小櫃川の源流となる沢それぞれ。土沢を遡行して尾根まで詰め、四郎治沢をくだってきました。どちらの沢も思ったよりは荒れておらず。登攀具ありですが、ビレイやロープ出す場面はなし、後述の釜からの脱出の際にアイスハンマー使用しました。 土沢は初めて遡行。めちゃくちゃ滑ります。四郎治沢ほど蛇行しておらず小さな滝が多いのも面白いです。 対して四郎治沢はあまり景色の変化が無くて蛇行が多くあまり滑らない沢。特に問題なかった気の緩みもあってか、終盤へつりに失敗して2回ほど足がつかない深さの釜に落ちて頭まで水にドボン。iphoneの防水性能の良さを再確認しました。。 全体的に土沢はあまり濡れずに歩けますが、四郎治沢は流木スタックが多く、巻くほどではない辺りでも腰ぐらいまで水につかるポイントがいくつかありました。どちらかの沢遡行して、中間の尾根通して帰るのも良いと思います。尾根に沿って古道もあります。 冬季以外は全国一のヤマビル天国の山域なので、苦手な方は留意願います。 四郎治沢 https://yamap.com/activities/1400679
一部東大演習林の敷地を歩いてしまいました🙇♂️敷地の境界はこんな感じです。色のついた部分が東大千葉演習林の敷地です。
ギリギリ攻めるのなら、このような足取りで。中間尾根の古道(小仁田歩道)も面白いですよ。
土沢へ。水量が少なくて小櫃川本流を横断できました。いつもはもっと多いです。
小さい滝。めっちゃ滑るけど左(右岸)から。
微妙〜なステップあり。
ゴーロ。ナメとゴーロ半々ぐらい。
右が本流4mぐらいの滝。左岸から。
振り返って。
側壁が高いゴルジュ。この沢の核心。
釜がつづきます。
地層の景色と地質の変化はずっと面白いです。
幾度となくあるけど、崖崩れand流木スタックのようす一枚。
地形図にある二俣。大回りするため右俣へ。
穴。
深い。何か保管するためかな?
落とし穴的な小滝と釜。水は無し。
こちらは水流あり。
ここにきて3mぐらいのチョロチョロした滝。ホールドできるポイントが無くて意外と難しい。
源頭のガレ場。表層に水が生まれる場所。
最後は急登して尾根へ。やっぱり道があるー。
牛車などが通ったと思われる古道。
大日如来?石塔がありました。
アップ。風化してよく読めない。
モミやツガなどの大木が多い。
刻まれた階段。
謂れはわからないけど石祠が一基。背後は磐座っぽい佇まい。こじんまりしてるけど圧が凄い。修験道の名残を感じる。
素掘りトンネルあってびっくり。
反対側が気になるので通る。
尾根挟んで反対側にも道。
山並み見えたあたり。
ダートの林道へ合流。
すぐに終点。ちょうど昼なのでご飯にしました。
再び尾根道へ。
リスが横ぎった!🐿写真真ん中あたり。たぶんホンドリス。
房総らしい痩せた尾根。
346ピークにて尾根分岐。
適当な位置で沢へ急下降。
源頭あたり。
小さな沢を降る。
水流があるあたり。
祠か何かあったのかな?
炭焼き釜跡。
ノジュール(海洋生物の化石)
尾根へ上がれそうなポイントが一箇所あり。
並んだお風呂みたい。
振り返って前回分けた二俣。
堰き止められて巻いたあたり。
角🦌
洗濯板みたいなナメが続く。
穴。たぶん仕事道。
穴のすぐ脇。
フリクションが効かず、この釜にドボンしました。足つかないぐらい深くて水面を見上げました。
ベシャベシャになりながら脱出。このすぐ先にトンネルがあり、そこを抜けるまでややリスクがあるのでとりあえず向かう。
川廻しトンネル。
案の定、写真足元にある釜に再び落ちました。。ここも深い。結構沈んでも足つかないのが怖い。アイスハンマー使ってよじ登りながらまたか〜!って思わず声出ました。
ドキドキしながら振り返って一枚。
ダムになり、トンネル出た先が前回より明らかに水多し。迂回するのも面倒なので泳ぐ。
行水終了。パッキングしていた予備の服に着替え。寒い。
深いしもう濡れたくないしで、高巻きしたあたり。
コンクリートみたいな床。釜からこのあたりにかけて土沢同様めっちゃ滑ります!氷の上を歩いているみたい。
50mぐらいはありそうな侵食崖。
大小落石沢山。急いで抜ける。
四郎治沢出合。小櫃川本流に出ました。
小櫃川本流。
振り返って四郎治沢出合。
滝原地区河畔公園駐車場にてゴール。
おまけ、公園出て車走らせたら猿の群れに囲まれました。お疲れさんと言われた気分。おわり。