登山

間もなく梅雨を迎えるこの時期、以前より南アルプス荒川三山と赤石岳の縦走を計画をしていたところ、好天予報が追い風となり数日前に行くことを決めた。深夜に沼平駐車場に着くと一台の車のみ。この時期は人も疎らで、また、釣りを愉しむ人もいるようだ。

前日の夜、既に就職して家を出た息子のサイクリング自転車の前タイヤ外し、本体とともに車の荷台にリヤシートを倒して積み込んだ。ヤレヤレ🥴。

翌朝、通称モンキーで組み立て、出発するが椹島までのじわじわと長い登り坂で体力の4割は消化しての幕開けとなった。やはり、20キロ以上のザックを背負っての17キロの道程は電動アシストなしはかなり堪えた。

辛いながらも残雪期を万喫し、充実した二泊三日の山行となった。冬山装備をしっかりしたことでザックはかなり重かったが、テント以外は全て利用し時間は想定以上に要した。しかし撤退せずに危なげなく遂行することができた。基本の動作を守る、知識を実践する、事前情報を確認しておくことがとても重要であることを改めて強く感じた。
百名山、残り9座、次はどこに登ろうか。

PSこの時期にもかかわらず、水場はどこもチョロチョロ。この夏も水不足の予感を感じざるを得ない。

※入山はお控えください（赤石岳）
・塩見小屋、三伏峠小屋は今年休業
・鳥倉ルート、小渋川ルートの駐車場閉鎖

【情報元】
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/index.html


荒川岳（あらかわだけ）は南アルプス国立公園内の赤石山脈（南アルプス）中央部にある前岳、中岳、悪沢岳（東岳）の3つの山の総称である。

荒川岳・東岳（悪沢岳）・前岳・中岳・赤石岳

長野

山梨

残雪期、雪山装備とスキルが命を守る！荒川三山と赤石岳

makomaro

チャリで林道稼ごうと思ったのに、早々にパンクして結局歩く羽目に…
久々の長距離かなりハードでした。
個人的には時計回りのほうが悪沢岳の形がかっこよくて好きですね。南アルプスって感じ。
天気も終始良くて、3000m級の稜線歩きを満喫致しました。

トラバースポイントが多数有り、いずれも高斜度、落ちたら助からない感じです。僕は毎回神に祈り、母に謝罪をのべながらトラバースしていました。
いかれる方はお気をつけて。

聖岳（ひじりだけ）は、赤石山脈（南アルプス）南部の静岡市葵区と長野県飯田市の境界に位置する標高3,013 mの山である。日本百名山に選定されている。

【概要】
南アルプス国立公園内にあり、主峰は標高3,013 mの聖岳（前聖岳と表記される場合がある）で、その東側約500 m の地点に奥聖岳 、南側約800mの地点に小聖岳を従えている。南アルプス中で最南端の3,000 m峰である。なお、富士山が日本で最南端の3,000m峰である。山頂周辺とその南側の標高2,300m ほどに位置する聖平に、大規模な高山植物の群生地がある。山名は、南東を流れる聖沢が肘（ひじ）を曲げたような形で、その「ひじ折る」や「へずり」が転化したのとされている。別名が「日知ヶ岳」（ひじりがたけ）。南面にはカール地形がある。南西斜面には大規模な崩落地があり、赤色チャート（ラジオラリア盤岩）の露出地がある。

聖岳・大沢岳・光岳

静岡

千枚岳・丸山・東岳（悪沢岳）・荒川中岳・前岳・小赤石岳・赤石岳

きゃりー

ずっと行きたかった荒川三山へ。
前日昼出発したけどちんたら下道で行ったら駐車場まで半日かかった😂

1日目　天気☀️☁️
初日は聖岳へ。
道中倒木がありルート巻いたりして時間かかった。雪はそれほどなく、アイゼンなしでも登れた。
聖～兎はそれなりあったのでアイゼン装着したが、初めてなのでルートが分かりにくくてあまり進めず兎手前で⛺

2日目　天気🌨️☁️
夜～朝にかけて雪が降った。
この日は夕方までガスで視界が悪く、相変わらずルートも分かりにくいのでゆっくり進んだ。
ガスで眺望ないけど雷鳥見れたし道中グリセードしたり結構楽しかった。
靴の中が濡れて不快だったので赤石小屋で泊まるか迷ったけど、標高低めの荒川小屋の方が後々都合が良さそうだったので頑張って進んだ。
荒川小屋前のトラバースするとこはよく分からなかったので適当に降りた。
小屋の中はなかなか快適でぐっすり眠れた。

3日目　天気☀️
早朝スタートなんで雪がよく締まっていて登りやすい。
天気が良かったので視界良好だったこともあり、楽そうなところから登る。稜線に出てからはテンション上がりっぱなしで気づいたら悪沢まで一瞬だった。下山は距離が長くて少し大変だったけど景色見ながら楽しく降りました。

荒川三山眺望よすぎてまたリピートしそう... 登山口までのアクセスの悪さがもったいない。
あと意外と雪が残っていたので12本アイゼン持ってきて正解だった。軽アイゼンだと聖～がしんどそう。
眺望良いし程よく雪遊びできたしで良い山旅でした。

南アルプス縦走　悪沢～聖

2度目の悪沢岳挑戦、ようやく山頂へ！

天候に恵まれた3泊4日、計画通りの山行とはならなかったけど、絶景を楽しみながら、のんびり山で過ごすことができ、心身ともに最高にリフレッシュできた！

■0日目
まずは、沼平Pから椹島ロッジまで、約17km、約4時間をナイトウォーキング。
涼しくて気持ちが良いが、ゆっくり歩いても、しっかりと疲労が残る。

■1日目（椹島登山口～千枚小屋～悪沢岳）
特に難しいルートはなく、ひたすら自己最重量のザックを背負い、ノソノソ歩き悪沢岳の山頂へ。
途中、眠気とダルさMAXで集中力が完全に切れ、遂には千枚小屋手前で木漏れ日の差し込む登山道で、横になって寝てしまった。山頂でのテン泊も良き思い出かな笑
夜は星がメチャ綺麗だったなぁ。

昼には、TAKETORA開聞岳ラーメンと焼ウインナー、ツナ入りトマトパスタを食べ、夜にも、九州ラーメン ロン龍と赤龍（ネギ・ウインナー入り）を食べた。どれも鹿児島の土産屋で買ったものだけど美味すぎた。即席麵でこのハイクオリティ、いつか絶対に店で食べてやる！
山友のツナ入りトマトパスタも美味かった。次回やってみる。

■2日目（悪沢岳～荒川小屋～赤石岳～赤石避難小屋）
ああでもないこうでもないと言いながら難所の攻略法を考え進んだ2日目。

中岳～荒川小屋までの下りのトラバースの連続、赤石岳山頂手前の登りのトラバースは、とても緊張感があり面白かった。何度かひやりとしたけど。

朝はご来光を見ながらガッツリ牛肉野菜炒めを食べ、夜は赤石避難小屋にて宴🍻
やっぱり山でのビール、ハイボールは最高だ。つまみにはシューマイ、キノコとハム入りアヒージョ、野菜入り焼きビーフンなどなど。

■3日目（赤石避難小屋～兎岳～聖岳～聖平小屋）
3日目にして、ようやく山で人と会いテンション上がった笑
計5名だったかな。うち2名の海外の方は、時計回りのルートを1泊2日でやろうとしていて、笑いが止まらなかった。彼らは無事に下山、沼平Pまで歩けたのだろうか気になる。

兎岳～聖岳間は、それほど難しさはないが、体力を削られる登りが続く印象。
時計回りルートだと、なかなかの難所になると思う。

朝は豚汁餅入りと尾西の赤飯。行動食には尾西の五目ごはんやチキンライスをちょこちょこ。
夜は聖平小屋で最後のビール。餅入りピリ辛ほうとうにレトルトカレー。
ほうとうは茹で時間20分だし辛いだけで旨味ゼロの大失敗で胃がやられた。
山飯の選び方を山で学ぶ。

■4日目（聖平小屋～聖沢登山口）
ガレ場の連続でかなり足元の悪い道。最後は一気に下るので雨降るとしんどいかも。

朝は前夜の辛味汁を処理すべく、ささみや卵、アオサ汁などをぶっこみ雑炊を作った。
マイルドな味となり一番の当たり飯となった。

ゴール後の聖沢登山口から沼平Pまでの約14kmウォーキングは、ほんとにしんどい笑
次はチャリ導入で時計回りかな～

【南アルプス南部縦走】悪沢岳・赤石岳・聖岳...

GWはどこに行こうかなと悩んで、中々決められなかったのですが、最終的には荒川三山、赤石岳、聖岳をぐるっと反時計回りで縦走に決定。残雪の南アルプスを満喫してきました！
1泊目は荒川小屋、2泊目は聖平小屋の2泊3日で計画しました。…が、蓋を開けると、残雪期の洗礼をもろに受けることに、、

【0日目】5/2(木)
21:40頃、沼平ゲートから椹島へ向けて、17kmのロード歩きを開始。4時間後の深夜1:40に椹島ロッジに到着し、少しの間仮眠しました。

【1日目】5/3(金)
雪山装備と5日間は篭れそうな食糧を積んでかなりの重量になっているためか、速度が全然でません。おまけに途中眠すぎて15分くらい登山道で寝ました🤣2,200m付近から登山道上に雪あり。
とても綺麗な千枚小屋でのんびりランチ休憩し、今日中に荒川小屋までは厳しそうなので、早々に中岳避難小屋までにしようと計画修正。避難小屋には水場がないので、千枚小屋の水場で採水してさらに重量を増したザックを背負って次の悪沢岳へ向かいました。そして18時頃に悪沢岳到着…笑
もう日が沈む時間で先に進むのは危険なので、悪沢岳山頂でビバークしました。まさか3,141m地点でテントを張るとは思ってもいませんでした💦

【2日目】5/4(土)
朝、テントを開けると、徐々に明けてゆく空。息を呑むほどに何とも美しくドラマティックで、、遮るものがない吹き曝しの山頂に浮いているような気分でした。
またしてものんびり出発で、荒川小屋へダウンする雪面トラバースに達した時には、雪もややシャバついてきていました。1番最初の斜面が特に急で長いトラバースが必要ですが、トレースもなく、雪面をしっかりとキックで蹴り込んで斜め下に降りました。その後も安全地帯と雪面トラバースを交互に挟み、進むのにとても時間がかかりました。百間洞山の家すら達しそうにないので、荒川小屋の水場で採水し、最大重量積載にて赤石岳アタック。この日は山頂にある赤石岳避難小屋泊。

【3日目】5/5(日)
昨日につづき、快晴&最高の朝焼けでスタート。この日は山に入ってから2日ぶりに初めて他の人に出会いました笑
大沢岳〜中森丸山〜兎岳はほぼ夏道で楽ちん。兎岳〜聖岳まではそれなりに雪がついていて、雪がシャバつく午後のアタックでしたが、登りだったため無事クリア。泊まりは聖平冬季小屋にて。

【4日目】5/6(月)
実は2日目にアイゼンを引っ掛けて転倒し左足首打撲・右膝出血・両腕擦り傷、おまけにナイフで指も切っちゃった&3日目の兎岳からの下りでも事故って岩に激突して右腿が内出血でぱんぱんに腫れ…とにかく満身創痍でしたが、後は下山するだけ。気を抜かずに頑張りました。でも降りた後の沼平までの14kmロード歩きはさすがに堪えました、、

ロードを含めると約70kmの道のり。身体はボロボロになったけど、学ぶことが多く充実した4日間でした！夏山なら何てことはない道も、雪道と夏道や岩とのミックスだったりして残雪期の難しさを経験できました。今回の山行ではアイゼンの着脱だけでも30回以上したんじゃないかという感じです笑

【水場情報】
・千枚小屋　雪解けの沢水じゃばじゃば、ホース採水は時間かかります
・荒川小屋　雪解けの沢水じゃばじゃば
・百間洞　小屋より上流で雪解けじゃばじゃば
・聖平小屋　テン場横に沢水じゃばじゃば
この時期は雪解けで水が豊富でした！



南ぷす、悪赤聖を反時計回り

すず

晴天に恵まれたGW後半の休日。
先週に引き続き、今週も南アルプスを舞台に、椹島を拠点とした周回縦走ルートを計画。

先週の教訓を活かし、今回は荷物を極力軽量化&トレッキングポールを採用し、足への負担を軽減する作戦。

他の方の山行記録を参考にすると、トラバースに時間の大半を割く可能性が想定されるため、可能な限りトラバースは回避＋必要があればビバークする方針を立てました。

ですが、この計画が功を奏してか、幸いにも順調に行き過ぎて、当初3泊の行程を2泊に短縮。バテることもなく、想定よりも足もよく動き、残雪の南アルプスの大展望まで見れ、本当に最高の気分で山行を終えることができました😊

トラバースや雪上歩行も一つのバリエーションと捉えれば、大変面白いルートで全く飽きが来ず、大展望を背景に3000m級の稜線歩きを満喫できました！

あー楽しかった😊
もうお腹いっぱいです！


残雪期・南ア〜悪赤聖

algonote

GW後半は聖岳〜悪沢岳の周回コースにいってきました😊
残雪期で危険箇所も沢山あり、重い荷物を持っての二泊三日。わたしにとってはなかなかハードな山行になりました。
文章長すぎ、写真多すぎなので適当にみてください😂

1日目
聖沢登山口〜聖平小屋
沼平ゲート前で東海フォレストの車に乗り聖沢登山口からスタート！
2000m付近から徐々に雪が出始めます。
数日前にこのコースで聖まで登ってる人がいるのでトレースがついてるかと思いましたが、前日の大雨でなくなってました。雪聖平小屋に到着。
この日は小屋に私達含めて10人ほど、テントが3張でした。
以前も避難小屋として利用させてもらいましたが、本当に綺麗な小屋でトイレまで開けていただいてありがたかったです😊
水は小屋の横の沢水を利用しました。
次の水場は兎岳から15分程程離れたところ、その次が百間洞です。兎岳から歩くのは少し遠いし、雪を溶かしてもよかったのですが、今回は百間洞までもつよう多めに水をもっていきました。


2日目
聖平小屋〜聖岳〜兎岳〜中盛丸山〜大沢岳〜百間洞小屋〜赤石岳〜赤石岳避難小屋
聖岳まではアイゼン無しで行けました。
山頂に着くとちょうど朝日が上がったところで雪に反射してとっても綺麗😊
ここからは急下りやトラバースがありアイゼン、ピッケルともに必要です。
聖から兎のルーファイが難しいと聞いてましたが、兎岳まではトレースがあったので助かりました。
中盛丸山では最後雪道登るより横の岩場歩いたほうが早いかな？と思ってそちらを登っていったらガレザレ藪のとんでもない道にきてしまって、アイゼン着けるのを面倒くさがったせいで大変な目に😅
赤石避難小屋は天水を使わせてもらえるそうですが、ないかもしれないので百間洞の分岐の水場で入れられる分だけ水を積みました。
ここから赤石まで700mアップ。
百間平からみる赤石岳の姿がとっても綺麗で感動✨今回の山行で一番好きな場所かも😆
テント泊にいいじゃん！と思っていたら看板にテント禁止って書いてありました。残念💦
そして赤石までの最後の200mが力が入らなくて全然登れない😣こんなの初めてだ。
歩く事に休みながら少しずつ進んで、赤石避難小屋と富士山が見えたときは本当泣きそうなくらい嬉しかったです☺️
さらに明日行く荒川三山を見てたら疲れてるけどワクワクしてきた😆
赤石避難小屋は中にマットレスや毛布、机まであり、聖平と同じくとても綺麗な小屋でした。この日泊まったのはわたしたちだけでした。

3日目
赤石岳避難小屋〜荒川小屋〜荒川前岳〜荒川中岳〜悪沢岳〜千枚小屋〜椹島ロッジ

今日も素晴らしい朝日を赤石岳から眺めながらスタート。
赤石からの下りは雪がしっかりついていたのでサクサク進めましたが、荒川小屋までの雪のトラバースは斜度もあって長いので疲れました。
荒川前岳の山頂直下も急勾配です。
荒川前岳から悪沢岳までは雪が少なめ。
前回悪沢岳にきたときはまだ暗い時間だから景色がよく見えなくて、今回はばっちり見えたので嬉しかったです😊
悪沢岳〜千枚岳は雪がついていたので楽に下山できました。千枚岳の先は一瞬夏道でしたがすぐに雪が出てきてアイゼンを装着。
千枚小屋を越えて2200mくらいまで雪があり
ましたが、その後はアイゼンなしで大丈夫でした。
最後標高1400m付近で60mくらい岩の登り返しがあるのですが、このちょっとがとっても辛かったです😂
椹島に受付終了の17時までになんとか間に合いました。
椹島ロッジはお風呂もあってご飯も美味しくて本当天国でした ✨

翌日の朝の便で沼平駐車場まで送ってもらいました。


今回の山行中は何十回とアイゼンをつけたり外したりして、アイゼンつけるスピードが早くなったような気がします😁笑
最近長い山行をあまりしてなかったので体力が不安でしたが、お天気にも恵まれて景色も最高で本当頑張ってよかったです😄
冬は日帰り派でしたが来年は泊まりもやってみようかな😁


百高山78.79.80座目
兎岳、中盛丸山、大沢岳

聖岳〜兎岳〜赤石岳〜悪沢岳

かなこ

まず初めに安易に行ってみよう!
とは思うな!死ぬぞ!
誰かの活動日記をみて、俺も行ってみよ～
みたいなのは絶対に良くない!
ま〜俺の事ですけど…
その結果…
マジに遭難しかけた。
マジで人生終わったと思った。

悪沢岳行ってる人の活動日記をみて
GW俺も行ってみよう〜
せっかくだから悪沢岳から赤石岳に縦走してみよー!
っと思ってしまったのが間違えでした。

今なら言える!やめとけ!死ぬぞ!

赤石岳はマジ無理。行くな!



荒川三山ならコウコウさんの活動日記を参考にして下さい。
コウコウさんは１日目にすれ違いにいろいろ時間を取って情報を教えてくれました。
超良い人でした。
とても参考になるし写真もきれいでフォローしました。



















ここから先は暇人用です。

行く前に
まずいろんな人の活動日記を読みあさる。
悪沢岳行くなら赤石岳縦走もいいなー
椹島まで自転車で行ってる人がいるな～
自転車なら早朝スタート出来るかも…
お金もかからないしな〜
しかし俺が持っている自転車（キャリーミー）だと無理だな。ど〜しよ〜
近くの中古自転車屋さんを見て回る…
試乗出来ますよと言われ…
乗ったら欲しくなるよね〜
中古のマウンテンバイクを購入
椹島ロッジに泊まった方が安かった。
久しぶりの登山で準備に丸一日かかった。
軽バンに自転車積んで高速乗って最寄りのインターまで、コンビニで買い出しと仮眠。
ダム駐車場まで高速下りてから下道二時間ぐらいマジで遠い。
夜中に着いたが車がいっぱい。
車中泊の人がいる中で準備。
うるさくて、すみませんでした。

一日目
ザック背負ってヘルメット被って（登山用）
マウンテンバイクでゴー！
気持ちいいー（最初だけ）
マウンテンバイクだから坂道も楽に登れると思っていた…
頑張っても無理なので降りて押す。
ほとんど登りなのでキツイ。
結局登山口まで二時間もかかってしまった。
すでに疲れているし、慣れてないからか股関節が痛い!
登山前にツラすぎる。
アドバイス
①椹島ロッジに泊まる
②電動自転車
朝飯休憩とってから登山スタート
急登なども無く、普通
途中に水場もあっていい感じ。
（千枚小屋にも水場があるので飲む分だけ）
千枚小屋の少し前から雪があったけど
俺はノーアイゼンで千枚小屋まで大丈夫でした。
股関節が痛くてペースが上がりませんでしたけど…
千枚小屋には若者二人組がいました。
すでに千枚岳に登って、明日は帰るだけらしい。
夕飯食べて、すぐに爆睡。

二日目
日が出る前からスタート
朝早い方がアイゼンが効くし
縦走の荷物を持って登るなら雪が硬い方がいいよとコウコウさんが教えてくれました。
コウコウさんは荷物をデポって登ったらしい
小屋裏の雪山をいきなり直登。夏道無し。
キツイ!
しかし日の出が見れて最高!
雪山ですねー
夏道が無いところは自分で考える力が必要ですねー。
一つ間違えれば滑落かも。雪山舐めんな。
踏み抜きも嫌なので出来るだけトレース泥棒。コウコウさん、ありがとうm(_ _)m
とりあえず目標の悪沢岳登頂
予定時間よりスローペースだがどうしよう。
赤石避難小屋まで無理そうだな〜
とりあえず次の避難小屋まで行くか〜
この先小屋が２個続いてるし行ける所まで行こうー
中岳避難小屋通過。
そして運命の分かれ道に…
っえ!荒川小屋への道無いじゃ!
ただの崖。雪の崖…？？？
どうしよう…どうしよう…
とりあえず荒川三山。前岳に行こう。
前岳山頂登頂
何故か
何故か
崖から飛び降りた。
死のダイブ（絶対に真似しないで）
多分酸素が少なくてバカになっていたんだろう。
今考えるとマジ怖いなー
ソロは止める人が居ないので怖いねー
アドバイス
①勇気ある撤退
②一人で山に行かない
もちろん雪の崖。
下りたら戻れない。
少しずつ滑落…滑落停止…滑落…
一つ間違えれば何百m下まで…
とりあえず生きてる。
コースを岩場に変更したり…
雪で埋まってるであろう夏道へんを向かって進む。
横移動も多い。トラバース…トラバース…
やっと荒川小屋発見!
なんとか荒川小屋までたどり着く事が出来ました。
荒川小屋はトイレ無し、水場無し、電波有り。（ちなみに千枚小屋は全部有り）
次の日は天気が悪く朝から雨予報。
すでに手持ちの水が少ない。
雪を溶かして水を作るか…
いろいろ考えながら夕飯食べて爆睡。

三日目
朝から夜通り雨☔
クッカー使って雨水ゲット。水問題解決。
10時ぐらいから天気回復予報有り
雨は止んで遅めのスタート
どこへ向かえばわからず…
夏道ルートは雪の中
仕方なく尾根を登って出来るだけ稜線沿いを行きました。
稜線は風が強い。
なんとか大聖寺平という広場みたいな所につきました。
回りに風よけが無く、すごい風。
雨もいつの間にか強く降っていました。
一部雪が無くて夏道が見えていましたのでそこを登っていきました。
雨風が強く寒くなってきた。
ヤバイ!
天気予報は回復傾向だったのにー
このままだと風よけも無い
雨宿りも出来ない
低体温症になるやつだー
そして目の前には夏道が終わりでっかい雪渓が…
勇気ある撤退
荒川小屋までも結構キツイなー
出来るだけ小屋まで夏道を戻りました。
何度も何度もトラバース。
落ちたら死にそうなトラバース
距離が長すぎるんだよー
カイジじゃないんだからーと思いながらも慎重に戻りました。
荒川小屋に着いたがビチョビチョ最悪。
濡れてしまって着替えが少なく寒いので寝袋でふて寝。
ん～～あの雪渓ずーっと登るの？
どこまで続くの…
でも上に行けば行くほど雪があるよな〜
無理かも
ヤバイ
前には雪の山、戻りたいけど戻れない雪の崖。
あー荒川小屋に来なければよかったー
雪に囲まれ脱出出来ず!
遭難だな。
これは遭難です。
気が付くと携帯の電池も少なくなってる。
はい!遭難です。
夕方には雨も風も止んでいる。ふざけんな!
次の日も朝９時頃からまた雨予報。
はい遭難ですね。
しかし打開策を考える時間はたっぷり
また水は補給出来たし
体力回復も出来たし
あとちょっとで赤石岳のところまで来てるし
赤石岳まで行けばあとは下るだけだし
まだ食料もあるし（多めに持って来てよかったー）
明日に備えて寝よう。
…あ〜全部洋服ビチョビチョだ…

四日目
雨は降っていないが、ガスっていて真っ白
視界が５ｍぐらい。
出来るだけ雨が降る前に進みたいので２時スタート。
真っ白で何も見えないが前日のトレースを辿って登って行く。
トラバースもすごい怖いけど回りが見えない分、足もと見ながら滑らないように進む。
無事に速いペースで夏道に出れました。
前日の俺ありがとう。
しかし昨日よも増して風が強い!
風速20ｍぐらいありそう。歩くのが必死。
雨が無い分どうにかなりそう。
ここから日が出るまでスローペース
全くコースがわからないので
そして雪渓を登り始める。
さすがに朝早いので踏み抜きは少ない。
少し風が弱まり、日が出てきて明るくなってきた。
一部夏道が出てるところはそこを登って
また雪渓が出てきたらそこを登っての繰り返しです。
小赤石岳まで来ても周りは真っ白
あーこれが3000ｍ級の稜線歩きかー
何も見えねーやー
そして椹島に下山するか、赤石岳に行くかの分岐点まで到着。
迷った。
赤石岳諦めこのまま下山？
赤石岳に行って赤石岳避難小屋で一泊？
赤石岳に登って、戻って下山？
はい!荷物をデポって赤石岳に行きました。
赤石岳登頂。
赤石岳避難小屋にはいかず直ぐに下山。
視界ゼロ
分岐点から下山開始。
ここも崖
雪の崖
赤石岳を厳冬期登った人がいましたがマジですごい。
この雪の崖を登ったの？って感じ…
超人です。
俺は絶対に無理です。そのレベルです。
なぜなら下るのもヤバイ。
ワンミス命とり。
夏道も全く無いし
トラバースして木や岩が出ているところを見つけて下山して行く感じです。
なんとか水場まで下山してきて
夏道ルートが見えてきた。
といっても雪が多すぎてルートが分かったり、分からなかったり…
トラバースしてトラバースしてトラバースして…そして地図をみてビックリ！
ほとんど標高が変わって無い!
何故か登ること
そりゃー雪が減らないよねー
下山したい
雪見たくない
いつの間にか雨が
今回は天気予報通りかよー
雨が降ると雪がユルユルに
トラバースがツラく
踏み抜き増える。
なんと赤石小屋が見えるところへ
しかし道が分からず地図を何度も確認。
ピンクテープぐらい木の高いところに付けてよ〜
無事に赤石小屋に到着。
小屋の屋根下で雨宿りをしながら昼飯。
すでに全身ビチョビチョ
ラーメンを食べましたがプールで食べる感じと同じーウマー最高ー温まるー
少しずつ標高も下がってきて雪が減って来ました。2400ｍぐらいから雪が無くなった感じです。
アイゼン外して、ピッケルからストックに…
雨で木の根などが滑るので、せっかく持ってきたチェーンスパイク装着。
そして3時間ぐらいの下山
長いけど、
家に帰れる〜
お風呂に入れる〜
下りたら何食べよ〜
考えるながら無事に椹島に到着。
椹島ロッジに泊まっていればここで終わりだが…
自転車
何故か赤石岳の登山口に自転車をデポればよかったのに…千枚大吊橋まで自転車で行ってしまった。
椹島から千枚大吊橋まで歩いて自転車を取りに行く。
途中でおばちゃんが「どこ行くの？」と声をかけてきた。
橋に自転車を取りに…
「あっ!黄色い?三日もあって心配したんだよ」と言われてしまった。
黄色い愛車のマウンテンバイクとの再会
ごめんよー
まったー
帰ろー
しかし坂道の登りは押して歩く
雨はどしゃ降り
帰りの17キロ自転車もツライ
いくらか帰り道の方が下りが多い。
そりゃー行きは疲れるはずだよ〜
無事17キロ走破
やったー帰ってきたーやったー
しかしゲイトで捕まる。

山と渓谷から引用
○静岡県山岳遭難防止対策協議会静岡市支部では、4月28日から5月8日まで畑薙第一ダムの先、県道終点の沼平に南アルプス登山指導センターを開設します。
日中、静岡県警や地元山岳会の方が常駐して、登山届の受け付けや登山相談のほか、感染症対策のための健康チェックにあたります。
南アルプス南部の山々へ入山される方は、情報やアドバイスを得るとともに、必ず登山届を提出してください。

やっと着いたーーーってところで…
「登山？」
「下山届だして」
やー見逃してくれよー
ビチョビチョなのわかるよねー
濡れた手袋にずっと手入れてから手がフヤケてるでしょー
「中入ってー」
やだよー
はい!書かせていただきます。
中には入りませんが…
事情聴取かな…
下山届を書いて、お話を…
いろいろ人が居るみたいで
軽装備やアイゼン、ピッケルを持たない人がいるらしい。
やはり雪でコースを間違え亡くなった人もいるらしい。
赤石岳には行かせちゃダメだと思います。
今回の行程やコースの状況など説明しました。
なぜか俺も何度も謝ってしまいました。
もっと正確な最新情報と正確な判断が出来ればと思いました。

無事に車まで到着。
無事で何よりでした。
本当に生きててよかったー
あとは家までのドライブだー
ちょっとその前に白樺荘でお風呂に入ったのは言うまでもございません。



（勢いで書いています。長すぎて読み返すのも面倒くさいのでこのままアップします。誤字脱字等あるかもしれませんがご了承下さい。何度も言うが調子にのって行くなよ!フリじゃないからなー。またいつもの批判のコメントもお断りします。メンタル弱いからーよろしくお願いします。）

前岳

このランドマークを通る活動日記

残雪期、雪山装備とスキルが命を守る！荒川三山と赤石岳

千枚岳・丸山・東岳（悪沢岳）・荒川中岳・前岳・小赤石岳・赤石岳

南アルプス縦走　悪沢～聖

【南アルプス南部縦走】悪沢岳・赤石岳・聖岳...

南ぷす、悪赤聖を反時計回り

残雪期・南ア〜悪赤聖

聖岳〜兎岳〜赤石岳〜悪沢岳

悪沢岳・赤石岳（危険）

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}前岳

千枚岳・丸山・東岳（悪沢岳）・荒川中岳・前岳・小赤石岳・赤石岳

南アルプス縦走 悪沢～聖

【南アルプス南部縦走】悪沢岳・赤石岳・聖岳...

南ぷす、悪赤聖を反時計回り

残雪期・南ア〜悪赤聖

聖岳〜兎岳〜赤石岳〜悪沢岳

悪沢岳・赤石岳（危険）

前岳

南アルプス縦走　悪沢～聖