登山

先日槍の山頂から見て端正で美しかった笠ヶ岳へ。今回の目的は稜線でのお昼寝。マットと寝袋、ツェルトをザックに詰めて、仮眠無しで24:30に新穂高温泉を出発する。全ては最高のお昼寝のために…

歩き始めてすぐ、濃いガスに包まれ霧のような雨となった。翌日は晴天予報なので朝には雲海になると信じて笠新道をひたすら登る。予想は当たり、深夜3時ごろに雲を抜けると槍や穂高の山々が月明かりに照らされて浮かび上がっていた。
標高2200mから先は雪道となり、所々は夏道が出ているが、暗いのと斜度がきついので分かりにくい。上部が岩峰となっている急斜面なので適当に登っていくわけにもいかずルートファインディングで時間がかかった。雪はガチガチに固まって全く蹴り込みが効かないので前爪とピッケルが必要(滑落したら死ぬやつ)。ここが今回の核心部だった。もう少し早い時期のほうが登りやすそう。
最後に小さな雪庇をよじ登り尾根に出ると、抜戸岳から笠ヶ岳の雄大な稜線が広がり、ちょうど笠ヶ岳がモルゲンロートで赤く染まっていた。

抜戸岳までは広い斜面をひたすら登っていく。夏道よりも東の尾根近くを登った方が斜度はゆるい。頂上直下など何度かかなりの斜度となるが、チェンスパで強行してしまったため時間がかかった。絶対にアイゼン履くべき。

抜戸岳に着くとすっかり日は昇って気温も上がってきたので、山頂付近の雪庇根本にマットと寝袋を広げてお昼寝タイム(午前6時)。お昼寝最高すぎる！
今日はここでゆっくり寝て下山したい…と言う思いが強かったが笠ヶ岳まで頑張ってみることにした。稜線は3割程夏道が出て、チェンスパで快適に歩けた。1時間程で笠ヶ岳山荘に着くと、山頂は目の前。少し急な斜面を登り切り山頂に出ると、正面には白山が待ち構えていた。雲1つない晴天だというのに山域には誰一人おらず、笠ヶ岳を独り占めできた。

山荘まで下りてしばしくつろいだ後、抜戸岳に向かって稜線を戻る。その半ばで少し眠かったので雪の上にマットを広げて横になった。そしてハッとして目を覚ますと1時間も経ってる！しかしこの上なく気持ちいい目覚めで、身体の疲れもかなり回復していた。

下りは雪が緩んでおり安全に歩けた。途中で2組とすれ違ったが、この最高の山にこれしか入山していないなんてもったいない…
笠新道の急な下りは膝にくるが、みるみると標高が下るので以外とすぐに登山口までたどり着いた。


追記
今回のもう１つの目的は、歩きながらどこまで回復できるかの調査。
前日までのサンダルランやら裸足ランで足裏とふくらはぎに結構ダメージがあった。回復意識してダメージあるとこに負荷かけないよう慎重に歩くと徐々に回復し、翌日は元気にサンダル御嶽できた。
お昼寝が効いたかな！


槍ヶ岳（やりがたけ）は、飛騨山脈南部にある標高3,180mの山である。山域は中部山岳国立公園に指定されており、日本で5番目に高い山である。長野県松本市・大町市・岐阜県高山市の境界にある。初登攀は中田又重郎と修行僧の播隆上人。日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されている。通称「槍」。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地

長野

岐阜

富山

笠ヶ岳でナイトハイクとお昼寝

梅雨入り前の貴重な晴れ予報、今シーズン最後の雪山の゙締めに比較的雪の残ってそうな笠ヶ岳へ。
スタート前から星空、全開晴れの予感が見事的中。
青空広がる最高の景色。
相変わらず笠新道はハードですが、見える景色は素晴らしいですね。
雷鳥にも合えて満足です✨

抜戸岳・笠ヶ岳

teru

『とよの山遊び』さんの動画を見て双六小屋から笠ヶ岳までの稜線を歩きたくなり、やって来ました新穂高。

双六小屋さんはまだやっていないのでテント泊と冬装備でザックは13kg程。食料や水やビールで、おそらく16kg程になったザックはやはり重たかったー。下山しながら「もう二度と冬のテント泊はしない！」と思う程重かった。「16kgなんて軽いよ！」と怒られそうだが、お小遣いを貯めて軽い装備を揃えよーっと。

しかしそんな苦痛も吹っ飛ぶほどの眺望でした。『とよの山遊び』さんありがと〜う。

双六小屋からの笠ヶ岳

よーだい

CTは4DAYSになっていますが…実質二泊三日です。１日目、日付が変わる前にスタートしたのでこうなるのでしょうか？一応3DAYSです(笑)

2024GW、北アルプスの奥の方まで行って来ました一言で言うと疲れました…　二言目は天気が良く絶景でした…　結果最高でした🙌

水晶岳（すいしょうだけ）は富山市南東部に位置する標高2,986mの飛騨山脈（北アルプス）の山である。山域は中部山岳国立公園に指定され、日本百名山に選定されている。 別名は、黒岳。

【概要】
黒部川源流部での最高峰及び富山市の最高地点である。標高3,000m未満の山としては、2,999mの剱岳に次ぐ高さの山である。山頂は切り立った岩の双耳峰で、三等三角点（点名は水晶山、所在地は富山県富山市大字有峰字黒部谷割10）のある北峰は2,977.7m 測定点である南峰は2,986mである。東斜面にはすり鉢状の圏谷地形（カール）がある。 山の上部は森林限界のハイマツ帯で、山頂の岩場からは飛騨山脈の大部分の山を見渡すことができる。南西に黒部五郎岳の圏谷地形を正面から望むことができ、北側に赤牛岳の赤い岩肌を望むことができる。

水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳

双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳・水晶岳・赤牛岳・笠ヶ岳

kazuyuki

笠ヶ岳登頂のつもりが残雪の笠新道のキツさに
やられて残念しました！
情けなー　今年はこんなんばっかり

抜戸岳・大ノマ岳・笠ヶ岳？

いとう

忙しくて真面に登れてません💦
そんな中、師匠のプランに便乗して北アへ🚙
久しぶりの新穂高🅿️から双六小屋を目指します😊

双六岳・笠ヶ岳

Jimny1971

2年鰤の残雪期の双六・笠です。前回は鷲羽も頂きましたが、今回はまったく行ける気がしないほど体力が落ちてました。2年前はGW今回は4月中、3週間ほど前なので雪は多かったけど雪の緩み腐り方は今回の方が酷かった・・・

双六岳・笠ヶ岳・穴毛谷

iwtÿ

笠ヶ岳を目指していましたが、時間が足りずに抜戸岳となりました。
連休ということもあって2時半には第2駐車場が満車だったため、第3駐車場からスタート。
4kmほど林道歩き。
前日から少し積雪があったため林道は、つぼ足で20cm沈む程度。
笠新道登山口の登り始めは雪が固めですが、トレースもなく、何度も地図を見ましたが夏道は宛にならないほど道が不明瞭なためルーファイで時間が掛かります。
今日の核心部である2150ｍとなると、笠新道で最も傾斜のあるの箇所が出てくるので、アイゼンとピッケル必要となります。
2150mの急登を終えると少し傾斜が緩くなるため、一度、スノーシュへ切り替え。
その後、2400mで雪渓をスノーシューで登っていたところ、表層の新雪に滑ってシリセード状態で50mほど滑落。
そこから山頂までアイゼンとピッケルのみとしました。
※2400ｍ～2150ｍまで内層は凍って、表層が新雪で滑りやすい状態でした。
2472ｍのピークを越えると、稜線となります。
稜線は表層が薄く凍っており、雪も固めのため、かなり歩きやすくなります。
抜戸山頂手前でまたピックを使っての急登があり、最後は雪庇を崩して抜戸山頂へ。
笠ヶ岳は時間的に厳しくなったため、断念しました。
下山時は、2400～2150mをほぼピックと前爪使って下りました。
ピックを使った腕と蹴り込む足で体力的にきつく、少し気を抜くと滑落する状態が延々と続くため精神的にも疲れました。
一応、登りと下りで別のルート使いましたが、どちらも滑落の危険性は同等でした。
2150mからの下りは雪がシャーベット状態となっており、アイゼンだと股まで踏み抜き、スノーシューでは滑って何度もコケて精神をボコられました。
何度もギアを変えてみましたが、藪が少ない場所はかかと側から接地する方法でスノーシュー、藪が多い箇所は小回りが効くアイゼンが良いと思います。
初めて笠新道使いましたが、冬期で人気が無い理由がわかりました。
ピッケル2本持っていくなど、安全性を高めて行くことをお薦めします。

抜戸岳

このランドマークを通る活動日記

笠ヶ岳でナイトハイクとお昼寝

抜戸岳・笠ヶ岳

双六小屋からの笠ヶ岳

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抜戸岳・大ノマ岳・笠ヶ岳？

双六岳・笠ヶ岳

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抜戸岳

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抜戸岳・笠ヶ岳

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