その他

　「難攻不落の遥かなる山」「南日高の女王」と言われるペテガリ岳に登ってきました。
　これまでは長い元浦川林道(21キロ、車で1時間かかる、自動車タイヤパンク報告複数)、ダニ多数、アップダウンの激しさ(1736メートルの山なのに標高獲得2900メートル以上)、山頂直下が笹被りしていて道がない、などの情報で二の足を踏んでいましたが、それらを打ち破っての感動を味わいたいと思い、意を決しました。
　元浦川林道については、思っていたよりは道の状態は悪くなく、車高が低くなく、慎重に運転すれば乗り切れると思いました。
　ダニについては、活動が低下する9月下旬を選んだため、衣服に1匹ついているのみでした。　
　アップダウンや山頂直下の笹(朝露でびしょ濡れ)については、耐えるしかありませんでした。
　いずれにしても、気温が涼しい9月下旬だからこそ何とか乗り切ることができたと思います。
　いくつもの偽ピークを越えての山頂到達は、やはり大きな満足感がありました。

ペテガリ岳（ペテガリだけ）は、北海道にある日高山脈中部の山である。

【概要】
標高1,736m。日本二百名山の一つ。山頂部は日高郡新ひだか町と広尾郡大樹町とにまたがる。厳冬期の山頂はかつて難攻不落を誇り、遥かなる山とも称されていた。
ペテガリ川の水源にあることが山名の由来と言われ「回遊する川」を意味する。静内ではペテカリ岳とも呼ばれる。A・B・Cの三つのカールを持つ。
山頂の立て札には「ペテカリ」（静内地域の呼称）の表示であるが、国土地理院の定める地名は「ペテガリ」で、日高山脈襟裳国定公園内にある二等三角点（点名「辺天狩岳」）の山である。

【登山ルート】
本来ペテガリ山荘に至るルートである静内から静内川沿いに建設が中断された北海道道111号静内中札内線（通称：日高横断道）のうち静内ダムより先の40km弱の区間で一般車輌通行禁止の措置が2005年以降より施行中である。そのため荻伏から元浦川林道を遡り、神威山荘手前の乗越を経てペテガリ山荘まで沢靴を併用しながら辿る必要がある。ペテガリ山荘から前衛峰の連なる長大な西尾根を登る。

ペテガリ岳

北海道

たけたん

登山

女王ペテガリ岳へ2泊3日で挑みました👑

⛺1日目
神威岳以来の22㎞の長い林道を慎重に運転🚙→駐車場はすでに🈵

山荘まで8㎞🚶…はじめの渡渉で片足ドボン💦尾根乗越の登りと下りはなかなか手強いです⛰️

予想通りペテカリ山荘は満員でテント泊⛺

⛰️2日目
山荘から山頂までは幾度ものアップダウン→想像通り下りもです😆
山頂直下は笹かぶりの標高500m登りです🌿
計画通り12時間みっちり歩きました🚶💦
山頂からは…
   一面に日高の山脈⛰️✨⛰️✨⛰️

スライド5組
2泊目は空いたぺテカリ山荘にお泊まり😪ぐっすり眠れました👍️

♨️3日目
小屋をあとにしてのんびり登りの復習しながら帰りました🚶🚶‍♂️

予想通り、想像通り、計画通り…
少しは成長しただろうか…🤓

あ、食料は計画が甘かったか…
足りない?😋

そういえば👑では🕷️も🐻も🐸も🐿️も🐟️も見かけなかったなー😳



far away👑ペテガリ岳

ご先祖

今日もお天気に恵まれ最高な１日に☀️
稜線に上がってからは1839峰がとても近くて、登ってみたい気持ちが強くなりました😆
にしてもここのラスト、ビクトリーロードは最高です😍
暑いけど涼しかったので水は3L持ちましたが、2Lで間に合いました。

keen0138

神威岳（かむいだけ）は、北海道広尾郡大樹町と浦河郡浦河町とにまたがる山である。日高山脈南部にあり標高1,600mで威風堂々とした山容を誇る。

【概要】
語源はアイヌ語で神の山を意味する「カムイ・ヌプリ」から。南にあるソエマツ岳、ピリカヌプリとともに南日高三山と称する。日本三百名山に選定されていて、日高山脈襟裳国定公園内にある二等三角点（点名「神居奴振」）の山である。北海道内には北日高の他に同名の山が多数ある。

神威岳

まり

トレイルランニング

本当は、神居岳〜ペテガリと連泊したかったのですが、雨のために日帰りに変更しました。

遠いペテカリへの道、帰りのほうが遠く感じました。

登山道はしっかり笹が刈られて、こんなに山奥なのに本当にご苦労様です。ありがたい。

ペテガリ山荘には泊まりませんでしたが、とってもいい感じの山小屋でした。

出発の前夜は結構雨が降って、ヘッデンスタートは心配でしたが、増水もなく、快適なアプローチでした。

長い残暑もようやく終わり、涼しくなったタイミングで北海道の日本二百名山ラストのペテカリ岳行ってきました。天候にも恵まれ最高の３日間となりました。

沢登、長い林道、急登、高低差大小のアップダウンの連続、となかなかハードな山でしたが、印象深い山行となりました。

ペテカリ山荘では京都、苫小牧、富山から来られた山の先輩方からとても有意義なお話しを聞かせて貰いました。次の山行へ生かしたいと思います。　





坂口剛

遥かなる山ペテガリ岳
登山口までダート林道20キロ
往復33キロの山行です😭
途中のペテガリ山荘で一泊して翌日アタック
お天気は☔️🌪️⚡️でしたが登頂できて良かったです🤗

北の国から　ペテガリ岳の巻

はげあたま

★登山口までの元浦川林道についてはこちらを参照
https://yamap.com/activities/27168138

★コース核心部
個人的には元浦川林道の通過、登山口〜ペテガリ山荘の２区間だと思う。登山口〜ペテガリ山荘は沢靴、ペテガリ山荘〜ペテガリ岳は登山靴を使用。

★登山ログ
道の駅みついしで約一時間ほど寝坊していまい急いで元浦川林道に移動。準備やなんやかんやで登山口を出発したのが4:45。かなり遅刻。

最初にニシュオマナイ川の一番大きな渡渉が現れるもヘッドライトで良く見ると浅くて岩が連続してるところを見つけたのでサクッと渡った。沢靴のおかげで水没を気にすることなく渡れた。水深は膝下〜膝くらい。渡った先は平らに整地された広い河原。林業用の重機がここまで来てるらしい。ブルートゥーススピーカー🔊と電子ホイッスルを鳴らしながら進む。次第に整地された河原は消えて沢だけのルートになる。所々にピンクテープが有るのであまり迷わない。登山道が消えてもジャブジャブ沢に入って登ることができた。尾根が近づくと枝分かれの沢が増えてきてルートに迷ったが、GPSでチェックしながら進む。尾根手前は泥の急坂だった。ロープが有るのでそれに頼って登る。泥の壁を乗り越えて尾根に出ると日が出て明るくなっていた。ベッピリガイ乗越え尾根上の登山道は途中で曲がっていたけどピンクテープでの誘導は有った。そこから沢を降りる。こちら側の沢は登りほど長くはない。沢を降りると広い場所に出た。ここからペテガリ山荘まで林道が始まる。ヒグマとの遭遇にはこのエリアで多いと思っていたが、周りに動物の気配は感じなかった。定期的に電子ホイッスルを鳴らして進む。ピンクテープを頼りにヤブを進むと林道が現れた。更に進むと河原と渡渉点。それを超えると林道。ペテガリ山荘に近づいたところで２連続の渡渉点と河原。深さは大したことない。7:10頃ペテガリ山荘に近いところまで来ると前から数人の登山者が現れ、そのうちの一人が前日ペテガリ岳を登ったフォロワー氏。彼と情報交換＆お互いを健闘してスライド。橋を渡るとヒグマ🐻の新しいフン💩があった。ヒグマ🐻の生息地だからそりゃ有るよね…。7:25 ペテガリ山荘に到着！山荘から離れた水場＆炊事場からは常に水が出ていて、作業がしやすそう。山荘の建物も床も想像以上に綺麗。沢靴を脱いでザックに入れてた登山靴に履き替える。水をくんで浄水。このときに持ってきた浄水器が２年ぶりに使うやつで、最初全く水が出なくて、2L浄水するのにかなり時間がかかった。ちゃんと道具のチェックをしなかった自分が悪い。

8:10頃ペテガリ山荘を出発。
ペテガリ山荘までも大変だったけど、スタート地点に過ぎない😂🤮  山頂まで約６時間かかると見積って登る。目標は１時間に獲得標高400m。山荘近くの沢は登山靴で超えることができた。淡々と登っていく。道は比較的はっきりしてる。結構キツかったけど、最初の２時間で高度約800m稼いで尾根に出た。尾根に出てからも上りは続く。ベッピリガイ山を見ながら登る。踏み跡というか登山道はしっかりしてる。毎年シーズン前に登山道の整備をしてくれてる地元山岳会に感謝。電波を探しながら登って、もう少し先に進んだ毎年シーズン前に登山道の整備をしてくれてる地元山岳会に感謝ですところ、11時前に1,240mぐらいのところで電波を拾った。このときのペテガリ岳は山頂だけガスってた。淡々と先に進んで少し下ると1,301mの登り返しが見えた。あれを越さないとペテガリ岳手前のコルに行けない。右に回り込んでペテガリ岳のコルに進む。11時をすぎるとペテガリ岳山頂のガスは消えてた。もうちょっと時間がかかるなと思いながら南を見ると中ノ岳と神威岳。神威岳はほぼガスってた。ここまでこないと神威岳は見えない。ペテガリ岳の最後のコルに12:40頃に到着して、ここから標高差約520mほど登る。すぐに両側から熊笹が出てくる。ストック二本だと邪魔だったのでストック一本にして登る。登頂は14:00かなと思っていたけど、ガスがやってくる西の空の雲行きが怪しくなる。小さな白いガスから大きな白ガスにかわり、山頂が曇る時間が伸びてきた。まずいと思いペースを上げる。

登頂時にガスってしまうのは絶対に嫌だと思って登り続け、高曇りのペテガリ岳に間に合い、13:45ペテガリ岳に登頂！

山頂が晴れてたのは約２分ぐらい。ギリギリ間に合い疲れてへたり込む。脚はガクガク。真っ白にガスってからは急ぐ必要はないので食事をしながら家族に生存報告。脚はかなり疲労してて大きい動きはできるけど細かいしなやかな動きはできなかった。山頂で立ち上がったときに何でもない石につま先が引っかかりコケて左膝を岩の上に打ち付けてしまった。痛かったけど我慢すれば脚は動くので下山。というか、ここで動けなくなるのは困る。しばらく待っているとガスが晴れそうな雰囲気だったが下山しないといけない。後ろ髪を引かつつ14:40に下山開始。
下山での登り返しがしんどいが、両ストックを使い、少しづつ脚を動かす。16:40を超えるとかなりガスってきた。17:15には周りが暗くなり始める。ヘッドライトを装着して先へ進む。18:30頃にペテガリ山荘手前の小さな沢に出た。ヘッドライトがかなり暗くて周りが見えにくかったけど山荘はもうすぐだし、そのまま渡渉しようとしたらバランスを崩して両手を前に出して転んでしまった。このときに右手の中指が折れそうなくらいに上に沿ってしまった。関節は痛かったが奇跡的に脱臼や骨は折れてなかった。運が良かっただけ。ここで指が折れて行動不能になることもあり得た。反省してヘッドランプの電池を交換したら周りがよく見えた。渡渉する前に電池交換するべきだった。左膝と右手の痛みをこらえて沢を下りペテガリ山荘に着く。

ペテガリ山荘は１階に４人、２階に３人の登山者がおられた。そのうちの一人は今日神威岳に登られて明日のペテガリ岳で三百名山ほぼ達成らしい。連チャンで神威とペテガリに登るのも凄いし三百名山ほぼ達成も凄い！１階の方々は明日早朝にペテガリ岳に行かれるので、２階に荷物を移動。

とりあえず、詰まり気味の浄水器で水を浄水。ペテガリ山荘は真っ黒で皆さん就寝していたので、晩御飯は水場の机で食べた。鹿🦌に見られながら。  ヒグマ🐻が怖かったのでスマホから録音したラジオを流して夕食。

翌日は早朝に荷物の整理をしてペテガリ山荘から登山口に下山。

日帰り温泉はみついし昆布温泉 蔵三で。

苫小牧のフェリー乗り場に行く途中で、安平町のレストランみやもとで食事。

自分の行動と判断が至らぬせいで、快晴のペテガリ岳を十分に堪能できなかったのは残念。反省点の多い山行だった。

ペテガリ岳

このランドマークを通る活動日記