登山

新緑に覆われた森の中

国東の山で深呼吸





六郷満山（ろくごうまんざん）の六郷とは、古代国東半島の来縄、田染、安岐、武蔵、国東、伊美という六つの郷を指したもの。また「満山」とは山岳仏教寺院が使う言葉で、寺院の集合を称しています。奈良時代から平安時代にかけて成立したものといわれる六郷満山。古来の山岳信仰に天台仏教や浄土思想が結びついて宇佐神宮の神仏習合がとけこみ、神と仏が混然一体となった霊地は、やがて僧たちの修行の場として次々に寺院が建立されたといわれています。国東半島は六郷満山文化の名残が今も色濃く伝えられており古仏・古刹に刻まれた千年の祈りに触れることができます。

六郷満山（国東半島）

大分

千の岩・行入富士・落合山・万の岩

山栞

トレイルランニング

千の岩・万の岩・トンガリ山・両子山北峰・両子山

uchiuchi

国東60座の中でもヤマップ登頂記録がかなり少なく、ちょっと寂しい感じの蛇谷山（じゃだにやま）へ
大蛇伝説のある山みたいですが、名前がヘビとダニって今の季節嫌な感じ😱
アクセスと駐車が心配っていうのもありましたが、せっかくなのでロングトレイルコース絡めて歩いてきました😌

蛇谷山・谷ヶ迫山・万の岩

マッチ００９

2016年のゴールデンウィークに国東半島ロングトレイル　Ｔ1・Ｔ2・Ｔ3・Ｔ4・Ｋ1を歩きました。
https://yamap.com/activities/318955
あれから８年。
今年も連休を利用して、残りのＫコースを歩いてみようかなと思い立ち、実行してきました。
まずは計画段階で、Ｋ1のスタート地点「霊仙寺・実相院・六所宮」まで、どうやって行くか？
私が住む博多から行くには、特急ソニックを利用して宇佐駅で下車。大分交通バス伊美線で香々地まで行って、タクシーを利用するか。それとも宇佐駅から直接、タクシーを利用して霊仙寺まで行くか。
そうすると、Ｋ6の最終ゴール地点の両子寺からはどうやって博多まで帰るのか？
夕方に到着すると仮定して、両子寺から比較的近いバス停（稲川バス停）大分交通 豊崎線まで徒歩約40分（2.5Ｋｍ）だが、平日のみの運行で17：08に間に合わないといけない！
間に合ったとしても、国東で一泊しないと帰ることができません。
両子寺までタクシーを呼ぶ方法もあるかもしれませんが、長距離なだけに不確定要素が大きすぎる。
だったら、先に宇佐駅から両子寺までタクシーで行き、逆回りで最終を霊仙寺にしたほうが効率が良いのではないか？
宿泊地の選定には、このトレッキングのルールとして、トレイル及び登山口付近にはテント指定地はありません。近くのキャンプ場や宿泊施設をご利用くださいとある。

ということで、ルート及び宿泊地の計画を練りました。
実際の工程は下記のとおり。

【4/29（祝）】（暴風雨）
博多駅7：00（特急ソニック）→8：53宇佐駅
宇佐駅にはタクシーが常駐しています
宇佐駅9：00（タクシー利用）→9：30両子寺
中津太陽交通　5000円超割引あり
0120-725-005
両子寺まで6,170円（割引後）
この日はＫ6コースのみ（約15.4Ｋｍ）
梅園の里のキャンプ場にて宿泊（事前要予約）
0978-64-6300
キャンプ場　700円
うめの湯入浴料（宿泊施設内）420円
梅園の里は火曜日が定休日

【4/30（火）】（雨のち曇り。部分的に晴れ間）
Ｋ5とＫ4コース（約30.2Ｋｍ）
この日の最終地点は行入寺
梅園の里を6：10にスタート
行入寺に到着後、宿泊のため一旦、国東の街までバスを利用して下りる
行入寺バス停17：13（国東観光バス）乗車（490円）→国東営業所
※バスは平日のみの運行ですのでご注意ください（土・日・祝は運休）
　（1日朝夕の2本のみ運行）
国東営業所から徒歩1分のビジネス旅館「清香荘」に宿泊
Agodaで予約して宿泊料金平日4,000円（素泊まり）
宿から徒歩5分にほっともっと、セブンイレブンあり
近隣に中華、焼き肉、居酒屋あり

【5/01（水）】（終日雨）
朝は事前に予約をしておいたタクシー会社に清香荘まで迎えにきてもらう（前日までに要予約）
みなとタクシー
0978-72-1234
国東でタクシー会社はここ1社のみ
（朝は幼稚園の送迎があるため、8時以降しか予約できません）
清香荘→行入寺バス停まで、3,200円（約17分）　
この日は行入寺から再開。Ｋ3とＫ2コース+来浦（くのうら）（約23.7Ｋｍ）
この日の最終地点は岩戸寺
岩戸寺も宿泊先がないので、来浦浜までバスで下りる予定
岩戸寺バス停17：05（国東観光バス）→来浦浜バス停までバスを利用する予定でしたが、雨の中予定よりも2時間も早く岩戸寺に到着したため、時間を潰すことができず、この日の宿泊地の来浦キャンプ海水浴場まで1時間半かけて歩くことにしました。
※バスは平日のみの運行ですのでご注意ください（土・日・祝は運休）
　（1日3本のみ運行）
来浦地区にはタクシー会社がありません。隣町で一番近いタクシー会社は国東のみなとタクシーになりますが、因みに電話でみなとタクシーに問い合わせをしてみたところ、朝はそっち方面（来浦浜）まではタクシーをまわせないとお断りされました
来浦キャンプ海水浴場
0978-77-0023
キャンプ宿泊料200円
テント持込料500円
シャワーは冷水のみあり
ゴミ捨て可能
朝日がとても綺麗です
疲れた身体で歩いていける距離にスーパーや飲み屋等はありません
自販機がガソリンスタンドに設置されているほかに2か所ありましたが、自販機以外は何もないところです
　
【5/02（木）】（ようやく晴れ）
7：05に来浦キャンプ場をスタート
ゴールの霊仙寺を目指す
この日はＫ1コース+夷谷温泉（約21Ｋｍ）
14：25　夷谷温泉に到着
入浴料400円
帰りは伊美まで乗合タクシーあり　200円/1人
但し、曜日により行き先が違うため、曜日と時間が合えばの話ですが激安です
この日は伊美行の最終便が14：15に出てしまったあとのため、タクシーを利用
風呂に入っても、この日のうちに博多まで帰ることは可能でしたが、最終日は「長崎鼻リゾートキャンプ場」でもう一泊してマッタリと過ごしました
香国タクシー
0978-54-2013
タクシー料金は、夷谷温泉から長崎鼻リゾートキャンプ場まで、途中のスーパーかかぢで酒と食べ物を買い出ししている間、5分くらい待ってもらって、3,650円
長崎鼻リゾートキャンプ場は、一張り1,800円
ここのキャンプ場は、8年前にも利用しましたが、とても気持ちが良かったので、今回も利用しました
海からの夕日も朝日も両方見ることができます
温水シャワーあり
ゴミ出し可能
木曜定休日
買い物は、丘を下って徒歩25分くらいのところに「スーパーかかぢ」があります

【5/03（祝）】（快晴）
朝はゆっくりと過ごして、帰宅の準備
長崎鼻キャンプ場入口バス停まで徒歩30分
大分交通伊美線（宇佐駅前行）のバスに乗って、宇佐駅までは所要時間約50分　1,000円
の予定でしたが、急遽、国東半島の観光案内看板を見ていて「昭和の町」に立ち寄ってみたくなり予定を変更
バスの車窓からは、夕日で有名な真玉海岸が見えます
昭和の町へは、豊後高田バス停で降りると便利です（バス代は850円）
この路線は、比較的便数がある方ですが、それでも2時間に1本程度しか走っていませんので、帰りの時間はチェックが必要です
私は宇佐駅行の次のバスの発車まで丸々2時間ありましたので、途中のお店で昼呑みして時間を潰しました

振り返って・・・

8年がかり2度の旅で、国東半島峯道ロングトレイルは一応全制覇しました。
初回のＴ1～Ｋ1が印象深く、残りのＫコースも歩いてみましたが、私的にはＴ1～Ｋ1コースの方が見どころが多いと感じました。
今回の旅は、とにかく雨に泣かされました。
雨には直接濡れなくても、湿度と汗で下着はずっと濡れたまま。
その中でも良い発見もありました。
防水靴下です。
靴の中が濡れていても、全くと言ってよいほど、足は快適でした。
不思議に思って途中でウールの靴下に履き替えてみましたが、最初は良くても次第に足がふやけてマメができそうになったので、また防水靴下に履き戻したら、その後は快適でした。

今回は一人で歩きましたが、2日目くらいまでは仕事のことや遊びのこと、悩み事など、いろんな事を考えながら歩くのですが、3日目になると次第に考えることがなくなり、雨と疲れもあってか徐々に「無」の感覚に近づく自分に気づきました。
昔から山岳修験者の人々が修行していた気持ちが少しだけ理解できたような気がしました。

最後に・・・

このロングトレイルコースは、思い込みで歩くと必ずと言ってよいほど道に迷います。
オリエンテーリングのロングバージョンと思って、マメな地図チェックが必要です。
YAMAPも全工程を網羅していませんし、正規のルートとは違うところもありました。
（以前は全ルートがあったような気がしますが・・・）
私も何度かルートを見失った箇所がありましたし、まったく違うところに下りていく可能性もあります。
歩かれる際は、YAMAPのルート外れ警告をＯＮにして、国東市観光協会・豊後高田市観光協会が発刊している最新の公式Ｍapを携帯されることを強くお勧め致します。

国東半島ロングトレイル　 4日間+1日　Ｋ6・Ｋ5・Ｋ4・Ｋ3・Ｋ2・Ｋ1　

サブロウ

猪群山を下山後、明日の久住山に向けて移動する前にちょっと寄り道。
国東町「行入ダム」でダムカードをゲットしたが、その時にダム沿いに見えたお山が、ちょっと富士山形状をしててピンと来る。
YAMAPで確認すると「行入富士」なる登山道があり登れる事が判明した。
既に下山服に着替えていたものの○○富士コレクターとして疼き出す。天気予報的には夕方から雨だったがまだ降りそうな雰囲気も無かったんで前向き解釈をして間に合うと判断。再びお着替えして2ラウンド目突入となる。

【行入富士】
・山頂に四等三角点あり
・ご当地富士26座目
・よくある富士山の別名ではなくこれが本名
11:00→ダム向こう側から突入するが、さっき登った猪群山とは違い、立ち入った形跡が少なめのあんまり整備されて無い感じ。道が分かりにくい箇所もあるがロープやテープがあるんで道を逸れることは無い。
12:00→山頂までの道中に展望なく、山頂も展望もなし。
登山道の反対側をふと見ると遠くにピンクテープを発見して、ちょっと調べるとぐるりっぷ出来そうなんで下山はこっちから。
倒木で通行止めっぽくしてるが、その先にもピンクテープがあるんで更に進んでいくと突先に来て視界が広がる。直下に行入ダムが広がりかなり素晴らしい景色を満喫。行入富士ピストンならここは来ておいた方が良い。
12:20→ただ、この崖から下るのは無理だと思うんで一旦少し戻る。途中凄い急坂にあるピンクテープを見つけていたものの、登山道感は全く無くここは通らないだろうと思ってたらやっぱりここでした。
一応ロープもあるが道は見えずほぼザレザレの山肌を滑りながら下る感じ。
傾斜が緩くなっても登山道の痕跡なく植林の中をピンクテープ目指して進むのみ。
12:50→何とか往路に合流して周りを良く見ると「国東半島峯道ロングトレイルコース外・行入富士へ」と書かれた標識あり。トレイルコースではないが、一応登山道らしい。
コースから逸れてる「千の岩」に立ち寄るが、名前の由来となる風景は発見出来ず。景色も山頂際の展望を見てしまってたんで普通な感じ。
振り返って見上げる行入富士が一番富士山ぽく見えるポイントではあるが。
13:25→下山直後ついに雨が降り出しギリセーフ終了。

［総括］
山頂から左回りのトレイルコース外が醍醐味

【鉄輪むし湯】
・泉質　塩化物泉
・入浴700円＋レンタル浴衣200円
浴槽の泉質がどうこう言うよりメインは石菖を敷き詰めたむし湯。
石菖の香りが充満した中で、基本8分＋希望延長2分で楽しめる。
これまで入ったサウナと比べ物にならないくらいに速攻汗が噴き出てきてめちゃ気持ちいい。

翌日21日のくじゅう山開きへ続く

千の岩・行入富士 10-2024

キム

ハイキング

千の岩・行入富士

アツ

久しぶりの六郷満山です。
今回は、行入ダム駐車場からスタートし、6座巡りました。
まずは「万の岩」へ、景色を眺めすぐに行入ダムに戻ります。
残り5座はダムを渡り反対方向へ、「千の岩」へ向かいます。
千の岩分岐までは若干キツイですが普通に到着、「千の岩」からの眺めは良かったです。
その後、次の「行入富士・落合山・稲川山・大嶽山」に行きますが、終始アップダウンが続き、雨上がり直後ということもあり、急登部分では滑りやすく、下りでは何度も転び泥だらけでした。天気の良い日に来るべきでした。
「千の岩」から、「行入富士」と「落合山」間の分岐に行くまでは迷いやすく、現地の目印をたどるとYAMAP のルートからは外れます。行きは現地の目印を、帰りはYAMAP のルートを通ってます。
「行入富士」以降は眺望の良い所はあまり無かったです。
低山とはいえ、アップダウンの激しいコースで、今回はかなりキツイ山歩きとなりました。



【六郷満山】8～13　万の岩・千の岩・行入富士・落合山・稲川山・大嶽山

moto

国東半島て古くから行われてきた六郷満山峯入行を基に作られた10のコース(T1-4とK1-6)130kmを6日間で一気に周りました😀

晴れの日は1日しかなく雨ばかりでしたが、すごく楽しい旅でした😊

千の岩

このランドマークを通る活動日記

千の岩・行入富士・落合山・万の岩

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国東半島ロングトレイル　 4日間+1日　Ｋ6・Ｋ5・Ｋ4・Ｋ3・Ｋ2・Ｋ1

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【六郷満山】8～13　万の岩・千の岩・行入富士・落合山・稲川山・大嶽山

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このランドマーク付近の写真

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