、一歩ずつ確実に足を進める。
午後5時22分
無事に下山し、駐車場に到着。達成感と充実感でいっぱいに包まれる。
感想
日本二百名山の中でも険しいとされる笈ヶ岳。今回は天候にも恵まれ、最高の登山日和となりました。仲間たちの協力のおかげで、無事に登頂することができました。
この登山を通して、自然の偉大さ、そして自分の限界を超えることの素晴らしさを改めて実感しました。これからも様々な山に挑戦し、自分自身を成長させていきたいと思っています。

ジライ谷ノ頭・小笈ヶ岳・笈ヶ岳

かーぷ

笈ヶ岳に行こうと調べると夜間ゲートが閉まって通れない！ならば自転車で登山口へ。しかし寝坊してしまい登山口から登り始められたのは６時２０分ごろ。これじゃゲート開門の７時とあまり変わらなかった。長丁場なのでなるべく急ぐため同じ谷コースを選択する。
歩き始めてすぐに「この先通行止め」の看板が。道が通れなくて迂回ルートがあるのかと思い、左手の山側の道へ行くもそれこそ行き止まりで道がないか探して時間をロスする。周辺散策の人用の通行止め看板だと思われるが、笈ヶ岳の人用にもう少し文言を考えてほしい。元に戻るときに石を落としてしまい、その時丁度３人組の方がやってきてちょっと危なかった。ごめんなさい。
登山ルートは、渡渉後から急登が続く。その後は藪道で、迷うほどでないが気を抜くと少し道を外れ、すぐに復帰するような道を行く。尾根コースと谷コースの分岐付近の雪のある場所に出たが、谷に下りる道が分からずGPSの登山ルートを見ながら半ば強引に下りる。最初尾根ルートかと思った道が冬道の谷ルートだと後で判明。帰り道は足跡とピンクテープを辿りその道で戻ってきた。冬瓜平のルートは一面の雪で藪より歩きやすいが、多くは斜面歩きで、雪崩の跡を見るとちょっと怖い感じもした。雪の急斜面を登って尾根コースと合流したと思ったらすぐに下ってまた登る。p1626からp1716までは先行者に倣って藪のある尾根沿いではなく雪のある西側を迂回する。p1716付近では藪の中を歩かなくてはならないが、すぐに雪のある東側に出て、小笈ヶ岳への急登へ。後は笈ヶ岳へはすぐ。少しは藪をアイゼンで通ったものの、笈ヶ岳直下までずっとアイゼン装着で行けた。
天候が良く、笈ヶ岳からは四方良く見えました。特に日曜登ったばかりの白山は良く見えました。
下りも行きに通った道なのに藪で間違えて変な所を通ったり油断できませんでした。結構厳しいコースで時間もかかりましたが、達成感はありました。

藪と残雪の向うに笈ヶ岳

こまったさん

2024／05／03
日本二百名山　笈ヶ岳
（249／301）

おかちゃん

ゴールデンウィーク前後ぐらいしか登れない激レアな笈ヶ岳に登ってきました。
車中泊して日の出前から出発です。

雪はそれなりに残っていてまだ数日は行けそうです。

【概要】
全体として急登が多く雪エリアでも10・12本アイゼンがあった方が特に下りで安心です。
選ぶルートで藪漕ぎの量はかなり減らせます。
雪エリアで私の帰りに進んだルートが正解ルートのようです。

特に冬瓜山（そちらのルートに濃厚な藪やナイフリッジがあるらしい）を巻いて冬瓜平を進んだ方が歩きやすく効率的に進めます。
また、小笈ヶ岳への上がる分岐に大きな岩の個所がありここの通過についても、藪の中にピンクテープが張っている個所が正解ルート（短い距離の藪漕ぎは必要）のようですが、別のルートに行ってしまうと濃いめの藪に当たってしまいます。

ここを通過できるとビクトリーロードです。

【その他】
ビジターセンターの裏手から入山しますが、トンネル２つを超えて東屋があるところまでは水平移動です。
この東屋があるところには川が流れており、水量が少ない場合は石の上を乗り越えて行けます。
その後の前半の土エリアでは急坂が多くロープの個所も多くあり特に下りでは雨でぬれていると滑りやすいため、かなり慎重に下ることになります。
雪エリアに入ると冬瓜平に巻いて進むルートは分岐（スキー場コースとの合流点）がかなりわかりづらいです。

冬瓜平のルートは比較的なだらかなルートですが、小笈ヶ岳へ上がる分岐の手前からかなりの急登になりますのでこのあたりからアイゼンはあったほうがいいです。

前述した小笈ヶ岳へ上がる岩のような個所はルート選びにかなり迷いますが、ピンクﾃｰﾌﾟがある箇所がありましたのでそちらのルートを進むと比較的藪は少なくすすめます。
※ここがかなり悩む個所だと思います。

全体として急登が多くきつい山で再び登る気持ちにななれませんが、達成感がすごいルートでした。

タック

日本二百名山　笈ヶ岳へ

日本二百名山の中では登頂が難しい山の一つと言われている笈ヶ岳

今回のチャレンジも、山友さんからのお誘い。

春先の残雪と白山白川郷ホワイトロード開通を狙い、
またとないチャンスを逃す訳には、いかない。

駐車場は、白山自然保護センター駐車場手前の
中谷レストハウス🅿️

車中泊で前泊
駐車場を5時スタート

中宮温泉ビジターセンター駐車場の裏から
ジライ谷ノ頭までは、
標高差800mの急登を我慢の登り💦

冬瓜山を過ぎると雪が出てきた。
チェーンスパを装着し、残雪を歩く。
時折、雪が落ちていて薮漕ぎをして、
歩く歩く🚶‍♂️🚶‍♂️🚶

残雪の亀裂に注意して、シリタカ山〜小笈ヶ岳し、登り上げるとこと７時間

山頂直下のザレ場を笹や小枝を頼りに登ると
漸く登頂。

白山ドーン、北アルプスなど360度のパノラマに感動🥹

いつものメンバーで登頂できて最高💯

帰りのゲート閉鎖19時までのタイムリミットがあるので、
早々とランチを済ませて、下山開始。

急坂の岩場などがあるため、中々スピードアップ出来なかったが、無事に下山し、
ゲートから脱出し帰宅。

難関の笈ヶ岳、
達成感はMAX✌️

今日も山友さん、ありがとうございました💕

笈ヶ岳

このランドマークを通る活動日記

200名山🏔️笈ヶ岳

登頂難易度過去最高・笈ヶ岳

【273/301】笈ヶ岳(二百名山)

ジライ谷ノ頭・小笈ヶ岳・笈ヶ岳

藪と残雪の向うに笈ヶ岳

ジライ谷ノ頭・小笈ヶ岳・笈ヶ岳

笈ヶ岳

残雪と藪漕ぎの笈ヶ岳に登頂✌️

このランドマーク付近の写真

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登頂難易度過去最高・笈ヶ岳

【273/301】笈ヶ岳(二百名山)

ジライ谷ノ頭・小笈ヶ岳・笈ヶ岳

藪と残雪の向うに笈ヶ岳

ジライ谷ノ頭・小笈ヶ岳・笈ヶ岳

笈ヶ岳

残雪と藪漕ぎの笈ヶ岳に登頂✌️

笈ヶ岳

200名山🏔️笈ヶ岳