登山

【サマリー】
　平湯スキー場～安房峠までを１泊２日（十石峠避難小屋泊）で歩く予定でしたが、１日目は体調が芳しくなく自分は途中で下山ルートの調査をしながら撤退。２日目は、同行者が歩いてくる反対方向から岐阜県内で未踏*1の「安房山」の先まで進んで合流し、一緒に下山しました。自分はピストンで、今回歩いた岐阜県境は約1.7ｋｍでした。
*1:国土地理院地図に山名の記載があり、自分が未踏の山です。

【活動詳細】
(1日目)
　平湯スキー場からスタート。体調がイマイチで標高2000ｍを越えたところで自分は撤退することに決め、先の県境歩きは同行者に託すことにしました。翌日の下山ルートの調査を兼ねて、スキー場から林道で冬季通行止めのR158に出て、除雪された国道を歩き、最後はショートカットで笹藪を突っ切り、デポ車を停めてあるゲート前に下山しました。遅めの昼食に高山ラーメンを食べに出かけ、ひらゆの森（温泉）で休養し、体調の回復を期待して車中泊しました。

（2日目)）
　R158の冬季通行止めゲート前から再スタート。登りの笹藪は辛いので国道を暫く歩き、送電鉄塔の巡視路に入り、九十九折の国道を斜めに横断するようにショートカットをして登りました。再度、国道に出てからも除雪された舗装道を歩き、スタートから約2時間、約5ｋｍ歩いて安房峠に到着。ここから岐阜-長野県境に入ります。急斜面に締まった雪が残っていたのでアイゼンを装着。鉄塔の先の雪の切れたところから潅木に捉まって笹藪に入り、数十ｍ笹藪の中を進むとピンクテープが出現、何と整備された道に出ました。昨年、夏道が整備されたように感じました。その先は、テープを追いながら、雪が融けた夏道や残雪の上を歩いていきました。樹林の隙間から眼前に「焼岳」がドーンで奥に北アの名山が一望でした。「安房山」の手前の樹林帯の奥からの眺望が最高でした。「安房山」に到着すると三角点は顔を出していました。位置共有機能で同行者の場所を確認すると数十分はかかりそうでしたので、山頂付近の行政無線中継所を外から見学してから、同行者が歩いてくる県境方向へ100ｍ程下り、途中で待つことにしました。（合流するまで下って折り返しての登り返しを回避）。休憩しつつ10分程待つ仲間が登ってきました。合流して、「安房山」まで戻り、山頂プレートを設置、下山はエスコートしました。安房峠の手前で笹藪に入らず、夏道？に進んだらハシゴが２箇所ありました。夏道は県境から長野県側に少し外れるので軌道修正して安房峠に下山しました。帰路も除雪された国道をゲートまで歩き、前日同様にゴール手前はショートカットしました。
　当初計画を踏破できず、避難小屋で漢飯を頂くことはできませんでしたが、安房峠～「安房山」までの岐阜県境歩き（1.7ｋｍ）と自分が未踏だった「安房山」に登ることができて十分でした。

【アクセス】
R158にて平湯スキー場orあかんだな駐車場の先の冬季通行止めゲートへ。

【ルート】
YAMAP地図:「乗鞍岳」の圏内
残雪の状況等は、写真を参照ください。
R158のゲートから安房峠までは除雪済み。長野県側は除雪されていません。

【その他】
ＷＣ:平湯料金所、平湯大滝公衆ＷＣは冬季閉鎖中（4/20時点）
コンビニ:高山市丹生川のローソンが最後。平湯から約25ｋｍあります
立ち寄り温泉
・ひらゆの森（700円+ロッカー100円）
・ジョイフル朴の木宿儺の湯（キャンペーン中で600円→300円でした）

乗鞍岳（のりくらだけ）は、飛騨山脈（北アルプス）南部の剣ヶ峰（標高3,026m）を主峰とする山々の総称。朝日岳、摩利支天岳、富士見岳、屏風岳など23の山があり、広大な裾野が広がる。日本百名山及び新日本百名山に選定されている。

【特長】
特別天然記念物雷鳥の生息地としても知られており、日本一標高の高い道路である乗鞍スカイラインは自然環境維持を目的にバス、シャトルバス、タクシー、自転車、許可車両以外の自家用車の乗り入れが禁止されている。標高2,702mに位置する畳平まではバスでいくことが可能。畳平からはわずか90分で主峰剣ヶ峰までの登頂が可能なため、充分な経験と装備を必要とする北アルプス南端に位置していながら、他の山と異なり家族と一緒に行きやすい3,000m級の山である。また、乗鞍岳は活火山であり、周囲に広がる平湯、福地、新平湯、栃尾、そして新穂高温泉の総称である奥飛騨温泉郷は豊富な湧出量と日本一の温泉露天風呂数でも知られている。

【概要】
中部山岳国立公園内の岐阜県と長野県にまたがっており、長野県側の麓には乗鞍高原が広がっている。山名の由来は、古くは「鞍ヶ嶺」と呼ばれ、姿が馬の鞍に似ている事から名付けられたとされている。平安時代には「位山」と呼ばれ、1645年（正保2年）頃の乗鞍岳と呼ばれるようになったとされている（幕府に提出された絵図に山名が記載されている）。

【自然】
日本の火山としては富士山、御嶽山に次ぐ高さである。火山体のほとんどは古期火山体で、新期の火山体は山頂付近に分布する火山体や山腹に分布する溶岩ドームと溶岩流からなる大規模な成層火山。裾野が広いのが特徴で、8つの平原がある。12の火山湖（池）があり、山頂直下西にある権現池は日本有数の高所にある池である。山頂付近の積雪が多く、乗鞍スカイラインの開通のために長期間の除雪が必要となる。夏でも一部の北東斜面などには、雪渓が残り夏山でのスキーが可能となっている。

【交通機関】
濃飛バス https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/norikura-line/ 

【乗鞍旅行プラン】
山と渓谷社 https://www.yamakei-online.com/yk/article/gifu2016.php 

乗鞍岳

岐阜

長野

240419-20_安房山（岐阜県境を歩く）

秘密の登山倶楽部23年度雪山プログラムの第11弾。
第11弾のテーマは
～雪の十石山～
とし、岐阜百秀山に選定された十石山は乗鞍岳の稜線にあり安房山、安房峠へと岐阜県境を繋いでいく。

平湯温泉スキー場から平湯尾根を登り上げる。
水場を過ぎて暫くすると夏道不明で尾根芯は藪っぽいので適当に登り上げました。
わらびーずのメンバーが歩いた県境に到達し県境歩き開始。
まずは金山岩へ。
雪を拾って稜線へ立つと夏道がありました。
夏道を利用し金山岩へ。

金山岩から核心部の十石山への細尾根が始まる。
アイゼン、ピッケルとフル装備で雪の細尾根に藪尾根をクリアして無事十石山へ到着しました。

十石峠避難小屋は広くてきれい。
十分な設備に備品も備えていました。
ビールに梅酒、極めつけは牛しゃぶで舌鼓。
日の入りを待つことなく眠ってしまいました(笑)

小屋の外は暴風が吹いており、雪でも降っているんじゃないかと思わせました。
小屋内の気温は-5℃でペットボトルの水が凍りました。
朝から〆のラーメンに豚バラスライスの豚パラダイス😍
満腹状態で予定の10分遅れで小屋を後にしました。

十石山の展望地から少し下ると斜度30度程度の斜面が現れ、朝の締まった雪面にアイゼンが食い込んで気持ちいい。
P2390からは更に急斜面となり45度あるやろっていう緊張する斜面を下りました。
安房山が近付くにつれ昨日までは遠かった北アルプスも間近に迫ってきました。
安房山手前で仲間と合流し安房山に登頂。

安房山からは刈り払われた夏道を利用し安房峠へ無事到着し本日の県境歩きは終了しました。
国道158号線をのそのそ歩いて駐車地への笹藪斜面を直接下り無事下山しました。

それでは素晴らしい絶景と楽しい山旅を写真と共に時間の許す限りお楽しみください。

わらびーず(危険な思想を抱く非営利組織)として岐阜県境を少し歩きました。
該当区間❝乗鞍金山岩～安房峠❞

～三角点調査～
三等三角点　0・1・1・0/2

23年度雪山プログラムは数々の実績を残し本山行をもって終了します。
23年度もたくさんの方々に参加していただきました。
参加していただいた方々へはこの場を借りてお礼申し上げます。
24年度も23年度同様に皆様の参加を募集する予定をしております。
予定していました❝御嶽の秘境を歩く❞、❝奥地の送電線見学❞の2プログラムは実施出来ませんでしたので24年度プログラムには必ず盛り込みます。
24年度雪山プログラムもお楽しみに⁇

雪の十石山

ともゆき

地元平湯尾根クラッシックルートからの乗鞍山域
以前十石山からこのルート下山計画してて行けて無いまま気になってた。
今回、機会が有り(当初の予定とはちょいと違ったけど😝)
メンバーは強者揃い

地元の方々が登山道整備して頂いているものの、夏場は所々かなり藪漕ぎのようです。(🐻も多いとこだからね)
従ってこの時期を選んで

平湯スキー場を登り詰め(ここが一番核心部)
後は緩い勾配の尾根をひたすら登る。と言っても標高差1500程
なかなかきつい🤢
ほんとはここから四ツ岳迄予定してたんだけど…。
平湯大権現の祠迄にしといたぜ。
グサグサ雪の踝🦶ラッセルでもう無理やった🤢
時間はあったんだけど帰りの事考えると体力的に無理っ
精鋭３人は硫黄岳迄
自分達は地元だしまた次回って事で撤退⤵️

もう少し時期早く雪締まってたらって感じですかね。
目的地迄たどり着けなかったけど、楽しい山行でした😊

バスで楽に乗鞍迄行けるけど、先人の足跡辿って一度歩いてみて☝️
景色も良いし山歩いてるって感じのルート楽しいよ🎵

クラッシックルートで行く乗鞍岳金山岩

MTG -Toshi

日曜日の山は危険な予感
雪崩リスクの少ないところ…
平湯でツリーランかなってなり今シーズン初BCにして初滑りの友達とピンクの子とであまり期待せず平湯へ♨️

ゲレンデ脇の雪をチェック！

まさかのふわっふわの軽いやつ‼️

期待値MAX⤴

今回はゆるふわなのでスキー場のリフトを使い全行程の半分の標高を稼いだ、
後は平湯尾根を進んで当初は十石山を目指してたが強風だったので早々に諦めドロップポイントへ。

足が売り切れていた友達はパウダーに苦戦していたが、私とピンクの子はヤベー、ヤベーの連続😆
今シーズンＮｏ．１決定！
北海道超えたwww
新規開拓も出来てパウダーも滑れて大満足の一日となりました。

平湯BC  〜試練と憧れ〜

とい

スキー

金山岩

kish

久しぶりに山スキーのお師匠さんとトントン拍子に話しが進み、約１０年ぶりの金山岩へ4人で。
せっかくあるリフトを有り難く利用させていただき600円🙏
リフトトップから森林限界までは昔の薄い記憶どおりに滑るには厳しい密な所も🌲
金山岩直下の大地で板をデポしアイゼン装着、山頂往復してきました。
雪は思ったより良く、上部はパウダー、だんだんと固くなりはしましたが危険を感じる程ではなし。
しかし、ここの尾根はルートがややこしく何度も何度もGPSで確認、とても手間がかかりました。
少雪な今シーズン、北斜面を上手に選んで楽しみたいと思う山行となりました。

金山岩BC

メタル

本年初BC&テックビンディングデビュー戦は平湯エリアへ。
前日の上部はウインドスラブで修行、下部は溶けてた白馬のゲレンデとは打って変わって軽くてよく走りそうな雪質。風もなく、気温は低くて良いコンディション◎
登りの前半は笹が埋まっていない箇所も多々ありつつも、ほぼ横移動のため程よいお散歩コース。後半は急登でトレース上はシールが噛まないため、なるべく傾斜の緩い新雪の箇所を狙ってルートを開拓するアドベンチャー。立木が多いため、枝に触れるたびに上部から降ってくる雪にまみれながら進みます。
滑走は金山岩の下部からワサビ谷へ。程よい深さで気持ちの良いターンがきれました。途中からカリカリバーンになったので大して雪降らなかったのか？と思っていたら、沢の最後に雪崩れたと思われる雪がガッツリ溜まってました。特に降雪直後は要注意の地形です。
最後は藪の中のトラバースからの長い林道で、登りも下りも変化に富んだアドベンチャーな1日になりました。
最後は、今朝下山口にデポってくれた車の鍵を忘れた！？どうやら、登山口に置いてきた車の中に鍵をデポってきてしまったらしいというオチ付き🤣

平湯 ワサビ谷BC

yuri

日曜の偵察にスキー場トップから少しだけ歩いてみたがこの尾根は藪だらけ。ここにワサビ谷から復帰するのも平湯野営場へ滑るのもかなり厳しそう。偵察して正解だった。
1回券は600円

三角点

このランドマークを通る活動日記

240419-20_安房山（岐阜県境を歩く）

雪の十石山

クラッシックルートで行く乗鞍岳金山岩

平湯BC 〜試練と憧れ〜

金山岩

金山岩BC

平湯ワサビ谷BC

平湯尾根偵察

このランドマーク付近の写真

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雪の十石山

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