大山 8合尾根リベンジ 6合沢下降

2020.03.13(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 4
休憩時間
2 時間 50
距離
8.1 km
のぼり / くだり
1011 / 1011 m

活動詳細

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雪少なくギリギリでしたが8合尾根完登しました。 来シーズンは雪庇のある8合尾根を歩きたいです。 Ohyoiさんありがとうございました😊 山行記 長文です🙏 前回グサグサのラッセルで撤退した8合尾根、雪は少ないが密度は上がってクラスト状態、元谷でアイゼンをつけ取り付きへ👍前回より全然早い。天気もまずまずで途中サングラスに替える🕶上着はインナーとジップシャツの二枚だ。気温が上がってきて雪が緩みだし、春の落石もちらほら。取り付く前にアックスに替える。取り付き上部から小さな落石がコロコロと転がるのに注意しながら急傾斜を進む 標高を上げて行くとアックスもアイゼンもよく効きしっかり登っていけるが藪がじゃまをして快適とは言い難い💦 Ohyoiさんは下にリングのついたピッケルを横にしてピックとリングを雪に差し込みながら上手に登っていく。ダガーポジションでいいくらいの斜面は アックスより効率良さそうだ。 雪の少ないところは沢よりにトラバースしなければならないが順調に高度を稼ぎ前回撤退した地点に到着✨雪の状態で全く別物だねなどと話しながら先へ進む。6合目の小屋はどんどん下に見えるようになって核心部が近い。 Ohyoiさんに勧められトップに立った。少し上がると核心部のナイフリッジがあるのだが、そこを見て愕然とした😵小さな岩が積み重なったリッジには全く雪がついておらず両側はスッパリ切れ落ちている。特に別山沢側はかなりの切れ落ち具合だ。 Ohyoiさんは身軽なのでそのままリッジに取り付いて無事クリア✨ それを後方からじっと見ていたがすぐには一歩を踏み出せなかった。行けそうな感じはしてアックスをハンマーホルダーに差し込む。もうひとつのアックスもハーネスのカラビナにかけようとしたがそこでもう一度考えた。自分にはリスクが大きいのでは? 8合沢側を見る。かなりの斜度だが少し下がって尾根状のところはクライムダウンできそうに感じた。 ある程度ダウンしトラバースした方が自分にはいいと判断。ここでダブルアックスが威力を発揮❗️ Ohyoiさんに上からアドバイスをもらいながら慎重にクライムダウンに入る。一歩一歩確実に焦らないように自分に言い聞かせた。アックスもアイゼンも確実に効かせながらしっかり進むことだけ考える。Ohyoiさんのガンバの声に励まされトラバース Ohyoiさんと無事合流、尾根に復帰し少し上のスペースのある展望台のようなところへ。別山はもう下に見える。ここまで来ればあとは気をつけて歩くだけだ👍夏道を歩く登山者の姿もすぐそこに見え安堵感に包まれる。巻かなければならない箇所も多かったが、とりあえず歩き通して尾根の全貌も把握できたのでよしとしよう。 ほっとしたのか弥山までが地味にきつい💦 徐々にガスってきて三角点では真っ白だった。小屋で簡単に食事を済ませ下山開始。6合目まで夏道を降り、そこから6合沢を下降することに😉 振り返ると頂上稜線のガスは切れ見事な北壁が姿を見せている。明るい陽の光を背にしながら雪の6合沢をサクサクと下っていった。徐々に雪は減り、崩壊地点の少し先でアイゼンを外して広々とした明るいブナの林床を阿弥陀堂のほうへ冬から春を感じながら🍁落ち葉を踏んでゴールした。

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