南大阪に住むIさんと一緒に、高野山まで京大阪道（きょうおおさかみち）を歩いてきました。 南海高野線から高野山に至る道は、西から順に「町石道（ちょういしみち）」「京大阪道」「黒河道（くろこみち）」の３つがある。すべて世界遺産。１２月末の町石道に続き、この日は真中の京大阪道を歩くことにしました。コースタイムは約４時間。 京大阪道は、ガイドブックに「平安時代中期頃から高野山詣の道として利用され、京・大坂から高野山にいたる最も便利で安全な道であり、高野山へ通じる道の中で最も多くの参詣者で賑わったと伝えられています。」とある。 学文路（かむろ）駅からは、趣のある集落の中を進む。途中に、地蔵や祠などがあちこちに出てくる。 しばらく進んで、丹生川に向けて急な坂を一気に下ったところが河根の集落。 そこから延々急な坂を登っていく。それでも、人家があちこちに出てくるから、昔から利用された参詣道だとが分かる。 道は３ｍぐらいと狭いが、ときどき車が通るので要注意！ 神谷（かみや）の集落あたりで道は平坦になる。そのまま進み、赤い極楽橋が見てきたら南海高野線の終点・極楽橋駅。 一般客はここからケーブルカーで高野山口駅へ登るが、この日はケーブルの修理で休業中。 私たちは、女人堂まで不動坂を登っていきます（高低差約300m）。 途中、雪が出てきた。女人堂は、女人禁制の高野山に女性が参籠して読経や念仏ができるように、結界の外に設けられた堂。 堂々とした建物の女人堂に到着し、そのまま来た道を極楽橋駅まで下った。 春を思わせるようなポカポカ陽気の中、歴史を感じながらののんびりハイクでした。 ≪おせっかい情報≫ ・町石道は、６～７時間と時間はかかるが、傾斜のゆるい山道をのんびり歩くことができる。 ・京大阪道は、約４時間と時間は短く、のどかな集落景観も楽しめるが、川根の集落からは急勾配がつづき、車も通行する。 ・黒河道は、町石道、京大阪道に続き、昨年「世界遺産」に登録された。 Ｉさんによると、３つの山を越えるから、約８時間と距離も長く、かなり厳しいようです。 ・歩いて高野山をめざすなら、まずは町石道、次に京大阪道、最後に黒河道がおすすめでしょうか？
学文路駅・・この時期、受験生のお守りとして入場券が人気
学文路駅・・この時期、受験生のお守りとして入場券が人気
京大阪道に入り、集落越しに紀ノ川と岩湧山方面が見える。
京大阪道に入り、集落越しに紀ノ川と岩湧山方面が見える。
六つある地蔵のひとつ
六つある地蔵のひとつ
道の上にも祠・・これでも猿田彦神社だそうな。
道の上にも祠・・これでも猿田彦神社だそうな。
趣のある集落の中を抜けます。ここは世界遺産！
趣のある集落の中を抜けます。ここは世界遺産！
祠や碑があちこちにある。
祠や碑があちこちにある。
紀ノ川と田園。右に見えるのは金剛山・・雪で白い。
紀ノ川と田園。右に見えるのは金剛山・・雪で白い。
紀ノ川の下流方面・・・いい天気！
紀ノ川の下流方面・・・いい天気！
道路を横切り、細い京大阪道を進みます。
道路を横切り、細い京大阪道を進みます。
立派な屋敷が続きます。
立派な屋敷が続きます。
のどかな集落の風景です。
のどかな集落の風景です。
道標・・・九十町石のようだ。
道標・・・九十町石のようだ。
石垣にも歴史を感じます。
石垣にも歴史を感じます。
第三の地蔵か・・
第三の地蔵か・・
道に向かって開けた庭がいいね。
道に向かって開けた庭がいいね。
碑（法花一字一石塔）・・横に大型ごみ
碑（法花一字一石塔）・・横に大型ごみ
弘法大師が杖をつくと湧き出たという「大師の硯水」・・この手の話は全国にあるが
弘法大師が杖をつくと湧き出たという「大師の硯水」・・この手の話は全国にあるが
道路を横切りまっすぐ進みます。
道路を横切りまっすぐ進みます。
ロウバイ・・いい香りがしました。
ロウバイ・・いい香りがしました。
急な坂を一気に下ります。
急な坂を一気に下ります。
河根の集落に下りてきました。
河根の集落に下りてきました。
丹生神社と日輪寺
丹生神社と日輪寺
下ってきた山を振り返ります。
下ってきた山を振り返ります。
元本陣・中屋旅館のあと
元本陣・中屋旅館のあと
「高野山女人堂へ二里」とある。
「高野山女人堂へ二里」とある。
丹生川・・このあたり渓谷です。
丹生川・・このあたり渓谷です。
急な坂が続きます。車も通るから要注意！
急な坂が続きます。車も通るから要注意！
でかいイチョウの木です。
でかいイチョウの木です。
どこまで続くんだ急坂！
どこまで続くんだ急坂！
フーフー言いながら作水の集落に到着！ちょっと休憩・・
フーフー言いながら作水の集落に到着！ちょっと休憩・・
まだまだ急坂が続きます。
まだまだ急坂が続きます。
人家がなくなっても急坂は続きます。道まちがってない？
人家がなくなっても急坂は続きます。道まちがってない？
標識が出てきてほっ・・間違ってない！
標識が出てきてほっ・・間違ってない！
神谷（かみや）の集落に入りました。
神谷（かみや）の集落に入りました。
道標の集合です。
道標の集合です。
立派な町家・・高野山詣客の旅館や民宿だったようです。
立派な町家・・高野山詣客の旅館や民宿だったようです。
「御成婚記念道程標」・・大正13年とあるから昭和天皇でした。
「御成婚記念道程標」・・大正13年とあるから昭和天皇でした。
ひなたぼっこのシニアと会話・・街へ出ていて最近帰ってきた。
ひなたぼっこのシニアと会話・・街へ出ていて最近帰ってきた。
旧白藤小学校・・トイレがあります。
旧白藤小学校・・トイレがあります。
ここで早めの昼食・・おにぎり三つ
ここで早めの昼食・・おにぎり三つ
下ると紀伊神谷（きいかみや）駅・・秘境駅としてTVで紹介されたとか
下ると紀伊神谷（きいかみや）駅・・秘境駅としてTVで紹介されたとか
渓流
渓流
極楽橋に到着！
極楽橋に到着！
南海高野線の終着駅・極楽橋駅です。
南海高野線の終着駅・極楽橋駅です。
広い不動坂を進み、細い旧不動坂へ・・初めての山道らしい山道です。
広い不動坂を進み、細い旧不動坂へ・・初めての山道らしい山道です。
雪が出てきました。
雪が出てきました。
清不動（外不動堂）・・立派な建物です。
清不動（外不動堂）・・立派な建物です。
雪の中をトレランシューズは歩きにくい。
雪の中をトレランシューズは歩きにくい。
やっと平坦になってきた。
やっと平坦になってきた。
女人堂に到着！今日はここまで・・
女人堂に到着！今日はここまで・・
不動坂を下り、極楽橋駅へ。今日のトレールを終えます。
不動坂を下り、極楽橋駅へ。今日のトレールを終えます。
学文路駅・・この時期、受験生のお守りとして入場券が人気
京大阪道に入り、集落越しに紀ノ川と岩湧山方面が見える。
六つある地蔵のひとつ
道の上にも祠・・これでも猿田彦神社だそうな。
趣のある集落の中を抜けます。ここは世界遺産！
祠や碑があちこちにある。
紀ノ川と田園。右に見えるのは金剛山・・雪で白い。
紀ノ川の下流方面・・・いい天気！
道路を横切り、細い京大阪道を進みます。
立派な屋敷が続きます。
のどかな集落の風景です。
道標・・・九十町石のようだ。
石垣にも歴史を感じます。
第三の地蔵か・・
道に向かって開けた庭がいいね。
碑（法花一字一石塔）・・横に大型ごみ
弘法大師が杖をつくと湧き出たという「大師の硯水」・・この手の話は全国にあるが
道路を横切りまっすぐ進みます。
ロウバイ・・いい香りがしました。
急な坂を一気に下ります。
河根の集落に下りてきました。
丹生神社と日輪寺
下ってきた山を振り返ります。
元本陣・中屋旅館のあと
「高野山女人堂へ二里」とある。
丹生川・・このあたり渓谷です。
急な坂が続きます。車も通るから要注意！
でかいイチョウの木です。
どこまで続くんだ急坂！
フーフー言いながら作水の集落に到着！ちょっと休憩・・
まだまだ急坂が続きます。
人家がなくなっても急坂は続きます。道まちがってない？
標識が出てきてほっ・・間違ってない！
神谷（かみや）の集落に入りました。
道標の集合です。
立派な町家・・高野山詣客の旅館や民宿だったようです。
「御成婚記念道程標」・・大正13年とあるから昭和天皇でした。
ひなたぼっこのシニアと会話・・街へ出ていて最近帰ってきた。
旧白藤小学校・・トイレがあります。
ここで早めの昼食・・おにぎり三つ
下ると紀伊神谷（きいかみや）駅・・秘境駅としてTVで紹介されたとか
渓流
極楽橋に到着！
南海高野線の終着駅・極楽橋駅です。
広い不動坂を進み、細い旧不動坂へ・・初めての山道らしい山道です。
雪が出てきました。
清不動（外不動堂）・・立派な建物です。
雪の中をトレランシューズは歩きにくい。
やっと平坦になってきた。
女人堂に到着！今日はここまで・・
不動坂を下り、極楽橋駅へ。今日のトレールを終えます。