登山

今シーズン初の小屋泊装備

残雪歩きから始まる
数日前、滑落者が出た
9合目からは、「アイゼン」と聞くも
この日は無くても全然行けた。

最高気温は7月並ということで
山頂までは、かなりの汗をかいた。

山頂から石室へ
石室は開いてないが、
シマリスがしがみついていた、

この先はしばらく急登を感じさせなかった。
それは壮観な景色のおかげであった。
気運な出会いもなく白雲周辺まできた。

白雲分岐でデポ、白雲岳山頂を目指す。
この時期ならではのゼブラの絶景が望めた。

分岐を介して白雲避難小屋へ向う。
小屋到着後、荷物を整理してると
熊鈴が見当たらない…

落としたかor忘れてきたかと考えてたら
眠くなり仮眠😴

すると小屋に続々と人がきて
「熊が現れて、逃れてきた」とのこと
どうやら親子グマ、斜面に見えると🐻

急いで支度をして
現場を観察。
熊がこちらを視認
目が合う、牽制しているよう。

これは昨年話題になった固体なのか？
日の入りまで姿は見えた👀

キャンプ地にいた方は、全員避難
小屋で食事をしていた。
この景色を目の前にもったいないと感じた私
夕方のゼブラを正面に一人晩酌

明日の計画について考えた🤔
熊鈴紛失と熊出没。

この状況下で、
ナイトハイクはなんとも気が進まん。
考えた末、日の出後に、緑岳を目指すことに。

そうして迎えた朝は予報通りの曇空、
気温6℃快適指数はよい、
銀泉台方面はかすかに太陽が見えていた。

熊は何事も無かったよう。
ただ、迂回して白雲分岐へ到着。
ふつうに熊鈴、、岩の上にあった😇

御守りが戻ったところで
ザックにしまい帰路に。



【ご注意】
大雪山国立公園におけるコロナウイルス感染症防止対策
http://www.daisetsuzan.or.jp/daisetsuzannp-covid19/


大雪山（たいせつざん、だいせつざん）は、北海道中央部にそびえる火山群の名称である。

大雪山系・旭岳・トムラウシ

北海道

大雪縦走泊🏕黒岳~白雲 

tako_chan

知人の方２人とテント泊で大雪山の縦走へ
6月に入ったが大雪山は残雪期ということで、ピッケル、アイゼンなどを装備し、テント、寝袋などを入れた約20キロのザックを担ぎ、いざ旭岳ロープウェイへ
姿見駅に到着し、まずは旭岳へ向かう。
パンパンになったザックを見た登山者から、どこに行くのかと数回声をかけられる。
この日、姿見駅から旭岳の間で見た登山者はザックの大きさ、装備などから見て、姿見駅と旭岳のピストン登山と推測された。
旭岳に到着するも、風はないが濃い霧と雲に阻まれ景観は皆無。
そこから間宮分岐を経由し北海岳に向かう。
途中左手に緑色の液体が溜まった有毒温泉が目に入る。確かに有毒そう。
過去ここで熊の死骸が発見されたこともあるらしい。
北海岳では雲も薄まり、北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、黒岳、烏帽子岳、白雲岳がはっきりと見える。
北海岳から白雲岳に近づくにつれ、雪渓が出てきたことから、アイゼン、ピッケルを装備し、約30度の斜度をもつ雪渓を登る。
途中からあられも降ってきて、時間も遅かったことから、白雲岳のふもとの雪渓でテント泊。
3人で美味しいジンギスカンを食べ、お腹も満たされ、夜８時には就寝。
翌日は朝４時に起きる。
天気は昨日と打って変わって晴天、ほぼ無風。
テントを片付けるなどして、5時過ぎには白雲岳へ出発。
ザックをデポして登ったので、羽が生えたよう。
白雲岳につくと、トムラウシなど名高い山がはっきりと見え壮観。
しばし、景色を楽しんで、テント場へ戻り、20キロのザックを背負って、間宮分岐を経由し黒岳石室の分岐へ
途中、北海沢の川で水を汲んで浄水し飲料水とする。
石室分岐に到着。
近くの石室を覗くと、石室周辺に雪はなく、ありのままの石室の姿が目にはいる。
北鎮分岐前の大雪渓を登り、北鎮分岐に到着。
そこで、登山仲間が旭岳で見られる鳥のギンザンマシコを見たという。
北鎮分岐に携帯をいれたザックをデポし、北鎮岳に登る。(そのため、軌跡なし）
北鎮岳からデポした場所に戻り、ザックを担ぎ、分岐点を経由して中岳温泉へ
夏場は混み合う中岳温泉だが、この時期は誰もいない。
誰にも邪魔されず足湯を堪能。
その後は姿見駅へと向かう。
イメージでは下りだけかと思いきや、緩い雪渓の登りが続き難儀する。
午後３時半頃に姿見駅、無事到着。
道中、所々で雪渓が広がりそのたびにいちいちアイゼン、ピッケルの装備に変更し、時間をとられた。
冬山テント泊装備の課題も浮き彫りとなった。
もっとも、夕食でのビールを飲みながらのジンギスカンは格別であったほか、2日目は天気もよく縦走中の景色も壮観で、知識経験ともに豊富な同行者の冬山に関する話しなども聞け勉強になった。
良き山行となった。


旭岳・荒井岳・松田岳・北海岳・白雲岳・中岳

KUMA

春の残雪少ない今年、GWは大雪山の他無かろう・・・
4月上旬に心づもりしていた知床がGWに繰り下がったため春山・大雪が5月も中旬になってしまい、そこは既に初夏の入口。去年の同時期とかぶる区間では、「ここも」「あそこも」去年は残雪の上を突っ切ったぞ、と首をかしげながら地盤緩んでクッションのきいている夏道を延々、延々と歩いたのでした。

3日連日の山日和が約束されていたので黒岳の山頂から見渡せる景色で3日間のルートを決めましょうか。そんな気持ちで中央山地へ出掛ける時に一報入れるsyuさんに前日連絡すると、足元悪いこの時期のロープウェイ利用に惹かれたのかトムラウシから予定を変更してくれ一日お付き合いいただけることに。そして暮れに「冬用テントを購入したぞ」と報告くれた大ちゃんも未使用のまま一夏寝かせたくなかったのでしょう、休暇を取って表大雪散歩に合流してくれることになりました。そして「初めまして」のたけさんと4人で残雪風景を期待して表大雪へ心ゆらゆらと入り込んだのでした ─── 

初夏・表大雪

ふうろ

今回はテント泊‥😌
当初は白雲避難小屋に泊まる予定でしたが、初日出発が14時🤔。
およそ18キロのザックを背負って白雲避難小屋まで‥
無理でした!諦めました😅
おそらく20時過ぎに着いてたんだろうな～😵‍💫
ってなことで、黒岳テント泊場に泊まることにしました🤩
もう寒くて寒くて‥翌日は4時半出発でしたが、熟睡できませんでした
翌日は桂月岳より朝日を拝みに‥
日の出は逃したものの、雲海⛅と朝陽🌄とのコラボは決して忘れる事はないと思います🥹
山行はアイゼンの履き替えは大変でしたが熊もいなく、絶景を多数見ることができました（スノーシューは事前に教えて頂き、持って行きませんでした　ありがとうございます🙇）
ここからは小泉岳→赤岳→緑岳→白雲避難小屋→白雲岳コース
当初は初日に烏帽子岳→五色岳→白雲岳の予定でしたが、初日で計画崩れになってしまい、結果私の山ピークも増えませんでした😅
けど私自身、初めての20キロ超え山行でテン泊、白雲岳からのゼブー、幻の湖が見れ危険なトラブルや反省点もありましたが、無事に帰って来れ今となっては笑い話になっているので、良しとします😊
やはり多人数での山行はいいものですね😆


黒岳・桂月岳・小泉岳・赤岳・緑岳(松浦岳)・白雲岳

GWは休みがなく、ようやくの休日。
今回は白雲岳にある幻の湖とゼブラを見に☺️
+山でのテン泊✨

半休だった為、13時頃出発🚗
重いザック(18kgぐらい…おもて〜💦)のせいもありペースダウン🐢
当初は白雲避難小屋で計画していたが、無理🙅‍♂️日も落ちかけていたので石室のテント場にて寒い中就寝😴寝れたぁと思い時間を見ると2時間30分しかたっていない😅そこから寒くて寝れずに3時に準備開始。

まずは桂月岳から朝日を拝み、赤岳→小泉→緑→白雲へ
ちなみに2年前に銀泉台から上記ルートを歩いているがyamapを使えておらずでした。
下山時は時間に追われましたがロープウェイなんとか最終に間に合いました😂
反省点は色々ありますが無事に下山♪

目標をすべて達成ができ満足な２日間となりました☺️

幻の湖とゼブラを求めて✨

とし

※少々危険を伴う山行なので、苦手な方はスルーしてください🙇‍♀
※本編は🏔5/5 8:15 スタート から


去年、YAMAPの日記で毎年5月に1週間〜10日程、白雲岳に雪解け水からできる〚幻の湖〛が現れることを知る。

　一生に一度見れるかどうか…
　期間限定の幻の湖らしい…
　なんて神秘的なのぉ🥹


今年に入り、先月の旭岳〜熊ヶ岳山行で雪解けの早さを感じる。
（去年は5/18の日記で大きな湖が見れていたから、今年はGWあたりと予測）

そして、なんとGWに連休があった✨
（不定休な私にとっては感謝しかない）

これは、もう『行きなされ😇』と言うお言葉にしか聞こえない。


天気は…当日は晴天強風。翌日は雨と強風予報。白雲は早朝ならギリ大丈夫？
いつもじゃ絶対に山行しない天気だけど…（翌日の天気）
でも…もう、心が止められないのです😍

翌日は日の出前に白雲岳避難小屋を出発して、朝のうちにロープウェイ駅に着く計画で挑みます🫡


〜山行の目的〜
⭐目的①：幻の湖を探す
⭐目的②：白雲岳を登山道の反対斜面から登る。
先月登った旭岳〜熊ヶ岳のゼブラ雪渓を見下ろしながら登りたいのです😍
⭐目的③：積雪期の小屋泊を楽しむ


🏔5/5 8:15 スタート
⛰黒岳
ロープウェイ始発に乗り、歩いて７合目まで登る。

スノーシューで登り、途中で12本爪アイゼンへ変える。
ザックが重い💦（13キロ）
ピッケルとポール両方使って、身体のバランスを保ちながら山頂へ。

安定の景色😍写真を撮って進む👣


⛰黒岳石室
ツボ👣
黒岳から石室までの景色が本当に本当にすごくって…「どうしよ〜🥹」と自然と声が出て涙も出てきた🥹

本当に感動する時は「かっこいい」とか「すごい」ではなく、「どうしよう」なんだなぁと冷静に分析した（笑）


⛰北海岳へ
ズボリ防止でスノーシュー
雪庇や雪崩跡の回避が必要。

快晴だけど爆風。耐風姿勢を取りながら、一歩一歩ゆっくり着実に進む。

亀足🐢で時間がかかり過ぎてるから、北海岳はスルーすることに。
ガレ場が過ぎたところで白雲岳を目指す👣
（この辺でスノーシュー外す）


⛰白雲岳へ
ツボ👣と山頂直下はアイゼン。

呼吸が苦しくなるほど興奮した😍
詳細は写真に記載。


⛰幻の湖
思ったより小さかったけど、見れたことが嬉しくて堪らない🥹

せっかくなので湖の周りを散策して、雪解け水を汲ませてもらう🙏

下りれそうな斜面を探し、白雲岳避難小屋へ向かう💨
（下山中にポールが折れる悲劇😱）


⛰白雲岳避難小屋（今夜の宿）
夕日とか星空は見れなくても、キレイな小屋でのんびり過ごす素敵な時間☺

室内温度は5度。
ダウン上下着用、シュラフを頭から被って、手元足元は遠赤外線ストーブでぬくぬくと過ごす🤗

くつろぎスペースは、底冷え＆汚れ対策で、アルミシート敷いてから銀マットを敷く。

寝床は、シュラフの他にインナーシュラフとシュラフカバーでトリプル仕様✨✨✨
暖かすぎて靴下脱いで裸足で寝れた☺

美味しいご飯を食べて、ホットワインを飲んで、ひとりでニヤニヤ☺…
明日は苦行になりそうだから、今宵を大切に過ごす🎵

20時就寝💤（興奮で寝たのは遅い）


⛰２日目
am3:00 起床
外は雨風で大荒れ😱
悩んでも仕方ない、二度寝…

am4:00　起きる
天気は悪いまま…アルミシートをザックの中に敷いて厳重にパッキングする🎒
（ザックの中に雨が染み込むかもしれないから）

不安を抱きながら過ごす😥

一番ベストな選択は、もう1日小屋泊をすることなんだろうけど…ここは電波が入らない…

登山届を共有している家族には、下山日に連絡が取れなかったらココヘリに連絡するように伝えているのです。
今日中に下山しないと、ちょっと騒動になってしまうかも🤔💦


⛰２日目スタート
この日は安全のためオールアイゼン👣
am5:45 風が落ち着いたから、まずは電波が届くところまで移動することに。

２時間くらい歩いて、白雲岳の登山道で電波が一瞬入ったところがあって、この時に「天気悪くてもう一泊するかも」だけ送る。
電波が弱くて天気予報は確認できず。
LINEのやり取りも難しい。


⛰北海岳付近
霰、雨、爆風との戦い。
ゴアテックスのハードシェルからも水が染みてきて、身体が冷えて震えていた💦

救いなことは多少ガスってるけど、ホワイトアウトではないこと🙏…

黒岳石室まで行けたら、なんとかなる。
暖をとれる、着替えができる、頑張れ私😥

タンブラーのお湯を飲んで、お腹が温まるのを感じながら進む🤕
（お湯持ってて本当に良かった😢）


⛰10:20　黒岳石室に入る
（扉の開け方、閉め方がわからず、30分くらいかかった💦）

着替えて、暖かいものを飲んで、ハードシェルを干して、濡れたものを絞って…

家族に連絡って思ったけど、ここも電波が入らない…

身体の震えが止まらず、しばらくシュラフに包まって過ごしていると…
なぜかGarminのGPSの音が鳴る❗

まだ、12時半なんだ…

気付けば風も弱くなっていた😊
見晴らしも悪くはない😊
この時、心も身体もポカポカしていた😊
ハードシェルも水気が切れていた☺
ロープウェイが動いていなくても、歩いて下りる体力はある😤👊

笑顔で再スタート！
🏔5/6 14:20　ゴール

この日の🚠は、朝は運行していたけど、強風のため10時から運休。
私が着いた時は風が穏やかになっていたから、待ってくれれば動かせるとのこと🚠
従業員の方の移動のタイミングで乗せて頂きました🙇‍♀ありがとうございます😊


今回の山行…
反省は“一生に一度、見れるか見れないか”というものを目指し、悪天候を承知で挑んだこと🙅

でも、準備や装備はしっかりできていたし、無理して進まないで待機もしたし、
自分の体力にも見合っていたと思う😊
（もっと良いレインパンツが欲しいけど）

いつもは天気にとっても慎重な私なのです。次回からは安全第一で挑戦を続けます🫡

長い長い文章、最後まで読んで頂き、ありがとうございます🙇‍♀

〚幻の湖〛を探して白雲岳を歩く🥹〜ひとり小屋泊満喫🎒

まなみ

【感想】
GW後半の高気圧を狙って、黒岳～白雲岳の往復ルートへ。
まだまだカムイミンタラは冬景色。それでも雪質はグサグサしたところが多く残雪期の様相でした。
1泊しないと来られない白雲岳避難小屋周辺の景色は絶景でした✨
やはり日の出に照らされる山々が一番綺麗ですね(*^^*)
今度は高根ヶ原を越えてトムラウシ山へ縦走したい！

【天気】
5/4(土)晴れ→薄曇り。夜は風が強くなり小雪も舞って吹雪になる。
5/5(日)晴れ。風も穏やか。
出発8時は晴れていたが、次第に薄い雲が掛かる。
風は黒岳や北海岳、白雲岳ピーク周辺で局地風はあるが、他はほぼ無風。
天気概況：北海道付近は、4日から5日にかけて日本の東の高気圧に覆われますが、5日夜には気圧の谷が近づく見込みです。
上川地方は4日は曇り時々晴れ。5日は晴れのち時々曇り。
海の波の高さは1メートル(留萌地方)
上空1500m付近(850hPa)の-6℃の寒気は次第に抜けていく。
上空5000m付近(500hPa)の-18℃の寒気は次第に抜けていく。
てんきとくらす黒岳：5/4(土)～15時A判定→B判定。5/5(日)～12時A判定→B,C判定

【ルート状況】
登山靴、軽アイゼン(10本爪)で登山。スノーシューを持っていったが使用機会は無かった。
■黒岳ロープウェイ黒岳駅(5合目)～リフト終点(7合目)
ロープウェイは始発8時に乗車。登山客メインだが空いていた。
ロープウェイ黒岳駅で入山届を記入して出発。
リフトは9時からなので皆さんゲレンデ脇を歩いて登っていく。
雪面が固いところが出てくるので途中で軽アイゼンを装着。

■リフト終点(7合目)～黒岳ピーク
建物左から登っていく。
斜面は序盤から急でしっかりステップを切ってアイゼンの歯を効かせて登っていく。
木の根元はズボりやすいので避けながら登る。
樹林限界の標高1780mを越えたあたりで黒岳直下の斜面へトラバースしていく。
黒岳直下の急斜面は雪がべったり。
北側の微尾根脇を慎重に登っていく。
滑落したらかなり下まで滑り落ちそう。緊張した。
ピーク直下はハイマツに覆われており、抜けている登山道を登るとピーク到着！
北大雪方面から凌雲岳、北鎮岳、北海岳の方まで見渡せる。
ピーク周辺は風が強いので写真を撮って石室方面へ向かう。

■黒岳ピーク～北海岳
黒岳から先はしばらく雪が飛んで地面が出ている。
軽アイゼンを一旦外して登山靴で進む。
ただ、石室が見え始める標高1950mの下りで少しだけ氷化層があるので注意。
石室手前は雪渓が広がっている。視界が無いときはコンパスを切って進んだほうがよい。
石室分岐から北海沢方面へ進む。
2つの沢はどちらも雪に覆われており渡れる。
北海沢を渡って右岸を進むと対岸の崖マーク部に雪庇の落ちかけがあるので注意。
距離を離して進む。
少し進むとハイマツの抜けた微尾根が出てくるので登っていく。
その先は尾根の南東側の雪堤を進む。
登山道はハイマツに覆われていたり、ズボるので進みづらそう。
標高1970m付近から登山道が明瞭になるので合流する。
その先標高2030m付近から北海岳手前のトラバース区間。
固い雪面でストックの先端が刺さりにくいくらい。
一歩ずつアイゼンの歯をしっかり効かせて進む。わりと緊張した。
北海岳への尾根へ乗ると、風で雪が飛んでいて地面が出ている。
ピークに近づくにつれ局地風が強くなってくる。
ピークに到着すると、旭岳の方まで見渡せる。
が、風が強いのでさっさ白雲岳方面に向かう。

■北海岳～白雲岳～白雲岳避難小屋
概ね雪が飛んでおり登山道は明瞭だが、一箇所だけ雪原が広がるので視界が無いときはコンパスを切ったほうよいだろう。
標高点2074から2つ微ポコを超えた先にベンチがあるので休憩。
白雲岳方面を見た感じ、白雲分岐方面をトラバースして上がるより、雪渓を繋いで白雲岳を直登した方が登りやすそう。
雪を繋いで白雲岳への斜面を登っていく。
ところどころ岩にアイゼンを置くところがあり注意が必要。
登りつめるとピーク手前のコルに合流した。
ピークまで数回アップダウンを繰り返して白雲岳ピーク到着。
ここのピークも局地風が強い^^;
ただ、トムラウシ山や十勝連峰方面まで見渡せる景色が素晴らしい。
下りは雪を繋いで白雲岳避難小屋へショートカットルート。
雪渓を繋げる微沢を下りていく。
次第に小高い丘に建つ小屋を発見！一安心。
ただ、崖マークのところで雪面にクラックが入っているのが見えたので避けていく。
ちょっと急で前降りするのが怖いので尻滑りした。
15時過ぎに白雲岳避難小屋に到着。
さすがに他の登山者はおらず私達だけの貸し切りだった。
寒いので2階にテントを張って過ごした。
夜は次第に風が強くなり小雪も舞って吹雪。
明日朝は晴れ渡るといいなと思いつつ、疲れて18時には就寝。

■白雲岳避難小屋～北海岳
朝3時30分起床。すでに明るい。
朝5時30分小屋を出発。穏やかで晴れ渡っている。
高根ヶ原～トムラウシ山が綺麗に見えている。
先へ行きたい気持ちをグッとこらえて黒岳方面へ戻るルートへ。
今日は夜に気圧の谷が近づいてくる。日中は大丈夫だと思うが、早めに下山したいところ。
帰りは白雲分岐方面へ登っていく。
はじめは登山道に進むが、標高2050mあたりで雪渓が広がるのでショートカットして登っていく。
振り返ると避難小屋と高根ヶ原、トムラウシ山が朝日に照らされて絶景。
白雲岳の尾根に合流すると、ここからは斜面をトラバースしながら下っていく。
視界がないと真っ白になるだろう。北側にある崖沢は雪庇+クラックだらけなので近づかないように注意したほうがよい。
にしても、ここから北海岳方面は壮大な景色が広がる。
烏帽子岳のギバギバは本当に圧巻。
登山道はないし、雪もつかないくらい岩々しているのでアプローチはなかなか大変そう。
いつかは行ってみたいな。
行きで休憩したベンチ付近から登山道に合流する。
昨晩は吹雪だったとはいえ、風が強かったのでトレースは消えていないようだ。
北海岳に到着すると風はそんなに吹いていなかった。
晴れて穏やかな北海岳ピークは初めて(*^^*)
旭岳や十勝岳方面までよく見渡せる。
初めて三脚を立ててピーク写真を撮れた。

■北海岳～黒岳
行きでトラバースしたところは怖いので戻りたくない。
北海沢へ下りる微沢を雪渓で繋いでいけるので下ろしていく。
いい感じの斜度で尻滑りが楽しい。
その後は北海沢沿いに進んでいく。
途中でトレースに合流して石室方面へ登っていく。
今回は石室へ寄らずに雪渓を繋いで黒岳への斜面へ直接向かう。
この山行最後の登りを終えて黒岳へ戻ってきた。
昨日より晴れていて穏やか。

■黒岳～黒岳ロープウェイ黒岳駅(5合目)
黒岳直下の急斜面は多くの登山者が残したステップを使いながら下ろしていく。
滑落したらどこまで滑り落ちそうな斜面。
一歩ずつ慎重に下ろしていく。
標高1800mくらいでようやく少し斜度が落ち着く。
リフト終点方面へ下ろしていくと多くの登山者が登ってくる。
今日はいい天気で風も穏やかなので絶好の登山日和。
ただ、気温が少し高く、皆さん暑そう。お疲れ様です。
グサグサ雪をササッと下ろしてリフト終点に到着。
スキー場のスタッフさんに聞くと、下りのリフトは乗れないので、ゲレンデ脇を歩いて下ろしてくださいとのことだったので、リフト下の邪魔にならないところを歩いて下ろしていく。
10時30分黒岳ロープウェイ黒岳駅に到着。
一泊二日の充実した山行でした。お疲れ様でした！

【その他】
朝8時前に黒岳ロープウェイ駐車場に到着。余裕で停められました。
下山後はホテル大雪の日帰り温泉へ。入れる温泉は3つありますが、一番広い浴場は昼12時30分から。
ランチはビアグリルキャニオンへ。
照り焼き渓谷ハンバーグとイタリアン渓谷ハンバーグを注文。
下山後には嬉しいボリュームで大満足！
ハンバーグのライスorパンはおかわり自由です！


黒岳～白雲岳｜早春の絶景へ✨

まりも夫婦@北海道

8時の始発ロープウェイからスタート
気温は高くスキーコースで10度以上とのこと、スキーコース脇を歩き、7合目へ。
スノーシューでそれ程沈まず歩けるが、久々のテン泊フル装備のザックが肩に重くのしかかり、牛歩。

山頂直下のシュートは結構ズボった。息が上がり更に数歩毎に休み休み登る。

黒岳山頂は青空だが風が強くやや春霞
それでもここからの眺望は何度来ても素晴らしい!

雪の溶けた尾根上の夏道を暫く歩き石室には向かわず北海岳へ。まだ沢の渡渉はなく雪原を歩き、尾根上の夏道に出ると強風の向かい風に煽られながら歩き、北海岳着。風が強いのでそのまま白雲岳へ向かう。北海平はほぼ夏道。

白雲岳へは雪と岩場をつなぎショートカットで山頂へ。
ゼブラと池を眺めて宿泊地の白雲岳避難小屋へ向かい泊。

翌朝は引き続き強風。
緑岳、小泉岳経由で北海岳へ戻り早目に沢に降り黒岳へ。

黒岳は多くのスキーヤーの方々が登っていました。春スキー楽しそうです。私もお尻で楽しみました。



白雲岳

このランドマークを通る活動日記

大雪縦走泊🏕黒岳~白雲

旭岳・荒井岳・松田岳・北海岳・白雲岳・中岳

初夏・表大雪

黒岳・桂月岳・小泉岳・赤岳・緑岳(松浦岳)・白雲岳

幻の湖とゼブラを求めて✨

〚幻の湖〛を探して白雲岳を歩く🥹〜ひとり小屋泊満喫🎒

黒岳～白雲岳｜早春の絶景へ✨

黒岳から白雲岳・緑岳

このランドマーク付近の写真

.css-160wd8i{width:60px;height:60px;}白雲岳

.css-1pla16{-webkit-transition:opacity 0.1s ease-in;transition:opacity 0.1s ease-in;color:#cf0010;-webkit-text-decoration:none;text-decoration:none;color:#000;}.css-1pla16:hover{opacity:0.7;}.css-1pla16[disabled]{opacity:1;}大雪縦走泊🏕黒岳~白雲

旭岳・荒井岳・松田岳・北海岳・白雲岳・中岳

初夏・表大雪

黒岳・桂月岳・小泉岳・赤岳・緑岳(松浦岳)・白雲岳

幻の湖とゼブラを求めて✨

〚幻の湖〛を探して白雲岳を歩く🥹〜ひとり小屋泊満喫🎒

黒岳～白雲岳｜早春の絶景へ✨

黒岳から白雲岳・緑岳

白雲岳

大雪縦走泊🏕黒岳~白雲