まだまだ急坂が続きます。 戻る 次へ

京大阪道から高野山への写真

2017.02.19(日) 10:18

まだまだ急坂が続きます。

この写真を含む活動日記

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13.9 km

1200 m

京大阪道から高野山へ

高野参詣道(高野山・楊柳山・雨引山) (和歌山, 奈良)

2017.02.19(日) 日帰り

南大阪に住むIさんと一緒に、高野山まで京大阪道(きょうおおさかみち)を歩いてきました。 南海高野線から高野山に至る道は、西から順に「町石道(ちょういしみち)」「京大阪道」「黒河道(くろこみち)」の3つがある。すべて世界遺産。12月末の町石道に続き、この日は真中の京大阪道を歩くことにしました。コースタイムは約4時間。 京大阪道は、ガイドブックに「平安時代中期頃から高野山詣の道として利用され、京・大坂から高野山にいたる最も便利で安全な道であり、高野山へ通じる道の中で最も多くの参詣者で賑わったと伝えられています。」とある。 学文路(かむろ)駅からは、趣のある集落の中を進む。途中に、地蔵や祠などがあちこちに出てくる。 しばらく進んで、丹生川に向けて急な坂を一気に下ったところが河根の集落。 そこから延々急な坂を登っていく。それでも、人家があちこちに出てくるから、昔から利用された参詣道だとが分かる。 道は3mぐらいと狭いが、ときどき車が通るので要注意! 神谷(かみや)の集落あたりで道は平坦になる。そのまま進み、赤い極楽橋が見てきたら南海高野線の終点・極楽橋駅。 一般客はここからケーブルカーで高野山口駅へ登るが、この日はケーブルの修理で休業中。 私たちは、女人堂まで不動坂を登っていきます(高低差約300m)。 途中、雪が出てきた。女人堂は、女人禁制の高野山に女性が参籠して読経や念仏ができるように、結界の外に設けられた堂。 堂々とした建物の女人堂に到着し、そのまま来た道を極楽橋駅まで下った。 春を思わせるようなポカポカ陽気の中、歴史を感じながらののんびりハイクでした。 ≪おせっかい情報≫ ・町石道は、6~7時間と時間はかかるが、傾斜のゆるい山道をのんびり歩くことができる。 ・京大阪道は、約4時間と時間は短く、のどかな集落景観も楽しめるが、川根の集落からは急勾配がつづき、車も通行する。 ・黒河道は、町石道、京大阪道に続き、昨年「世界遺産」に登録された。  Iさんによると、3つの山を越えるから、約8時間と距離も長く、かなり厳しいようです。 ・歩いて高野山をめざすなら、まずは町石道、次に京大阪道、最後に黒河道がおすすめでしょうか?