スタンドアップパドル(SUP)

さて、GW後半は、残雪の表銀座コースです。
候補としては、白馬、立山、表銀座の三つを計画していましたが、百高山を早めに進めようかと表銀座コースとしました。
表銀座付近の百高山は、7座（燕岳、大天井岳、東天井岳、横通岳、赤岩岳、西岳、赤沢岳）あり大量ゲットを計画しました。
が、しかし、、、😭😭😭😭

今回は、ソロの為、燕岳の登山口の中房温泉から、上高地へ抜ける計画とし下山後、車両回収を行いました。
今回の工程は、こんな感じです。

【1日目】
穂高駅、中房温泉、燕岳、北燕岳、大天井岳、大天壮テント場
（天気、コースともサイコー😁）

【2日目】
大天壮テント場、東天井岳、横通岳、大天井、赤岩岳、西岳、ヒュッテ西岳（この日が辛かった😭）

【3日目】
ヒュッテ西岳、赤沢岳（断念）、槍ヶ岳（断念）、上高地　松本駅、穂高駅
（雪の赤沢岳で心折れる😰）

今回の残雪コースも、良い勉強となりました。🥺
それでは、レッツラゴー🏁

常念岳（じょうねんだけ）は、飛騨山脈（北アルプス）南部の常念山脈にある標高2,857 mの山である。山体すべてが長野県に属し、松本市と安曇野市にまたがる。常念山脈の主峰。日本百名山のひとつ。

常念岳・大天井岳・燕岳

長野

敗退の表銀座　百高山ゲッチューの旅🏔️

登山

計画してた一ノ沢からスタートで常念小屋
そこから右回りで大天井、西岳、槍ヶ岳、出来れば大キレット&北穂高岳、横尾から常念岳の周回で気合い十分に望んでました。

初日、常念小屋までの残雪にやられ、ぐたぐたになりながらなんとか大天井のテン場まで（まだ営業前ですが😅）2張りと冬季小屋に1組？
風もあまり無く静かに寝れました。

翌朝、東鎌尾根に初挑戦、難無く行けると思いきや夏道にトレース無しトラバースの連続と藪漕ぎで疲れてたやさき、最高の天気に恵まれ雪がグサグサに雪道の尾根を歩けば崖に吸い込まれそう、またトラバースすればアイゼンがなかなか効かず3回ほど少し（2mほど）滑落、やっとのこそで西岳に到着（槍まで半分ほど）下山はトラバース&沢を真下に下りながら水俣乗越へ、登り返しがグサグサで足が全く効かず10m登るのに時間がかかり雪が固まるのを待つため尾根の途中でビバーク⛺
※槍まで行けないので大キレット方面は諦めます。

3日目、雪が固まり槍まで進みます。
難無く槍ヶ岳小屋へ荷物をデポって、隣の方にアイゼン、ピッケルいらないよと言われその通りほぼ雪が無い夏道、下山は槍沢ロッジでカレーを食べながらゆっくり横尾まで、到着後のビールが美味しかった😄

4日目、横尾から蝶槍方面の登り荷物の重さと体力の疲労でゆっくり登り、そこからは常念に向かいます。最後のコルから常念岳へ少し進み休憩の連続なんとか最終ピークを踏めました😆

最後にサブバッテリーは持っていきましたがケーブル忘れてしまいログが取れなくなると思いながら写真少なめで行動しましたが槍ヶ岳山荘に売ってました😆
忘れ物注意⚠ですね🤣

常念から東鎌尾根経由で槍ヶ岳周回

まるぴょん

2024GW前半の山行は昨年から狙っていた表銀座にチャレンジ！
北アルプス表銀座ルートは、燕岳から大天井岳を経由して東鎌尾根に乗って槍ヶ岳へ向かうルートのことです。(燕岳から常念岳方面への縦走路は、パノラマ銀座コースという=よく混同して使われている)

夏山登山では、定番の表銀座縦走路ですがGW頃はなかなか過酷なルートであり、毎年、数組が登っているくらい？ヤマレコ、YAMAPで検索しても10年間で3つ,4つくらいしか記録が残っていない。年によって雪の付き方が大きく異なるので難易度も大きく変わるとは思いますが、基本、夏道が尾根芯を外れてトラバースしている場所は使わない(使えない)ので、道がなく細尾根雪庇、もしくはハイマツの藪、そして脆い岩の岩稜を進まなければならない個所があるので危険です。(自分の技量と装備を見極めてチャレンジしましょう)

夏に表銀座縦走をしたことがある方であればイメージできると思いますが、まずは大天井岳の登り、下りは直登ルートとなり、大天井岳から西岳へは、牛首展望台を経由し、赤岩岳付近はすべて尾根芯ルートとなる。そして西岳から東鎌尾根に乗るために大きく下りながら右へと回り込まなければならない。そして東鎌尾根上にある梯子、鎖場、細尾根が雪にまみれているという状態となります。

ということで、夏場であれば2日で行けるルートではあるが、3泊4日(+予備1日)の4泊分の食料荷物と、確保(ザイル・ハーネス)するための荷物、28kg超装備を背負い臨みました。(真剣に1泊は余分にビバークするかもしれないと思って臨んでおります)

1日目(中房温泉から大天井岳へ)
・初日は天気予報イマイチながら、その後、苦労するであろうことを考えると初日に大天井岳まで到達しておかなければならないとことは必至の命題。下山する上高地側(沢渡駐車場)にクルマを1台デポして中房温泉登山口に4:30に到着。そして朝5:10出発 (注：登山口のトイレが改修中につき仮設トイレです)
・荷物28kg超なんで、なかなかスピードは上がらずながら4時間30分くらいでようやく燕山荘に到着する。合戦尾根は第3ベンチくらいから雪道となりアイゼンを装着しました。合戦小屋の売店は営業していました。
・燕山荘から大天井岳へ
燕山荘から先は、ほぼ無人。喜作レリーフまでのパノラマ銀座縦走路はほぼ雪なし、アイゼンを外して歩けました。雪がないので人が歩いたトレースが残らないわけではあるが、なんとなく1名？歩いた形跡が少しだけあった。蛙岩は初めて岩くぐりをしてみました。岩の中には氷結した雪が残っており、大きなザックを背負っていることもあり、必死な思いで突破しました。喜作レリーフ先は、少しだけ雪がのこる斜面があり、アイゼンを付けて通過するのが正しいのですが、その先がまた雪のない夏道となるので、横着をして雪面のトラバース路をさけて藪を掴みながら突破しました。この時期は大天井岳へのトラバース路は使えず直登ルートとなるが、雪は下部2/3はなく上部1/3のみでした。(例年に比べてもかなり少ないと思います ）この直登しているころから天気が悪化してまっ白。小屋に着くころには小屋さえも間近にこなければ見えないくらいでした。
・大天荘の冬季小屋には先着1名(オレンジ長靴さん)、小屋の中は雪が入り込んでびしょ濡れ、土間は2、3cmの水溜まりとなっており、寝台の板間も積雪で半分埋もれていたので、除雪と排水作業をして自分たちの寝床を確保した。その後、夕方18時になり、中国人4人組の登山者が到着(このような遅着登山は危険なんでやめて欲しいと思う)。利用料1000円は下山後連絡するように案内書きが書かれていましたが、0263-83-4942大天井荘冬季事務所に電話しても「現在この番号は使われておりませんとなります」

2日目(大天井岳から西岳へ)
・牛首展望台、貧乏沢下降点へ
まずは大天井ヒュッテへは夏道は雪のトラバース路を数ヶ所通過しなければならないので危険なので、大天井岳の山頂から西尾根の尾根芯を下って行きます。一部、積雪ありますがほぼ雪なしで大天井ヒュッテに行けます。そこから牛首展望台へ直登して、びっくり平、貧乏沢下降点へと尾根に沿って進みます。基本尾根ルート、藪が強いところは迂回しながら、右へ左へ臨機応変にルートを選択しながら進みます。。。一部、夏道も出ていました。
・赤岩岳へ
いよいよ赤岩岳となりますが、ここが2日目の核心部です。夏道は赤岩岳の尾根芯には通っておらず東側の急斜面を横切る形でトラバース路となっています。ここは斜面の上部雪面にクラックが多数入っており、トラバース路を通過しようものなら雪崩に巻き込まれるリスクがあり、尾根芯を通るしかありません。赤岩岳の岩質は赤色で脆く、人がほとんど通っていないので、ふいに触ると崩れることがあり注意が必要です。この赤岩岳は3つくらい峰があり、2峰目からロープを使用しました。支点を取る岩が安定しているか、細心の注意を払って見極める必要があります。赤岩岳の山頂(三角点がある)から西岳側へは、山頂近くにある立木に捨て縄が残置されておりそれを利用して支点を取り、懸垂下降でガレたルンゼを下ります。30mあれば次の支点が取れる場所に下降できます。第2支点は、微妙な1mくらいの立木の根元付近にロープを通して確保しながら右下の立木が数本生えている斜面へとトラバースします。ここは15mほどあれば到達できます。そこから尾根鞍部へ復帰することができます。
・西岳へ
尾根芯を基本通っていきますが一部、藪が強くて迂回する場所もあります。大天井岳からすでに9時間以上経っているので疲労も蓄積してスピードがあがりません。2日目は西岳までで精いっぱいでした。余裕があればもう少し進みたいという気持ちもありましたが、西岳の先もかなりの核心部なので無理はやめた方がいいのでここで、刻むのが正解だと思われます。
・ヒュッテ西岳
雪に埋もれた小屋の屋根の手前で幕営。槍ヶ岳、穂高連峰の見える絶景のテント場です。風も穏やかで快適に寝ることができました。最低気温はマイナス5℃

3日目(西岳から槍ヶ岳へ)
・西岳から東鎌尾根の取付きへ
ここが3日目の核心部か！？西岳の山頂から尾根芯を下るのも手ではありますが、早朝に出発することで安定している雪面をトラバースすることにしました。雪面をトラバースしながら、尾根芯へ迂回していきます。数回の雪面のトラバースと、藪を数回越えていくと東鎌尾根へのジャンクションポイント(コル)が見えてきます。そこに向けて急角度の斜面をクライムダウンして完了。どのルートが正解か？不明ですがそんな感じでいいと思います。
・水俣乗越へ
西岳を下ることができたあと、東鎌尾根に乗っていきます。夏道、ハシゴが一部でていますが、基本、雪の細尾根を歩きます。水俣乗越の手前をぐっと大きく下ればコル(水俣乗越)に到着です。
・水俣乗越から槍ヶ岳へ (危機一髪！岩の下敷きに・・・)
水俣乗越から少し古めのトレースがありました。(一部 明瞭で、一部 不明瞭なトレース)水俣乗越からすぐは尾根を右側から巻いて尾根芯に出なければなりません。トレースに引き寄せられて尾根上の岩場に到達。そこの岩を掴んだところその岩が脆くも崩れて70cmくらいの岩が2つ落ちてきて下敷きとなる。幸い、岩と体の間に雪の層があり、山友さんに雪を掘って貰って脱出することができました。一瞬のところで上手く逃げることができ大事には至りませんでしたが、一歩間違えば救急搬送、救援要請しなければならないところでした。ヘルメット、ジャケットにダメージを受けた他、身体に一部打撲がありましたが、骨折や出血などはなく、問題なく歩けると判断したので、山行を続行しました。(水俣乗越からすぐだったので、問題があればエスケープできる場所だったのも良かった)
時間も9時を過ぎてくると、雪が緩み踏み抜きも多発するようになり、体力が削られていく、細尾根を通って幾つもの小ピークを越えていくが、越えても越えても次々と岩峰が現れる。槍ヶ岳がどんどんと大きく迫ってくるが一向に着く気配はない。ようやくヒュッテ大槍に到着したのが12時半。この辺りから雲行きが怪しくなってきて、冷たい風が吹いて気温も下がり(0℃くらい)、青空は一挙に消え去った。天気が悪くなると気力も奪われてくる。体力の消耗も激しく(荷物は25kgくらいはあるだろう)小屋には着きそうで着かないという感じで、15時少し前に槍ヶ岳山荘まで到達することができました。翌日の天気は荒れることがわかっていたので、本日中にババ平まで下りようかと思っていましたが、疲れ切っていたので槍ヶ岳山荘に宿泊することにしました。15名程度、半数は外国人が泊ってました。

4日目(最終日、上高地へ)
昨晩から雨が降り始めまっ白。風もそれなりに吹いている。槍ヶ岳の穂先に登ることは今回せず、小屋で朝食を食べてから、雨具でしっかり身固めして下山。毎度、最終日の上高地までの歩きは疲れて死にそうですが。。。14時半ごろに上高地バスターミナルに到着。14:45の便で沢渡駐車場へ帰ることができました。雨はずっと降っていました。


#槍ヶ岳 #日本百名山 #残雪期縦走 #表銀座縦走 #燕岳 #西岳 #大天井岳 #赤岩岳 #東鎌尾根 #北アルプス #槍ヶ岳山荘
ー・ー・ー・ー・ー・ー・忘備録(基本情報)・ー・ー・ー・ー・ー・ー
・冬靴、ヘルメット
・滑り止め(アイゼン12本)
・ピッケル2本、スノーバスケットを装着したトレッキングポール
・ガス缶
・水作りセット
・シャベル、スノーソー
・テント
・寝袋モンベル・ダウンハガー800#2
・ザイル30m×2本
・ハーネス、下降器、支点資材、セルフ
・レインウェア、雨傘
・バラクラバ(使わず)、ゴーグル(使わず)
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

槍ヶ岳（やりがたけ）は、飛騨山脈南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地

岐阜

富山

残雪期GW表銀座・東鎌尾根から槍ヶ岳へ(自分史上最も過酷な山行でした)3泊4日

omatsu

横通岳・大天井岳・西岳

くら

山行
⚠️写真多、備忘録です🙇‍♂️
⚠️宿泊で一時停止後にログがうまくとれず、ワープしているので、実際の距離や標高差よりも少なくなってるかもしれません。

DAY1
仕事を終えて、家にすぐ帰り仮眠して12時すぎに出発。
一ノ沢駐車場には意外と車が多く、2:30頃に僕が到着する前後も３台くらいの方が到着しました。暗いので奥まで見ていませんが、ほぼ満車でした。
初日はロングなので、すぐに出発です。

乗越でモルゲン見れればなと思い、巻いて間に合うか微妙でしたが、天気も良く☀️モルゲンも間に合い、スタートから最高✨

ひたすら大天井岳まで百高山を回収していきます。横通岳と東天井岳（数年前に縦走した時は登っていないのに通過したことになってたので登頂）です。

数年ぶりの大天荘はいつ来ても良い小屋でしたが、ランチはまだだったので、カップうどんをいただく。

大天井岳から大天井ヒュッテまで一気に落とし、喜作新道もひたすら進みます。この辺りからとにかく暑く、半袖行動です🔥（下界の天気予報では夏日と言ってましたが、手元の温度計で-2℃〜25℃という振り幅でした😂）

赤岩岳の取り付きが非常に分かりにくい！雪で、先行トレースありなのでようやっと見つけるものの、雪の急登はこたえた…😂

次の西岳は普通に登り、絶景。

問題の赤沢山は藪漕ぎ半端なく、急登急下降のハードな上に雪☃️でした。基本的にピンクテープはっきりなので、道には迷わなかったですが、完全にバリエーション。喜作新道からここまで1人しか会わなかったので、落ちれないという緊張感を持って進みました。絶景を独占🏔️その代償に、松ヤニ地獄😂

そこから槍沢ヒュッテまでも誰にも会いませんでした…。

ちなみに、喜作新道から槍沢ヒュッテまでずっと圏外です。（docomo）


DAY2
圏外のせいか、YAMAPがうまく起動せず、電波入るところまでワープしています😭
足首痛は昨日からですが、登りは大丈夫で、その他筋肉的にも問題なし。快調に進みます。

横尾まで下りて、また登り返します😂笑

横尾を過ぎてから、最初に会ったのはオーストラリアの女性。しばらく話しましたが、なだらかなところまでで引き返しました。

本谷橋付近で、ようやく登る人にたくさん会いました。

下山する人で北穂情報を話してくれた親切な人が何人かいたのですが、皆それぞれ情報が異なり、こりゃ行くまで分からないな〜と思いながら進みます。

涸沢ヒュッテに着いて見上げると、予想より雪がなく、ほぼ夏道剥き出し。
荷物をデポし、北穂アタック開始です。
北穂から下りてきた人に様子を聞くと、南陵上がりの北穂沢下山が良さそう。
南陵取り付きが日陰で凍っておりアイゼン着用。その後は雪がなくなるので外し、途中雪が復活しますが、南峰・北峰山頂までツボでおしきりました。（アイゼンつけている人の方がほぼ）下山は北穂沢を下りたのでアイゼン着用です。
想像よりハードな北穂でした。

ヒュッテではシンガポールの男性と仲良くなり、いろんな人と話せてとても楽しかったです✨

DAY3
モルゲン見えなさそうだったのに、ガスがとれてきれいに見れました。3日間、運が良かった✨

パッキングし、出発しようとしたらまたYAMAPの調子が悪い。結局この日も途中までログが取れず。

カフェで軽食を取り、上高地で温泉に入り帰路へ。


いろんな人との出会いに感謝です✨
両日ともに小屋閉めの様子も少し見ることができたりして良い山行でした。


帰りメモ（予約など無し）
上高地→16:00発（バス）→新島々 17:22発→（電車）→17:56着 松本 18:36発→（電車）→穂高19:05→（タクシー）→一ノ沢に19:30すぎ頃

一ノ沢に着いて、二日間放置してたので、念のため自分の車のエンジンがかかるまでタクシー運転手に待ってもらいました。
最後の最後で、サンダルを車の外に出しっぱなしだと気付いた…笑

シーズン最後の北ア山行ロング　一ノ沢in〜上高地out

Konny

前常念岳・常念岳・横通岳・東天井岳・大天井岳・赤岩岳・西岳・槍ヶ岳・蝶ヶ岳

a123

大天井からヒュッテ西岳までの喜作新道を歩いてきました。目的は百高山６座を一挙にゲット🍺
一ノ沢登山口から登り始め、常念小屋に出てからは終始圧巻の景色。雪化粧した槍ヶ岳、穂高連峰は本当にキレイでした。
でもでも距離標高差の割にエラくしんどかった。赤沢山でルートを外してしまい崖に突入。落ちたらアウトの状況下、足場もない崖中をなんとか横切って復帰しましたが気力体力を大きく削られました。久々にアドレナリン出まくりでした笑
ハイマツ漕ぎでチェンスパ失くすわ登山靴破れるわ長袖ケバケバになるわで、赤沢山はもう二度と登らない山認定です笑
おかげさまで復路は全く足が動かず、大天井の登り返しが地獄でした。しかし、赤沢岳を除けば本当に景色の良いルートで、オススメです⭕️
赤沢山のルートにはピンクリボンがちゃんと付けてあるので、よく確認しながら進むことをオススメします🙇



表銀座プチ縦走

よーすけ

10月17日（火）と18日（水）にて、
1泊2日の行程で表銀座を縦走してきました。
使用する地図が分かれてしまう為、
活動記録も分かれています。
（結合も可能なようですが、今回はそのまま投稿）
当活動記録はその2日目になります。

大天荘で朝食を頂き、日の出を待ったのち、
槍ヶ岳に向けて縦走を開始しました。

大天荘からであれば、
もちろん常念岳や蝶ヶ岳方面に向かう、
表銀座パノラマのコースを取る事も可能でしたが、
これは以前にも行っているし、
今回の縦走の一つの大きな目的は、
槍ヶ岳に至る東鎌尾根の通過である為、
数日前に降った雪の影響を考慮し、
大天荘のスタッフの方に情報収集するも、
「ここ数日、誰も向かっていない」
「危険だからやめたほうが良い」
などと言った声が聞かれるばかりで、
念の為、槍ヶ岳山荘に電話をするも、
殆んど同じような回答で、
誰も東鎌尾根の状況が分からない様子でした。

ただ、東鎌尾根を肉眼で見る限り、
まず西岳までは完全に雪がなく、
東鎌尾根の後半部分からしか雪がない、
そして雪もだいぶ溶けてきている、
当日の天気予報には全く問題がない、
難しい場合は途中でエスケープルートが取れる、
以上の理由から、予定通り、
槍ヶ岳を目指す事にしました。

前日夜までは不安が増して、迷いもありましたが、
朝起きると、いけるという確信に変わり、
どうすれば安全第一で行動できるのか、
こればかりを考えていました。

先ずは、東鎌尾根の取り付きとなる水俣乗越、
次にヒュッテ大槍、最後に殺生ヒュッテ、
以上それぞれからエスケープする可能性も残し、
3段階において、行くのか撤退するのか、
慎重に判断するタイミングとする事にしました。

とにかく、気持ちの良い青空で、
前日と違って稜線も風がなく、
最高の山歩きが楽しめました。
赤岩岳や西岳のピークにも立ち寄り、
ここまでは時間的に余裕を持って行動できており、
問題なく東鎌尾根に進む事ができました。

さすがにヒュッテ大槍を過ぎたあたりから、
雪深くなり、常時20〜30センチくらいの積雪で、
吹き溜まりになると50センチくらいありました。
だいぶ固まってきているようで、
踏み抜きは少なめでした。
又、細いトレースが残っており、
誰も入っていない、というわけではないようで、
前日までに2、3名くらいの方が歩いたような足跡を辿らせてもらいました。

後半、ややペースが落ちましたが、
大天荘から4時間半ほどで槍ヶ岳山荘に到着、
そのまま槍の穂先にアタックしました。

槍ヶ岳は4度目、アタックは5度目でしたが、
穂先に至るルートの積雪や凍結により、
アタック自体はこれまでで一番難しいものでした。
それでも混雑はなく、山頂はほぼ独り占め、
最高のパノラマを満喫する事ができました。

槍や穂高にはこれまで何度も訪れていますが、
積雪があるタイミングでの登頂は今回が初めてで、
白銀の世界をこれほど高い場所から眺めるという、
素晴らしい時間を過ごす事ができました。

安全が第一で大前提ですので、無理は禁物ですし、
様々な要件に恵まれなければ、
味わう事のできない体験ですが、
また一つ、本当に良い経験となりました。
ちなみに、携行した6本爪アイゼンや、
スパッツは最後まで装着せず、
もちろん備えは大切ですが、
結果的に特別な装備は不要でした。
（とはいえ、冬装備の携行は必須です）

尚、大天荘から槍ヶ岳に至る間、
誰一人ともお会いしませんでした。
槍沢ルートや飛騨沢ルートで登ってこられる方は、
結構多く、まだ暫くはこの二つのルートであれば、
槍ヶ岳登頂は十分可能なようです。
ツアー客のような団体の方々も多く、
下山時には外国人の方とも多くすれ違いました。

アタック後は、槍沢ルートを下山し、
上高地に辿り着きました。
概ねババ平より下はまだ紅葉が残っていました。
元々予定していた時間のバスに乗車でき、
新島々を経由し、松本駅に到着しました。
計画していた行程を全て予定通りに消化し、
今回の山旅は終了となりました。

この日は、松本駅周辺に宿泊し、
明朝、穂高駅で車を回収したのち、
安全に福井に帰ります。

次週、もう一回、穂高に、と思っていましたが、
今の様子であればもう難しそうですね。
今回が今シーズンの北アルプスの締めくくりになったのかもしれません。
繰り返しになりますが、本当に最高の山旅でした。

ヒュッテ西岳

このランドマークを通る活動日記

敗退の表銀座　百高山ゲッチューの旅🏔️

常念から東鎌尾根経由で槍ヶ岳周回

残雪期GW表銀座・東鎌尾根から槍ヶ岳へ(自分史上最も過酷な山行でした)3泊4日

横通岳・大天井岳・西岳

シーズン最後の北ア山行ロング　一ノ沢in〜上高地out

前常念岳・常念岳・横通岳・東天井岳・大天井岳・赤岩岳・西岳・槍ヶ岳・蝶ヶ岳

表銀座プチ縦走

赤岩岳・西岳・槍ヶ岳

このランドマーク付近の写真

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